屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです

わたなべ ゆたか

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第八部『聖者の陰を知る者は』

三章-3

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   3

 メイオール村で怪文書騒ぎがあった翌朝は、早くから雪がチラチラと舞っていた。風は強くないものの、微かな風すら体温を奪い、身体を凍えさせてしまう。         そんな中、メイオール村の狩人数人が森の中に入っていた。真冬でも狩りは行うが、雪の降る日は避けるのが、この近隣地域での定石だ。
 遭難を避けるためでもあるが、視界が利かない状況では得物だけでなく、飢えた狼や熊などの猛獣の接近も気付きにくいからだ。
 そんな危険があるのも関わらず、彼らが狩りに出たのはユピエルらが村に滞在し続けているからだ。
 冬を越すための食料は蓄えていても、客をもてなすだけの量と質などない。唯一、村長のデモスだけは来客用にと、ある程度は備えていたが、それも底を尽きかけていた。
 狩人たちはデモスの依頼だけでなく、法王であるユピエルらの食料を得るため、進んで狩りへと赴いたのだ。
 少しばかり森へと入った場所に、狩人たちが休憩するための小屋がある。
 その小屋の中では、一人の狩人がスープを作っていた。スープと言っても具は魚の燻製のみ、味付けも香草のみという、粗末なものだった。
 獲物が獲れれば、脂肪などを具材に加えることができるのだが――。
 もうすぐ、昼食の時間だ。
 小屋に残って食事を作っている若い狩人は、少しでも温まろうと竃の側から離れずに、ずっと昼食用のスープを掻き回していた。
 その途中で、小屋のドアをノックする音が聞こえて来た。まだ幼さの抜けきっていない顔立ちの狩人は、仲間が帰ってきたと思い、ドアに駆け寄った。


「みんな、お帰……」


 ドアを開けた狩人は、そこにいるのが期待した人物ではないことに、目を瞬かせた。


「すまない、少し入ってもいいだろうか」


 中肉中背の修道騎士に目礼され、若い狩人は半身を逸らせた。


「は、はい。汚いところですが……どうぞ」


「ありがとう……しかし、今日は一段と冷えるな。君は小屋に一人でいて、寒くないのかね?」


 修道騎士からの問いに、狩人は大袈裟なほどに首を横に振った。


「い、いえ。竃でスープを作ってましたから。暖みたいなものですから、寒さには耐えれます」


「ほお……スープを」


 修道騎士は大鍋を一瞥すると、小屋の中をぐるりと見回した。
 竃のほかには、小さなテーブルと丸椅子が三つだけある。修道騎士は少し眉を顰めさせてから、狩人に問いかけた。


「ランド・コールを知らないかね? 森の中に入ったという話を聞いたのだが」


「ランドさんなら、狩人仲間と一緒に森の奥です。なんでも、仕事を手伝う代わりに、怪文書を発見したときの状況なんかを聞きたいそうで」


「ほお?」


 修道騎士は曖昧な返事をしながら、内心では呆れていた。


(怪文書を見つけた状況など調べても、意味はなかろうに。我々の目を逸らすため、手を貸すように見せかけているだけか。となると、やはりヤツが犯人だな)


 結論ありき。ランドのしている聞き込みの意味など、まったく考えないままに結論を導き出した修道騎士は、狩人へと微笑んだ。


「ランドが来るまで、ここで待たせて貰ってもいいかな?」


「は、はい、どうぞ! あ、俺……ランドさんを呼んで来ます」


 狩人はテーブルに置いた濡れた布の上に鍋を置くと、小屋から出て行った。
 あとに残された修道騎士は、鍋に近寄ると腰に下げていた革袋を手に取った。中に安いエール酒の入った革袋の栓を抜くと、少し冷め始めたスープに注いだ。
 そして残っていた香草をすり潰してから、鍋に入れた。香草の香りで、鍋に漂う酒臭さを緩和すすためだ。


「さて……」


 修道騎士は腰袋から羽ペンとインクを取り出すと、テーブルに書き置きをした。


『少しだけ出る。すぐに戻るのでランド殿は、ここで待っていて欲しい』


 腰袋に羽ペンとインクを仕舞った修道騎士は、ドアを開けて狩人がまだ戻って来る気配がないのを確かめた。
 残っている足跡の上を歩くようにしながら、修道騎士は小屋から離れていった。

   *

 雪の積もる森の中で、三人の狩人たちが岩陰に隠れていた。
 弓矢を携えているが、狩人たちは矢を番えることもしていない。ただ静かに、耳を澄ましているだけだ。
 ここから十数マーロン(一マーロンは、約一メートル二五センチ)離れた風下に、罠が仕掛けてある。飼い葉と括り罠という、狩猟用の罠だ。
 飼い葉の周囲には、雄牛や山羊の尿を撒いてある。これで、人の体臭を消しているわけだ。
 飼い葉にも、枯れ草を煎じたものを垂らして、臭いを増している。狩人たちは誘き寄せられた鹿などの野生動物が、引っかかるのを待っているわけだ。
 俺も息を顰めながら、狩人たちと同じ場所で獲物がかかるのを待っていた。昨日のこともあってか、手伝い屋への依頼が、久しぶりに舞い込んだんだ。
 そのついでに――怪文書についての聞き込みというのか、話を聞いたりしている。
 罠を仕掛けてから、二時間ほど経過した。


「――かかった」


 微かに聞こえてきた鹿の鳴き声に、狩人たちが反応した。
 現地に到着すると、立派な角を生やした牡鹿が罠にかかっていた。周囲の地面の状況から、ほかにも二、三頭の鹿がいたらしい。
 でも今の時期においては、じゅうぶん過ぎる獲物だった。
 弓矢でトドメを刺し、その場で皮を剥いで解体をし始めた狩人たちに、俺は狩りが始まる前にしていた話を再開した。


