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第一章
宿主探し
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決闘の日依頼、ユウトは毎夜墓場を訪れている。
ロベルトは、訓練と言いながらもマリーンとチュッチュチュッチュしてて、とても見てられない。
「ロベルト、お前少しは、自重しろよ、俺もまだ居るんだぜ。」
「ユウト、だったらぼくからその時抜け出してればいいんじゃない?」
「それは、意味ないな。この体に戻ったときに、記憶は同期されるんだぜ。
マリーンがどんな顔でこっちを見て、お前が彼女のどこに触れたかも、俺の記憶になるんだぜ。ライブも録画も変わらねぇよ。」
「ぼくから抜け出した次の体を探しに墓場に行ってるんでしょ。
どう?いい死体見つかった?」
「何だかよ、もう魂もない抜け殻みても、ピンとこないんだよ。
腐って虫わいてたり、気持ち悪くてな。
ゾンビはやりたくないよ。」
「でも、君が入れば直ぐ自動回復するでしょ。
ちょっとの間の我慢じゃないの」
「おまえなぁ 他人事だと思って」
「あのさ~、骨になっててもユウトなら復活できるのかなぁ。
だとしたら、昔の偉大な人の体とかも有りなのかな?」
「そうかぁ。そのても有りなのかな。
手違い天使に相談してみるか。
ロベルト、教会に行くからメインキャラ代われよ。」
「えー マリーンに会いに行こうと思ってたのに~」
「たまには、いいだろ」
「マリーン誘って行くのはどう?」
「マスコミに騒がれても知らないよ。電撃結婚か?なんてな。
それに、マリーンは俺が表に出てるなんて知らないから、いつも通りにイチャつくぞ。お前裏キャラで指咥えて見てられるのか?」
「それはダメ。いくらユウトでもマリーンに触ったりしちゃ嫌だよ」
「だから一人で行くから、キャラ代われよ」
「天におわします神よ、われにこの先進むべき道をお示し給え」
「お~い リンダさ~ん
手違い天使のリンダさ~ん
出てこ~い。
リンダリンダ~
リンダリンダ~あ」
「ちょっと~ユウトさん
私の名前に変なメロディつけて歌わないでよ」
「だったら、困ってるんだから、サッサと出てこいよ」
「自分勝手ね。あなたの為だけの私じゃないのよ。私だって色々とやること有るんだから」
「もしかして、また手違い起こして、トラブル抱えてるのか?
相談なら乗ってやるぞ」
「それがね、賢者になる予定だった人に、魔法適性つけ忘れちゃったのよ。
それで、その人今村人なんだけど、山に一人でキノコ狩りに行って、崖から落ちて死にそうなのよ。
もう、申し訳なくて、あああ」
「おい、泣くなよスキルのつけ忘れと崖から落ちるのは別の話だろ、そこまで悩むことは無いよ。
それに賢者になるってことは、勇者と共に魔王と戦ったりするんだろ。
村人でのんびり生きてた方が幸せだったかも知れないしな」
「そ そうよね。村人で幸せだったかも知れないわよね。」
「今度は俺の話も聞いてくれるか?」
「ロベルトとマリーンのイチャイチャでしょ。
それで他の宿主に乗り替えたいんでしょ。
お墓とかはダメよ。ちゃんと弔われて天に召された人の体は再利用出来ないわ」
「それじゃあ、どう探せばいいんだよ。」
「そうよね、中々都合のいい死人っていないのよ。ロベルトだって生きかえって不自然がられたでしょ。
若い人で、人知れず山で事故にあって死ぬ人なんて滅多に………あっ」
「あっ」
「わたしは天使よ!人の死を願ったり絶対してないからね」
「わかってるよ。誰の死も悼まれることだよな。
だから、もしも不幸にしてその村人が亡くなってしまったらでいいんだよ。
頼んだよ。
魔法セットもつけてな。」
「賢者になるつもり?」
「それはなってからだな。」
「ロベルトには、戻れなくなるわよ」
「望むところだ」
「ユウト スキルはどうします?
