90 / 163
前方ゴンドラ
しおりを挟む
「聞きましたよ! 二宮中佐!」
忠弥と昴の間に飛び込んできたのは共和国航空隊のテスト少佐だった。
先の会戦で航空隊の能力が注目され各国は航空隊の拡大を決定。
パイロットや航空機関係者をかき集めて航空隊を作り、拡大していた。
当然テストも含まれており特に飛行学校で忠弥の直接指導を受けたため特に注目されており、昇進して共和国初の飛行隊、第一飛行隊<コウノトリ>の隊長に就任していた。
「ベルケの奴が攻撃してきたそうですね」
「ああ、機関銃を装備して撃ってきた。プロペラに装甲板を付けてプロペラに当たりそうな為をはじいているようだ」
鉛は鉄より柔らかいとはいえ無茶な方法をやる。
「何ご安心ください。私が撃墜して見せます」
「……何か考えているのかい?」
嫌な予感がしたが、好奇心の方が勝って忠弥は尋ねた。
「つまりプロペラを避けて機関銃を付ければ良いのです!」
そう言ってテストは自分の新しい機体を見せた。
「どうです! 私の自信作です!」
そこにあったのは、ゴンドラの後ろにプロペラ、エンジン、操縦席が直列に並ぶ異形の飛行機だった。
「……い、一体何なのです」
インパクトのある配置は勿論、得体の知れない恐怖を感じた昴は恐る恐る尋ねた。
「機関銃を撃つときプロペラが邪魔なら、プロペラとは別なところに付ければ良い。だが翼の上だと重量バランスが悪く、パイロットは狙いが付けにくい。操縦席の後ろだと社会が狭まる。そこで私の提案! プロペラの前にゴンドラを付けました!」
固定脚から支持架を伸ばしプロペラの前にゴンドラを付け、そこに銃手を配置するという方法だった。
フランス初期の珍戦闘機スパッドA.2のような機体だった。
「これで前方へ攻撃が出来、優位に立つことが出来ます!」
テストは自信を持って言った。
「さあ、出撃です」
そして喜び勇んで出撃していった。だが、見つけることは出来なかった。
銃手が何かを叫んでいたが、間にあるプロペラのために意思疎通は出来なかった。
「うーん、機体がなんか重たいな」
プロペラの前にゴンドラがあるため、プロペラ効率が低下しており、出力の割に推進力は無かった。
運が悪かったと思ってテストは飛行場に引き返してきて着陸しようとした。
そして欠陥が分かる。
尾輪式――主脚の後ろに小さな車輪が付く飛行機を呼び、初期の飛行機や小型機などに多い。
飛行機の重心を捉えるのに適しているのだが、現代では殆ど使われない。
ブレーキが付いている主脚が重心前方にあるためブレーキを掛けると僅かな力の加減で左右にぶれてしまうからだ。
そして、尾輪式にはもう一つ問題がある。
「うん?」
ブレーキを強く掛けた瞬間、機体が前につんのめった。
尾輪式は自転車の前輪だけブレーキを掛けたような状況になりやすく、主脚のブレーキが強すぎるとブレーキがききすぎて前が地面にめり込んでしまう。
テストの機体の場合、前に銃手用のゴンドラを着けていた事もあり重心が前寄りだった。
そのため前につんのめりゴンドラが銃手ごと潰されそうになった。
「おっと!」
慌ててブレーキを開放し、昇降舵を操作して機体を引き起こし惨事は免れた。
「いやー、危ない危ない」
テストは安堵の言葉を呟くが、死にかけた銃手は生きた心地がせず、次の搭乗を拒否した。ゴンドラの前方取り付け型は尾輪式と相性最悪だった。
そしてテストの腕にも疑問を抱いていた。銃手が敵機を見つけてもテストは気がつかず危うき撃墜されるところだった。
連絡手段が無い事が銃手とパイロットの間のコミュニケーションを奪い、仲を悪くしことも搭乗の原因だった。。
「どうしよう」
銃手達のストライキにテストは呆然とした。
そこへ忠弥が話しかけた。
「銃だけを装着するのはダメなのか?」
「え?」
「ゴンドラに人を乗せず機関銃だけ取り付ければ良いだろう」
「そうか、その手があったか!」
喜び勇んでテストはゴンドラの改造を始めた。
そして改造を終えるとすぐに離陸して立ち向かっていった。
