屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです

わたなべ ゆたか

文字の大きさ
上 下
267 / 275
第九部『天涯地角なれど、緊密なる心』

三章-1

しおりを挟む


 三章 さすらう感情、待ち続ける心


   1

 海竜族の神界は、海の底にある。
 外見よりも広大な球状の空間に、竜神の居城と二人の子どもたちの住まい、そして配下の者たちが暮らす小さな町がある。
 大きな柱が立ち並ぶ竜神・ラハブの居城に、金髪の青年が訪れていた。
 玉座に座ったまま、竜神・ラハブは溜息を漏らした。


「天竜族の瑠胡姫とランド・コールの婚礼――?」


「はい。瑠胡姫たちの婚礼に対し、地竜族が祝いの品を用意しているという話を聞きました」


「地竜族を束ねる竜神・カドゥルーは、瑠胡姫やランドらと面識があるのだろう? つがいとなることも認めておるというし、なんら不思議な話ではあるまい。キングーよ、話は端的にせよ」


 キングーと言われた青年は、その端麗な顔に曇りのない笑みを浮かべた。
 両膝を床に付けていた姿勢から、優雅な所作で立ち上がると、


「申し訳ありません、父上。つまり、我らも瑠胡姫の婚礼を祝うべきだと思うのです。そこで、我らの神界で祝いの席を設けようと考えております」


「……しかし、キングーよ。おまえは、瑠胡姫とランドがつがいになることに、反対ではないのか?」


「ええ。賛成はしておりません」


 はっきりと答えてから、キングーは竜神・ラハブの視線を真っ向から受けた。


「ですが、天竜族と海竜族――ふたつの種が供に歩み、ドラゴン族を繁栄させるためには、必要なことだと考えております」


「ふむ……念のために聞くが、良からぬことを考えておらぬだろうな?」


「なにを言うかと思えば。父上――わたくしが考えているのは、ドラゴン族の繁栄のみでございます」


 息子の目を見ていた竜神・ラハブは、玉座に頬杖を突きながら、大きな溜息を吐いた。

   *

 メイオール村に帰ってきてから三日。俺は手伝い屋の仕事を再開していた。
 指輪が手に入ったことで、婚礼の式は教会側の準備を残すのみとなっている。あとは式を執り行う日を待つばかりだ。
 今日の仕事は村の広場で、子どもたちへの読み聞かせだ。本来なら教会や村長の奥さんが行う行事である。
 それが今回、俺への仕事になった理由は、至極単純だ。
 教会のジムさんとシスター・マギーは、俺と瑠胡、セラの婚礼の式の準備で忙しいらしい。村長の奥さんは、熱が出て寝込んでいる。
 そういうわけで、俺に依頼が来た――というわけだ。


「おお! 姫を攫いし悪しき魔物は、マンティコア! 獅子の身体に、醜い老人の顔。蝙蝠に似た翼を羽ばたかせ、サソリに似た毒の針を持つ尾。そのおぞましい姿に、従者オリンは恐れおののき、戦意を失ってしまった。
 だが、英雄ノーデン! かの英雄は三果敢に、マンティコアへと挑んでいった。毒針をかいくぐり、片刃の魔剣ビクトーで斬りかかる――」


 英雄ノーデンは、子どもに人気の物語だ。特にマンティコアが出てくる『砂城の魔物』は、男女に関係無く盛り上がる一作だ。
 やがて話が終わると、子どもたちは焼き菓子を貰って解散となる。
 俺が本を手に広場を出ると、瑠胡が近寄って来た。


「お仕事、無事に終わってなによりです」


「なんか、恥ずかしいですね。でも冬空の下ですから、寒くなかったですか? 神殿で待っててくれて良かったんですよ」


 俺は気を使ったつもりだったけど、瑠胡は少しだけ不満そうに、身体を寄せてきた。


「だって……少しでも側にいたいじゃありませんか。つい三日前まで、数日も離ればなれだったんですから」


 瑠胡は俺の胸に手を添えると、神糸の服を軽く握ってきた。


「つがいになるんですから……もっと、側にいる時間が欲しいのです 村での仕事くらいなら我慢できます。ですが、二日や三日の遠出など――ランドと会えないあいだ、わたくしは寂しいんですから」