最初からの自動回復は別として後から手に入れたスキルは持って行くことも、ロベルトに置いておく事も可能よ」
「そうかぁ。だったら全部置いて行ってくれ。
餞別代わりだな」
「わかったわ、もしも不幸にして彼が亡くなったら、その手はずにするわ」
「ロベルト、話しが有るんだ。」
「新しい体が見つかった件?」
「ああ、それだ」
「スキル置いて行ってくれれるんでしょ。
助かるよ。感謝してる。
ユウトは命の恩人で、ぼくにたくさんアドバイスもくれて、僕にとっての神様だよ。
その君がやりたいことをぼくは止めたりしないよ」
「んんん、言いたいこと、先にいわれた。
記憶同期してるんだもんな。
何もいえねぇ」
「あの時ちゃんとぼくが死んでれば、君はこの体で、もっと自由に生きれたのに、ごめんね」
「バカヤロー、死んだほうが良かったなんてありえねー。俺はお前にくっついた寄生虫みたいなもんだ。
俺のほうこそ、楽しかったぜ。ありがとうな。マリーン幸せにしてやれよ」
「あのー お二人のお話中おじゃまします。」
「リンダ!」
「リンダさん、始めましてロベルトです」
「ロベルトさん ど どうも、始めまして、天使のリンダです。
いつもマリーンさんとのイチャイチャは楽しみに拝見してます」
「えっ?」
「はっ?」
「いや、今の発言は、ちょっとした手違いです!」
「リンダ お前の手違いは日常茶飯事だからもういいよ。で、俺を迎えに来たんだろう」
「いや あのー
予定は未定にして確定に非ず って言うじゃないですか」
「あの村人 無事なのか?
良かったじゃないか。」
「ええ まぁ そうなんですけど」
「リンダの手違いがどうかしたのか?」
「よく聞いてくれました。誰にも話せないし、ユウトだけがわたしの心の友です」
「俺は心の友になったつもりは無いけどな
で、どうした?」
「ちょっとした手違いが」
「ふんふん それで」
「村人は無事生き返り、村に帰りました。ちゃんちゃん
つまりユウトさんの新しい宿主は、また別の人を探さないといけません。
はい 報告終わります。」
「手違いの部分が抜けてるが」
「あれぇ そうかなぁ~」
「村人の生き返りと手違いの部分の説明が欲しい。」
「それ私に聞く?」
「面倒くせーな、いいから全部白状して楽になれよ。」
「怒らない?」
「リンダ うぜー 早く楽になれよ」
「村人さんが、危篤状態に陥りまして、ここは早めに行動したほうがと思い、魔力セットを付与致しました。
すると、なんと彼は、あの状態から回復魔法を使って、生還したんです。
めでたしめでたし。」
「お前の手違いで、人ひとり、死なずに済んだってことか。」
「はい、ユウトさんご明察」
「期待しないで、待つよ」
「ご要望は、重々承知しました。」
ロベルトは、訓練と言いながらもマリーンとチュッチュチュッチュしてて、とても見てられない。
「ロベルト、お前少しは、自重しろよ、俺もまだ居るんだぜ。」
「ユウト、だったらぼくからその時抜け出してればいいんじゃない?」
「それは、意味ないな。この体に戻ったときに、記憶は同期されるんだぜ。
マリーンがどんな顔でこっちを見て、お前が彼女のどこに触れたかも、俺の記憶になるんだぜ。ライブも録画も変わらねぇよ。」
「ぼくから抜け出した次の体を探しに墓場に行ってるんでしょ。
どう?いい死体見つかった?」
「何だかよ、もう魂もない抜け殻みても、ピンとこないんだよ。
腐って虫わいてたり、気持ち悪くてな。
ゾンビはやりたくないよ。」
「でも、君が入れば直ぐ自動回復するでしょ。
ちょっとの間の我慢じゃないの」
「おまえなぁ 他人事だと思って」
「あのさ~、骨になっててもユウトなら復活できるのかなぁ。
だとしたら、昔の偉大な人の体とかも有りなのかな?」
「そうかぁ。そのても有りなのかな。
手違い天使に相談してみるか。
ロベルト、教会に行くからメインキャラ代われよ。」
「えー マリーンに会いに行こうと思ってたのに~」
「たまには、いいだろ」
「マリーン誘って行くのはどう?」
「マスコミに騒がれても知らないよ。電撃結婚か?なんてな。
それに、マリーンは俺が表に出てるなんて知らないから、いつも通りにイチャつくぞ。お前裏キャラで指咥えて見てられるのか?」
「それはダメ。いくらユウトでもマリーンに触ったりしちゃ嫌だよ」
「だから一人で行くから、キャラ代われよ」
「天におわします神よ、われにこの先進むべき道をお示し給え」
「お~い リンダさ~ん
手違い天使のリンダさ~ん
出てこ~い。
リンダリンダ~
リンダリンダ~あ」
「ちょっと~ユウトさん
私の名前に変なメロディつけて歌わないでよ」
「だったら、困ってるんだから、サッサと出てこいよ」
「自分勝手ね。あなたの為だけの私じゃないのよ。私だって色々とやること有るんだから」
「もしかして、また手違い起こして、トラブル抱えてるのか?
