屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです

わたなべ ゆたか

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第六部『地の底から蠢くは貴き淀み』

二章-7

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   7

 俺は瑠胡、セラ、それにラニーとマナサーさんを追加した五人で、ホウル山へと向かうことにした。
 クロースとアインには、キャリン村で家畜の調査を続けて貰っている。
 ラニーはクロースと村に残るのを希望していたが、そうなるとホウル山への道案内がいなくなる。
 ラニーが協力者として申し出ている以上、俺の指示にも従って貰うほかない。この人員の割り振りにも、ある程度の意味はあるわけだし。
 先ず、タキさん――竜神・カドゥルーからの依頼を受けた俺は、異変の原因を突き止める義務がある。託宣によって得られた情報を確かめにいくのは、俺の役目と言っていいだろう。
 一方、クロースは俺の手伝いという名目で、家畜に起きた異変を解決したいと思っている。ある意味では補助的な立場だから、家畜の調査を続行させておくほうがいい。
 そうなると《白翼騎士団》から依頼されたアインも、クロースに付き添うのが妥当だ。
 瑠胡とセラは俺と一緒に行きたがるだろうし、この人の世に疎いだろうマナサーさんは、俺たちが面倒をみたほうがいい。
 そういう割り振りだから、ラニーはホウル山への同行側に来て貰うしかないのである。
 山の捜索となれば、洞穴などの奥に入る可能性もある。そうなると、それなりの装備だって必要だ。
 俺たちはホウル山へ行く前に、領主街であるクロイスに戻って買い出しをすることにした。
 なんでも、大きな街には探索用の装備を売っている店があるらしい。ラニーの案内で、そういった店を梯子して、装備を揃えた。


「ランプと油に、松明。蝋燭に、ロープと止め金具。保存食は、三日分……と」


 宿で購入した装備を確認していると、瑠胡がなにかを思い出したように顔を上げた。


「ランド、確か……三マーロン(約三メートル七五センチ)の棒もあったはずでしょう。あれは買わなかったのでしょうか?」


「棒……ああ、そういえば売ってましたね。でも、どうしてですか?」


「いえ。以前、ランドの部屋にあった書物で、そういった棒を使って迷宮を探索する物語があったことを思い出しましたから、少し気になってしまって」


 ああ、そんな本もあったかな……と、俺は思いだした。
 ただ、洞窟の広さがわからない以上、三マーロンもある長さの棒なんか、邪魔になるだけだと思う。
 とまあ、それはさておき。
 クロイスを出た俺たちは、馬車に揺られながらホウル山へと向かった。途中でキャリン村に寄って、クロースたちの状況を聞いたりはしたけど、それ以外はほぼ寄り道はしなかった。
 といっても、馬車の行き先はホウル山ではない。


「ホウル山の麓には、小さな村があります。そこを拠点として利用しませんか?」


 これはラニーからの提案だったが、もちろん断る理由はない。そんなわけで、俺たちは一先ず、その村を目指している。
 馬車は今、深い森の中を進んでいる。生い茂る木々が濃く、まだ夕刻前なのに、周囲は薄暗くなっていた。
 御者台で俺が手綱を握る横には、ラニーが座っている。そんな俺たちの後ろから、瑠胡たちの会話が聞こえてきた。


「ランド殿への恋慕など、ありませんよ」


 瑠胡やセラの抱く警戒心を、察していたんだろう。会話の流れから、マナサーさんはそう言って苦笑した。


「確かに、ランド殿の強さには惹かれますが、出会ってから、それほど時間が経っておりませんかし。それで、つがいになろうとは思うほど、軽くは御座いません」


「そ、そうか……」


 マナサーさんの言葉に、瑠胡はやや目を逸らしながら、ぎこちなく応じていた。
 話を聞く限り、瑠胡は俺と初めて会ったときに、近いことを思ったらしい。マナサーさんの意見は、瑠胡には気まずいものになったかも……しれない。


「ならなぜ、我々に同行を?」


「……それは、ですね。わたくし、神界から出たの初めてなんです。折角ですから、もう少し外の世界を見ていたいじゃないですか」


 母親である竜神・カドゥルーの目を離れた反動か、マナサーさんは神界での立ち振る舞いとは打って変わって、少々上擦った調子だ。
 これはもしかしなくとも、色々な意味でマナサーさんを警戒しておかないと、近隣住人と問題を起こす可能性が高い気がする。
 そんなことを思っていると、マナサーさんがモジモジとした雰囲気で瑠胡とセラに話しかけていた。


