ぼくのスキルは『タマゴ』だそうだ。
騎士の家に産まれたパックは、12歳。『スキル発現の儀』を受ける為に父のイアイに連れられ教会を訪れたが、そこで授けられたスキルは『タマゴ』だった。
『タマゴ』は、過去一度も発現したことのないスキルで、誰もその効果を知らなかった。
父のイアイは、パックを騎士とするためパックがやっと歩き始めた頃から修行をさせて、この日に臨んでいた。
イアイは、落胆し、パックにこう告げたのだ。
「2年後、次男のマックに剣士系のスキルが現れたら、お前を廃嫡にする」
パックは、その言葉を受け入れるしか無かった。
『タマゴ』は、過去一度も発現したことのないスキルで、誰もその効果を知らなかった。
父のイアイは、パックを騎士とするためパックがやっと歩き始めた頃から修行をさせて、この日に臨んでいた。
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勉強になります。
これからも感想をお寄せ下さい。
よろしくお願いします。
パックは騎士の息子ですが、身分は貴族なのでしょうか?平民でしょうか?
平民ならダンスの授業とかを受けないとダンスは踊れないような気がするのですが、シンディやメーリールーもダンスを踊れたみたいなので、皆貴族だったのでしょうか?
割愛しただけで練習していたのでしょうか?
社交ダンスのようなモノではなく、平民にもポピュラーなフォークダンスのようなものだったのでしょうか?
感想ありがとうございます。
ご意見がもらえるのは、とても嬉しく思います。
パックの父親は、一介の騎士ですからパックは平民です。
ダンス云々に関しては、格式ばった形は考えてませんでした。
ハイスクールの卒業パーティーや、祭りの一場面として思い描いてます。
ワルツではなくて、もっと陽気なハイテンポな曲で踊るイメージです。
確かに厳しいレッスンを受けないと踊れないように書かれる作品が多いですよね。
未熟者の作者です。
これからも気になることがございましたら、是非感想をお寄せ下さい。よろしくお願いします。
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