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ep1
魔力
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ケイトに連れられて食堂に着く
「シーナ!ちょっとここで待ってろ!」
そう言われて食堂の片隅で待っていると
「コック長、コイツがシーナだ。
明日から手伝いに来させるからよろしくな。」
「何だ、明日からか!今が忙しいんだよ。
じゃあな!」
コック長はくるりと背を向けて厨房へ戻って行くので、シーナは慌てて
「シーナです。明日からよろしくお願いします。」
去っていくコック長の背中に向かって声を掛けると、コック長は、ちょっとてを上げてくれた。
夕食を済ませて部屋に戻ってくると
「シーナ、今度はお前の魔力を私に流し込んでみせろ。
さぁ両手を繋ぐ!」
ケイトは向かい合って手を出してきた。
「でも私 自分の魔力って……」
「さっき迄私の魔力を、シーナの中で、捕まえたり移動させたりしただろう。
それは、シーナが自分の魔力も使えたということだ。
できるはずだ」
シーナは半信半疑ながらも、自分の魔力を感じようとした。
ー さっきケイトの魔力を捕まえたのは、体が熱くなって、子宮で集めて、心臓に移動したのよね。
あのエッチな感覚をイメージすれば良いのよね。
ー
「あっ あは~~ん」
シーナは子宮がジンジンした感じに襲われて、思わず声が出てしまった。
しかし魔力をそこで集める事に成功して、それをゆっくり移動させて、ケイトへと送り込んだ。
「ああ う~~ん
なんだこの魔力は!桃色な気持ちまで載せて私に渡したな」
「へっ なに?その桃色なって?
私ケイトさんの魔力を捕まえた時も子宮だったから、自分の魔力もそこで………」
「なるほど。エッチな女だなぁ~」
「あっ それ言う?
いきなり人の乳揉んだくせに~」
「まぁいい。私に魔力を渡せたんだから、一応出来たと言うことだ。」
「これで今日は終わりですか?」
「後は自主錬だな」
「え~~~ あれ何度もやるの?
おかしくなっちゃいますよ~」
「いいか、魔力は体のどこでも集められるようにするのが練習課題だ。
目に集めれば遠く迄よく見えたり動体視力が上がる。
鼻なら犬並みの嗅覚。
足なら早く走れるし、腕なら高速パンチが打てる。
胸に集めれば、少しは育つかもな。ハハハ
私は一時間位出かけてくるから、好きなだけ桃色吐息吐いてもいいぞ
じゃあな」
ケイトはそう言うと、部屋から出て行った。
ー 子宮じゃなくて、体のどこでもって言ったわよね ー
シーナは、手のひらをじっと見つめた。
ー 子宮が熱くなった感じを手でやればいいはずよね ー
手に集中しても中々魔力は集まらない。
それどころか、子宮がキュンとなる。
ー 私は、そんなエッチな娘じゃないもん ー
そう思いながらも、思いに反して、子宮に魔力が集まるのを感じる。
それを手先に移動して、その熱さを確認した。
ー この熱さね。わかったわ。 ー
シーナは、一旦手に集めた魔力を霧散して、改めて魔力を手に集めるように念じてみた。
しかし、やはり魔力は集まって来ない。
反応させたく無いのに、勝手に子宮がキュンとなって困る。
「アンタは大人しくしてなさい」
下腹を押さえてシーナは呟いた。
ー ちょっとエッチな感じで、手が熱くなればいいのかなぁ ー
そう考えたシーナは、机にあった羽ペンを取り、くすぐるように、フェザータッチで、左手のコウや指の股、手のひらを撫でた。
「うふっ くすぐったい。」
すると手が熱くなり魔力が集まって来るのを感じた。
「やった~ 成功!
