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第四章
二人の伯爵
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「みなよく集まっめくれた。
こちらが、新カスタード国の姫君、フウリン姫だ。そしてこちらはご友人のリタ嬢だ。
これより歓迎の晩餐会を始める。
フウリン姫 一言」
「皆様、このような素晴らしいお席をご用意いただき、感謝します。
我が新カスタード国とシュウ国の友好が永遠に続くことを願います。
皆様ご存知とは思いますが、私は、こちらのリタ同様平民の出です。
このようなお席には、不釣合で気恥ずかしい思いです。
どうか、末席をけがすことをお許し下さい。
これから、色々と皆さんの教えを乞いたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。」
次々と、美味しそうな料理が運ばれて来るけど、コルセットで締め上げられてて、苦しくて食べる気にならない。
「フウリン姫、料理が口に合いませんか?」
隣の席のルーベンス伯爵が話しかけてきた
「お気遣いありがとうございます。慣れない衣装に、高貴な方々で緊張してます。スミマセン。おかまいなく。」
「食事のあと、ダンスにお誘いしてもいいですか?」
「ダンスですか?」
「ええ、いかがですか?
最初にあなたと踊る栄誉を、私にいただけますか?」
「栄誉だなんて。もったいないお言葉ですわ。
私ダンスは、心得が無くて、ご期待には、添えかねます」
「ご心配なく、ダンスは私に身をお任せいただければ、自然と踊れるようになりますよ」
「ルーベンス伯爵、抜け駆けは困りますな、私もフウリン姫とのファーストダンスに名乗りをあげますぞ」
「ドラクロワ伯爵、私が先に名乗りを上げたのですよ、あなたは二番目ですよ。
フウリン姫、それでよろしいですね。」
「おやおや?両伯爵は何の相談をされてるのかな?
今宵は、王家主催のフウリン姫の歓迎会だということををお忘れかな。
姫とのファーストダンスのパートナーは、ぼくに決まってるじゃないですか」
「エドワード王子様
そんな、恐れ多いですわ」
「フウリン姫、あなたは、王子妃になるかも知れない方ですよ。ぼくは、その方を守らないといけない立場です。
そしてあなたは、それをわきまえていただかないとなりません」
「妃候補?御冗談を!
私は籠の鳥になる為にこの国に来たわけでは、有りません。
お妃になりたい方は、沢山いらっしゃるでしょう。
私は遠慮させていただきます。
ダンスは、お申込みいただいた順でお受けしますわ。」
「フウリン姫、それでは、エドワード王子様の顔が立ちません。私ルーベンスは、辞退させていただきます。」
「弱腰な!それでは私が一番手ですね。
王子様、ここはこちらの姫様と同様遠慮なくいかせていただきます」
「ドラクロワ伯爵。さすかだな」
「シュウ王!」
「ワシはエドワードを甘やかせ過ぎたかな。
何でも思いどおりになると思っている節がある。
エドワードよ。王とて思うようにならんこともあるのじゃ。
それが解らんと、家臣に背かれ、民に背かれることになる。
家臣や民が居るからワシは王で居られるのじゃ。」
「わかりました。それでは、ダンスの二番手を辞退します。ぼくは、最初にぼくと踊りたいと望む人と踊ります」
その時、リタがさっと手を上げた
「あのー、私 子どもの頃から王子様と出会うのを夢見てたんです。
私のような、平民の者がお願いするのは失礼かと思いますけど、もしよかったら、踊って欲しいですます。」
「アハハ 『ですます』って面白いな。
君と一番に踊ろう。ぼくは、民の声を聴く王に将来なるよ」
