172 / 276
第六部『地の底から蠢くは貴き淀み』
二章-7
しおりを挟む7
俺は瑠胡、セラ、それにラニーとマナサーさんを追加した五人で、ホウル山へと向かうことにした。
クロースとアインには、キャリン村で家畜の調査を続けて貰っている。
ラニーはクロースと村に残るのを希望していたが、そうなるとホウル山への道案内がいなくなる。
ラニーが協力者として申し出ている以上、俺の指示にも従って貰うほかない。この人員の割り振りにも、ある程度の意味はあるわけだし。
先ず、タキさん――竜神・カドゥルーからの依頼を受けた俺は、異変の原因を突き止める義務がある。託宣によって得られた情報を確かめにいくのは、俺の役目と言っていいだろう。
一方、クロースは俺の手伝いという名目で、家畜に起きた異変を解決したいと思っている。ある意味では補助的な立場だから、家畜の調査を続行させておくほうがいい。
そうなると《白翼騎士団》から依頼されたアインも、クロースに付き添うのが妥当だ。
瑠胡とセラは俺と一緒に行きたがるだろうし、この人の世に疎いだろうマナサーさんは、俺たちが面倒をみたほうがいい。
そういう割り振りだから、ラニーはホウル山への同行側に来て貰うしかないのである。
山の捜索となれば、洞穴などの奥に入る可能性もある。そうなると、それなりの装備だって必要だ。
俺たちはホウル山へ行く前に、領主街であるクロイスに戻って買い出しをすることにした。
なんでも、大きな街には探索用の装備を売っている店があるらしい。ラニーの案内で、そういった店を梯子して、装備を揃えた。
「ランプと油に、松明。蝋燭に、ロープと止め金具。保存食は、三日分……と」
宿で購入した装備を確認していると、瑠胡がなにかを思い出したように顔を上げた。
「ランド、確か……三マーロン(約三メートル七五センチ)の棒もあったはずでしょう。あれは買わなかったのでしょうか?」
「棒……ああ、そういえば売ってましたね。でも、どうしてですか?」
「いえ。以前、ランドの部屋にあった書物で、そういった棒を使って迷宮を探索する物語があったことを思い出しましたから、少し気になってしまって」
ああ、そんな本もあったかな……と、俺は思いだした。
ただ、洞窟の広さがわからない以上、三マーロンもある長さの棒なんか、邪魔になるだけだと思う。
とまあ、それはさておき。
クロイスを出た俺たちは、馬車に揺られながらホウル山へと向かった。途中でキャリン村に寄って、クロースたちの状況を聞いたりはしたけど、それ以外はほぼ寄り道はしなかった。
といっても、馬車の行き先はホウル山ではない。
「ホウル山の麓には、小さな村があります。そこを拠点として利用しませんか?」
これはラニーからの提案だったが、もちろん断る理由はない。そんなわけで、俺たちは一先ず、その村を目指している。
馬車は今、深い森の中を進んでいる。生い茂る木々が濃く、まだ夕刻前なのに、周囲は薄暗くなっていた。
御者台で俺が手綱を握る横には、ラニーが座っている。そんな俺たちの後ろから、瑠胡たちの会話が聞こえてきた。
「ランド殿への恋慕など、ありませんよ」
瑠胡やセラの抱く警戒心を、察していたんだろう。会話の流れから、マナサーさんはそう言って苦笑した。
「確かに、ランド殿の強さには惹かれますが、出会ってから、それほど時間が経っておりませんかし。それで、つがいになろうとは思うほど、軽くは御座いません」
「そ、そうか……」
マナサーさんの言葉に、瑠胡はやや目を逸らしながら、ぎこちなく応じていた。
話を聞く限り、瑠胡は俺と初めて会ったときに、近いことを思ったらしい。マナサーさんの意見は、瑠胡には気まずいものになったかも……しれない。
「ならなぜ、我々に同行を?」
「……それは、ですね。わたくし、神界から出たの初めてなんです。折角ですから、もう少し外の世界を見ていたいじゃないですか」
母親である竜神・カドゥルーの目を離れた反動か、マナサーさんは神界での立ち振る舞いとは打って変わって、少々上擦った調子だ。
