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賢者ロミがパーティに加入する
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ロミがおすすめの食事処で食べ物を買い込み、ロミの家に向かう。道中、ずっとロミはライカに話しかけていて、すっかりと打ち解けたようだ。
さっそく食べながら話をする。
「それで、なんでそんなに魔獣の召喚が気になってるんだいカノン。」
「その前に、オレがロミと分かれて戦争に駆り出されたところから話そう。」
騎士としての訓練が終わった後、すぐに戦場に駆り出された。2年間ほとんど毎日戦い続けた。何度も死を覚悟した。団長のエドガーをうまく使い、ギリギリのところでなんとか生き延びてきた。
「それは大変だったね。でもそこからなぜ騎士を辞めたんだい。」
「ああ。戦争が終わって、馬車で帝都に帰っている時に、エドガーに追放されたんだ。」
「あの親の七光りエドガーかい。彼にそんな権限があるとは思えないけどね。」
「まあそれはそれでいいさ。今は帝国の騎士に未練はない。」
「ふむふむ。」
「それからライカと出会った。森の中で人狼たちが村でこじんまりと暮らしていてな。その時から教会がなにかしかけたみたいで、フェンリルは暴走しそうな状態だった。」
「帝都に人狼が住む村があるとはね。今度連れて行ってくれ。観察したい。」
ロミが言うと冗談に聞こえない。
「ああ。そこでライカと出会った。フェンリルはライカは特別だと言っていたが、人型になったり狼型になったりと不変的なんだが。その話は後回しにする。」
ロミが頷く。
「フェンリルの暴走と、ノース鉱山のスタンビート、狐のところでも教会が設置したツボから出ているお香、いや瘴気が魔獣を暴走させていた。魔獣を従わせる事ができるなら暴走させるくらい簡単にできるだろう。」
「なるほど。それでカノンは魔獣の召喚。従わせることに興味があるんだね。でもカノンはもう帝国の騎士ではないだろう。教会のことは関係ないんじゃないかい。」
たしかにロミの言うことは一理ある。だが、
「それはそうだが、やはり心配でな。ルノガー将軍にはお世話になったし、自分が育った帝国を守りたいと思うのはおかしいことではないだろう。」
ロミが大きな声を出して笑った。
「カノン、成長したね。自分のことにしか興味がなかった少年が立派になったものさ。そうだね。たしかに教皇の依頼には違和感があったさ。知らなかったとは言え、加担した僕にも責任があるね。」
ロミがオレの肩をバンバンと叩いた。
「話はわかった。魔獣を従わせるのは開発した魔法陣を使えば簡単さ。もちろん扱いができない魔獣もいるけど、基本的に魔法使いより弱い魔獣じゃないと従わせることはできないね。それにそのお香というのは気になる。よし、僕がカノンとライカの旅についていこう。カノンは旅をしながら教会を探るんだろう。」
そう言うと、ロミが席を立ち、カバンに色々と詰め込んで度に出る準備をしている。
「待ってくれ。そりゃロミがいれば、百人力だが、学校があるだろう。」
「いいんだよ。校長なんて何もすることがないのさ。それに魔術の研究ならどこでもできるしね。」
ロミはウインクした。ロミは一度言い出したら意見を変えない。何を言っても無駄だろう。
「分かった。ロミが良いなら一緒に行こう。」
ロミが振り返り、満面の笑みを浮かべた。
ライカはお腹いっぱいになって満足そうにお腹を擦っている。「ロミお姉ちゃんも一緒に行けるの楽しみ」と言うが、眠そうな目をしている。
「旅をしながら、教会の陰謀を阻止する。まあ陰謀阻止するだけが旅の目的ではないが、騎士では休みなくずっと働いていたんだ。少しだけスローライフに憧れているしゆっくりと帝国を回ろうと思っている。」
「良いじゃないか。カノン、キミは冒険者だ。好きなように動こうよ! 」
ロミは今すぐにでも旅立とうとしているが、今日は泊まらせてくれ。
「後、オレのスキル<猟犬>について調べはついたか。」