相談なら乗ってやるぞ」
「それがね、賢者になる予定だった人に、魔法適性つけ忘れちゃったのよ。
それで、その人今村人なんだけど、山に一人でキノコ狩りに行って、崖から落ちて死にそうなのよ。
もう、申し訳なくて、あああ」
「おい、泣くなよスキルのつけ忘れと崖から落ちるのは別の話だろ、そこまで悩むことは無いよ。
それに賢者になるってことは、勇者と共に魔王と戦ったりするんだろ。
村人でのんびり生きてた方が幸せだったかも知れないしな」
「そ そうよね。村人で幸せだったかも知れないわよね。」
「今度は俺の話も聞いてくれるか?」
「ロベルトとマリーンのイチャイチャでしょ。
それで他の宿主に乗り替えたいんでしょ。
お墓とかはダメよ。ちゃんと弔われて天に召された人の体は再利用出来ないわ」
「それじゃあ、どう探せばいいんだよ。」
「そうよね、中々都合のいい死人っていないのよ。ロベルトだって生きかえって不自然がられたでしょ。
若い人で、人知れず山で事故にあって死ぬ人なんて滅多に………あっ」
「あっ」
「わたしは天使よ!人の死を願ったり絶対してないからね」
「わかってるよ。誰の死も悼まれることだよな。
だから、もしも不幸にしてその村人が亡くなってしまったらでいいんだよ。
頼んだよ。
魔法セットもつけてな。」
「賢者になるつもり?」
「それはなってからだな。」
「ロベルトには、戻れなくなるわよ」
「望むところだ」
「ユウト スキルはどうします?
最初からの自動回復は別として後から手に入れたスキルは持って行くことも、ロベルトに置いておく事も可能よ」
「そうかぁ。だったら全部置いて行ってくれ。
餞別代わりだな」
「わかったわ、もしも不幸にして彼が亡くなったら、その手はずにするわ」
「ロベルト、話しが有るんだ。」
「新しい体が見つかった件?」
「ああ、それだ」
「スキル置いて行ってくれれるんでしょ。
助かるよ。感謝してる。
ユウトは命の恩人で、ぼくにたくさんアドバイスもくれて、僕にとっての神様だよ。
その君がやりたいことをぼくは止めたりしないよ」
「んんん、言いたいこと、先にいわれた。
記憶同期してるんだもんな。
何もいえねぇ」
「あの時ちゃんとぼくが死んでれば、君はこの体で、もっと自由に生きれたのに、ごめんね」
「バカヤロー、死んだほうが良かったなんてありえねー。俺はお前にくっついた寄生虫みたいなもんだ。
俺のほうこそ、楽しかったぜ。ありがとうな。マリーン幸せにしてやれよ」
「あのー お二人のお話中おじゃまします。」
「リンダ!」
「リンダさん、始めましてロベルトです」
「ロベルトさん ど どうも、始めまして、天使のリンダです。
いつもマリーンさんとのイチャイチャは楽しみに拝見してます」
「えっ?」
「はっ?」
「いや、今の発言は、ちょっとした手違いです!」
「リンダ お前の手違いは日常茶飯事だからもういいよ。で、俺を迎えに来たんだろう」
「いや あのー
予定は未定にして確定に非ず って言うじゃないですか」
「あの村人 無事なのか?
良かったじゃないか。」
「ええ まぁ そうなんですけど」
「リンダの手違いがどうかしたのか?」
「よく聞いてくれました。誰にも話せないし、ユウトだけがわたしの心の友です」
「俺は心の友になったつもりは無いけどな
で、どうした?」
「ちょっとした手違いが」
「ふんふん それで」
「村人は無事生き返り、村に帰りました。ちゃんちゃん
つまりユウトさんの新しい宿主は、また別の人を探さないといけません。
はい 報告終わります。」
「手違いの部分が抜けてるが」
「あれぇ そうかなぁ~」
「村人の生き返りと手違いの部分の説明が欲しい。」
「それ私に聞く?」
「面倒くせーな、いいから全部白状して楽になれよ。」
「怒らない?」
「リンダ うぜー 早く楽になれよ」
「村人さんが、危篤状態に陥りまして、ここは早めに行動したほうがと思い、魔力セットを付与致しました。
すると、なんと彼は、あの状態から回復魔法を使って、生還したんです。
めでたしめでたし。」
「お前の手違いで、人ひとり、死なずに済んだってことか。」
「はい、ユウトさんご明察」
「期待しないで、待つよ」
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