「わたくしは、人の世には疎いですから……わからないことは、教えて頂けると助かります」


「ふむ……その辺りは、任せて頂いて結構です。妾は神界から出て、随分と経ちます。人の世にも慣れておりますので、なにかと手助けもできましょう」


 瑠胡はそう言ったけど……嘘だ。
 出会ってからすぐに《お兄ちゃん発言》や、《熟れた人妻対応》などの前科があるからなぁ……人の世に慣れているというのは、ちょっと言い過ぎだと思う。
 俺が静かに溜息を吐いていると、前方から人の声が聞こえてきた。それから少し遅れて、剣戟の響きまでもが轟き始めた。
 俺は舌打ちをすると、馬車を停めた。


「瑠胡、セラ――ここで待っていて下さい」


「ランド――なにがあった?」


 ラニーがいるからか、姫としての言葉遣いで訊いてくる瑠胡に、俺は「戦の音が聞こえます」と答えながら、御者台から降りた。
 森の中を駆け出した俺は、木々のあいだを縫うような細い道の前方に、馬車列を見た。
 四台が連なった馬車の前に、大柄の騎士や六人の兵士たちが集まっていた。
 彼らと対峙しているのは、頭部までの高さが四マーロン(約五メートル)を僅かに下回る、人型をした魔物だ。
 ごつい体付きに比べて短い脚に、太く長い両腕。潰れたような顔を含め、まるで岩のような皮膚に覆われている。
 数あるトロールの中において、岩トロールを呼ばれている種だ。岩場を好み、岩のような肌によって周囲に紛れながら、得物に襲いかかる――と、なにかの文献で読んだことがある。
 ほかのトロール種と同じように日差しを嫌うらしいが、生い茂る枝葉によって日光が遮られている森の中は、絶好の狩り場であるらしい。
 どこかで拾ったのか、右手に持つ錆びたハルバードを、手斧のように振り回していた。
 その剣呑な猛撃を前に、騎士や兵士たちは徐々に後退しながら、防御に徹するしかないようだ。
 しかし、それで岩トロールを調子づかせてしまったようだ。今まで慎重な足取りだった岩トロールが、大股に歩き出したのだ。
 後退よりも早い足取りに、近くにいた兵士の反応が遅れた。


「うわぁぁぁぁぁっ!!」


 逃げることや身を護ることも忘れ、ただ恐怖のままに振り下ろされるハルバードを見上げながら、悲鳴をあげた。
 俺は舌打ちをしながら頭の中に、数本の線が岩トロールの右腕へと伸びるイメージを描きつつ、力を解放した。
 俺の左腕から〈断裁の風〉が放たれると、イメージ通りにトロールの右肘が粉砕された。
 腕だけは慣性のままに振り下ろされたが、肘から先はその途中で、血を撒き散らしながら数マーロンほど、くるくると回転しながら宙を舞った。
 近くの木の幹に右腕が当たって、握ったままのハルバードごと地面に落ちるのと、岩トロールが悲鳴をあげるのは、ほぼ同時だった。
 状況が飲み込めずに呆気にとられた騎士や兵士たちの横を通り過ぎ、俺は腕を押さえながら腰を屈めた岩トロールに迫った。
 全身を〈筋力増強〉で強化させながら、俺は抜き払った長剣を岩トロールの首筋に振り下ろした。
 この一撃を受けたことによる悲鳴は、あがらなかった。
 頭部の失せた首から、地面に鮮血を撒き散らしながら、岩トロールの巨体は地面に崩れ落ちた。
 怪我人がいないか俺が振り返ると、大柄の騎士が面貌を上げた。


「貴様は――なぜ、ここにいる?」


 ザイケン領の領主と面会したときに、俺たちを邪険な態度で追い払った、あの騎士だ。
 そっくりそのままの言い返そうと思ったが、流石に自制心が勝った。俺は長剣を鞘に収めると、小さく肩を竦めた。


「調査のために、こっちまで足を伸ばしただけです。前のほうから戦いの音が聞こえましたので、安全確保のために障害を排除に来たんですが」


「……調査? どこへいくつもりだ」


「ホウル山の近くにある村に。そこからは、状況次第で決めます」


 俺の返答に、騎士の顔に迷いが出た。
 俺を追い返したそうだが、それをしていいものかどうか――というところだろう。なにせ、俺たちは領主であるフレシス・ルインの承諾を得て動いている。それを騎士の判断で邪魔していいか、迷っているに違いない。
 静かな睨み合い――となりかけたとき、馬車のほうから聞き覚えのある声がした。


「ランド! ランドじゃないか?」


 騎士に負けず劣らず筋骨逞しい中年の男が、俺に手を振っていた。後頭部以外に頭髪が失せた、精悍な顔立ちの男だ。
 どこか親しげな態度に、俺は記憶を呼び起こした。レティシアたち《白翼騎士団》の駐屯地の建設に携わった、職人の頭だ。
 騎士は職人頭さんに、固い声で問いかけた。


「知り合いなのか?」


「ええ、騎士様。少し前に、一緒に働いたんですよ。ランド、君はどこへいくんだね?」


「ホウル山の近くにある村まで」


「なんだ。我々もそこで泊まっているからな。騎士様、ランドたちと一緒に村まで行くというのは、ダメですかね? さっきのを見ての通り、腕は立ちますし」


「許可はできぬ。御主たちの工事は、他の者には内密のものだ。他の者と行動を共にするのは、契約違反だ」


 騎士の発言に、職人頭さんは残念そうな顔をした。
 俺はなんとなく状況を理解して、鷹揚に頷いた。


「ああ、気にしないで下さい。俺たち・・・、自分の身は自分で護れますから。騎士とか兵士の手助けなんかなくても、全然平気ですから」


 俺がそう言うと、騎士がぎょろりと睨んできた。どうやら、俺の皮肉に気付いたらしい。
 心配そうな顔をする職人頭さんに手を振ったとき、一人の女性が近寄って来た。
 栗色の髪は緩く波打ち、町人が着るような茶色のチュニックに付け袖、それに灰色のエプロンをしている。
 容姿はどこかおっとりというか、フワフワとした印象だ。


「あなたぁ、どうしたの?」


「ああ……化け物は、もう大丈夫だ」


 職人頭さんとの会話から、どうやら……。


「あの、その人は奥さん、ですか?」


「あ、ああ。前にも話をしたろ? 俺の、かかあだよ」


 職人頭さんに紹介された奥さんは、俺ににこやかな笑みを向けた。


「あらぁ……うちの人のお知り合い?」


 うふふ、と微笑む女性に、俺は曖昧に頷きながら、頭の中では別のことを考えていた。

 この人が、職人頭さんの奥さんなんだ……そっかぁ。

 前に建築系の技能を譲って貰う際、この職人頭さんに〈スキルドレイン〉をしたことがある。そのときに見えた技能の中に、責め苦・受けとか豚の鳴き真似が存在していた。
 それらの技能を職人頭さんに会得させたのは、この奥さんかもしれない。

 思っていたよりも世の中って、奥が深いなぁ……。

 そんなことを考えながら、俺は自分たちの馬車に戻ることにした。

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本作を読んで頂き、まことにありがとうございます!

わたなべ ゆたか です。

職人頭さん……第一部からの再登場ですが、これはあんまり意味がなくてですね。
ここで職人を出そうと思ったとき、新しいキャラを考えかけて、「いっか、再登場で」と思っただけなんです。
ついでに、いつかやろうと思った奥さんネタをやりたかっただけなんです。

以上、言い訳でした。

ちなみに、ランタンにたいまつ、蝋燭と購入した照明用の道具が多いと思われた方々。

松明は火を付けて殴るなど、火に弱い相手に有効な鈍器になりますし、蝋燭は灯り以外にも用途は多いです。

いえ、Hなことじゃなくてですね。割れた破片を溶けた蝋でつっくける、溶けた蝋を迷宮の床に垂らして目印にする……とか。
TRPGでマスターが許せば、是非に一本。お薦めのアイテムです。

ちなみに、開けにくい襖の敷居に蝋燭をこすり付けると、滑りが良くなります。こちらもお試しをば。

少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

次回もよろしくお願いします!
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