ー リタ!周りの王子様狙いの娘たちが、凄い顔でリタのこと睨んでるわよ ー
ー デスヨネー 後は、いじめが待ってるんでしょうね ー
ー ダンスの時、ちょっとだけ力を使うから、ついておいで ー
ー サプライズですね。フフフ ー
ー それと、ドラクロワ伯爵は、多分吸血鬼よ ー
ー えっ、そうなんですか、サキュバスの親戚ですよね。フウリン様より強いんですか?ー
ー それは分からない、一度寝てみればわかるけどね。ただし咬まれたら、私の強さも相手にバレるわ ー
ー ダンスに乗じて咬むつもりかも知れませんね。
ビアンカ様に、聞いてみては?ー
ー そうね、聞いてみるわ ー
早速ビアンカとも三者通話で念話をした。
ー ドラクロワ伯爵ですって。 何の隠しもなく、シュウ国に収まってたのね。あなたの血を欲しがると思うけど、あげちゃ駄目よ。私のあげたキラキラ光る砂はまだある?ー
ー 光る砂 有りますよ ー
ー それを化粧下地に混ぜて、首筋とか露出してる所に塗っておくと、嫌がるわ ー
ー 咬まれたら、私も吸血鬼になるのかしら ー
ー ならないわよ、子どもを産める体の生娘で、魔力持ちだけよ吸血鬼にできるのは。ー
ー それなら、多少魔力のエサにされるだけなら、それ程心配ないわね ー
ー いいえ、絶対咬まれないようにするのよ。強さも探られるし、記憶も盗まれて、書き変えられるかも知れないわ。精を取るのも止めなさい。リスクが高いわ ー
ー 弱点は有りますか?ー
ー 光よ、昼間は外に出られない位苦手よ。
私にとっては、簡単に倒せるあいてね。
あと、マリアの『浄化』も効くわよ。ー
ー 私やリタは、手も足も出ないって事ですか?ー
ー そんなこと無いわよ、心臓取り出して、太陽光浴びせれば、滅びるわよ ー
ー マリア呼び寄せる方が安全そうね ー
ー あっ、そうそう鴉を使役してると思うから、気をつけてねー
ー ビアンカ、色々とありがとう、また連絡するわ ー
デザートが運ばれて来て食事はそろそろラストだ。
こちらが、新カスタード国の姫君、フウリン姫だ。そしてこちらはご友人のリタ嬢だ。
これより歓迎の晩餐会を始める。
フウリン姫 一言」
「皆様、このような素晴らしいお席をご用意いただき、感謝します。
我が新カスタード国とシュウ国の友好が永遠に続くことを願います。
皆様ご存知とは思いますが、私は、こちらのリタ同様平民の出です。
このようなお席には、不釣合で気恥ずかしい思いです。
どうか、末席をけがすことをお許し下さい。
これから、色々と皆さんの教えを乞いたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。」
次々と、美味しそうな料理が運ばれて来るけど、コルセットで締め上げられてて、苦しくて食べる気にならない。
「フウリン姫、料理が口に合いませんか?」
隣の席のルーベンス伯爵が話しかけてきた
「お気遣いありがとうございます。慣れない衣装に、高貴な方々で緊張してます。スミマセン。おかまいなく。」
「食事のあと、ダンスにお誘いしてもいいですか?」
「ダンスですか?」
「ええ、いかがですか?
最初にあなたと踊る栄誉を、私にいただけますか?」
「栄誉だなんて。もったいないお言葉ですわ。
私ダンスは、心得が無くて、ご期待には、添えかねます」
「ご心配なく、ダンスは私に身をお任せいただければ、自然と踊れるようになりますよ」
「ルーベンス伯爵、抜け駆けは困りますな、私もフウリン姫とのファーストダンスに名乗りをあげますぞ」
「ドラクロワ伯爵、私が先に名乗りを上げたのですよ、あなたは二番目ですよ。
フウリン姫、それでよろしいですね。」
「おやおや?両伯爵は何の相談をされてるのかな?