この感覚を、羽根ペン無しで再現出来れば良いのよね」
シーナは、ペンをもとに戻して、再び念じてみると手に魔力を集める事に成功した。
右手・左手と交互に何度か成功した。
そして、胸でも当然成功した。
夢中になって体のあちこちで試して入るうちに、どうにも体中が敏感になってしまい、まるで自慰をしているみたいだ。
いや、それ以上の快感で全身が襲われて、何度も何度も絶頂を迎えてしまった。
あられもない姿でベッドでぐったりとしている所にケイトが戻ってきた。
「うわっ 何なんだこのフェロモン臭は
酷い乱れ用だな。」
ケイトがバタバタと窓を開ける。
新鮮な空気が火照った身体を撫でて気持ちいい。
「ほらほら、そのぐしょ濡れの下着とシーツを替えて、今日はもう寝ろ!
明日は5時に食堂だぞ!」
シーナは気だるい身体を無理やり動かして、シーツと下着を替えて、ベッドに入った。
興奮からなかなか寝付けなかったが、いつの間にか眠りについていたようだ。
翌朝
まだ暗い時間
「シーナ!起きろ!
5時には食堂の手伝いだろ」
「え~~~ まだ眠い。あと少し寝かせて~」
「甘ったれるな!この営舎から叩き出されたいのか?」
「えっ あっ!ケイト。
私やっぱりここなんだ」
シーナは、もしかして夢の中に居て、目が覚めたら我が家に戻ってるんじゃないかと、少なからず期待していた。
「なに訳わからないこと言ってるんだ!
サッサと身支度して行きなさい」
ケイトに促されて、ようやく重い腰を上げ、身支度をして食堂に顔を出した。
「お早うございます。シーナです。よろしくお願いします。」
昨日ケイトから紹介されたコック長がチラッと私を見て
「そう言うことだ。ルイス面倒見てやれ」
「へ~ 助かった。手が足りなかったんだよ」
「余計なことは話さなくていい。」
「コック長は、必要なことまで話さない人なんだ」
「それが余計だと言ってる。口より手を動かせ!」
「はいはい。
じゃあシーナ、着替えないとね。調理服を二組渡すね。」
ルイスが、手招きするのでそれに付いていく。
「ここが更衣室。調理服は、厨房と食堂でのみ着る服だから、ここで着替えるのがルール。
じゃあ、外で待ってるから。」
ルイスの指示にしたがって着替えて部屋から出るとルイスが大きな寸胴を台車に乗せている所だった。
「シーナは、このパンを適当な大きさに切って、そこのかごに乗せて出して、ぼくはこれ出してくるから」
食堂は、セルフサービスになっている。
スープを運ぶルイスを見送りながら、シーナはパンに取り掛かった。
大体のパンを切り終えるとジャガイモの皮むきを頼まれた。
ー 厨房の下働きの定番よね
それにしても皮むき器じゃなくて、ナイフで剥くのは、芋が滑って手を斬りそうで怖いなあ
このナイフが、皮むき器だったら……
海外の皮むき器は、T字形じゃ無くて、ナイフみたいに、ストレートなのよね ー
そんなことを思いながら、ナイフを見ていると
ー ギフト再構築が適用されます ー
頭の中で声がした。
「えっ なに? ギフト再構築?」
手に持っているナイフが、皮むき器に変わっていた。
「凄い!」
ー 私のギフト、実は凄いかも ー
シーナは、何個かのジャガイモを剥いた所で、ふと思いついた。
ー 皮むき器も便利だけど、芋の皮むき自体をギフトで できないかしら ー
そう思いながらバケツの中のジャガイモ見つめて、ツルツルに皮の剥けたジャガイモをイメージしてみた。
すると……
ー ギフト再構築が適用されます ー
「ヤッター」
ルイスが私の声に反応してそばに来た。
「へっ もう終わったのか。やけに早いなぁ。
どうやったらこんなに早く剥けるんだ。」
「私ギフト持ちなんです、それでチョチョイと」
「凄いなそれ!