「瑠胡……」


 俺は肩を抱き寄せながら、逆の手で瑠胡の手を優しく握った。


「そうですよね。俺だって、できれば瑠胡の側に居たいですから。レティシアたちにも、村から遠出をするような依頼は控えるよう、ちゃんと言っておきますよ」


「レティシアたちのことだけを言ってませんから」


「……わかってます。少し大袈裟かもしれませんけど……もし不慮のことから離ればなれになることがあったとしても、一秒でも早く瑠胡の元へ帰るって――約束しますから」


 約束――いや、誓いの言葉を口にしながら、俺は瑠胡の頬に手を添えた。
 瑠胡の目に浮かんでいた不安の色が、薄くなっていく。そして僅かに顔を上げながら、身体を預けてきた。
 完全に、甘えてきている。
 瑠胡を軽く抱きしめた格好になりながら、俺は苦笑交じりに微笑んだ。


「……少しは、安心できました?」


「ええ。ランドは約束を破りませんから。これで、もう安心です」


 俺と瑠胡が微笑み合っていると、横から咳払いが聞こえて来た。
 振り向けば、大柄な男が困った顔をしていた。村の用心棒として雇われている、元傭兵のアインだ。


「おまえら……こんな村のど真ん中で、イチャつくなよ」


「え――あ」


 周囲を見回せば、俺と瑠胡はまだ村の広場にいた。
 周囲にいた、そして道行く村人たち――子どもたちも含む――は皆、好奇の目を俺と瑠胡に向けている。


「あ、ヤバッ」


 慌てる俺とは正反対に、瑠胡は落ちついたものだ。


「あら。いいじゃありませんか。婚礼の式を執り行う二人ですもの。今さら、隠し立てするようなことではありませんでしょ?」


「いや……瑠胡。ちょっとその、道徳的に拙いというかですね? 本来、こういったことは人目のないところでやるのが……この地域での習慣なんです」


「しかたないですわね……でも、面倒なこと」


 瑠胡は俺の腕に手を絡ませながらも、不満そうな顔をしていた。
 アインと別れた俺たちが人目を避けるように神殿に戻る途中、上空から沙羅が降りてきた。ドラゴン化はしていないものの、陽光を反射する白銀の鎧と、真っ赤なドラゴンの翼は目立ちすぎる。


「瑠胡姫様っ!」


 少し慌てた素振りの沙羅に、瑠胡は柳眉を寄せた。


「沙羅。飛んでくるなと言うておろうに。大事なときなのだから、厄介ごとを増やすでない」


「すいません、瑠胡姫様。急ぎの言伝がございます。婚礼の式を執り行うと知った地竜族が、祝いの品を姫様に届ける旨の報せが入りまして御座います」


「地竜族……」


 久しぶりに聞く名に、俺と瑠胡は顔を見合わせた。
 地竜族は天竜族と同様に、竜神・カドゥルーの眷属だ。少し前に、彼らの神界に呼ばれたこともあって、そこそこに親しい間柄である。
 俺と瑠胡の夫婦――つがいになることにも好意的だ。
 瑠胡は沙羅に向き直ると、少し呆れた顔をした。


「沙羅や。話は理解したが……さほど慌てる内容ではない気がするのう」


「瑠胡姫様は、ご存知ありませんか? 地竜族の祝いは、扱いに困るほどの量が届くそうです。用心はされたほうがよろしいかと」


 片膝をついた姿勢の沙羅の説明に、瑠胡は扇子で口元を隠しながら、僅かに視線を上方へと向けた。


「ふむ……話は承知した。神殿の中を少し片付けておくとしよう。御主も急いできて、疲れてはおるだろう。神殿で休んでから、神界へと戻るがよいぞ」


「はい。お心遣い、感謝致します」


 そんなわけで、沙羅を伴って神殿へと戻ることになったんだけど……時折伝わって来る殺気に似た気配で、なんとなく居心地が悪い。
 神殿に戻ると一階にある篝火の前で、紀伊が老婆と喋っていた。
 俺たちが神殿に入ると、紀伊が畏まった顔を向けてきた。