これはもしかしなくとも、色々な意味でマナサーさんを警戒しておかないと、近隣住人と問題を起こす可能性が高い気がする。
そんなことを思っていると、マナサーさんがモジモジとした雰囲気で瑠胡とセラに話しかけていた。
「わたくしは、人の世には疎いですから……わからないことは、教えて頂けると助かります」
「ふむ……その辺りは、任せて頂いて結構です。妾は神界から出て、随分と経ちます。人の世にも慣れておりますので、なにかと手助けもできましょう」
瑠胡はそう言ったけど……嘘だ。
出会ってからすぐに《お兄ちゃん発言》や、《熟れた人妻対応》などの前科があるからなぁ……人の世に慣れているというのは、ちょっと言い過ぎだと思う。
俺が静かに溜息を吐いていると、前方から人の声が聞こえてきた。それから少し遅れて、剣戟の響きまでもが轟き始めた。
俺は舌打ちをすると、馬車を停めた。
「瑠胡、セラ――ここで待っていて下さい」
「ランド――なにがあった?」
ラニーがいるからか、姫としての言葉遣いで訊いてくる瑠胡に、俺は「戦の音が聞こえます」と答えながら、御者台から降りた。
森の中を駆け出した俺は、木々のあいだを縫うような細い道の前方に、馬車列を見た。
四台が連なった馬車の前に、大柄の騎士や六人の兵士たちが集まっていた。
彼らと対峙しているのは、頭部までの高さが四マーロン(約五メートル)を僅かに下回る、人型をした魔物だ。
ごつい体付きに比べて短い脚に、太く長い両腕。潰れたような顔を含め、まるで岩のような皮膚に覆われている。
数あるトロールの中において、岩トロールを呼ばれている種だ。岩場を好み、岩のような肌によって周囲に紛れながら、得物に襲いかかる――と、なにかの文献で読んだことがある。
ほかのトロール種と同じように日差しを嫌うらしいが、生い茂る枝葉によって日光が遮られている森の中は、絶好の狩り場であるらしい。
どこかで拾ったのか、右手に持つ錆びたハルバードを、手斧のように振り回していた。
その剣呑な猛撃を前に、騎士や兵士たちは徐々に後退しながら、防御に徹するしかないようだ。
しかし、それで岩トロールを調子づかせてしまったようだ。今まで慎重な足取りだった岩トロールが、大股に歩き出したのだ。
後退よりも早い足取りに、近くにいた兵士の反応が遅れた。
「うわぁぁぁぁぁっ!!」
逃げることや身を護ることも忘れ、ただ恐怖のままに振り下ろされるハルバードを見上げながら、悲鳴をあげた。
俺は舌打ちをしながら頭の中に、数本の線が岩トロールの右腕へと伸びるイメージを描きつつ、力を解放した。
俺の左腕から〈断裁の風〉が放たれると、イメージ通りにトロールの右肘が粉砕された。
腕だけは慣性のままに振り下ろされたが、肘から先はその途中で、血を撒き散らしながら数マーロンほど、くるくると回転しながら宙を舞った。
近くの木の幹に右腕が当たって、握ったままのハルバードごと地面に落ちるのと、岩トロールが悲鳴をあげるのは、ほぼ同時だった。
状況が飲み込めずに呆気にとられた騎士や兵士たちの横を通り過ぎ、俺は腕を押さえながら腰を屈めた岩トロールに迫った。
全身を〈筋力増強〉で強化させながら、俺は抜き払った長剣を岩トロールの首筋に振り下ろした。
この一撃を受けたことによる悲鳴は、あがらなかった。
頭部の失せた首から、地面に鮮血を撒き散らしながら、岩トロールの巨体は地面に崩れ落ちた。
怪我人がいないか俺が振り返ると、大柄の騎士が面貌を上げた。
「貴様は――なぜ、ここにいる?」
ザイケン領の領主と面会したときに、俺たちを邪険な態度で追い払った、あの騎士だ。
そっくりそのままの言い返そうと思ったが、流石に自制心が勝った。俺は長剣を鞘に収めると、小さく肩を竦めた。
「調査のために、こっちまで足を伸ばしただけです。前のほうから戦いの音が聞こえましたので、安全確保のために障害を排除に来たんですが」
「……調査? どこへいくつもりだ」
「ホウル山の近くにある村に。そこからは、状況次第で決めます」
俺の返答に、騎士の顔に迷いが出た。
