屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです

わたなべ ゆたか

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第八部『聖者の陰を知る者は』

四章-8

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   8

 夜明けからしばらくして、ジョシアはメイオール村へと出かけた。
 目的はもちろん、怪文書の差し出し人を探すためだ。このときすでに《白翼騎士団》の駐屯地にて、ファラがユピエルの前で過去の出来事を告発していたのだが……それはジョシアの知らぬ出来事だ。


「さて、どうしよう……」


 村の外周をウロウロとしていると、軍馬を駆っているユーキが近くを通った。


「あ、ユーキさん! なにかあったんですか?」


 ジョシアが大きく手を振りながら名を呼ぶと、ユーキが馬を止めて振り返った。
 駆け足で近寄ったジョシアに、ユーキは馬上から声をかけた。


「あ、あの、ジョシアさん――本物ですか!?」


「え? ええ!?」


 問いの意味が理解出来ず、オロオロと狼狽えるジョシアを見て、ユーキは僅かに表情を緩めた。


「本物……と思っていいです、か?」


「いえ、あたしはあたしですよ。それより、急いでいるみたいですけど、なにかあったんですか?」


「えっと、あの、ヘラって教会の暗殺者が、逃げ出したんです。危険だから、森には入らないで下さいね」


「……え?」


 ユーキから聞いた名に、ジョシアの顔から感情が消えた。
 無言のまま立ち尽くしたジョシアに、ユーキは再度警告を告げた。


「森には入っちゃダメですからね!」


 手綱を操って森へと消えていくユーキを見送ったジョシアは、やがてゆっくりと歩き出した。
 村や神殿ではなく、森の中へと脚を踏み入れていく。


「ヘラ……まさか、別人だよね」


 森に入るジョシアの頭上で、三つの影が彼女を追い越していった。

   *

 駐屯地から逃げ出したヘラを追って、俺と瑠胡、セラの三人はドラゴンの翼を羽ばたかせながら、森の上空を飛翔していた。
 先頭を飛ぶ俺の横に、瑠胡が並んできた。


「ランド。ヘラがいる場所は、わかっているのですか?」


「……多分ですけど。昨日、ゴブリンと戦った場所だと思います。あそこで、大量の木を燃やしましたから」


「……そういえば、木が燃えていましたね」


 昨晩のことを思い出したのか、瑠胡は納得顔で下方を見た。


「あそこじゃありませんか?」


 瑠胡が指で指し示す場所からは、まだ微かに煙が立ち上っていた。風に乗って、微かに死臭も漂ってきている。
 ゴブリンの死骸は放置していたから、死臭の元はそれだろう。
 俺は瑠胡に頷くと、少し後ろを飛んでいたセラへと向き直った。


「あそこへ降ります。付いて来て下さい」


「……はい」


 表情を引き締めたセラが頷くのを見て、俺は降下をし始めた。
 黒焦げになった白樺の枝のあいだをすり抜けるように、俺は地面へと降り立った。遅れて瑠胡やセラも地面に降りるのを待ちながら、俺はヘラの姿を探していた。
 指定場所はここの場所で間違いがないはずだ。あとは、どこにいるかだが……辺りを見回しても、人影は見えない。
 精神を集中させて周囲を探ると、十数マーロン(一マーロンは、約一メートル二五センチ)ほど離れた木の陰に、誰かがいる気配があった。
 俺がその焦げた木へと目を向けると、身体の線が出るような服を着て、左右の手にそれぞれ長剣が握られていた。


「ランド・コール……わたしとおまえは、まだ勝負がついていない。さあ、決着を付けるとしよう」


「ヘラ、待ってくれ。勝負をする理由は、もう無いはずだろ。なぜ、俺と決着をつけることに拘るんだよ?」


「わたしは父に引き取られてから、教会に人生を捧げると誓った。だから、父――法王猊下のために戦う」


 ヘラは答えながら、俺の前へ左手の長剣を放った。


「案の定、剣を持ってきていないようだな。その剣を使え」


「……果たし合いなんかじゃなくても、別の方法だってあるはずだろ」


「愚問だな。どんな説得をしようと、わたしの意志は変わらない」


 ヘラの表情に、迷いはない。
 俺はまだ、拷問で負った指の怪我も完治してない。だけどヘラを連れ戻すためには、無理矢理にでも納得させるしかないのか……と心を決めた俺が長剣を拾い上げると、セラが手を重ねてきた。


