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1章3節 欲まみれの浸食
2-5 (54話)
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小さな箱の中に時計。そこには無数の導線が繋がれている。
これは時限装置だった。
業者の証言によると、壊れた非常ベルを取ったらこれが出てきたという。
この中に入っているということは前もって設置されていたことになる。
しかし、ここに設置するのには無理があった。
頑丈に設置されているため自力で外すにはよほどの才能がなければいけない。
ドライバーで外そうにも無数の線が張り巡らされているため入れるのには至難の業だという。
しかも、それだけではない。
壊れた非常ベルの線とつながっていたことが発覚する。
よほどの電気関係で働いていた人間じゃなければできない。
繋がっていたのだとするとどのようにやったのかというのが問題である。
誰にもバレずに非常ベルを取り外して線を繋いで元に戻すという作業には時間がかかるはず。
それをやり遂げているということだから念入りに計画をしていたに違いない。
「あの、その線ってどこに繋いであったか聞いていませんか?わからなければ結構なのですが」
「たぶんだけど作動装置の部分じゃないかな」
そのことを聞きだすと緑と赤の線が繋がっていたという証言を得た。
と、いうことは時限装置のタイマーの線と爆発する線を繋いだという計算になる。
それを簡単に成し遂げるということはそれも計算に入っていることになる。
「これ、どう思う?」
「電気関係に詳しい人間にしか出来ないことですね。念入りにここまでやっているということはこの銀行関係者の中にいる可能性があります。なおかつ、工業高校卒の人間かそういう関係の仕事を昔していた人間にしかできないでしょうね。ここにいる銀行の職員は大卒の人が多いですし、電気系統をやるのには難しいはずです。だとしたら、警備員の中にいるという結論になります」
警備員4人の中に犯人がいるというシン。
大金があることを知っていてなおかつ魔道を巧みに使って円滑に盗みを成功した人間がいる。
何の目的があってお金を盗んだ経緯があるのか。
それを聞きだすしかない。
シンは岩城に警備員4人の聴取のことを聞いてみた。
借金があったり、闇金から金を借りているかどうかもくまなく聞いてみた。
岩城の聴取によると1人はギャンブルが原因で多額の借金を、1人は養育費を毎月払わなければいけなくて毎月の生活が苦しいこと、1人は家のローンの支払いが滞っているためということを聞いた。
「あともう1人はなんと言っていたんですか?」
「なんでも4歳の娘さんが難病にかかっているらしく、入院費を稼いでいるんだとか。あまり聞かない病名でしたね。心臓の病気というのはわかっているんですが」
「そうですか。その娘さんのいる病院ってわかります?」
シンはその病院に行って何かを確かめようとしている。
岩城はその病院の名前を告げた。
すると、シンは何か思いつめた顔をしていた。
西崎はシンに問いただしてみた。
すると、とんでもない事実がシンの口から出てきた。
医療ミス。その言葉がシンの口から出てきた。
一体その医療ミスが何と関係するのであろうか。
これは時限装置だった。
業者の証言によると、壊れた非常ベルを取ったらこれが出てきたという。
この中に入っているということは前もって設置されていたことになる。
しかし、ここに設置するのには無理があった。
頑丈に設置されているため自力で外すにはよほどの才能がなければいけない。
ドライバーで外そうにも無数の線が張り巡らされているため入れるのには至難の業だという。
しかも、それだけではない。
壊れた非常ベルの線とつながっていたことが発覚する。
よほどの電気関係で働いていた人間じゃなければできない。
繋がっていたのだとするとどのようにやったのかというのが問題である。
誰にもバレずに非常ベルを取り外して線を繋いで元に戻すという作業には時間がかかるはず。
それをやり遂げているということだから念入りに計画をしていたに違いない。
「あの、その線ってどこに繋いであったか聞いていませんか?わからなければ結構なのですが」
「たぶんだけど作動装置の部分じゃないかな」
そのことを聞きだすと緑と赤の線が繋がっていたという証言を得た。
と、いうことは時限装置のタイマーの線と爆発する線を繋いだという計算になる。
それを簡単に成し遂げるということはそれも計算に入っていることになる。
「これ、どう思う?」
「電気関係に詳しい人間にしか出来ないことですね。念入りにここまでやっているということはこの銀行関係者の中にいる可能性があります。なおかつ、工業高校卒の人間かそういう関係の仕事を昔していた人間にしかできないでしょうね。ここにいる銀行の職員は大卒の人が多いですし、電気系統をやるのには難しいはずです。だとしたら、警備員の中にいるという結論になります」
警備員4人の中に犯人がいるというシン。
大金があることを知っていてなおかつ魔道を巧みに使って円滑に盗みを成功した人間がいる。
何の目的があってお金を盗んだ経緯があるのか。
それを聞きだすしかない。
シンは岩城に警備員4人の聴取のことを聞いてみた。
借金があったり、闇金から金を借りているかどうかもくまなく聞いてみた。
岩城の聴取によると1人はギャンブルが原因で多額の借金を、1人は養育費を毎月払わなければいけなくて毎月の生活が苦しいこと、1人は家のローンの支払いが滞っているためということを聞いた。
「あともう1人はなんと言っていたんですか?」
「なんでも4歳の娘さんが難病にかかっているらしく、入院費を稼いでいるんだとか。あまり聞かない病名でしたね。心臓の病気というのはわかっているんですが」
「そうですか。その娘さんのいる病院ってわかります?」
シンはその病院に行って何かを確かめようとしている。
岩城はその病院の名前を告げた。
すると、シンは何か思いつめた顔をしていた。
西崎はシンに問いただしてみた。
すると、とんでもない事実がシンの口から出てきた。
医療ミス。その言葉がシンの口から出てきた。
一体その医療ミスが何と関係するのであろうか。
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