俺を追い返したそうだが、それをしていいものかどうか――というところだろう。なにせ、俺たちは領主であるフレシス・ルインの承諾を得て動いている。それを騎士の判断で邪魔していいか、迷っているに違いない。
静かな睨み合い――となりかけたとき、馬車のほうから聞き覚えのある声がした。
「ランド! ランドじゃないか?」
騎士に負けず劣らず筋骨逞しい中年の男が、俺に手を振っていた。後頭部以外に頭髪が失せた、精悍な顔立ちの男だ。
どこか親しげな態度に、俺は記憶を呼び起こした。レティシアたち《白翼騎士団》の駐屯地の建設に携わった、職人の頭だ。
騎士は職人頭さんに、固い声で問いかけた。
「知り合いなのか?」
「ええ、騎士様。少し前に、一緒に働いたんですよ。ランド、君はどこへいくんだね?」
「ホウル山の近くにある村まで」
「なんだ。我々もそこで泊まっているからな。騎士様、ランドたちと一緒に村まで行くというのは、ダメですかね? さっきのを見ての通り、腕は立ちますし」
「許可はできぬ。御主たちの工事は、他の者には内密のものだ。他の者と行動を共にするのは、契約違反だ」
騎士の発言に、職人頭さんは残念そうな顔をした。
俺はなんとなく状況を理解して、鷹揚に頷いた。
「ああ、気にしないで下さい。俺たち、自分の身は自分で護れますから。騎士とか兵士の手助けなんかなくても、全然平気ですから」
俺がそう言うと、騎士がぎょろりと睨んできた。どうやら、俺の皮肉に気付いたらしい。
心配そうな顔をする職人頭さんに手を振ったとき、一人の女性が近寄って来た。
栗色の髪は緩く波打ち、町人が着るような茶色のチュニックに付け袖、それに灰色のエプロンをしている。
容姿はどこかおっとりというか、フワフワとした印象だ。
「あなたぁ、どうしたの?」
「ああ……化け物は、もう大丈夫だ」
職人頭さんとの会話から、どうやら……。
「あの、その人は奥さん、ですか?」
「あ、ああ。前にも話をしたろ? 俺の、かかあだよ」
職人頭さんに紹介された奥さんは、俺ににこやかな笑みを向けた。
「あらぁ……うちの人のお知り合い?」
うふふ、と微笑む女性に、俺は曖昧に頷きながら、頭の中では別のことを考えていた。
この人が、職人頭さんの奥さんなんだ……そっかぁ。
前に建築系の技能を譲って貰う際、この職人頭さんに〈スキルドレイン〉をしたことがある。そのときに見えた技能の中に、責め苦・受けとか豚の鳴き真似が存在していた。
それらの技能を職人頭さんに会得させたのは、この奥さんかもしれない。
思っていたよりも世の中って、奥が深いなぁ……。
そんなことを考えながら、俺は自分たちの馬車に戻ることにした。
-------------------------------------------------------------------------------------
本作を読んで頂き、まことにありがとうございます!
わたなべ ゆたか です。
職人頭さん……第一部からの再登場ですが、これはあんまり意味がなくてですね。
ここで職人を出そうと思ったとき、新しいキャラを考えかけて、「いっか、再登場で」と思っただけなんです。
ついでに、いつかやろうと思った奥さんネタをやりたかっただけなんです。
以上、言い訳でした。
ちなみに、ランタンにたいまつ、蝋燭と購入した照明用の道具が多いと思われた方々。
松明は火を付けて殴るなど、火に弱い相手に有効な鈍器になりますし、蝋燭は灯り以外にも用途は多いです。
いえ、Hなことじゃなくてですね。割れた破片を溶けた蝋でつっくける、溶けた蝋を迷宮の床に垂らして目印にする……とか。
TRPGでマスターが許せば、是非に一本。お薦めのアイテムです。
ちなみに、開けにくい襖の敷居に蝋燭をこすり付けると、滑りが良くなります。こちらもお試しをば。
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
次回もよろしくお願いします!
10
お気に入りに追加
126
あなたにおすすめの小説