今宵は、王家主催のフウリン姫の歓迎会だということををお忘れかな。
姫とのファーストダンスのパートナーは、ぼくに決まってるじゃないですか」
「エドワード王子様
そんな、恐れ多いですわ」
「フウリン姫、あなたは、王子妃になるかも知れない方ですよ。ぼくは、その方を守らないといけない立場です。
そしてあなたは、それをわきまえていただかないとなりません」
「妃候補?御冗談を!
私は籠の鳥になる為にこの国に来たわけでは、有りません。
お妃になりたい方は、沢山いらっしゃるでしょう。
私は遠慮させていただきます。
ダンスは、お申込みいただいた順でお受けしますわ。」
「フウリン姫、それでは、エドワード王子様の顔が立ちません。私ルーベンスは、辞退させていただきます。」
「弱腰な!それでは私が一番手ですね。
王子様、ここはこちらの姫様と同様遠慮なくいかせていただきます」
「ドラクロワ伯爵。さすかだな」
「シュウ王!」
「ワシはエドワードを甘やかせ過ぎたかな。
何でも思いどおりになると思っている節がある。
エドワードよ。王とて思うようにならんこともあるのじゃ。
それが解らんと、家臣に背かれ、民に背かれることになる。
家臣や民が居るからワシは王で居られるのじゃ。」
「わかりました。それでは、ダンスの二番手を辞退します。ぼくは、最初にぼくと踊りたいと望む人と踊ります」
その時、リタがさっと手を上げた
「あのー、私 子どもの頃から王子様と出会うのを夢見てたんです。
私のような、平民の者がお願いするのは失礼かと思いますけど、もしよかったら、踊って欲しいですます。」
「アハハ 『ですます』って面白いな。
君と一番に踊ろう。ぼくは、民の声を聴く王に将来なるよ」
ー リタ!周りの王子様狙いの娘たちが、凄い顔でリタのこと睨んでるわよ ー
ー デスヨネー 後は、いじめが待ってるんでしょうね ー
ー ダンスの時、ちょっとだけ力を使うから、ついておいで ー
ー サプライズですね。フフフ ー
ー それと、ドラクロワ伯爵は、多分吸血鬼よ ー
ー えっ、そうなんですか、サキュバスの親戚ですよね。フウリン様より強いんですか?ー
ー それは分からない、一度寝てみればわかるけどね。ただし咬まれたら、私の強さも相手にバレるわ ー
ー ダンスに乗じて咬むつもりかも知れませんね。
ビアンカ様に、聞いてみては?ー
ー そうね、聞いてみるわ ー
早速ビアンカとも三者通話で念話をした。
ー ドラクロワ伯爵ですって。 何の隠しもなく、シュウ国に収まってたのね。あなたの血を欲しがると思うけど、あげちゃ駄目よ。私のあげたキラキラ光る砂はまだある?ー
ー 光る砂 有りますよ ー
ー それを化粧下地に混ぜて、首筋とか露出してる所に塗っておくと、嫌がるわ ー
ー 咬まれたら、私も吸血鬼になるのかしら ー
ー ならないわよ、子どもを産める体の生娘で、魔力持ちだけよ吸血鬼にできるのは。ー
ー それなら、多少魔力のエサにされるだけなら、それ程心配ないわね ー
ー いいえ、絶対咬まれないようにするのよ。強さも探られるし、記憶も盗まれて、書き変えられるかも知れないわ。精を取るのも止めなさい。リスクが高いわ ー
ー 弱点は有りますか?ー
ー 光よ、昼間は外に出られない位苦手よ。
私にとっては、簡単に倒せるあいてね。
あと、マリアの『浄化』も効くわよ。ー
ー 私やリタは、手も足も出ないって事ですか?ー
ー そんなこと無いわよ、心臓取り出して、太陽光浴びせれば、滅びるわよ ー
ー マリア呼び寄せる方が安全そうね ー
ー あっ、そうそう鴉を使役してると思うから、気をつけてねー
ー ビアンカ、色々とありがとう、また連絡するわ ー
デザートが運ばれて来て食事はそろそろラストだ。
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