28 / 36
第二章
Sな中ボス
しおりを挟む
ボス部屋には、ジーナが一人で入ることにした。
一応結界も張ったがルークとテイルがいれば心配ないので、みんなには部屋の前で待機してもらった。
部屋の中ほどに行くと、ベッドの上で、キセルタバコを燻らせている殆ど裸の女がいた。
「オカ スミコだよー
おや?ここは、おこちゃまが、しかも女の子が来るところじゃないよ。」
スミコは、股間と乳首がぎりぎり隠れる小さな布切れを紐で繋いでいるもの以外何も纏っていない。
ベッドの上で脚を組み換えると、見えてはいけないものが、見えそうだ。
スミコはキセルの雁首を煙草盆の角に充てて、灰を落した。
キセルをテーブルに置いて、けだるげに立ち上がると、オッパイが揺れて、ジーナは乳首が布切れからはみ出さないか心配になる。
ムチを手にしてジーナに近寄ってきた。
歩くと胸も揺れるが、股間の小さな布切れも食い込んで、縦筋を作っている。
近くに来るとスミコは、2メートルは優に越える巨人で、ジーナはスミコの股下の身長だった。
スミコはしゃがんで、ジーナに目線をあわせたが、ジーナはそのスミコのポーズの危険地帯にアチコチ目がいってしまう。
「アハハ お姉さん綺麗だろう。
じっくり見てもいいぞ。
ブリッジからのM字開脚だ。
どうだ。
そそられるだろう?
次はムチの持ち手でちょっとしごくんだ、この技は滅多にやらないんだ。
お前には特別見せてやろう。
うううッ わたしはちょっと濡れたぞ。」
ジーナは呆れてポカーンとしている
「どうだ。満足したか?
本当ならお前か私が死なないと いけないんだが、お前は迷子みたいだから、特別に帰してやろう。
出来れば、ハゲでちょっと脂ぎった小肥りのオヤジを連れて来てくれ。
それが私の好物だ。
それじゃあ……」
「おばさん 殺ろう。そのために来たのよ私は」
「お お おばさんですって!
まだこんなに若くて美しい私のことを!
人が親切にしてやったのに!
許さない 許さないから
死んで詫びなさい!」
次の瞬間、ムチが伸びてきた。
軽く避けると、またすぐムチが飛んで来る。
めんどくさいので、ムチを掴んで電気ショックを送ってやった。
スミコは、ムチを落した。
「意外とやるじゃない。ちょっと本気だそうかな」
スミコは全身炎に包まれた。
「パワーもスピードも何倍にもなったわよ。
もうこうなったら、オシッコちびって、許してって言っても無駄よ、覚悟しなさい」
「スミコ その燃えるやつ、ギヤもっとあげられる?
知り合いのより熱くないんだけど」
「イヤイヤイヤ 今度は呼び捨てかい。
それに、熱くないって、プライド傷つくんですけど~~
死ねや!」
再びスミコはムチで襲ってくる。
ジーナはそれよりも速く足元に飛びこんで、股間をパンチで突き上げた。
「イヤン」と言ってスミコは女の子座りになった。
ジーナは、躊躇なく短剣でスミコの首をハネた。
「カ・イ・カ・ン」
頭だけになったスミコは、そう一言残して消滅した。
そして、宝箱が現れた。
その中には、金塊と、スミコの着ていたボンデージがあった。
ジーナは、みんなの元に戻り『女子だけ会議』を開いた。
ルークが
「なんで女子はああやって、女だけよ ってつるむんだ?」
「そんなこと男の俺に聞いてわかるか!
なぁユリウス」
「だいたい恋愛絡みか、エツチなことで、恥ずかしいんじゃないか」
「「なんでわかるんだよ」」
二人に突っ込まれるユリウスをよそに、女子会議を始めた。
もちろん声が聞こえないように、土壁と結界で囲んだ中で。
「えっ ジーナ
これは、着るものなの?
