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ヤングシスター
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「シンディ、ローラ、ルイーズ
そういう訳で、3人共ゴメンね折角知り合いになれたのにシスターアマンダの指示で部屋が変わっちゃったの
でもこれからも友達でいてくれる?」
「友達は無理だな!もう身分が違っちまったんだ。
寝る場所だけじゃ無い、着るものも、食うものも違うんだ。
聖女ミス・レミー様とあたしたちじゃ
月とスッポンなんだよ」
「でも、友達にはなれるはずよ。」
「まぁいいわ。友達と思ってくれるのは、嬉しいわ。
でも私たちは、何時もあなたのことを羨ましく思うことになるわ」
「シンディは、友達が誰も居ない寂しさが分かる?
私はこれから何時も友達に囲まれてるあなた達を羨ましく思うことになるわ」
「ブッ お互い羨ましいのね」
ローラがそう言うと
シンディが笑い出した。
「そうよね、そうよね」
私もつられて笑った
ローラもルイーズも笑っている
「レミーがミス・レミーだろうとシスターレミーだろうと聖女レミーだろうとこれからもずっと私たちは友達よ」
「ありがとうシンディ」
「レミー なんで泣いてるの」
ルイーズが私を覗き込んでいた。
「えっ 私泣いていたの!」
涙が出てるのに全然気づかなかった。
「ルイーズ 私嬉しくて泣いてたのよ」
「へぇ~ 変なレミー」
「だめよ!ルイーズ
ミス・レミーって言わないといけないのよ」
さっそくシンディが注意をした。
「今は修道服も着てないからルイーズには難しいかな?
明日からでいいわよ。」
こうして、シンディたちの部屋では一晩も寝ることなく、レミーは部屋を移ることになった。
◇
レミーは、シンディたちの部屋に入るときに渡された着替や下着を持ってシスターメアリーの部屋に行った。
「まさか、半日も立たないでコッチに移ってくるとはね」
「シスターメアリー
よろしくお願いします。」
「ええ、私が教えられることは全部教えるから、さっさとここを出て行ってくれる?
あなたが、今日やったことは、シスターアマンダよりも上よ。」
「えっそんな~だいそれたことを…」
「私がこれから言うことは他の人には、絶対言わないって約束してくれる?」
「えっ じゃあ言わなくていいです」
「ちょ ちょっと待って。
ここは普通、『はい、誰にも言いません』って言う所でしょ。
聞きたくないの?
あなたにとっても大事なことよ」
「悪だくみじゃないと言えますか?」
「ん~ そう言われると、ちょっとね
ほんのちょっとよ
でも、誰も不幸にしない
寧ろ、あなたにとっても私にとってもハッピーになるための知識と手順の話よ。
どう、聞く気になった?」
「全然」
「まぁいいわ。
それじゃあ、あなたの判断で他の人に話してもいいことにするわ。
これなら聞く?」
「ん~ まぁ
どうしても話したいなら」
「えっとね。シスターアマンダの治療は、一日に10人~15人程度なのよ。
それも後半は、ゲッソリやつれた感じなのよ。
その上、治療は一日置きよ。毎日は『聖なる力』の回復が間に合わずに疲れて出来ないって言ってたわ。
つまりあなたの『治癒』の力は既に院長のシスターアマンダを遥かに越えていると言うことなのよ。」
「それで?」
「シスターアマンダは、あなたをこれからも利用していこうと思ってるはずよ」
「利用ですか。まぁ人助けになるなら。ある程度は仕方ないですね」
「彼女は、今日だってあなたの力を自分の力のように見せかけてたでしょう。」
「そうですね」
「これからどこかのタイミングで、あなたの力を上に報告するときがくるはずよ、多分その時、あなたの力を見つけ伸ばしたのは自分だと言って、出世に利用しようとするはずよ。」
「それくらいなら、まぁ」
「あなたシスターにはなりたく無いんでしよ!」
「ええ そうですけど」
「教会の上の人たちに知れたら、あなたはもう抜けられなくなるわ。
多分洗脳されて、使われる。
恋がどうのって言ってられないわよ。」
「それは困ります」
「だから、シスターアマンダが上に報告する前に、ここから逃げ出した方がいいのよ」
「シスターアマンダが、すぐに上に報告する可能性は?」
「無くは無いけど、手放す前に充分利用したいと考えるのが普通よ。
『治癒』の力を使えば、かなり疲れるみたいだから、あなたが今日みたいに、やってくれたら、楽じゃない。
その上沢山の人を処置出来るから実入りも多いでしょう。
そしたら上にもたくさん納められる。
たくさん納めれば、ここのつまり彼女の評価が上がるってことよ。」
「なるほど~
それで逃げだすタイミングは、いつがいいと思う」
「15歳になる半年前が良いと思うわ」
「最後に、シスターメアリーにとってこのことを私に話して何かメリットがあるの?」
そういう訳で、3人共ゴメンね折角知り合いになれたのにシスターアマンダの指示で部屋が変わっちゃったの
でもこれからも友達でいてくれる?」
「友達は無理だな!もう身分が違っちまったんだ。
寝る場所だけじゃ無い、着るものも、食うものも違うんだ。
聖女ミス・レミー様とあたしたちじゃ
月とスッポンなんだよ」
「でも、友達にはなれるはずよ。」
「まぁいいわ。友達と思ってくれるのは、嬉しいわ。
でも私たちは、何時もあなたのことを羨ましく思うことになるわ」
「シンディは、友達が誰も居ない寂しさが分かる?