「ランド、わたしにやらせて下さい」


「セラ? いや、でも……姉妹で戦うなんて、させられないですよ」


「姉妹だから、わたしがやるべきなんです」


 セラの手が優しく、俺の手から長剣を奪った。
 ユピエルの発言じゃないけど、姉妹で戦うなど悲しすぎる。俺は長剣を取り返そうとしたが、セラは静かに首を振った。


「お願いです、ランド。止めないで下さい。それとも、わたしを信じられませんか?」


「そういうことじゃなくってですね。ええっと……」


 上手い言葉が思いつかず、俺が視線を彷徨わせると、セラは微笑みながら俺の右頬に手を添えた。


「心配しないで下さい。必ず帰ってきますし、あの子を止めてみせます。だから……夜になったら、沢山褒めて下さいね」


「褒めるって……セラ」


「だって、色々あってしばらくは寝物語はしてませんし。次は、わたしの番のはずですから……」


 少し頬を染めるセラに、その言葉の意味を悟った俺も赤面してしまった。
 まあ、その、なんだ……セラの決意が固いことを察したことで、俺は考えを改めた。セラを抱き寄せると、耳元に口を寄せた。


「勝ち負けなんか関係無く、無事に帰ってきて下さい。そうしたら、セラが頼まなくても、ちゃんと沢山褒めますから」


「……そんなことを言われたら、決意が鈍るじゃありませんか。ほんとにもう……いけない人」


 囁くようにしながら、セラは俺の胸に頭を預けた。しかしすぐに離れると、表情を引き締めてヘラへと向き直った。


「ヘラ……姉として、おまえを止める」




 セラと真正面から向き合っていたヘラは、平静を装いながらも少しばかり焦っていた。
 果たし合いにランドを指定したのは、勝敗を決していないこともあるが、それ以上に自分よりも剣技の腕が上だからだ。
 果たし合いだとしてもヘラを殺すつもりではないだろうが、ランドの剣技は条件反射で身体が動くほどだ。思考よりも早く身体が動いたとき、切っ先がヘラを向く可能性もある。
 その瞬間を、ヘラは狙っていた。教義で自殺は重罪となっている以上、自身で罪を償うには、これしかない――と思っていたのに。


(なんで、あの女が出てくる?)


 昨晩の立ち合いで、セラは純粋な剣技なら自分と同等だが、体術などを含めれば劣った存在であることが明らかになっていた。
 ヘラは長剣を固く握ると、セラを睨めつけた。


(最後に――もう一つだけ、罪を重ねることになるのか)


 セラを殺した者を、ランドは絶対に許しはしないだろう。
 ヘラは思考を切り替えると、全身に殺気をみなぎらせた。

   *

 セラとヘラの一騎打ちは、ほぼ互角だった。
 長剣と長剣が何度もかち合い、剣戟の響きが森の中に響き渡った。しかし、振り袖という服装の不利のせいか、徐々にセラが劣勢になっていく。
 俺は助けに出ようとしたが、瑠胡に止められた。


「ランド……セラは負けませんから、大丈夫です」


 俺は瑠胡に従って、セラの戦いを見守ることに専念した。
 ヘラの斜め下方向からの突きに、セラの反応が遅れた。ギリギリのところで長剣で突きを弾いたが、姿勢を崩して三歩ほど蹈鞴を踏んだ。
 間髪入れず、姿勢を低くしたヘラが斜め下からの斬撃を繰り出した。ヘラの体術を駆使した、彼女ならではの一撃だ。
 セラは長剣を振るのが遅れた――。


「セラッ!」


 俺は大声で、セラの名を呼んだ。
 しかし血飛沫どころか、流血の一つも流れていない。ヘラが繰り出した斬撃は、振り袖の袖によって防がれていた。
 神糸の振り袖が、盾のようにセラの身を護っていた。
 初めて見る神糸の働きに、ヘラが驚愕の表情を浮かべていた。その一瞬の隙に、セラは体勢を整えた。
 素早く長剣を構え直し、裂帛の一撃をヘラの長剣の根元へと打ち付けた。