ただの紐じゃない。
私にこれを着ろって言うの?」
「そうよキャロライナ。
これは、燃えない服なのよ」
キャロライナは、親指と中指で、それをつまみ上げて
「布の部分がこれだけ?
こ これじゃあ、裸より恥ずかしいかっこよ。」
「中のボスはそれを着てるのよ、それでキャロライナと同じく炎を身にまとって戦うのよ。
でもそれは燃えずに残ったわ。
きっと燃えない繊維で出来てると思うのよ。
裸の方が好きならそれでもいいけどね。
私の見たところだと『炎の剣士』無しだとキャロライナは、勝てない相手よ」
「わかったわよ、着るわよ。着ればいいんでしよ。」
◇
「ふぇ~~ん
ジーナ~~ テイル~~
助けて~」
恥ずかしいから一人で着替えたいとキャロライナが言うので中にも土壁のパーティションを出して、テイルと待っていたところだ。
「どうしたの?」
「こんがらがっちゃった」
蜘蛛の巣にからめ捕られた虫みたいに、それも、あそこも丸出しでキャロライナの肌に紐が食い込んでいた。
テイルと二人がかりで
「ここを通して、そっちを引っ張ればー」
「痛い痛い!お尻に食い込む」
「ちょ ちょつとタンマ、お股 お股がぁ 広げちゃダメぇー」
スミコが着ていた形を思い出しながら、何とかキャロライナに着せることが出来た。
「ねぇ ジーナ」
「何?」
「これ、トイレのとき どうしたらいいのかなぁ」
「今なの?」
「できれば、早い方が………助かるわ」
「お股の紐を掴んでずらせば」
「そんなの上手くやれそうにないよう」
「だったら、お漏らししちゃえば。
水魔法で洗ってあげるから」
◇
「オカ スミコだよー
なんだ またお前か?
今度はハゲオヤジをリクエストしたのに、なんで娘を………しかも私と同じ服」
「ホホホ キャロライナ様と、お呼び。
そこにひれ伏せば、許してやらんこともないわよ」
おおー 服だけじゃなくてキャラもかぶった!
キャロライナも学院カーストのトップに君臨してただけのことはある。
「この小娘がぁ。偉そうに。
お前漏らしたろ。
ハートマークのシミを私は、見逃さないよ」
「ハハハ だからなんだ、私は、アンタの目尻のシワを見逃さないわよ」
「クーー 人が最近気にしてることを。
泣いても殺す。謝っても殺す。」
「おばさん。なにを寝ぼけたこと言ってくれるのよ。寝言は寝てから言うものよ。
てめえが死にさらせ!」
二人とも真っ赤な炎を撒き散らしてぶつかる。
実力伯仲で互角の戦いがしばらくすると
「仕方ないわね」
キャロライナは、自分の乳首をつねって
「ギア セカンド」
キャロライナの炎がブルーに変わった。
「これで終わりよ!」
スミコの首が宙を舞った。
「カ・イ・カ・ン」
最後のセリフもおんなじだった。
3番目は、テイルの番だ
テイルには、スミコが炎を纏う前に倒すよう指示してある。
炎を纏ってしまったら、多分テイルに勝ち目は無いことも言ってある。
「オカ スミっ…」
バシュ
「カ・イ・カ・ン」
テイルは『転移』で即座にスミコの背後に回り、首をはね落としたのだった。
スミコは自己紹介する間ももらえずに倒されたのだった。
一応結界も張ったがルークとテイルがいれば心配ないので、みんなには部屋の前で待機してもらった。
部屋の中ほどに行くと、ベッドの上で、キセルタバコを燻らせている殆ど裸の女がいた。
「オカ スミコだよー
おや?ここは、おこちゃまが、しかも女の子が来るところじゃないよ。」
スミコは、股間と乳首がぎりぎり隠れる小さな布切れを紐で繋いでいるもの以外何も纏っていない。
ベッドの上で脚を組み換えると、見えてはいけないものが、見えそうだ。
スミコはキセルの雁首を煙草盆の角に充てて、灰を落した。
キセルをテーブルに置いて、けだるげに立ち上がると、オッパイが揺れて、ジーナは乳首が布切れからはみ出さないか心配になる。
ムチを手にしてジーナに近寄ってきた。
歩くと胸も揺れるが、股間の小さな布切れも食い込んで、縦筋を作っている。
近くに来るとスミコは、2メートルは優に越える巨人で、ジーナはスミコの股下の身長だった。
スミコはしゃがんで、ジーナに目線をあわせたが、ジーナはそのスミコのポーズの危険地帯にアチコチ目がいってしまう。
「アハハ お姉さん綺麗だろう。
じっくり見てもいいぞ。
ブリッジからのM字開脚だ。
どうだ。
そそられるだろう?