「瑠胡姫様、実は――」


「皆様、ご無沙汰しております」


 紀伊の言葉に被さるように、こちらへ向き直った老婆――タキさんが俺たちに微笑んだ。
 このタキという老婆は、先ほど沙羅との会話で出た、竜神・カドゥルーが人に化けた姿である。
 俺と瑠胡は、揃って一礼した。


「竜神・カドゥルー様。ご無沙汰しております」


「御自ら、妾の神殿へお越し下さり、恐悦でございます」


「二人とも、そんなに畏まらないで下さいまし。今日はお二人――いえ、三人ですね。婚礼の式をするあなたがたへ、お祝いを届けに来たのですから」


 にこやかなタキさん――いや、竜神・カドゥルーは、横に並んでいる俺と瑠胡の肩に手をかけた。


「やっと……つがいになる日が来るのですね。地竜族を代表して、祝福いたします」


「勿体ない御言葉を頂き、心より感謝申し上げます」


「ええ、瑠胡姫様。我ら地竜族から、贈り物がありますの。受け取って下さいまし」


 竜神・カドゥルーは俺たちに、三つのペンダントを差し出してきた。飾り石は丸い翡翠らしく、金属の飾り台に填め込まれていた。


「これを持っていれば、地竜族の神界へと自由に入れます。また、遊びに来て下さいね」


「ありがとうございます。色々と落ちついたら、伺わせて頂きます」


 セラの分も含めてペンダントを受け取った俺は、少し安堵していた。沙羅からの話を聞いて、大量の贈り物が届くことを用心していたから、少し拍子抜けだ。
 ところが。


「さて、それでは残りの品もお持ちするとしましょう。少しよろしいかしら」


 竜神・カドゥルーは神殿の外に出ると、小さく指笛を吹いた。
 それから数秒経つと、ザッザッザ……と、まるで軍隊の行軍のような足音が聞こえて来た。
 イヤな予感――というのは、こういうときに限って外れてくれない。
 俺が外に出ると、森のほうから黒い列が向かってくるのが見えた。防寒のマントらしいを羽織った、百名以上の一団は、それぞれに壺や木箱を抱え、または手分けをして運んでいた。
 流石の瑠胡も、若干だけど引き気味に老婆の姿となっている竜神へと問い掛けた。


「竜神・カドゥルー様、あれは一体……?」


「もちろん、贈り物ですわ。絨毯に絹、香辛料に果物、硝子の器――などです。総勢で、二〇〇点ほど」


 ……流石に、多すぎる。小さい物ならいいが、一抱え以上もある品が二〇〇個ともなると、神殿には収まりきれないだろう。
 瑠胡は躊躇いがちに、だが慇懃に頭を下げた。


「竜神・カドゥルー様。あれだけの品が、神殿に入るとお思いでしょうか?」


「そんな心配しなくても、きっとなんとかなりますよ」


 ザルのような根拠を口にした竜神・カドゥルーは、なにかを思い出したようにポンと手を打った。


「そういえば、海竜族の方々も皆様への祝いを用意している――という噂を聞きました」


「海竜族……で御座いますか」


 瑠胡は露骨に、怪訝な顔をした。
 海竜族、竜神・ラハブや息子のキングーは、俺と瑠胡の婚姻に反対している。そんな彼らが、俺たちを祝う準備をしている?
 にわかには信じ難い話を信じていいものなのか――俺と瑠胡が量りかねていると、竜神・カドゥルーは苦笑した。


「お二人の気持ちは、よくわかります。ですが、わたくしたち同様に、海竜族も竜神を主とする種。敵意を持つのは、感心できません。警戒はしておいていいと思いますけれど」


 竜神・カドゥルーの言うことは、もっともだ。
 だが俺の中では、形容し難い不安が渦巻いていた。

---------------------------------------------------------------------------------
本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!

