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第五部『臆病な騎士の小さな友情』
四章-5
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森の中は、あまり月明かりが差し込まないため、数マーロン先すらまともに見えないほど暗かった。遠くからは梟かミミズクらしい鳴き声や、虫の声がなどが聞こえてくるため、少なくとも静寂ではなかった。
視界が利かないために、軍馬も速度が出せない。ユーキは背後を気にしながら、手綱を操って木々を避けつつ、目的地である原っぱへと向かっていた。
森の中に入ってから、もうすぐで三分ほど経とうとしていた。
そこでエリザベートは、ユーキに指示を出した。
「少し迂回して、原っぱに着くのを五分送らせて」
ユーキは返答を迷いながら、背後へと目を向けた。
うっすらとした影にしか見えないが、ゴーレムは確実に追ってきている。五分も逃げ続けるのは危険――沸き起こる恐怖心から、ユーキは指示を断ろうとエリザベートを振り返った。
その真剣な眼差しと目が合うと、ユーキはぎこちなく頷いた。
「――はい」
「ありがと。じゃあ、五分は喋りかけないでね」
エリザベートは静かに息を吐くと、囁くように呪文を唱え始めた。
「すべての父よ――すべての母よ。我は請う、我らともっとも親しき大地の精霊の加護を。我は請う、我らからもっとも遠き風の精霊の加護を。ダガ、ハーイム、イムル、イムル、シヘシヘ――大地の精霊の加護を解き放て。ガゼ、ノイムン、ノイムン、イムル、イムル、シヘシヘ――風の精霊の、加護を我が身に宿せ。ああ、すべて――」
時折、辿辿しくなりながらも呪文を唱え続けるエリザベート。その邪魔をしないよう、ユーキはなるべく馬体を揺らさぬように森の中を駆けた。
約束の時間である五分が経つ数秒前、呪文を唱え終えたエリザベートの身体が、少し浮き始めた。
「――できた」
「エリザベートさん、それは?」
「〈飛行〉の魔術よ。これで二手に分かれるわ。そうね――あそこの茂みが目隠しになりそうね」
「それじゃあ、そこで。茂みに入ったら、二秒で分かれましょう」
ユーキは手綱を操り、馬首を茂みのほうへと向けさせた。それから数秒で、茂みに馬が突っ込む。
二。
一。
エリザベートは茂みの中で、軍馬から左横へと飛び出した。木の幹を遮蔽物代わりに、ゴーレムから身を隠しながら大木の枝の上へと飛び上がった。
ゴーレムがエリザベートの眼下を通り過ぎたころ、ユーキはすでに原っぱに到着していた。
原っぱに入った場所の真反対まで移動すると、ユーキは軍馬から降りて、手綱を近くの木に繋げた。
「はあ――どこから、来るの、かな」
呼吸を整えながら、周囲の森をぐるっと見回した。ゴーレムの足音が響いてくるが、反響してて場所が特定し難かった。
緊張からユーキの呼吸が速くなりかけたとき、ユーキの左斜め前方向の木々が揺れ始めた。
距離にして、五〇マーロン(約六二メートル五〇センチ)ほど離れた場所から、ゴーレムが月明かりの下に姿を現した。
金属製の身体が、鈍く月明かりを反射していた。森から出てきたゴーレムはしばらく棒立ちだったが、ユーキへ頭部を向けると、やや早足で原っぱを横断し始めた。
(ま、まだ――もう少し、あとちょっと)
恐怖心から、今すぐにでも《スキル》の〈地盤沈下〉を使いたくなる。だけどエリザベートの信頼を裏切りたくない――その一心で、ひたすらに欲求を抑えた。
ゴーレムが原っぱの真ん中へ近づくのを、ユーキは辛抱強く待ち続けた。やがて、ゴーレムが原っぱの真ん中への一歩を踏み出した。
「今――っ!!」
ユーキは両手を前に突き出す形で、全身の力を振り絞った。
その直後、ゴーレムの足元で地面が陥没を始めた。見る間に地面は、生えている草を巻き込みながら深くなっていく。
やがてゴーレムは、すり鉢状に陥没した地面の底へと沈んでいった。
しかし、この窪地の傾斜は緩やかなもので、子どもでもさほど苦労せずに、抜け出すことができそうだった。
現に、ゴーレムも悠々と斜面を登り始めていた。
そこへ、〈飛行〉の魔術で飛んできたエリザベートが、窪地へと杖の先端を向けた。
「――ガウスッ!!」
魔術準備のキーワードによって、エリザベートの魔術が発動した。
ゴーレムの足元から始まって、凄まじい勢いで窪地全体が泥状になっていった。これは〈泥土〉の魔術の効果によるものだ。
泥に足をとられて、ゴーレムは尻餅をつきながら斜面から、ずり落ちていった。そのあいだにも、窪地の上のほうから底へと、泥が流れ込んでいく。
尻餅をついた状態のゴーレムは、すでに身体の半分ほどが泥の中だ。立ち上がろうとするが、手を地面から離した途端に、今度は前のめりに泥へと突っ込んだ。
泥に膝まで浸かっているせいか、動くと足を取られてしまうようだ。そのあいだにも、泥の水位は増してく。
ユーキが泥の中に沈んでいくゴーレムを眺めていると、エリザベートがその右横に降りた。
「どう?」
「泥で身動きしにくいみたいです。なかなか、起き上がれません」
「……そう。このまま、泥の中に埋もれてくれたらいいんだけど」
エリザベートが疲労に満ちた目を眼下へと向けた――そのとき、ゴーレムの右腕が高く挙げられた。
二人がそれに反応するよりも早く、ゴーレムの手が泥へと打ち付けられた。泥の水柱が盛大に吹き上がり、ユーキやエリザベートに泥水が降り注いだ。
そんな二人の目の前で、ゴーレムは四つん這いの姿勢で、泥の斜面を登り始めた。
少し登っては僅かにずり落ちるという、遅々とした進み具合だったが、それでも確実に窪地の上へと向かってきていた。
最初に我に返ったエリザベートが、大声で喚いた。
「ま、まだ諦めてないわけ!? もう対策なんか思いつかないわよ!!」
その声で我に返ったユーキは、エリザベートに泥まみれの斜面を指で示す。
「エリザベートさん、ゴーレムの手の下に攻撃魔術を!」
「あれに、魔術は効かないわ!」
「違います。斜面のほうを狙って下さい。早くっ!!」
ユーキの指示を理解しなかったが、エリザベートは杖の先端を、今まさに泥の中に突っ込んだゴーレムの右手へと向けた。
短いキーワードを唱えると、杖の先端から〈火球〉が放たれた。
真っ直ぐに泥の斜面へと飛んでいった〈火球〉が、ゴーレムの右手の近くで爆発した。
その衝撃で右腕が泥の中を滑り、ゴーレムは身体を斜めにしながら泥の斜面を滑り落ちていく。
振り出しに戻ったゴーレムを見て、エリザベートは歓喜の声をあげる。
「やったわ! ユーキ、良い判断じゃない!!」
「まだです! まだ、終わってません」
ユーキの言葉通り、ゴーレムは再び斜面を登り始めていた。
魔術準備をした〈火球〉は、一発分だけだ。もう先ほどの手段が使えないことを悟り、エリザベートは表情を引きつらせた。
その横で両手を前に突き出したユーキは、二回目の〈地盤沈下〉を使った。
「停まって!!」
ゴーレムの手がついた斜面が、深く抉れていく。〈地盤沈下〉の効果で、斜面が窪んでいったのだ。
そこで再び、ゴーレムの全身が泥の中に沈んだ。泥の中で腕が藻掻くのを見たユーキは、青ざめた顔で叫んだ。
「も――もう動かないで!」
ユーキが叫びながら三度〈地盤沈下〉を使うと、上半身を起こした姿勢のゴーレムが胸元まで沈んだ。
しかし今度は、泥水が頭部の半分ほどまで水位を増してもなお、ゴーレムは動かなかった。
魔術の効果も切れてきたのか、ユーキとエリザベートの前で、泥水が乾き始めていく。それから十秒ほどで、窪地に溜まった泥水は完全に土へと戻っていた。
大きく窪んだ穴の底で、ゴーレムの頭部だけが地面から露出した状態だ。ユーキたちのいる地表からそこまで、約三、四マーロン(一マーロンは約一メートル二五センチ)ほど低い位置だった。
「……もう、動いてません、ね」
三度も〈スキル〉を使ったことで、かなり疲弊したらしい。荒くなった息を吐いているユーキに、エリザベートが珍しく自信なさげに答えた。
「そうね……あれだけの泥が土に戻ったら、簡単には動けないと思うわよ」
「それじゃあ、終わり、ですか?」
「終わり……じゃない?」
ユーキとエリザベートは、どちらからともなく顔を見合わせた。その二人の顔に、少しずつ笑みが浮かんでいく。
そして二人同士に互いを抱きしめ合い、ぴょんぴょんと飛び跳ねた。
「やったぁぁぁぁぁっ!!」
「やったわ! やってやったわよっ!!」
二人で歓喜の声を挙げていると、エリザベートがいきなり吹き出した。
「ちょっと、ユーキ……あなた、顔が泥だらけよ?」
「え? でも、それを言うなら、エリザベートさんだって」
「嘘。ああ、でも、そんなこと、どーでもいいわ」
「そーですね」
どこか躁状態になっているのか、二人は笑いながら、膝から崩れ落ちていく。抱きしめていた手も解き、ほぼ同時に地面に寝転がった。
「そう言えば、さっき〈飛行〉の魔術、魔術準備なしで唱えられたじゃないですか」
「本当よね。できちゃった。そういうユーキだって、凄い気合いだったわよ? 『動かないで』って」
「あ、あれは……その、切羽詰まってただけで……ええっと」
「いいんじゃない? あんな気合いで話し合いをすれば、父親も恐怖で言い負けるんじゃない?」
「ええっ! そんな怖い顔してませんよぉ!!」
そんな絶叫をしたユーキとエリザベートの目が合ったのを切っ掛けに、、二人は同時に吹き出した。
ひとしきり笑い合ったあと、ユーキは仰向けになった。
「疲れましたぁ……ランドさんたちと合流しなきゃ……いけないのに。もう、動けませんよぉ」
「本当よね……もう、一歩だって歩けないわ」
疲れた――と言いながらも、二人の顔は笑顔だ。優しくそよぐ夜風が心地良すぎて、起きあがろうという気力が沸かなかった。
ユーキは身体を横向きにすると、エリザベートさんに手を差し伸べた。
「エリザベートさん、ありがとうございました。あなたのお陰で、ゴーレムを止めることができました」
「こっちこそ。あと……エリザって呼んでくれていいわよ。なんとなくだけど」
エリザベートは握手を返しながら、『なんとなく』と、いい加減な理由を告げたことを驚いていた。普段の彼女なら、絶対に言わない類いの言葉だったからだ。
でも、悪い気分ではない。
(……まあ、いいわ。今だけ……今だけは)
この達成感に比べたら、言葉遣いのことなんか些細すぎる。そんなことを思いながら、、エリザベートは心の中で笑った。
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本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!
わたなべ ゆたか です。
ゴーレム側も、これで解決です。
本文中に書こうか迷いましたが、三度目の〈地盤沈下〉のあと、タムランは〈束縛〉で拘束された――という状況です。
あのとき口を塞がれたタムランが発したのは、「ゴーレムがぁぁぁ!」的な叫びだったりします。
完全に余談ですけれど。
エピローグまで一回になるか二回になるか……あまりにも長くなるなら、二回に分けるかもです。
少しでも楽しんで頂けたら、幸いです。
次回もよろしくお願いします!
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