次はムチの持ち手でちょっとしごくんだ、この技は滅多にやらないんだ。
お前には特別見せてやろう。
うううッ わたしはちょっと濡れたぞ。」
ジーナは呆れてポカーンとしている
「どうだ。満足したか?
本当ならお前か私が死なないと いけないんだが、お前は迷子みたいだから、特別に帰してやろう。
出来れば、ハゲでちょっと脂ぎった小肥りのオヤジを連れて来てくれ。
それが私の好物だ。
それじゃあ……」
「おばさん 殺ろう。そのために来たのよ私は」
「お お おばさんですって!
まだこんなに若くて美しい私のことを!
人が親切にしてやったのに!
許さない 許さないから
死んで詫びなさい!」
次の瞬間、ムチが伸びてきた。
軽く避けると、またすぐムチが飛んで来る。
めんどくさいので、ムチを掴んで電気ショックを送ってやった。
スミコは、ムチを落した。
「意外とやるじゃない。ちょっと本気だそうかな」
スミコは全身炎に包まれた。
「パワーもスピードも何倍にもなったわよ。
もうこうなったら、オシッコちびって、許してって言っても無駄よ、覚悟しなさい」
「スミコ その燃えるやつ、ギヤもっとあげられる?
知り合いのより熱くないんだけど」
「イヤイヤイヤ 今度は呼び捨てかい。
それに、熱くないって、プライド傷つくんですけど~~
死ねや!」
再びスミコはムチで襲ってくる。
ジーナはそれよりも速く足元に飛びこんで、股間をパンチで突き上げた。
「イヤン」と言ってスミコは女の子座りになった。
ジーナは、躊躇なく短剣でスミコの首をハネた。
「カ・イ・カ・ン」
頭だけになったスミコは、そう一言残して消滅した。
そして、宝箱が現れた。
その中には、金塊と、スミコの着ていたボンデージがあった。
ジーナは、みんなの元に戻り『女子だけ会議』を開いた。
ルークが
「なんで女子はああやって、女だけよ ってつるむんだ?」
「そんなこと男の俺に聞いてわかるか!
なぁユリウス」
「だいたい恋愛絡みか、エツチなことで、恥ずかしいんじゃないか」
「「なんでわかるんだよ」」
二人に突っ込まれるユリウスをよそに、女子会議を始めた。
もちろん声が聞こえないように、土壁と結界で囲んだ中で。
「えっ ジーナ
これは、着るものなの?
ただの紐じゃない。
私にこれを着ろって言うの?」
「そうよキャロライナ。
これは、燃えない服なのよ」
キャロライナは、親指と中指で、それをつまみ上げて
「布の部分がこれだけ?
