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ep4
こじらせ達
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ランは、一人GPの部屋を訪れていた。
「ねぇGP、あなたシーナのよことをどう思う?」
「やたらと強くて、行動力がある頼れる船長だと思うよ」
「そうじゃなくて、女性としてよ。」
「スタイルいいし、カワイイとも思うよ、けど」
「けどなに?」
「ぼくがそんなこと言うのはおこがましい。」
「なんで?」
「だって、ぼくは一介の船員だし、シーナ船長はスーパーガール。雲の上の存在だよ。」
「だったら、シーナにはどんな人ならお似合いだって言うの?
タイマンで彼女に勝てる位強くて、金持ちで、イケメンで、頭がよくて、若くて、優しくて、スケベな人がどこに居るのよ。」
「ラン副船長は、俺に何させようと思ってるのかな?」
「シーナを口説いてみてよ。
嫌いじゃないでしょ。
って言うか、好きなんでしょ。
私の見たところ、シーナも脈アリだと思うけど。」
「まさか!シーナ船長が、俺なんかに。ないない!
失敗したら、殺されるよ。」
「猫の首に鈴をつけるようなものよ。」
「トラかライオンの間違いだろ」
「トラでもライオンでも、好きな男の前では、ただの猫よ。
さぁ行った行った。
アタック チャンス!」
「そんな目をむいて言われても~
今行かなきゃだめなのかい」
「今でしょ!」
「口をすぼめて何してるんだい?」
「言葉に、力を乗せるとこうなるのよ」
「でも、どうやって口説けばいいか?ぼくわからないよ」
「まずは直球で、告白して、あとは」
「後は?」
「欲望のままに」
「全然上手くいく気がしない。」
ランは炎の剣を出して、GPを脅した。
「チェリーのまま、今ここで死にたいの?」
「行ってきま~す」
◇
GPはドキドキしながらも、シーナ達の部屋のドアをノックした。
「GPです。シーナ船長お話が」
「開いてるわ、どうぞ。
どうしたのこんな時間に?」
「可愛い!」
「んぁっ GPそう言うのやめてくれる?動揺するでしょ」
「シーナ船長、いやシーナ
ぼくと付き合って下さい。
ハアハア」
「どうしたの、苦しそう」
「緊張して、ハアハア」
「過呼吸ね。ゆっくり深呼吸して。」
「ハイ。ハアハア」
シーナはGPの背中に手を当てて、少し魔力を送りこんだ。
「ああ、暖かい。ん?」
「どう?良くなった?」
「ごめんなさい。失礼します。」
GPは、腰を引いた前かがみの姿勢で、部屋から慌てて出て行った。
ー どうしたんだろうGPは?
でもなんで急に告白してきたのかしら ー
シーナは念話をランに繋いだ
ー ラン あなたGPに何かしたでしょ ー
ー 何の話ですか?ー
ー とぼけないでよ、部屋に戻ってきなさい ー
ー は~~い ー
◇
「ラン、あなたの仕業でしょ。
GPが告白してきたわ。」
「シーナはGPに何したの?
アソコ押さえて部屋に戻って来たわよ。
今ごろシーナをオカズにしてるわよ、きっと。」
「あなたこそGPの部屋で何してたのよ。」
「GPに自分の気持に素直になるよう言っただけよ。
シーナにキューピッドの矢は刺さったかな?」
「駄目よそんなことしちゃあ。
GPが可哀想でしょ」
「でもGPがシーナのことを好きなのは本当よ。私はちょっと後押ししただけよ。
シーナもまんざらじゃあないんでしょ。」
「………」
「やっぱり!そばで見てて、もどかしいのよ!
ラブラブになればいいのに!」
「そんな簡単になれないわよ」
「なんで?」
「だって、色々と準備が、まだGPのことよく知らないし。」
「だからシーナはだめなのよ。
恋は計算じゃないわ、恋に落ちるだけ。
彼の胸に飛び込んで、彼のオスを受け入れるだけよ。」
「怖いのよ」
「なんで?」
「彼氏いない歴=年齢
の私は、どうしたらいいかわからないの。」
「急に、乙女になっちゃって」
「だって乙女ダモン」
「いつまで乙女のままでいるつもり」
「それは運命の人が現れるまで」
「その人が振り向いてくれなかったら」
「悲しいけど仕方ないわ」
「チャンスは自分から掴まないと、待ってたら駄目よ」
「むぅ~~~
GPの所に行ってくるわ」
「泊まってくれば~」
「それは無いから」
「そうかな。ガンバ ゲロッパ」
◇
シーナはGPの部屋をノックした。
「GP 私よ」
シーナはGPの胸に飛び込んだ
「これが私の返事。私もあなたが好きよ。GP
あと一つ渡すものが有るから受け取って」
シーナは、魔力と共に馬語(念話)をGPに送りこんだ。
GPは、また体が熱くなり腰を引いた。
シーナはGPから離れて
「今はここまでよ。私もドキドキしてるから。
お休みなさい。」
あっけにとられてるGPを置いて、シーナは、部屋に戻った。
案の定部屋の扉には鍵がかかっていたが、ランを説得するのも面倒なので、ギフト『再構築』で開けて入った。
「やっぱり、戻って来ちゃった」
「ハグしてもらったわ。今はこれが限界。」
「はぁ~~~、でもよかったわね。」
「ありがとう。キューピッドさん」
「ねぇGP、あなたシーナのよことをどう思う?」
「やたらと強くて、行動力がある頼れる船長だと思うよ」
「そうじゃなくて、女性としてよ。」
「スタイルいいし、カワイイとも思うよ、けど」
「けどなに?」
「ぼくがそんなこと言うのはおこがましい。」
「なんで?」
「だって、ぼくは一介の船員だし、シーナ船長はスーパーガール。雲の上の存在だよ。」
「だったら、シーナにはどんな人ならお似合いだって言うの?