「さあ来やがれベルケ! 相手をしてやるぞ!」
テストが叫びながら左旋回すると横から銃撃が飛んできた。
「おう、来たか」
真後ろに付けてきたベルケに向かってテストは更に旋回を強める。
「糞っ! 追いつけ!」
距離を縮めようとするが、速力が上がらない。
ゴンドラをなくしたとはいえ、機銃をプロペラの前に持ってきたため、やはりプロペラ効率が悪かった。
ベルケがすぐに広報に回り込みテストに銃撃を加える。
「あぶねえっ」
間一髪のところで、テストは避ける。
直後、テストのすぐ横をベルケが通り過ぎた。
「貰った!」
すぐさま機首を巡らし、ベルケの飛行機に狙いを定める。
「お終いだ!」
テストは引き金を引いた。
機銃の銃口から発砲炎が上がり、弾が飛び出しベルケへ向かう。
しかし、旋回中のため、狙いが定まらず弾は空を切った。
だが、空中に飛び出したのは弾だけではなかった。
弾は、飛び出していく弾丸の後ろに発射の為に必要な火薬とそれを詰め込む薬莢によって構成される。弾を撃ち出した後、銃には薬莢が残るので次の弾を撃つためには薬莢を排出する必要がある。
機関銃でも同じで、薬莢が放出される、それも大量に。
プロペラの前に付いた機銃から放出された薬莢がプロペラに降り注ぎはじかれる。そのうちの数発がエンジンルームに入り、エンジンを傷つけ発火させた。
「おうっ」
テストは慌てて離脱して消火しようとする。
そこへ再び旋回してきたベルケが背後に回り、黒煙を上げているエンジンに止めを刺した。
エンジンが完全に殺されたテストは、何とか姿勢を回復させ、地面に不時着した。
忠弥と昴の間に飛び込んできたのは共和国航空隊のテスト少佐だった。
先の会戦で航空隊の能力が注目され各国は航空隊の拡大を決定。
パイロットや航空機関係者をかき集めて航空隊を作り、拡大していた。
当然テストも含まれており特に飛行学校で忠弥の直接指導を受けたため特に注目されており、昇進して共和国初の飛行隊、第一飛行隊<コウノトリ>の隊長に就任していた。
「ベルケの奴が攻撃してきたそうですね」
「ああ、機関銃を装備して撃ってきた。プロペラに装甲板を付けてプロペラに当たりそうな為をはじいているようだ」
鉛は鉄より柔らかいとはいえ無茶な方法をやる。
「何ご安心ください。私が撃墜して見せます」
「……何か考えているのかい?」
嫌な予感がしたが、好奇心の方が勝って忠弥は尋ねた。
「つまりプロペラを避けて機関銃を付ければ良いのです!」
そう言ってテストは自分の新しい機体を見せた。
「どうです! 私の自信作です!」
そこにあったのは、ゴンドラの後ろにプロペラ、エンジン、操縦席が直列に並ぶ異形の飛行機だった。
「……い、一体何なのです」
インパクトのある配置は勿論、得体の知れない恐怖を感じた昴は恐る恐る尋ねた。
「機関銃を撃つときプロペラが邪魔なら、プロペラとは別なところに付ければ良い。だが翼の上だと重量バランスが悪く、パイロットは狙いが付けにくい。操縦席の後ろだと社会が狭まる。そこで私の提案! プロペラの前にゴンドラを付けました!」
固定脚から支持架を伸ばしプロペラの前にゴンドラを付け、そこに銃手を配置するという方法だった。
フランス初期の珍戦闘機スパッドA.2のような機体だった。
「これで前方へ攻撃が出来、優位に立つことが出来ます!」
テストは自信を持って言った。
「さあ、出撃です」
そして喜び勇んで出撃していった。だが、見つけることは出来なかった。
銃手が何かを叫んでいたが、間にあるプロペラのために意思疎通は出来なかった。
「うーん、機体がなんか重たいな」
プロペラの前にゴンドラがあるため、プロペラ効率が低下しており、出力の割に推進力は無かった。
運が悪かったと思ってテストは飛行場に引き返してきて着陸しようとした。
そして欠陥が分かる。
尾輪式――主脚の後ろに小さな車輪が付く飛行機を呼び、初期の飛行機や小型機などに多い。
飛行機の重心を捉えるのに適しているのだが、現代では殆ど使われない。