ちょっと、料理長に報告してくる。」
「あっ ルイス」
私が声を掛けた時にはもうルイスは、料理長の所にいた。
「ほう 一瞬でこれだけのことが出来たのか。
ならばお前の働く場所はここじゃないな。
MJが見込んだだけのことはあるな。」
料理長は、そう言うとシーナの腕を掴んで歩き出した。
「ちょっと、痛い。離して下さい。」
「あ~悪い悪い。痛かったか。MJの所に行くんだ」
料理長は、そう言って私の手を離してくれた。
「シーナ!ちょっとここで待ってろ!」
そう言われて食堂の片隅で待っていると
「コック長、コイツがシーナだ。
明日から手伝いに来させるからよろしくな。」
「何だ、明日からか!今が忙しいんだよ。
じゃあな!」
コック長はくるりと背を向けて厨房へ戻って行くので、シーナは慌てて
「シーナです。明日からよろしくお願いします。」
去っていくコック長の背中に向かって声を掛けると、コック長は、ちょっとてを上げてくれた。
夕食を済ませて部屋に戻ってくると
「シーナ、今度はお前の魔力を私に流し込んでみせろ。
さぁ両手を繋ぐ!」
ケイトは向かい合って手を出してきた。
「でも私 自分の魔力って……」
「さっき迄私の魔力を、シーナの中で、捕まえたり移動させたりしただろう。
それは、シーナが自分の魔力も使えたということだ。
できるはずだ」
シーナは半信半疑ながらも、自分の魔力を感じようとした。
ー さっきケイトの魔力を捕まえたのは、体が熱くなって、子宮で集めて、心臓に移動したのよね。
あのエッチな感覚をイメージすれば良いのよね。
ー
「あっ あは~~ん」
シーナは子宮がジンジンした感じに襲われて、思わず声が出てしまった。
しかし魔力をそこで集める事に成功して、それをゆっくり移動させて、ケイトへと送り込んだ。
「ああ う~~ん
なんだこの魔力は!桃色な気持ちまで載せて私に渡したな」
「へっ なに?その桃色なって?
私ケイトさんの魔力を捕まえた時も子宮だったから、自分の魔力もそこで………」
「なるほど。エッチな女だなぁ~」
「あっ それ言う?
いきなり人の乳揉んだくせに~」
「まぁいい。私に魔力を渡せたんだから、一応出来たと言うことだ。」
「これで今日は終わりですか?」
「後は自主錬だな」
「え~~~ あれ何度もやるの?
おかしくなっちゃいますよ~」
「いいか、魔力は体のどこでも集められるようにするのが練習課題だ。
目に集めれば遠く迄よく見えたり動体視力が上がる。
鼻なら犬並みの嗅覚。
足なら早く走れるし、腕なら高速パンチが打てる。
胸に集めれば、少しは育つかもな。ハハハ
私は一時間位出かけてくるから、好きなだけ桃色吐息吐いてもいいぞ
じゃあな」
ケイトはそう言うと、部屋から出て行った。
ー 子宮じゃなくて、体のどこでもって言ったわよね ー
シーナは、手のひらをじっと見つめた。
ー 子宮が熱くなった感じを手でやればいいはずよね ー
手に集中しても中々魔力は集まらない。
それどころか、子宮がキュンとなる。
ー 私は、そんなエッチな娘じゃないもん ー
そう思いながらも、思いに反して、子宮に魔力が集まるのを感じる。
それを手先に移動して、その熱さを確認した。
ー この熱さね。わかったわ。 ー
シーナは、一旦手に集めた魔力を霧散して、改めて魔力を手に集めるように念じてみた。
しかし、やはり魔力は集まって来ない。
反応させたく無いのに、勝手に子宮がキュンとなって困る。
「アンタは大人しくしてなさい」
下腹を押さえてシーナは呟いた。
ー ちょっとエッチな感じで、手が熱くなればいいのかなぁ ー
そう考えたシーナは、机にあった羽ペンを取り、くすぐるように、フェザータッチで、左手のコウや指の股、手のひらを撫でた。
「うふっ くすぐったい。」
すると手が熱くなり魔力が集まって来るのを感じた。
「やった~ 成功!
この感覚を、羽根ペン無しで再現出来れば良いのよね」
シーナは、ペンをもとに戻して、再び念じてみると手に魔力を集める事に成功した。
右手・左手と交互に何度か成功した。
そして、胸でも当然成功した。
夢中になって体のあちこちで試して入るうちに、どうにも体中が敏感になってしまい、まるで自慰をしているみたいだ。
いや、それ以上の快感で全身が襲われて、何度も何度も絶頂を迎えてしまった。
あられもない姿でベッドでぐったりとしている所にケイトが戻ってきた。
「うわっ 何なんだこのフェロモン臭は
酷い乱れ用だな。」
ケイトがバタバタと窓を開ける。
新鮮な空気が火照った身体を撫でて気持ちいい。
「ほらほら、そのぐしょ濡れの下着とシーツを替えて、今日はもう寝ろ!