わたなべ ゆたか です。

子どもたちへの読み聞かせ――というのは史実だと、なかった気もするんですが。
書物が高価で価値のある物、識字率の低さを踏まえると、子どもたちに物語を話すのは、かなり貴重な機会なんじゃなかろうか……と思った次第です。

きっと、戦後の紙芝居みたいなものですね。

そして久しぶりのタキ――竜神・カドゥルー再登場。タキの姿で来ているのは、人間の世では神としての姿では降臨できない……という誓約のせいです。

ラハブは一度、その戒律を超えて出てきたわけですが。

少しでも楽しんで頂けたら、幸いです。

次回も宜しくお願いします!
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

転生前のチュートリアルで異世界最強になりました。 準備し過ぎて第二の人生はイージーモードです!

小川悟
ファンタジー
いじめやパワハラなどの理不尽な人生から、現実逃避するように寝る間を惜しんでゲーム三昧に明け暮れた33歳の男がある日死んでしまう。 しかし異世界転生の候補に選ばれたが、チートはくれないと転生の案内女性に言われる。 チートの代わりに異世界転生の為の研修施設で3ヶ月の研修が受けられるという。 研修施設はスキルの取得が比較的簡単に取得できると言われるが、3ヶ月という短期間で何が出来るのか……。 ボーナススキルで鑑定とアイテムボックスを貰い、適性の設定を始めると時間がないと、研修施設に放り込まれてしまう。 新たな人生を生き残るため、3ヶ月必死に研修施設で訓練に明け暮れる。 しかし3ヶ月を過ぎても、1年が過ぎても、10年過ぎても転生されない。 もしかしてゲームやりすぎで死んだ為の無間地獄かもと不安になりながらも、必死に訓練に励んでいた。 実は案内女性の手違いで、転生手続きがされていないとは思いもしなかった。 結局、研修が15年過ぎた頃、不意に転生の案内が来る。 すでにエンシェントドラゴンを倒すほどのチート野郎になっていた男は、異世界を普通に楽しむことに全力を尽くす。 主人公は優柔不断で出て来るキャラは問題児が多いです。

最凶と呼ばれる音声使いに転生したけど、戦いとか面倒だから厨房馬車(キッチンカー)で生計をたてます

わたなべ ゆたか
ファンタジー
高校一年の音無厚使は、夏休みに叔父の手伝いでキッチンカーのバイトをしていた。バイトで隠岐へと渡る途中、同級生の板林精香と出会う。隠岐まで同じ船に乗り合わせた二人だったが、突然に船が沈没し、暗い海の底へと沈んでしまう。 一七年後。異世界への転生を果たした厚使は、クラネス・カーターという名の青年として生きていた。《音声使い》の《力》を得ていたが、危険な仕事から遠ざかるように、ラオンという国で隊商を率いていた。自身も厨房馬車(キッチンカー)で屋台染みた商売をしていたが、とある村でアリオナという少女と出会う。クラネスは家族から蔑まれていたアリオナが、妙に気になってしまい――。異世界転生チート物、ボーイミーツガール風味でお届けします。よろしくお願い致します! 大賞が終わるまでは、後書きなしでアップします。

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~

みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。 彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。 最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。 一種の童話感覚で物語は語られます。 童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!

あるちゃいる
ファンタジー
 山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。  気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。  不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。  どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。  その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。  『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。  が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。  そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。  そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。   ⚠️超絶不定期更新⚠️

スマートシステムで異世界革命

小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 /// ★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★ 新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。 それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。 異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。 スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします! 序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです 第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練 第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い 第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚 第4章(全17話)ダンジョン探索 第5章(執筆中)公的ギルド? ※第3章以降は少し内容が過激になってきます。 上記はあくまで予定です。 カクヨムでも投稿しています。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

異世界で生きていく。

モネ
ファンタジー
目が覚めたら異世界。 素敵な女神様と出会い、魔力があったから選ばれた主人公。 魔法と調合スキルを使って成長していく。 小さな可愛い生き物と旅をしながら新しい世界で生きていく。 旅の中で出会う人々、訪れる土地で色々な経験をしていく。 3/8申し訳ありません。 章の編集をしました。

加護とスキルでチートな異世界生活

どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!? 目を覚ますと真っ白い世界にいた! そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する! そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる 初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです ノベルバ様にも公開しております。 ※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません

処理中です...