ブレーキが付いている主脚が重心前方にあるためブレーキを掛けると僅かな力の加減で左右にぶれてしまうからだ。
そして、尾輪式にはもう一つ問題がある。
「うん?」
ブレーキを強く掛けた瞬間、機体が前につんのめった。
尾輪式は自転車の前輪だけブレーキを掛けたような状況になりやすく、主脚のブレーキが強すぎるとブレーキがききすぎて前が地面にめり込んでしまう。
テストの機体の場合、前に銃手用のゴンドラを着けていた事もあり重心が前寄りだった。
そのため前につんのめりゴンドラが銃手ごと潰されそうになった。
「おっと!」
慌ててブレーキを開放し、昇降舵を操作して機体を引き起こし惨事は免れた。
「いやー、危ない危ない」
テストは安堵の言葉を呟くが、死にかけた銃手は生きた心地がせず、次の搭乗を拒否した。ゴンドラの前方取り付け型は尾輪式と相性最悪だった。
そしてテストの腕にも疑問を抱いていた。銃手が敵機を見つけてもテストは気がつかず危うき撃墜されるところだった。
連絡手段が無い事が銃手とパイロットの間のコミュニケーションを奪い、仲を悪くしことも搭乗の原因だった。。
「どうしよう」
銃手達のストライキにテストは呆然とした。
そこへ忠弥が話しかけた。
「銃だけを装着するのはダメなのか?」
「え?」
「ゴンドラに人を乗せず機関銃だけ取り付ければ良いだろう」
「そうか、その手があったか!」
喜び勇んでテストはゴンドラの改造を始めた。
そして改造を終えるとすぐに離陸して立ち向かっていった。
「さあ来やがれベルケ! 相手をしてやるぞ!」
テストが叫びながら左旋回すると横から銃撃が飛んできた。
「おう、来たか」
真後ろに付けてきたベルケに向かってテストは更に旋回を強める。
「糞っ! 追いつけ!」
距離を縮めようとするが、速力が上がらない。
ゴンドラをなくしたとはいえ、機銃をプロペラの前に持ってきたため、やはりプロペラ効率が悪かった。
ベルケがすぐに広報に回り込みテストに銃撃を加える。
「あぶねえっ」
間一髪のところで、テストは避ける。
直後、テストのすぐ横をベルケが通り過ぎた。
「貰った!」
すぐさま機首を巡らし、ベルケの飛行機に狙いを定める。
「お終いだ!」
テストは引き金を引いた。
機銃の銃口から発砲炎が上がり、弾が飛び出しベルケへ向かう。
しかし、旋回中のため、狙いが定まらず弾は空を切った。
だが、空中に飛び出したのは弾だけではなかった。
弾は、飛び出していく弾丸の後ろに発射の為に必要な火薬とそれを詰め込む薬莢によって構成される。弾を撃ち出した後、銃には薬莢が残るので次の弾を撃つためには薬莢を排出する必要がある。
機関銃でも同じで、薬莢が放出される、それも大量に。
プロペラの前に付いた機銃から放出された薬莢がプロペラに降り注ぎはじかれる。そのうちの数発がエンジンルームに入り、エンジンを傷つけ発火させた。
「おうっ」
テストは慌てて離脱して消火しようとする。
そこへ再び旋回してきたベルケが背後に回り、黒煙を上げているエンジンに止めを刺した。
エンジンが完全に殺されたテストは、何とか姿勢を回復させ、地面に不時着した。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説

『聖女』の覚醒
いぬい たすく
ファンタジー
その国は聖女の結界に守られ、魔物の脅威とも戦火とも無縁だった。
安寧と繁栄の中で人々はそれを当然のことと思うようになる。
王太子ベルナルドは婚約者である聖女クロエを疎んじ、衆人環視の中で婚約破棄を宣言しようともくろんでいた。
※序盤は主人公がほぼ不在。複数の人物の視点で物語が進行します。
【完結】聖獣もふもふ建国記 ~国外追放されましたが、我が領地は国を興して繁栄しておりますので御礼申し上げますね~
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
婚約破棄、爵位剥奪、国外追放? 最高の褒美ですね。幸せになります!