私はこれから何時も友達に囲まれてるあなた達を羨ましく思うことになるわ」
「ブッ お互い羨ましいのね」
ローラがそう言うと
シンディが笑い出した。
「そうよね、そうよね」
私もつられて笑った
ローラもルイーズも笑っている
「レミーがミス・レミーだろうとシスターレミーだろうと聖女レミーだろうとこれからもずっと私たちは友達よ」
「ありがとうシンディ」
「レミー なんで泣いてるの」
ルイーズが私を覗き込んでいた。
「えっ 私泣いていたの!」
涙が出てるのに全然気づかなかった。
「ルイーズ 私嬉しくて泣いてたのよ」
「へぇ~ 変なレミー」
「だめよ!ルイーズ
ミス・レミーって言わないといけないのよ」
さっそくシンディが注意をした。
「今は修道服も着てないからルイーズには難しいかな?
明日からでいいわよ。」
こうして、シンディたちの部屋では一晩も寝ることなく、レミーは部屋を移ることになった。
◇
レミーは、シンディたちの部屋に入るときに渡された着替や下着を持ってシスターメアリーの部屋に行った。
「まさか、半日も立たないでコッチに移ってくるとはね」
「シスターメアリー
よろしくお願いします。」
「ええ、私が教えられることは全部教えるから、さっさとここを出て行ってくれる?
あなたが、今日やったことは、シスターアマンダよりも上よ。」
「えっそんな~だいそれたことを…」
「私がこれから言うことは他の人には、絶対言わないって約束してくれる?」
「えっ じゃあ言わなくていいです」
「ちょ ちょっと待って。
ここは普通、『はい、誰にも言いません』って言う所でしょ。
聞きたくないの?
あなたにとっても大事なことよ」
「悪だくみじゃないと言えますか?」
「ん~ そう言われると、ちょっとね
ほんのちょっとよ
でも、誰も不幸にしない
寧ろ、あなたにとっても私にとってもハッピーになるための知識と手順の話よ。
どう、聞く気になった?」
「全然」
「まぁいいわ。
それじゃあ、あなたの判断で他の人に話してもいいことにするわ。
これなら聞く?」
「ん~ まぁ
どうしても話したいなら」
「えっとね。シスターアマンダの治療は、一日に10人~15人程度なのよ。
それも後半は、ゲッソリやつれた感じなのよ。
その上、治療は一日置きよ。毎日は『聖なる力』の回復が間に合わずに疲れて出来ないって言ってたわ。
つまりあなたの『治癒』の力は既に院長のシスターアマンダを遥かに越えていると言うことなのよ。」
「それで?」
「シスターアマンダは、あなたをこれからも利用していこうと思ってるはずよ」
「利用ですか。まぁ人助けになるなら。ある程度は仕方ないですね」
「彼女は、今日だってあなたの力を自分の力のように見せかけてたでしょう。」
「そうですね」
「これからどこかのタイミングで、あなたの力を上に報告するときがくるはずよ、多分その時、あなたの力を見つけ伸ばしたのは自分だと言って、出世に利用しようとするはずよ。」
「それくらいなら、まぁ」
「あなたシスターにはなりたく無いんでしよ!」
「ええ そうですけど」
「教会の上の人たちに知れたら、あなたはもう抜けられなくなるわ。
多分洗脳されて、使われる。
恋がどうのって言ってられないわよ。」
「それは困ります」
「だから、シスターアマンダが上に報告する前に、ここから逃げ出した方がいいのよ」
「シスターアマンダが、すぐに上に報告する可能性は?」
「無くは無いけど、手放す前に充分利用したいと考えるのが普通よ。
『治癒』の力を使えば、かなり疲れるみたいだから、あなたが今日みたいに、やってくれたら、楽じゃない。
その上沢山の人を処置出来るから実入りも多いでしょう。
そしたら上にもたくさん納められる。
たくさん納めれば、ここのつまり彼女の評価が上がるってことよ。」
「なるほど~
それで逃げだすタイミングは、いつがいいと思う」
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