「うん。少しだけだけどね。過去数百年に渡って調べたけど、スキル猟犬は出ていないみたい。俗に言う『ユニークスキル』だと思う。」
「ユニークスキルか。」
ユニークスキルとは特別なスキルだ。それが原因でリシャール家を追い出されたし、陰口も散々言われてきた。
「効果は水晶でも測定でも出なかったんだ。恐らくだけど、カノンは戦闘中に血が騒ぐだろ。それもスキルの効果だと思う。ライカもフェンリルだし、犬系に好かれるんじゃないかな。」
たしかに命をかけた戦いをすると血が騒ぐが、これは皆もそうじゃないのか。追い詰められれば追い詰められるほど力が漲る気がするが。スキルの恩恵だったとは。
「フェンリルが犬系っていうのは納得できないが、動物にはすごく好かれるか嫌われるかの両極端だ。」
「うん。それもスキルが影響していると思うさ。」
なるほど。なんとなく納得がいった。
「ありがとう。スキルについてはよく分かった。スキルがなかったら戦場で死んでいたんだ。これからも長く付き合っていくよ。」
「そうだね。スキルは変えられない。私の賢者もそうだ。その人に与えられた運命みたいなものだからね。うまく付き合うといいさ。」
ライカに目をやると、ウトウトしている。
「それで、ロミはライカについてどう思う。」
「フェンリルで間違いないと思うよ。人間でも魔物でもない雰囲気は感じるね。さっき話したけど、あまり分かっていないね。人型になる時間が徐々に長くなっているんだろ。これからライカも大人になれば自由に变化できるかもしれないね。」
たしかにそうかもしれない。オレはゆっくりつ頷く。
「旅の途中でフェンリルに聞いてみるのも良いかもしれないさ。満月でなければ襲われることもないだろうしね。」
完全にライカは寝てしまったようだ。
「ライカちゃんには退屈な話だったかもね。こっちの部屋を自由に使っていいさ。ライカちゃんをベッドに連れて行ったほうが良いんじゃないか。」
オレは頷き、寝たライカを抱きかかえてベッドに連れて行く。
ライカは軽い。ベッドに寝かせて、ロミのもとへ戻る。
ロミはお酒を開けて瓶に口をつけて一気に飲んでいる。
「カノン。ここからは大人の話をしよう。別れてから浮ついた話はないのかい。」
ロミはニヤッと笑った。
それから朝になるまで話に花が咲いた。
さっそく食べながら話をする。
「それで、なんでそんなに魔獣の召喚が気になってるんだいカノン。」
「その前に、オレがロミと分かれて戦争に駆り出されたところから話そう。」
騎士としての訓練が終わった後、すぐに戦場に駆り出された。2年間ほとんど毎日戦い続けた。何度も死を覚悟した。団長のエドガーをうまく使い、ギリギリのところでなんとか生き延びてきた。
「それは大変だったね。でもそこからなぜ騎士を辞めたんだい。」
「ああ。戦争が終わって、馬車で帝都に帰っている時に、エドガーに追放されたんだ。」
「あの親の七光りエドガーかい。彼にそんな権限があるとは思えないけどね。」
「まあそれはそれでいいさ。今は帝国の騎士に未練はない。」
「ふむふむ。」
「それからライカと出会った。森の中で人狼たちが村でこじんまりと暮らしていてな。その時から教会がなにかしかけたみたいで、フェンリルは暴走しそうな状態だった。」
「帝都に人狼が住む村があるとはね。今度連れて行ってくれ。観察したい。」
ロミが言うと冗談に聞こえない。
「ああ。そこでライカと出会った。フェンリルはライカは特別だと言っていたが、人型になったり狼型になったりと不変的なんだが。その話は後回しにする。」
ロミが頷く。
「フェンリルの暴走と、ノース鉱山のスタンビート、狐のところでも教会が設置したツボから出ているお香、いや瘴気が魔獣を暴走させていた。魔獣を従わせる事ができるなら暴走させるくらい簡単にできるだろう。」
「なるほど。それでカノンは魔獣の召喚。従わせることに興味があるんだね。でもカノンはもう帝国の騎士ではないだろう。教会のことは関係ないんじゃないかい。」
たしかにロミの言うことは一理ある。だが、
「それはそうだが、やはり心配でな。ルノガー将軍にはお世話になったし、自分が育った帝国を守りたいと思うのはおかしいことではないだろう。」
ロミが大きな声を出して笑った。
「カノン、成長したね。自分のことにしか興味がなかった少年が立派になったものさ。そうだね。たしかに教皇の依頼には違和感があったさ。知らなかったとは言え、加担した僕にも責任があるね。」
ロミがオレの肩をバンバンと叩いた。
「話はわかった。魔獣を従わせるのは開発した魔法陣を使えば簡単さ。もちろん扱いができない魔獣もいるけど、基本的に魔法使いより弱い魔獣じゃないと従わせることはできないね。それにそのお香というのは気になる。よし、僕がカノンとライカの旅についていこう。カノンは旅をしながら教会を探るんだろう。」
そう言うと、ロミが席を立ち、カバンに色々と詰め込んで度に出る準備をしている。
「待ってくれ。そりゃロミがいれば、百人力だが、学校があるだろう。」
「いいんだよ。校長なんて何もすることがないのさ。それに魔術の研究ならどこでもできるしね。」
ロミはウインクした。ロミは一度言い出したら意見を変えない。何を言っても無駄だろう。
「分かった。ロミが良いなら一緒に行こう。」
ロミが振り返り、満面の笑みを浮かべた。
ライカはお腹いっぱいになって満足そうにお腹を擦っている。「ロミお姉ちゃんも一緒に行けるの楽しみ」と言うが、眠そうな目をしている。
「旅をしながら、教会の陰謀を阻止する。まあ陰謀阻止するだけが旅の目的ではないが、騎士では休みなくずっと働いていたんだ。少しだけスローライフに憧れているしゆっくりと帝国を回ろうと思っている。」
「良いじゃないか。カノン、キミは冒険者だ。好きなように動こうよ! 」
ロミは今すぐにでも旅立とうとしているが、今日は泊まらせてくれ。
「後、オレのスキル<猟犬>について調べはついたか。」
「うん。少しだけだけどね。過去数百年に渡って調べたけど、スキル猟犬は出ていないみたい。俗に言う『ユニークスキル』だと思う。」
「ユニークスキルか。」
ユニークスキルとは特別なスキルだ。それが原因でリシャール家を追い出されたし、陰口も散々言われてきた。
「効果は水晶でも測定でも出なかったんだ。恐らくだけど、カノンは戦闘中に血が騒ぐだろ。それもスキルの効果だと思う。ライカもフェンリルだし、犬系に好かれるんじゃないかな。」
たしかに命をかけた戦いをすると血が騒ぐが、これは皆もそうじゃないのか。追い詰められれば追い詰められるほど力が漲る気がするが。スキルの恩恵だったとは。
「フェンリルが犬系っていうのは納得できないが、動物にはすごく好かれるか嫌われるかの両極端だ。」
「うん。それもスキルが影響していると思うさ。」
なるほど。なんとなく納得がいった。
「ありがとう。スキルについてはよく分かった。スキルがなかったら戦場で死んでいたんだ。これからも長く付き合っていくよ。」
「そうだね。スキルは変えられない。私の賢者もそうだ。その人に与えられた運命みたいなものだからね。うまく付き合うといいさ。」
ライカに目をやると、ウトウトしている。
「それで、ロミはライカについてどう思う。」
「フェンリルで間違いないと思うよ。人間でも魔物でもない雰囲気は感じるね。さっき話したけど、あまり分かっていないね。人型になる時間が徐々に長くなっているんだろ。これからライカも大人になれば自由に变化できるかもしれないね。」
たしかにそうかもしれない。オレはゆっくりつ頷く。
「旅の途中でフェンリルに聞いてみるのも良いかもしれないさ。満月でなければ襲われることもないだろうしね。」
完全にライカは寝てしまったようだ。
「ライカちゃんには退屈な話だったかもね。こっちの部屋を自由に使っていいさ。ライカちゃんをベッドに連れて行ったほうが良いんじゃないか。」
オレは頷き、寝たライカを抱きかかえてベッドに連れて行く。
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