「それじゃあ、怪文書はドアに挟んであったんですか?」


「そうなんだよ。まだ早朝だったのに……なぁ。いつの間になんだろうな」


 狩人たちが起きる時間よりも、早い時間に怪文書を配っていたってことか。
 そんな早い時間に、不審者が村に居たってこと――か?
 ふと、なにかを思い出しそうになった。それがなんだったのか考えていると、狩人小屋のほうから人影が来るのが見えた。
 若い狩人は、俺たちが鹿の解体をしているのを見て、声をかけてきた。


「おーい、ランドさぁん!」


 え? 俺に用なんだ。

 予想外すぎて戸惑っていた俺に、その若い狩人――ゼンって名前だ――は、手を振りながら駆け寄ってきた。


「ランドさん、教会の人が会いたいそうなんですけど」


「教会の?」


 正直に言って、教会の関係者が俺になんの用があるのか、まったくわからない。
 だけど……俺は、怪文書の犯人を捜すことに協力しているからな。余計なちょっかいを出されることは、もうない……と思いたい。


「そういうことなら、仕方ねぇ。こっちは、もうすぐ解体も終わる。あとは、亡骸を埋めて終いだ。小屋へ行ってやってくれや」


「……わかりました。近くに獣の気配はないですが、気をつけて下さい」


 俺はゼンと一緒に、狩人小屋へと急いだ。
 なんの用事かは知らないが、待たせているのなら急いだ方が良い。遅くなったのを理由に、難癖を付けられるのは避けたいし。
 ゼンと二人で小屋に入ると、香草の強い香りが漂って来た。
 小屋の中にはテーブルに、丸椅子。竃はまだ火が燻っていて、テーブルの上には湯気が立ち上る鍋が置いてあるが、これは昼の食事か。
 小屋の中に入った俺は、テーブルの上に書かれた文字に目を落とした。


『少しだけ出る。すぐに戻るのでランド殿は、ここで待っていて欲しい』


 なにか別件でも入ったのか?
 俺とゼンは互いに顔を見合わせると、なんとなく肩を竦め合った。


「あ、そうだ。折角だから、飯でも食べます? 大した材料は使ってませんけど。まだ冷え切ってないんで、少しは温まると思いますよ?」


「それじゃあ、もらうかな。身体が冷え切ってるから、助かるよ」


 ゼンは少し底の深い木皿に、なみなみとスープを満たしてくれた。
 といっても、具は殆ど入ってない。香草の臭いが強すぎるのか、鼻孔に届く刺激臭のような……なんていうか、ツンとする感じがする。
 まあ、ゼンが作ったものなら、変なものは入ってないだろう。
 俺はスプーンを使わず、皿から直接、スープを飲み始めた。暖かいスープが、胃袋から全身に染み渡っていくのを感じる。
 スープの熱よりも、かなり暖かい感触が喉を通った――そう感じた瞬間に、視界が歪んだ。
 脚から――いや、全身から力が抜ける。視界が、暗転した。



「ランドさん!?」


 スープを三口ほど飲んだ途端、いきなり倒れたランドに、ゼンは狼狽えた。


「え? なんで? どうしたんです!?」


 跪いて身体を揺らすが、ランドは目を覚まさなかった。
 ほとほと困り果てたとき、小屋のドアが開いた。


「急に出てしまってすまない――ん? おや。ランド殿は、酔って倒れてしまったのかね」


「あ、ええっと……はい。急に倒れてしまって……」


 修道騎士に答えながら、ゼンは少し違和感を覚えていた。
 しかし、その正体に気づく前に、修道騎士はランドの身体を抱え上げた。


「彼は、わたしが村に連れて行こう。介抱は、任せてくれたまえ」


 ゼンが返事をする前に、修道騎士は小屋から出て行ってしまった。
 しばらくは呆然としていたものの、一人残された小屋の中で、若い狩人はハッと顔を上げた。


「どうしよう。ええっと……騎士団に、このことを伝えなきゃ」


 直感に導かれるように、ゼンは小屋を出た。
 雪を踏みしめながら村に向かうが、先に出た修道騎士の姿は見えなかった。イヤな予感がして急ぎたかったが、雪に脚をとられて、それもままならない。
 もうすぐ村に着くというところで、大柄な修道騎士に出会った。


「狩人か。そっちに、ランドが行ったと聞いているが」


「あの……急に倒れたんです。それで、別の修道士様が連れて行かれました。俺……や、わたしはその、騎士団に……このことを伝えようと、思ったんですが……その」


「なんだと?」


 穏やかだったウトーの表情が、一気に険しくなる。


(まさか……法王猊下? 違うと思いたいが)


 ウトーはゼンの肩を軽く叩くと、踵を返した。


「騎士団には、教会へ行くよう伝えろ。恐らく、ランドはそこだ。わたしは、神前の者たちに、このことを告げておく。貴殿の直感が、外れることを祈ってはいるがな」


「は、はい」


 この会話を最後に、二人の男たちは二手に分かれた。
 ゼンと別れてから、神殿に向かうウトーの表情には、怒りとも侮蔑ともとれない、激しい感情が浮かんでいた。

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本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!

わたなべ ゆたか です。

人の善意が、悪い方向へと巡る、典型的な例ですね。
ランドを呼びに行かない、狩人たちの解体が終わるまで小屋へは戻らない……という展開なら、こうはならなかったんですけどね。

書いているほうとしては、ランドの弱点の有効活用ができて、ちょっと満足です。

少しでも楽しんで頂けたら、幸いです。

次回も宜しくお願いします!
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感想 1

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