こ これじゃあ、裸より恥ずかしいかっこよ。」
「中のボスはそれを着てるのよ、それでキャロライナと同じく炎を身にまとって戦うのよ。
でもそれは燃えずに残ったわ。
きっと燃えない繊維で出来てると思うのよ。
裸の方が好きならそれでもいいけどね。
私の見たところだと『炎の剣士』無しだとキャロライナは、勝てない相手よ」
「わかったわよ、着るわよ。着ればいいんでしよ。」
◇
「ふぇ~~ん
ジーナ~~ テイル~~
助けて~」
恥ずかしいから一人で着替えたいとキャロライナが言うので中にも土壁のパーティションを出して、テイルと待っていたところだ。
「どうしたの?」
「こんがらがっちゃった」
蜘蛛の巣にからめ捕られた虫みたいに、それも、あそこも丸出しでキャロライナの肌に紐が食い込んでいた。
テイルと二人がかりで
「ここを通して、そっちを引っ張ればー」
「痛い痛い!お尻に食い込む」
「ちょ ちょつとタンマ、お股 お股がぁ 広げちゃダメぇー」
スミコが着ていた形を思い出しながら、何とかキャロライナに着せることが出来た。
「ねぇ ジーナ」
「何?」
「これ、トイレのとき どうしたらいいのかなぁ」
「今なの?」
「できれば、早い方が………助かるわ」
「お股の紐を掴んでずらせば」
「そんなの上手くやれそうにないよう」
「だったら、お漏らししちゃえば。
水魔法で洗ってあげるから」
◇
「オカ スミコだよー
なんだ またお前か?
今度はハゲオヤジをリクエストしたのに、なんで娘を………しかも私と同じ服」
「ホホホ キャロライナ様と、お呼び。
そこにひれ伏せば、許してやらんこともないわよ」
おおー 服だけじゃなくてキャラもかぶった!
キャロライナも学院カーストのトップに君臨してただけのことはある。
「この小娘がぁ。偉そうに。
お前漏らしたろ。
ハートマークのシミを私は、見逃さないよ」
「ハハハ だからなんだ、私は、アンタの目尻のシワを見逃さないわよ」
「クーー 人が最近気にしてることを。
泣いても殺す。謝っても殺す。」
「おばさん。なにを寝ぼけたこと言ってくれるのよ。寝言は寝てから言うものよ。
てめえが死にさらせ!」
二人とも真っ赤な炎を撒き散らしてぶつかる。
実力伯仲で互角の戦いがしばらくすると
「仕方ないわね」
キャロライナは、自分の乳首をつねって
「ギア セカンド」
キャロライナの炎がブルーに変わった。
「これで終わりよ!」
スミコの首が宙を舞った。
「カ・イ・カ・ン」
最後のセリフもおんなじだった。
3番目は、テイルの番だ
テイルには、スミコが炎を纏う前に倒すよう指示してある。
炎を纏ってしまったら、多分テイルに勝ち目は無いことも言ってある。
「オカ スミっ…」
バシュ
「カ・イ・カ・ン」
テイルは『転移』で即座にスミコの背後に回り、首をはね落としたのだった。
スミコは自己紹介する間ももらえずに倒されたのだった。
0
お気に入りに追加
109
あなたにおすすめの小説
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
男女貞操逆転世界で、自己肯定感低めのお人好し男が、自分も周りも幸せにするお話
カムラ
ファンタジー
※下の方に感想を送る際の注意事項などがございます!
お気に入り登録は積極的にしていただけると嬉しいです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あらすじ
学生時代、冤罪によってセクハラの罪を着せられ、肩身の狭い人生を送ってきた30歳の男、大野真人(おおのまさと)。
ある日仕事を終え、1人暮らしのアパートに戻り眠りについた。
そこで不思議な夢を見たと思ったら、目を覚ますと全く知らない場所だった。
混乱していると部屋の扉が開き、そこには目を見張るほどの美女がいて…!?
これは自己肯定感が低いお人好し男が、転生した男女貞操逆転世界で幸せになるお話。
※本番はまぁまぁ先ですが、#6くらいから結構Hな描写が増えます。
割とガッツリ性描写は書いてますので、苦手な方は気をつけて!
♡つきの話は性描写ありです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誤字報告、明らかな矛盾点、良かったよ!、続きが気になる! みたいな感想は大歓迎です!
どんどん送ってください!
逆に、否定的な感想は書かないようにお願いします。
受け取り手によって変わりそうな箇所などは報告しなくて大丈夫です!(言い回しとか、言葉の意味の違いとか)
作者のモチベを上げてくれるような感想お待ちしております!
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる