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第2話
嫌い
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次の日
―1年B組―
優奈「お、おはよぉ…」
愛美「わぁっ!?どうしたのそのクマ!」
優奈「眠れなかった…えへへ…」
隼人「大丈夫か?昨日委員会議あったんだろ?何かされたか?」
何か…され…
ボンッ
昨日のことを思い出し一気に顔が熱くなった
優奈「な、何もされてないよ!汗」
隼人「その反応何かされたろ。正直に吐き出せぇ!」
優奈「何もないってばぁ!」
愛美「優奈が言いたくないんだからそっとしときなさいよ
あんたは優奈の父親か。」
隼人「だって明らかに反応が変だ…」
「おはよう」
ふと横から挨拶された
見るとそこには悪魔…間違えた。麻倉日向が立っていた
昨日のあの態度とは真逆の王子様スマイルで
優奈「お、おはよぉ…」
愛美「おはよ!」
隼人「ガルルルッ(威嚇)」
麻倉くんは何事も無かったように女の子に囲まれながら席へと向かった
隼人「あいつまじムカつく。毎日女に囲まれて、終いには実は超猫かぶりなクソ野郎だってわかってよぉ」
愛美「まぁまぁ、隼人口悪いよ」
キーンコーンカーンコーン
優奈「あ、授業始まるよ」
そして今日1日は何事もなく終わる
と、思っていた。
日向「橘さん一緒に帰ろうよ」
愛美もバレー部、隼人もサッカー部
だから私は1人で静かに帰ろうとした矢先に悪魔が私に噛み付いてきた
そして彼の王子様スマイルと共に発せられた言葉のせいで
女の子たちの顔がとても怖くなっていた
日向「みんなごめんね?俺、今日橘一緒に帰ろうって約束してたから今度一緒に帰ろう?」
女子「えー?そうなの?じゃあ仕方ないねーまた明日ね!」
そう言って女の子たちは去っていった
けれど1人のギャルが私の耳元で囁いた
ギャル「調子のんなよブス」
私の顔が真っ青になってるのがわかる
女の子に嫌われた…
私の地獄ライフが始まったと
日向「さぁ!帰ろうか。橘さん」
優奈「ちょっ、ちょっと!何企んでんの!!一緒になんて帰らないよ!」
日向「ひどいなぁ…橘さんは、俺と帰ろうって言ってたじゃん?」
優奈「そんなこと一言もいっ…んぐっ!!」
日向「黙って俺の言うこと聞いてろ(小声)」
私の口を塞ぎ耳元で冷たく言った
耳の撫でるその声に不覚にもドキッとしてしまった
そして麻倉くんは私の腕をつかみ歩き出した
周りの視線がすごく怖かった
優奈「はなしてよ!はなして!いたいよ!」
麻倉くんはとても強い力で私の腕をつかみ学校の近くの公園まで来た
ずっと無言だった
優奈「ちょっと!ずっと無言でなによ!」
ドサッ
乱暴にベンチに座らされた
そして私の前に立ち上から見下ろすように見てニヤッと笑った
日向「明日からお前女子の目の敵にされるな。楽しみだなぁ」
彼はそう言った
そう言ったんだ
私の中の何かが切れた
バチンッ
優奈「あんた…ほんっっとに…最低…大っ嫌い…」
彼に平手打ちをし私はそのまま帰った
涙も出なかった
ただ腹が立った
あいつなんで私にひどいことばっかりするの
ありえない…
本当に
嫌い
―1年B組―
優奈「お、おはよぉ…」
愛美「わぁっ!?どうしたのそのクマ!」
優奈「眠れなかった…えへへ…」
隼人「大丈夫か?昨日委員会議あったんだろ?何かされたか?」
何か…され…
ボンッ
昨日のことを思い出し一気に顔が熱くなった
優奈「な、何もされてないよ!汗」
隼人「その反応何かされたろ。正直に吐き出せぇ!」
優奈「何もないってばぁ!」
愛美「優奈が言いたくないんだからそっとしときなさいよ
あんたは優奈の父親か。」
隼人「だって明らかに反応が変だ…」
「おはよう」
ふと横から挨拶された
見るとそこには悪魔…間違えた。麻倉日向が立っていた
昨日のあの態度とは真逆の王子様スマイルで
優奈「お、おはよぉ…」
愛美「おはよ!」
隼人「ガルルルッ(威嚇)」
麻倉くんは何事も無かったように女の子に囲まれながら席へと向かった
隼人「あいつまじムカつく。毎日女に囲まれて、終いには実は超猫かぶりなクソ野郎だってわかってよぉ」
愛美「まぁまぁ、隼人口悪いよ」
キーンコーンカーンコーン
優奈「あ、授業始まるよ」
そして今日1日は何事もなく終わる
と、思っていた。
日向「橘さん一緒に帰ろうよ」
愛美もバレー部、隼人もサッカー部
だから私は1人で静かに帰ろうとした矢先に悪魔が私に噛み付いてきた
そして彼の王子様スマイルと共に発せられた言葉のせいで
女の子たちの顔がとても怖くなっていた
日向「みんなごめんね?俺、今日橘一緒に帰ろうって約束してたから今度一緒に帰ろう?」
女子「えー?そうなの?じゃあ仕方ないねーまた明日ね!」
そう言って女の子たちは去っていった
けれど1人のギャルが私の耳元で囁いた
ギャル「調子のんなよブス」
私の顔が真っ青になってるのがわかる
女の子に嫌われた…
私の地獄ライフが始まったと
日向「さぁ!帰ろうか。橘さん」
優奈「ちょっ、ちょっと!何企んでんの!!一緒になんて帰らないよ!」
日向「ひどいなぁ…橘さんは、俺と帰ろうって言ってたじゃん?」
優奈「そんなこと一言もいっ…んぐっ!!」
日向「黙って俺の言うこと聞いてろ(小声)」
私の口を塞ぎ耳元で冷たく言った
耳の撫でるその声に不覚にもドキッとしてしまった
そして麻倉くんは私の腕をつかみ歩き出した
周りの視線がすごく怖かった
優奈「はなしてよ!はなして!いたいよ!」
麻倉くんはとても強い力で私の腕をつかみ学校の近くの公園まで来た
ずっと無言だった
優奈「ちょっと!ずっと無言でなによ!」
ドサッ
乱暴にベンチに座らされた
そして私の前に立ち上から見下ろすように見てニヤッと笑った
日向「明日からお前女子の目の敵にされるな。楽しみだなぁ」
彼はそう言った
そう言ったんだ
私の中の何かが切れた
バチンッ
優奈「あんた…ほんっっとに…最低…大っ嫌い…」
彼に平手打ちをし私はそのまま帰った
涙も出なかった
ただ腹が立った
あいつなんで私にひどいことばっかりするの
ありえない…
本当に
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