明日は5時に食堂だぞ!」
シーナは気だるい身体を無理やり動かして、シーツと下着を替えて、ベッドに入った。
興奮からなかなか寝付けなかったが、いつの間にか眠りについていたようだ。
翌朝
まだ暗い時間
「シーナ!起きろ!
5時には食堂の手伝いだろ」
「え~~~ まだ眠い。あと少し寝かせて~」
「甘ったれるな!この営舎から叩き出されたいのか?」
「えっ あっ!ケイト。
私やっぱりここなんだ」
シーナは、もしかして夢の中に居て、目が覚めたら我が家に戻ってるんじゃないかと、少なからず期待していた。
「なに訳わからないこと言ってるんだ!
サッサと身支度して行きなさい」
ケイトに促されて、ようやく重い腰を上げ、身支度をして食堂に顔を出した。
「お早うございます。シーナです。よろしくお願いします。」
昨日ケイトから紹介されたコック長がチラッと私を見て
「そう言うことだ。ルイス面倒見てやれ」
「へ~ 助かった。手が足りなかったんだよ」
「余計なことは話さなくていい。」
「コック長は、必要なことまで話さない人なんだ」
「それが余計だと言ってる。口より手を動かせ!」
「はいはい。
じゃあシーナ、着替えないとね。調理服を二組渡すね。」
ルイスが、手招きするのでそれに付いていく。
「ここが更衣室。調理服は、厨房と食堂でのみ着る服だから、ここで着替えるのがルール。
じゃあ、外で待ってるから。」
ルイスの指示にしたがって着替えて部屋から出るとルイスが大きな寸胴を台車に乗せている所だった。
「シーナは、このパンを適当な大きさに切って、そこのかごに乗せて出して、ぼくはこれ出してくるから」
食堂は、セルフサービスになっている。
スープを運ぶルイスを見送りながら、シーナはパンに取り掛かった。
大体のパンを切り終えるとジャガイモの皮むきを頼まれた。
ー 厨房の下働きの定番よね
それにしても皮むき器じゃなくて、ナイフで剥くのは、芋が滑って手を斬りそうで怖いなあ
このナイフが、皮むき器だったら……
海外の皮むき器は、T字形じゃ無くて、ナイフみたいに、ストレートなのよね ー
そんなことを思いながら、ナイフを見ていると
ー ギフト再構築が適用されます ー
頭の中で声がした。
「えっ なに? ギフト再構築?」
手に持っているナイフが、皮むき器に変わっていた。
「凄い!」
ー 私のギフト、実は凄いかも ー
シーナは、何個かのジャガイモを剥いた所で、ふと思いついた。
ー 皮むき器も便利だけど、芋の皮むき自体をギフトで できないかしら ー
そう思いながらバケツの中のジャガイモ見つめて、ツルツルに皮の剥けたジャガイモをイメージしてみた。
すると……
ー ギフト再構築が適用されます ー
「ヤッター」
ルイスが私の声に反応してそばに来た。
「へっ もう終わったのか。やけに早いなぁ。
どうやったらこんなに早く剥けるんだ。」
「私ギフト持ちなんです、それでチョチョイと」
「凄いなそれ!
ちょっと、料理長に報告してくる。」
「あっ ルイス」
私が声を掛けた時にはもうルイスは、料理長の所にいた。
「ほう 一瞬でこれだけのことが出来たのか。
ならばお前の働く場所はここじゃないな。
MJが見込んだだけのことはあるな。」
料理長は、そう言うとシーナの腕を掴んで歩き出した。
「ちょっと、痛い。離して下さい。」
「あ~悪い悪い。痛かったか。MJの所に行くんだ」
料理長は、そう言って私の手を離してくれた。
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