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

最凶と呼ばれる音声使いに転生したけど、戦いとか面倒だから厨房馬車(キッチンカー)で生計をたてます
わたなべ ゆたか
ファンタジー
高校一年の音無厚使は、夏休みに叔父の手伝いでキッチンカーのバイトをしていた。バイトで隠岐へと渡る途中、同級生の板林精香と出会う。隠岐まで同じ船に乗り合わせた二人だったが、突然に船が沈没し、暗い海の底へと沈んでしまう。
一七年後。異世界への転生を果たした厚使は、クラネス・カーターという名の青年として生きていた。《音声使い》の《力》を得ていたが、危険な仕事から遠ざかるように、ラオンという国で隊商を率いていた。自身も厨房馬車(キッチンカー)で屋台染みた商売をしていたが、とある村でアリオナという少女と出会う。クラネスは家族から蔑まれていたアリオナが、妙に気になってしまい――。異世界転生チート物、ボーイミーツガール風味でお届けします。よろしくお願い致します!
大賞が終わるまでは、後書きなしでアップします。
転生前のチュートリアルで異世界最強になりました。 準備し過ぎて第二の人生はイージーモードです!
小川悟
ファンタジー
いじめやパワハラなどの理不尽な人生から、現実逃避するように寝る間を惜しんでゲーム三昧に明け暮れた33歳の男がある日死んでしまう。
しかし異世界転生の候補に選ばれたが、チートはくれないと転生の案内女性に言われる。
チートの代わりに異世界転生の為の研修施設で3ヶ月の研修が受けられるという。
研修施設はスキルの取得が比較的簡単に取得できると言われるが、3ヶ月という短期間で何が出来るのか……。
ボーナススキルで鑑定とアイテムボックスを貰い、適性の設定を始めると時間がないと、研修施設に放り込まれてしまう。
新たな人生を生き残るため、3ヶ月必死に研修施設で訓練に明け暮れる。
しかし3ヶ月を過ぎても、1年が過ぎても、10年過ぎても転生されない。
もしかしてゲームやりすぎで死んだ為の無間地獄かもと不安になりながらも、必死に訓練に励んでいた。
実は案内女性の手違いで、転生手続きがされていないとは思いもしなかった。
結局、研修が15年過ぎた頃、不意に転生の案内が来る。
すでにエンシェントドラゴンを倒すほどのチート野郎になっていた男は、異世界を普通に楽しむことに全力を尽くす。
主人公は優柔不断で出て来るキャラは問題児が多いです。

異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。

Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~
味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。
しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。
彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。
故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。
そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。
これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。

転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。

異世界キャンパー~無敵テントで気ままなキャンプ飯スローライフ?
夢・風魔
ファンタジー
仕事の疲れを癒すためにソロキャンを始めた神楽拓海。
気づけばキャンプグッズ一式と一緒に、見知らぬ森の中へ。
落ち着くためにキャンプ飯を作っていると、そこへ四人の老人が現れた。
彼らはこの世界の神。
キャンプ飯と、見知らぬ老人にも親切にするタクミを気に入った神々は、彼に加護を授ける。
ここに──伝説のドラゴンをもぶん殴れるテントを手に、伝説のドラゴンの牙すら通さない最強の肉体を得たキャンパーが誕生する。
「せっかく異世界に来たんなら、仕事のことも忘れて世界中をキャンプしまくろう!」

スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる