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ep4
大陸発見そして
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シーナとランは、暴風圏の上を飛び越える為に、高く高く舞い上がった。
雲の上に抜けると、そこは別世界のようだった。
太陽が眩しく、足下の雲海が幻想的で、神の領域とか天国を思わせる景色が広がっていた。
ー シーナ、水平線が丸く見えるわ ー
ー そうね、この世界も1つの惑星なのよ。果ては、崖になってたりしないのよ ー
ー 惑星???ー
ー とにかく、暴風圏を早く飛び越えましょう ー
暴風圏は1000kmほどで、3時間位で飛び越えることができた。
少しずつ高度を下げて、高速飛行用のスーツから、カイトに乗り換えて二人はなおも飛んだ。
そこは風も無く穏やかだが、海面には流氷が漂っていた。
ー 上空と変わらない位、寒いですね ー
海鳥や海獣をたまに見かけるが、海は流氷の白い世界が広がっていた。
しばらく飛んでゆくと、前方に山が見えてきた。
どこからが陸なのか?
ぱっと見、海との境がわからないが山があるのだから、陸に間違いない。
ー ラン、もういいわ。帰るわよ ー
ー シーナは、この氷に覆われた大陸が見たかっただけなの?ー
ー うん、そうよ。それだけよ。ー
ー ここで何かしたいとか、無いの ー
ー 無いわね ー
ー なにかここに来た記念に跡を残さない? ー
ー そうね。マーキングしちゃいましょうー
二人並んで真っ白な雪原に黄色いシミを作って、二人はまた飛びたった。
ー シーナ 今度はどこに行くの?ー
ー そうね、偏西風に乗って、どこまでも飛んでみましょうよ ー
ー はあ~~い ー
♤♡♧♢♤♡♧♢
この話はここまでで完結です。
最後までお読みいただき、とても感謝してます。
ありがとうございました。
『ぼくのスキルはタマゴだそうだ』
のタイトルで新たに書き始めてます。
こちらも応援よろしくお願いします。
雲の上に抜けると、そこは別世界のようだった。
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ー シーナ、水平線が丸く見えるわ ー
ー そうね、この世界も1つの惑星なのよ。果ては、崖になってたりしないのよ ー
ー 惑星???ー
ー とにかく、暴風圏を早く飛び越えましょう ー
暴風圏は1000kmほどで、3時間位で飛び越えることができた。
少しずつ高度を下げて、高速飛行用のスーツから、カイトに乗り換えて二人はなおも飛んだ。
そこは風も無く穏やかだが、海面には流氷が漂っていた。
ー 上空と変わらない位、寒いですね ー
海鳥や海獣をたまに見かけるが、海は流氷の白い世界が広がっていた。
しばらく飛んでゆくと、前方に山が見えてきた。
どこからが陸なのか?
ぱっと見、海との境がわからないが山があるのだから、陸に間違いない。
ー ラン、もういいわ。帰るわよ ー
ー シーナは、この氷に覆われた大陸が見たかっただけなの?ー
ー うん、そうよ。それだけよ。ー
ー ここで何かしたいとか、無いの ー
ー 無いわね ー
ー なにかここに来た記念に跡を残さない? ー
ー そうね。マーキングしちゃいましょうー
二人並んで真っ白な雪原に黄色いシミを作って、二人はまた飛びたった。
ー シーナ 今度はどこに行くの?ー
ー そうね、偏西風に乗って、どこまでも飛んでみましょうよ ー
ー はあ~~い ー
♤♡♧♢♤♡♧♢
この話はここまでで完結です。
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