えっ、僕って異世界出身だったの?今以上に幸せになります!

みっく

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家族

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「ここだよ。クリス、ルーカスだったぞ!ルーカスが帰ってきたんだ!」

「まぁっ!本当に?!あぁ、デュークにそっくりね、お母さんよ。顔をよく見せて頂戴…」

「おかあしゃん?泣かないでくだしゃい」

「会いたかったわ、ルーカス!」

微かに覚えていただけだった母の温もりを、抱きしめられて感じた。

「グスッ、ほんとーに僕のおかあしゃんなんでしゅね、夢じゃないでしゅよね…?」

「夢じゃないわ!夢にさせるものですか。これからはずーっと一緒にいましょうね」

「あい!」





ーーーーーーーーーーー


ようやく泣きやんだ僕とお母さんは、皆で自己紹介をする事にした。

「改めて、俺はアルディール辺境伯家当主の、デューク・アルディールだ。ちなみに37歳な。」

「よろしくでしゅ、おとうしゃん」

「当主夫人で、あなたのお母さんのクリスティーヌよ。年齢は内緒よ」

「おかあしゃん!」

「この家の次期当主のデュランだよ。16歳なんだ。ラン兄って呼んでね。ちなみに、嫁いで隣国に行ってる僕の双子の姉のクリミナもいるからね。」

「ラン兄しゃま!」

「お姉ちゃんのレティーナよ。レディの年齢はトップシークレットよ。おかえりなさい、ルーカス。」

「あいっ!ただいまでしゅ!」

「兄貴のアークだ!13歳だぜ、よろしくな」

「よろしくでしゅ、クー兄しゃま」

「じゃあルーカスも自己紹介してもらえるか?」

「あい。ルーカスでしゅ。地球では、ルカっちぇ言っちぇまちた。みんなに会えてちぇ、嬉ちいでしゅ!」

ーグゥ~ー

「お腹すきまちた。」

「ハハッ、じゃあ夕飯にしようか。セバス、準備を。」

「かしこまりました。」

「お館様、私はご入浴の準備をしてまいります。」

「あぁ頼む。」



ーーーーーーーーーーー


出してもらって申し訳ないけど…
正直あんまり美味しくないっ!


「おとうしゃん、いつも食べちぇるのとおんなじご飯でしゅか?」

「いつもより豪華だぞ?ルーカスが帰ってきたお祝いだからな。」

うーん、明日は僕が料理してみようかな。

「明日は僕が作ってみてもいいでしゅか?」

「ゆっくり休まなくて大丈夫か?」

「おねがいしましゅ!」

「あなた、許してあげたら?」

ーウルウルー

「うっ、、分かった。その代わり今日はゆっくりするんだぞ?」

「あいっ!あいあと!」

明日は朝から頑張るぞー!



ということでさっさとお風呂入ります。

「ラン兄しゃま、一緒におふりょ入りょう!」

「喜んで。それにそうやって普通の口調で話していいからね。ねぇ父さん。」

「あぁ、そうしなさい。家族なんだから。」

「あい!」


ーーーーーーーーーー

ということで、お風呂に入って、寝ます。
おやすみなさーい


───────────────

どうだったでしょうか。不慣れですが、優しく見守っていて下さい。
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