――いま、何ておっしゃったの? よく聞こえませんでしたわ。
「ずいぶんと巫山戯たお言葉ですこと! ご自分の立場を弁えて発言なさった方がよろしくてよ」
すみません、本音と建て前を間違えましたわ。国王夫妻と我が家族が不在の夜会で、婚約者の第一王子は高らかに私を糾弾しました。両手に花ならぬ虫を這わせてご機嫌のようですが、下の緩い殿方は嫌われますわよ。
婚約破棄、爵位剥奪、国外追放。すべて揃いました。実家の公爵家の領地に戻った私を出迎えたのは、溺愛する家族が興す新しい国でした。領地改め国土を繁栄させながら、スローライフを楽しみますね。
最高のご褒美でしたわ、ありがとうございます。私、もふもふした聖獣達と幸せになります! ……余計な心配ですけれど、そちらの国は傾いていますね。しっかりなさいませ。
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
※2022/05/10 「HJ小説大賞2021後期『ノベルアップ+部門』」一次選考通過
※2022/02/14 エブリスタ、ファンタジー 1位
※2022/02/13 小説家になろう ハイファンタジー日間59位
※2022/02/12 完結
※2021/10/18 エブリスタ、ファンタジー 1位
※2021/10/19 アルファポリス、HOT 4位
※2021/10/21 小説家になろう ハイファンタジー日間 17位

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~
水無月 静琉
ファンタジー
神様のミスによって命を落とし、転生した茅野巧。様々なスキルを授かり異世界に送られると、そこは魔物が蠢く危険な森の中だった。タクミはその森で双子と思しき幼い男女の子供を発見し、アレン、エレナと名づけて保護する。格闘術で魔物を楽々倒す二人に驚きながらも、街に辿り着いたタクミは生計を立てるために冒険者ギルドに登録。アレンとエレナの成長を見守りながらの、のんびり冒険者生活がスタート!
***この度アルファポリス様から書籍化しました! 詳しくは近況ボードにて!

裏切られた公爵令嬢は、冒険者として自由に生きる
小倉みち
ファンタジー
公爵令嬢のヴァイオレットは、自身の断罪の場で、この世界が乙女ゲームの世界であることを思い出す。
自分の前世と、自分が悪役令嬢に転生してしまったという事実に気づいてしまったものの、もう遅い。
ヴァイオレットはヒロインである庶民のデイジーと婚約者である第一王子に嵌められ、断罪されてしまった直後だったのだ。
彼女は弁明をする間もなく、学園を退学になり、家族からも見放されてしまう。
信じていた人々の裏切りにより、ヴァイオレットは絶望の淵に立ったーーわけではなかった。
「貴族じゃなくなったのなら、冒険者になればいいじゃない」
持ち前の能力を武器に、ヴァイオレットは冒険者として世界中を旅することにした。

~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。
破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。
小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。
本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。
お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。
その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。
次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。
本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。

竹林にて清談に耽る~竹姫さまの異世界生存戦略~
月芝
ファンタジー
庭師であった祖父の薫陶を受けて、立派な竹林好きに育ったヒロイン。
大学院へと進学し、待望の竹の研究に携われることになり、ひゃっほう!
忙しくも充実した毎日を過ごしていたが、そんな日々は唐突に終わってしまう。
で、気がついたら見知らぬ竹林の中にいた。
酔っ払って寝てしまったのかとおもいきや、さにあらず。
異世界にて、タケノコになっちゃった!
「くっ、どうせならカグヤ姫とかになって、ウハウハ逆ハーレムルートがよかった」
いかに竹林好きとて、さすがにこれはちょっと……がっくし。
でも、いつまでもうつむいていたってしょうがない。
というわけで、持ち前のポジティブさでサクっと頭を切り替えたヒロインは、カーボンファイバーのメンタルと豊富な竹知識を武器に、厳しい自然界を成り上がる。
竹の、竹による、竹のための異世界生存戦略。
めざせ! 快適生活と世界征服?
竹林王に、私はなる!
もう私、好きなようにさせていただきますね? 〜とりあえず、元婚約者はコテンパン〜
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「婚約破棄ですね、はいどうぞ」
婚約者から、婚約破棄を言い渡されたので、そういう対応を致しました。
もう面倒だし、食い下がる事も辞めたのですが、まぁ家族が許してくれたから全ては大団円ですね。
……え? いまさら何ですか? 殿下。
そんな虫のいいお話に、まさか私が「はい分かりました」と頷くとは思っていませんよね?
もう私の、使い潰されるだけの生活からは解放されたのです。
だって私はもう貴方の婚約者ではありませんから。
これはそうやって、自らが得た自由の為に戦う令嬢の物語。
※本作はそれぞれ違うタイプのざまぁをお届けする、『野菜の夏休みざまぁ』作品、4作の内の1作です。
他作品は検索画面で『野菜の夏休みざまぁ』と打つとヒット致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる