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ステータス
しおりを挟む「ねぇねぇ、お母さん、姉様と兄様達は?」
「朝ごはんを食べる暇も無く、慌ただしく学園に行きましたよ。もうすぐ長期休みだし嫁いだクリミナの所にも遊びに行きましょうね。」
「うん!たのしみ!」
「待たせたな。じゃあこの水晶に手を当ててくれ。」
水晶とはまたファンタジーだな。
ワクワクドキドキ
ーポゥー
ーーーーーーーーーーー
年齢:三
状態:正常
スキル:不思議なポッケ
技術(極)
おまじない
テイム
錬金術
知識(地球)
ーーーーーーーーーーー
めっちゃファンタジーだぁ!
これって多いのか少ないのか基準が分かんないんだよなぁ。
「…多いな。」
「凄いわね…。」
「これっておおいの?」
「普通の人は一つ、多くても二つなのよ。」
えぇー。それだったら多いな、これは。
「でも危険なスキルは見当たらないから大丈夫だな。」
「えぇ。やっぱりうちの子は天才だったのね!」
「なぁ、ルーカス。この先、何をしていきたいか教えてくれるか?この家はデュランが継ぐからな。ルーカスがしたいことを、俺達は助けてやりたいんだ。」
やりたいこと…?僕は…
「自分で作った物を売る、お店屋さんがやりたい!美味しいものとかキレイなもの、可愛いものを売りたい!面白いものも売りたい!」
「そうか、わかった。じゃあ、商品開発とか頑張ろうな。協力は惜しまないぞ、なぁ。」
「えぇ、女性としての意見も伝えていくわよ!」
「ありがとう!お父さん、お母さん。」
「でも明日からしばらくは、私たちとゆっくりしましょうね。家族団らんよ!いいわね?」
「うん、喜んで!」
「じゃあ早速、向こうでどんな生活をしていたか聞かせてちょうだい。」
「うん。向こうではね、僕は12歳だったんだ。」
「そうだったのか!じゃあこっちに来て戸惑ったんじゃないか?」
「そうなんだよー。手がちみっちゃくなってるからとってもびっくりしたんだー。」
「それでね、児童養護施設って言ってこっちでいうと孤児院?にいたんだけど、良くしてくれる人がたくさんいたんだ。料理を教わったり、絵を描いたり、歌を歌ったりたくさんしたんだ~。」
「楽しそうで良かった。でも俺達ともっともっと色々な思い出を作るぞ!」
「うん!楽しみっ」
「午後からは何したい?」
「マリアとプレゼント作るから、お母さんとお父さんは楽しみにしててー」
実は似顔絵をプレゼントしようと思ってるんだー。
マリアに聞いたら、色鉛筆はなくて、普通の鉛筆と絵の具しかないみたいなんだ。絵の具で描くのは難しそうだから、鉛筆で描くことにした。
───────────────
ルーカスの技術(極)は作者が欲しいものです(笑)
読者さんはどんなスキルが欲しいですか?
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