「あ――っ!?」


 その斬撃で長剣を落としたヘラに、セラは長剣の切っ先を向けた。


「……わたしの勝ち、だな」


「な――その衣は、なんだ!? 卑怯だろ、それは!」


「果たし合いに、卑怯もないだろう。それに、わたしに負けるようでは、ランドにも勝てるはずもない。約束通り、大人しく我々の言うことを聞いて貰うぞ」


 セラが地面に落ちた長剣を広い上げると、ヘラは俯いてしまった。
 俺は瑠胡と二、三マーロン(一マーロンは、約一メートル二五センチ)ほどヘラから離れた場所で立ち止まった。


「なんで、果たし合いなんかしようとしたんだ?」


 俺の問いに、ヘラは俯いたまま答えた。


「……己の罪を精算するために」


 ヘラの短い返答に、俺たちはしばらくのあいだ、意味が掴めずにいた。だけど、最初に気付いたらしいセラが顔を上げたのを始めに、俺と瑠胡もその意味に気付いた。
 この戦いで、死ぬつもりだったらしい――項垂れるヘラに、セラが怒りを露わにした。


「ヘラ――おまえは、なにを考えているんだ!」


「おまえたちには、わかるまい。それしか……罪を償う術はない。領主の裁判という教会にとっての不名誉だけは、避けなければならない。だから……ランド・コール。わたしと戦い、殺して欲しい」


 ヘラの懇願に、俺は絶句した。
 死ぬために果たし合いを申し込む――教会への帰属心と忠誠心の強さは見事だが、ここまでくると狂信的ですらある。
 俺が絶句したままでいると、後ろから足音が聞こえて来た。振り返ると、ジョシアが歩いてくるのが見えた。


「ジョシア?」


「ごめん、ヘラと話をさせて」


 ジョシアは俺たちの横を通り過ぎると、ヘラの前で立ち止まった。


「ヘラ……あたしと仲良く喋ってたのって、お兄ちゃんを暗殺するため?」


「……ええ。あなたに変装をするために、癖とか兄妹の関係を知りたかったから……」


「……あたしの好みを聞いたり、お兄ちゃんのことを聞いたり、お兄ちゃんが野暮で野蛮だって言ってたのも、そういうことなの?」


「そうだが……最後のは言った覚えが」


「言い訳するのは、あとにして!」


 ジョシアの怒声に、ヘラは圧されたように黙った。
 ちょっと突っ込みたいところもあるが……そんな思いを抱くよりも早く、ジョシアが口を開いた。


「あたしを、騙してたってこと?」


「ええ……そうなるわね」


 ヘラの返答に、ジョシアは唇を噛んだ。
 大きく息を吸ってから睨み付けるように、そして怒りを押し殺した声で告げた。


「それで、罪を償うために死ぬ気って……そんな償いかたで、誰が納得するっていうのよ!? 貴女が殺した人が、あなたが死んで喜ぶと思ってるわけ?」


「そうしなければ、完璧な贖罪を行えない」


「完璧ってなによ。ただが人間が、完璧な贖罪なんかできるわけないでしょ!? 思い上がらないで!」


 感情に任せるままに怒鳴り声をあげたジョシアは、肩で息をしていた。暗殺や工作活動を平然と行ってきたヘラが、その剣幕に圧されていた。
 大きく息を吐いたジョシアは、気合いを入れて顔を上げた。


「あたしたちが出来る贖罪なんて、誰もが納得できるものじゃないの。妥協と諦めが入り交じった、曖昧な結果になるのが大半よ。それでも償う気があるなら、せめて誰かを助けるために命を賭けなさいよ」


