屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです

わたなべ ゆたか

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第六部『地の底から蠢くは貴き淀み』

四章-7

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   7

 領主の屋敷で大立ち回りを繰り広げてから、二日後。
 俺たちは新領主からの召喚により、領主の屋敷を訪問することになった。午前中に屋敷へ行く準備をしながら旅籠屋の酒場で、俺たちは集合した。
 の、だが……。
 クロースは鎧も身につけておらず、ほぼ平服に近い格好をしていた。


「クロース。まさか、その姿で領主の屋敷へ赴くつもりか?」


 セラからの問いに、クロースは少し困った顔をした。
 昨日、あれから少しばかり二人っきりにしたあと、屋敷の玄関で待つこと数分間。顔を赤くしたクロースが、駆け足で追いついてきた。
 なにがあったのかまでは聞いていなかったが……なにかがあったのは、そのときの顔からも明らかだった。
 視線を彷徨わせたまま答えなでいると、嘆息をしたセラがクロースに詰め寄った。


「昨晩、ラストニー殿となにがあったのかは知らんが。騎士である以上は、親しくなったとて最低限の礼節は必要だ」


「ああ、セラさん……やっぱり昨晩のは、そういう話だって思いますよね」


「まあな。たとえ騎士団を退団するつもりだろうと、まだ騎士なのだから――」


 セラの言葉を遮って、クロースは両手を大袈裟に振った。


「あ、いえ。断っちゃいましたから。退団とかはないです」


「そうか。だが、退団しないと……」


 セラの言葉が、半ばで途切れた。
 俺もすぐには、クロースの言葉が理解できなかった。それはマナサーさんや瑠胡、それにアインも同様のようだった。
 そして数秒後。


「――断ったっ!?」


 そう叫んだのは、俺とセラ、アインの三人だ。
 瑠胡とマナサーさんは、流石に姫とあって少し目を丸くしただけだ。そんな俺たちの反応に、クロースは困り切った顔で「あはは……」と笑った。


「いや、だからですね……あたしは、ちょっと行き難いというか。なので、皆さんだけで行ってきて下さい。あたしは馬車で、お留守番してますから」


 ラストニーの告白というか、誘いを断った理由を聞きたかったが、その前に屋敷からの迎えが来てしまった。
 俺たちは仕方なく、クロースを置いて領主の屋敷へと赴いた。
 屋敷に到着した俺たちは、執事らしい男に案内されて謁見の間へと通された。


「よく来てくれたね」


 絨毯の先にある椅子に座っていたラスタニーが、立ち上がって僅かに手を広げた。
 本来なら、〝様〟や〝男爵〟という敬称を付けるべきなんだろう。だが、今まで付けてなかったからか、違和感が半端ないので、これまで通り呼び捨てにしている。
 そんなラストニーの目が、誰かを探すように彷徨ったあと、どこか寂しさと安堵とが混じった顔で、俺たちを見回した。


「この二日で、なんとか男爵の位を受け継ぐことができたよ。母上には隠居して頂くことにした。今は屋敷の離れに滞在して貰っている。母上のほうは、それで解決したんだが……問題は土地の浄化だな」


 溜息を吐いたラストニーに、アインが話しかけた。


「土地を燃やすだけで、ある程度は解決できるという話をしたはずだけど」


「ああ……そうなんだがね。ただ、それを全農作地で行うとなると、人手や枯れ草の確保が大変だ。農民にやらせるにしても、それなりの資金が必要だ」


「今まで稼いだ金で足りないのか?」


 俺の指摘に、ラストニーは肩を竦めた。


「今、試算中だ。もしかしたら、赤字に転落するかもしれないな。まあ、それはかまいやしないんだ。農作物と家畜たちの異変は、ここで食い止める。そのためには、土の入れ替えも含めて、やり遂げる覚悟だ」


 そう言ってのけた表情は、ある種の覚悟に満ちていた。しかし、その直後に少し寂しげな顔になった。
 俺は少し考えてから、新領主に告げた。


「あの……なんなら、クロースを連れて来ましょうか?」


「ランド、その気持ちだけ受け取っておくよ。正直……今、彼女に会ったら、わたしは理性を保てそうにない」


 大きく首を振るラストニーは、項垂れるように溜息をついた。


「そりゃもう、きっぱりと断られたからね。あそこまで言われてしまったら、こちらとしても無理強いできないさ。あの託宣は母のことかと思ったものだが……今ならわかるよ。あれは、クロースのことを言っていたんだ」


 そういえば、ラストニーは鬼神ファールドルから別の託宣を受けてたっけな。
 そのことを思い出しながら、俺は半目になっていた。


「……なにがあったのかは聞きませんけど。何人もの女性との婚約を、一方的に破棄してきた人の言うことじゃない気がします」


「ああ……その件も反省はしてるさ。昨晩、理由も付け加えて謝罪の手紙をしたためたところだ」


 ラストニーはそう言うと、椅子に腰を落ち着けた。そして側に控えていた執事に、合図を送った。静かに頭を下げた執事は、俺たちに近づいてくると、革袋を差し出してきた。
 俺が怪訝な顔をすると、ラストニーが告げてきた。


「今回の謝礼だ。旅費にもなるだろうから、受け取ってくれ」


「……これは必要ではないな。妾たちは、御主に雇われたわけではない。ただ、頼まれて家畜の異変を解決せんと思うたまで。謝礼など受け取れぬ」


「ザイケンでは、これから多くの資金が必要となりましょう。これは、そのためにお使い下さい」


 瑠胡とセラに言われて、ラストニーは見開いた目を俺へと向けた。俺は無言で肩を竦めてから、小さく頷いた。


「俺も同意見ですよ、御領主様。帰りの旅費くらいはありますので、ご心配なさらず」


「……まったく。なら、遠慮無く使わせて貰おう」


 ラストニーが指を鳴らすと、執事は俺たちに頭を下げてから、静かに下がっていった。
 金銭のためではなかったわけだから、瑠胡やセラの判断は正しいと思う。それに、俺は新たに個人的な問題を抱えてしまった。
 そっちが気が気じゃないから、金銭のことなんか二の次だ。
 俺の《スキル》である〈スキルドレイン〉。今回、それでは説明のできないことが起きてしまった。
 乱戦の中、俺は〈筋力増強〉とは違う力で、加速してしまった。それと同時に、周囲の動きが遅く見えたのだ。
 これは例えば、〈加速〉という《スキル》が目覚めたという、単純な話ではない。〈加速〉を覚えたにせよ、それで周囲が遅く見えたりはしない。
 これが一体なんなのか、探る必要がある気がしてならなかった。これは、魔族ニッカーに化け物と呼ばれたことに、起因していることだ。
 万物の神アムラダ様に、この件をお伺いしたほうがいいのかと、あれからずっと悩んではいるんだ。
 執事が下がると、ラストニーは改めて俺たちに微笑んだ。


「さて。君たちからなにもなければ、今日はここで、お開きとしよう。君らも、なにかと忙しい身だろうし」


「それでしたら一つだけ、お訊きしたいことがあります。よろしいでしょうか?」


 一歩前に出るマナサーさんに、ラストニーは鷹揚に頷いた。
 マナサーさんからラストニーに質問があるなんて正直、意外だった。俺たちの視線を一身に浴びたマナサーさんは、真顔で言った。


「クロース殿に、なんて言われて断られたのでしょうか? 彼女は、なにも教えてくれないので、気になって仕方がありません」


 ……絶句。

 いやその……なんだ。きっと今の段階で、しちゃいけない質問の一番手に挙がるないようだと思う、これ。
 現にラストニーは、心から泣き出しそうな顔をしているし。


「マナサー殿。その質問は、まだ癒えていない、わたしの傷を両手で抉るようなものですので……ホント、今まで何人もの女性との婚約を破棄してきたことは、心から謝ります。だから、その質問への回答は、今回は勘弁して頂きたく思います」


 これ以上は、ラストニーの心痛と、もしかしたら胃痛にも厳しいだろう。俺たちはラストニーと別れることにした。
 そのまま馬車にいるクロースと合流すると、俺たちはクロイスを出た。
 馬車に揺られながら街道を進んでいる途中で、マナサーさんが別れを告げてきた。


「わたくしは、ここで。皆様の御健勝と御多幸、そして、ご武運をお祈りしております」


「御丁寧な御言葉、感謝致します。しかし母上の怒りに触れておらぬか、心配ではありませぬか?」


 瑠胡の問いに、マナサーさんは苦笑いを浮かべた。


「……少し。ですが、家畜の異変を解決するお手伝いをしたのですから、多少は大目に見てくれると思います」


 マナサーさんが去ってから、一時間ほど経ったあと、セラがクロースに話しかけた。


「ラストニーの誘いを断ったのは、騎士団のためなのか? レティシアは確かに難色を示すだろうが、クロースの決断を否定はしないと思うが」


「え? あ、いえ……その。そういうわけじゃないんです。えっと……その、やっぱり気になります……よね?」


 セラの顔色を窺うように、クロースは少々上目遣いになっていた。
 そんな元部下の様子に苦笑しながら、セラは小さく頷いた。


「不都合のない範囲で構わないが。騎士団の今後のことを考え――と、わたしが言うのも、おこがましいがな。それでレティシアの心労が軽くなるかもしれないしな」


 セラの返答を聞いて、クロースは身体の前で両手を組んだ。


「あの人……初対面のときに、〝家畜なんか〟って言ったんです」


「……は?」


 クロースの返答に、さすがのセラも戸惑いを隠せなかった。もちろん、俺たちだってセラと同じだ。
 しかし、そのときクロースの情緒が不安定になったことを思い出し、なんとか言葉の意味を把握することができた。
 俺や瑠胡に少し遅れて、あのときのことを思い出したらしいセラが、言葉を探すようにしながら、口を開いた。


「本当に、それが理由なのか? 遠慮なんかせず、もっと正直な意見を言ってくれてもいいんだぞ」


「いえ、それが一番なんですけど……あとは、あたしの好みとは、かなりかけ離れているんですよね」


「好み?」


「はい。十歳前後は年上がいいし、生後三ヶ月くらいの子豚程度は、両脇に抱えられる程度の腕力だって欲しいじゃないですか。それに、いざというときは牛のお尻に腕を突っ込められる人じゃないと。
 あ、これはですね。雌牛が妊娠してるかわかりますし、便秘がちな場合に糞を掻き出したりするんです。あとは、家畜に舐め回されても寛容でなきゃ」


 指折り数えながら、好みのタイプを挙げていくクロースに、俺たちはちょっと唖然としてしまった。
 
 とりあえず、今が食事中でなくて良かったと心から思う。

 確かにクロースの気立ての良さは、《白翼騎士団》でも随一だと思う。話しやすいし、なにごとも一生懸命にやる姿勢は、好感が持てる。
 だけどな、レティシア。
 この子、頭の中は酪農家のままだぞ?
 俺が頭の中で、ここにはいない騎士団長に突っ込みを入れている横で、瑠胡が扇子で口元を隠した。


「クロース。よもや、ラストニーにそのまま告げておらぬだろうな」


「ああっと……それがですね。あのときのラストニー殿は、かなり真剣に話をしてきましたから。あたしも嘘や誤魔化しなんかしないで、正直に話さないといけないかなって……その、そう思った次第でして」


 要するに、さっきの好みの話まで、全部しちゃったわけだ。
 謁見の間で、ラストニーが泣きそうな顔をしていた理由が、やっと理解できた。初見での失敗は彼自身が悪いが、あの好みについては……なんだ、その。
 年齢については、刻が解決してくれるかもしれない。腕力だって、鍛えればなんとかなるだろう。
 しかし、家畜の尻に腕を突っ込むのは……貴族として生を受け、暮らしてきたラストニーにとっては、下手な拷問よりも辛い事例だろう。
 クロースの話が終わったとき、流石の俺もラストニーへ同情の念を抱いていた。

 ……かわいそーに。

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本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!

わたなべ ゆたか です。

第一印象って大事ですよねって話でございまいた。

黒い鉱石ですが、参考にしたのは重油です。そこから遺物で精製するわけですが、その精製したものは、プラスチックを参考にしています。

工房で漂っていた異臭は、プラスチックを溶かすときの臭いということで。

あれです……物の価値は、希少性でも決まるということです。珍しいものは、好事家にとって宝です、みたいなヤツです。
なにかのファンタジー映画でも、妖精(か小鬼かうろ覚え)が主人公の持っていたプラスチック製のアクセサリーを欲しがっていた――という記憶もありまして。
この映画、調べてみましたがタイトルなどが、わからなかったんですよね。かなり昔に見ましたので、記憶が……。

少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

次回もよろしくお願いします!
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