タイマンで彼女に勝てる位強くて、金持ちで、イケメンで、頭がよくて、若くて、優しくて、スケベな人がどこに居るのよ。」
「ラン副船長は、俺に何させようと思ってるのかな?」
「シーナを口説いてみてよ。
嫌いじゃないでしょ。
って言うか、好きなんでしょ。
私の見たところ、シーナも脈アリだと思うけど。」
「まさか!シーナ船長が、俺なんかに。ないない!
失敗したら、殺されるよ。」
「猫の首に鈴をつけるようなものよ。」
「トラかライオンの間違いだろ」
「トラでもライオンでも、好きな男の前では、ただの猫よ。
さぁ行った行った。
アタック チャンス!」
「そんな目をむいて言われても~
今行かなきゃだめなのかい」
「今でしょ!」
「口をすぼめて何してるんだい?」
「言葉に、力を乗せるとこうなるのよ」
「でも、どうやって口説けばいいか?ぼくわからないよ」
「まずは直球で、告白して、あとは」
「後は?」
「欲望のままに」
「全然上手くいく気がしない。」
ランは炎の剣を出して、GPを脅した。
「チェリーのまま、今ここで死にたいの?」
「行ってきま~す」
◇
GPはドキドキしながらも、シーナ達の部屋のドアをノックした。
「GPです。シーナ船長お話が」
「開いてるわ、どうぞ。
どうしたのこんな時間に?」
「可愛い!」
「んぁっ GPそう言うのやめてくれる?動揺するでしょ」
「シーナ船長、いやシーナ
ぼくと付き合って下さい。
ハアハア」
「どうしたの、苦しそう」
「緊張して、ハアハア」
「過呼吸ね。ゆっくり深呼吸して。」
「ハイ。ハアハア」
シーナはGPの背中に手を当てて、少し魔力を送りこんだ。
「ああ、暖かい。ん?」
「どう?良くなった?」
「ごめんなさい。失礼します。」
GPは、腰を引いた前かがみの姿勢で、部屋から慌てて出て行った。
ー どうしたんだろうGPは?
でもなんで急に告白してきたのかしら ー
シーナは念話をランに繋いだ
ー ラン あなたGPに何かしたでしょ ー
ー 何の話ですか?ー
ー とぼけないでよ、部屋に戻ってきなさい ー
ー は~~い ー
◇
「ラン、あなたの仕業でしょ。
GPが告白してきたわ。」
「シーナはGPに何したの?
アソコ押さえて部屋に戻って来たわよ。
今ごろシーナをオカズにしてるわよ、きっと。」
「あなたこそGPの部屋で何してたのよ。」
「GPに自分の気持に素直になるよう言っただけよ。
シーナにキューピッドの矢は刺さったかな?」
「駄目よそんなことしちゃあ。
GPが可哀想でしょ」
「でもGPがシーナのことを好きなのは本当よ。私はちょっと後押ししただけよ。
シーナもまんざらじゃあないんでしょ。」
「………」
「やっぱり!そばで見てて、もどかしいのよ!
ラブラブになればいいのに!」
「そんな簡単になれないわよ」
「なんで?」
「だって、色々と準備が、まだGPのことよく知らないし。」
「だからシーナはだめなのよ。
恋は計算じゃないわ、恋に落ちるだけ。
彼の胸に飛び込んで、彼のオスを受け入れるだけよ。」
「怖いのよ」
「なんで?」
「彼氏いない歴=年齢
の私は、どうしたらいいかわからないの。」
「急に、乙女になっちゃって」
「だって乙女ダモン」
「いつまで乙女のままでいるつもり」
「それは運命の人が現れるまで」
「その人が振り向いてくれなかったら」
「悲しいけど仕方ないわ」
「チャンスは自分から掴まないと、待ってたら駄目よ」
「むぅ~~~
GPの所に行ってくるわ」
「泊まってくれば~」
「それは無いから」
「そうかな。ガンバ ゲロッパ」
◇
シーナはGPの部屋をノックした。
「GP 私よ」
シーナはGPの胸に飛び込んだ
「これが私の返事。私もあなたが好きよ。GP
あと一つ渡すものが有るから受け取って」
シーナは、魔力と共に馬語(念話)をGPに送りこんだ。
GPは、また体が熱くなり腰を引いた。
シーナはGPから離れて
「今はここまでよ。私もドキドキしてるから。
お休みなさい。」
あっけにとられてるGPを置いて、シーナは、部屋に戻った。
案の定部屋の扉には鍵がかかっていたが、ランを説得するのも面倒なので、ギフト『再構築』で開けて入った。
「やっぱり、戻って来ちゃった」
「ハグしてもらったわ。今はこれが限界。」
「はぁ~~~、でもよかったわね。」
「ありがとう。キューピッドさん」
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