「助けるため……」


「そうよ。奪った以上に、誰かを救うの。その行いで贖罪を示すことしか、できないと思うの。でも、あたしを騙した分は別よ」


 ジョシアはヘラの目線に合わせるようにしゃがむと、真剣な顔で告げた。


「あたしへの償いはね、今度は本当の友だちになることよ」


 そう言って微笑むジョシアに、ヘラは唖然とした顔をした。


「あなた……そんな、ただの友だちになるのが、贖罪だなんて」


「あら。ただの友だちで済ます気は無いんだから。大親友ってくらいになって貰わなきゃ」


 ジョシアが満面の笑みを浮かべたとき、ユーキに引き連れられたレティシアたちが合流した。
 ジココエルに跨がったレティシアは、談笑……とまではいかないまでも、和やかに会話をしているジョシアとヘラを見て、瞬きをしながら俺に訊いてきた。


「……状況を」


「結果としては、見ての通りだよ。セラに負けたあと、ジョシアに捲し立てられてた」


「ああ……つまり、いつも通りに破天荒な結果になったということか」


 皮肉の混じったレティシアの言葉を聞いて、俺は対抗心から言い返した。


「レティシアだって、あの演説で言っていた、『オッピロゲーノ』とかなんだよ。あんなの、最初の打ち合わせじゃ無かったろ」


「ああ、あれは住人の緊張を解くための小技だ。わたしも成長せねばと、色々な経験を生かしているわけだ」


 言ってることは良い感じだけどさ……その経験って、龍神・恒河のアレな気がするんだけど。あれはその……なんていうか、あまり参考にしちゃいけないヤツだと思う。
 とまあ、そんなやり取りがあったものの、無事にヘラを確保できたわけだ。俺たちは《白翼騎士団》と一緒に、ヘラを連れて駐屯地へと戻った。
 修練場にいるユピエルにヘラを確保したことを告げ、ヘラはまだ独房へと入ることになった。
 そこまで話をしたとき、まだ駐屯地にいたファラさんが近寄って来た。


「セラ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」


「母上? 妹のヘラは、無事に連れ戻しました」


 ヘラの背中に手を回しながら、セラがファラさんに微笑んだ。
 しかしファラさんは、少し気むずかしい顔で、セラとユピエルを交互に見た。ユピエルは気まずそうな顔をしていたが、その理由はわからない。
 ファラさんは眉を顰めながら、溜息交じりに言った。


「ああ、その件なんだけど……あたしは、一人しか産んでないのよね」


 ……。
 …………へ?


 俺と瑠胡、セラ――いや、もう面倒臭い。ユピエル本人とファラさんを除いた全員が、ユピエルへと目を向けた。
 セラが睨むような目で、ユピエルに問いかけた。


「……説明を」


「ヘラはその……病弱だった御令嬢を宥めていたときに」


「……ああ、それで援助と引き替えに、互いの繋がりを強めようとしたんですね。婚姻は無理でも、子を成して血縁を深めた、と」


 言いにくそうにしていたユピエルのあとを継いで、ファラさんが推測を述べた。ユピエルがぎこちなく頷いたことから、おおよそ間違ってはいないらしい。
 ていうか――人のことを散々、色欲の咎人とか言ってたのに……人のこと言えねーじゃねぇか。
 俺が軽く睨むと、ユピエルは気まずそうに視線を逸らした。
 ファラさんは溜息を吐くと、ユピエルを睨みながらヘラの肩に手を添えた。


「そういうことなら、この子はあたしが預かります。暗殺や教会から距離をおき、人や家畜を癒やす術を覚えさせるわ」


「……それが、いいかもしれません。刑罰より、償いをさせるほうが、ヘラのためになるでしょう」


 レティシアが承諾したことで、ヘラの処遇は決まった。
 結果として、先ほど提示した内容に則したものになったことで、ジョシアも胸を撫で下ろしていた。
 教会としては、これから大変だろうけど、それは俺たちの知ったことじゃない。俺は瑠胡やセラとともに、これまでの疲れを癒やすため、神殿に戻ることにした。

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本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!

わたなべ ゆたか です。

今回のサブタイトル「聖者の陰を知る者は」は、陰と淫とをひっかっけいたりします。しかし長くなりました……書いても書いても終わらず、今回はマジで落とすと思いました。

次回はエピローグとなります。是非にお付き合い下さいませ。

少しでも楽しんで頂けたら、幸いです。

次回も宜しくお願いします!
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