屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです

わたなべ ゆたか

文字の大きさ
上 下
149 / 276
第五部『臆病な騎士の小さな友情』

三章-6

しおりを挟む

   6

 エルフによる魔術の霧が晴れたときには、すでにランドだけでなく、《白翼騎士団》たちの姿もなかった。所々折れたり削れたりする木々や、抉れた地面が、戦いの爪痕として残っている。
 ゴーレムの左腕に座っていたジランドは、周囲を見回してから舌打ちをした。


「くそっ! 逃げられたか。おい、タムラン。その水晶で、奴らの姿は見えるか?」


「……いいえ。もう見えなくなっています。これは、このゴーレムの視覚を映しているだけですから。彼らはもう、見える範囲の外まで移動したようです」


 水晶に目を落としながらタムランが答えると、ジランドは再び舌打ちをした。


「くそったれ――おい。おまえの魔術で、奴らを探せるか?」


「そんなに簡単ではありません。相手の持ち物を手に入れるか、触媒的なものを相手に忍ばせておければ――可能ですが」


「そーかい」


 内心で(使えねぇヤツだな)と不満を漏らしながら舌打ちをしたとき、ジランドはふと先ほどの戦いの記憶が蘇った。


「そういえば、奴らの中に知り合いがいたのか?」


「はい。魔術師ギルドに所属する者がいました。一人は――あまり知りませんが、エリザベートは知り合いですね。宮廷魔術師の家系ですから、悪党に手を貸すような者ではないのですが……」


 タムランの説明を聞いて、ジランドは呻き声を上げそうになった。


(宮廷魔術師――か、やばいな。俺が脱走兵だと、知っているかもしれねえ。もしかして、奴らは脱走兵の捜索に来たのかも……)


 熟考してみるが、それで答えが出る訳もない。推測を重ねているうちに、別のことがジランドの脳裏に浮かんできた。
 もし本当にランドたちが脱走兵の捜索に来たのなら、再び会敵する可能性がある。今度はランドたちも、ゴーレムへの対策を考えてくるはず――そう考えたジランドは、まだ水晶に目を落としているタムランの肩を揺らした。


「おい、探しても無駄だろうし、奴らを探すのは中断しろ。それより、少し考えて欲しいんだが――おまえが奴らの仲間なら、俺たちをどうやって襲撃する?」


「質問に少し矛盾があるようですが……要するに、相手の作戦を推測しろということですね。それなら……」


 タムランは顎に手を添えると、目を閉じながら喋り始めた。


「今回の戦いで、我々がゴーレムを動かしていることは、彼らに知られたと思って良いでしょう。となるとゴーレムを破壊するより、我々を捕らえたほうが良いと考えるでしょうね。でも正面から当たれば、ゴーレムと戦う可能性が高い。どうにかして、我々からゴーレムを引き離したい……となれば」


「囮を使うってことか」


 ハッと顔を上げるジランドに、タムランは静かに頷いた。


「……その可能性が高いですね。ゴーレムを引きつける囮と、我々を襲撃する本隊。人数から考えても、この二つが限度でしょう」


「そうか……なら、それを逆手に取るとしよう。奴らは、この森に俺たちが潜んでいると考えている。なら夜のうちにゴーレムを街道の反対側の森に移動させて、奴らの本隊が森に入る前に襲わせるっていうのは? 奴らも戦いの疲れを癒やしたいだろうし、行動は明日になるだろうしな。今のうちから準備を始められる分、こっちが有利だ」


 最後に指を鳴らしてみせたジランドだったが、タムランは難しい顔で首を振った。


「どうやって本隊を見分けるおつもりですか? どっちが本隊と囮の区別など、我々には区別できませんよ」


「そんなの簡単だ。ランドってヤツがいるほうが、本隊だろうぜ。恐らく、最大の戦力はヤツだ。そいつを囮にするなんざ、考えられねぇからな」


「ふむ――他に判別する材料はないってことですか? 理由としては弱い気がしますが……先ほどドラゴンになった彼を見れば、否定することもできません」


「ランドが本隊にいるのは、間違いはねえよ! さっきの作戦でいけば、間違いなく奴らを斃せるぜ。そうすりゃ、おまえも軍でゴーレムの研究ができるってもんだ」


「わかりまし――おや? 誰かがこっちに来ます。兵士のようですね……人数は四名」


「なんだと?」


 ジランドが水晶を覗き込むと、森の中に兵士たちが入って来る様子が映っていた。ランドたちが出会った、脱走兵の捜索をしている兵士たちだ。
 周囲を警戒しながら、ゆっくりと戦いのあったこの場所に近づいて来ている。どうやら、先ほどの戦いの音が聞こえたようだ。
 ジランドは彼らが自分を捜索している兵士だと気付いて、焦りを覚えた。


(なんとかしねぇと――)


 ジランドは思考を巡らすと、タムランの持つ水晶球に指先を向けた。


「きっとこいつらは兵士じゃねぇ。さっきの奴らの仲間だぜ?」


「なぜです? 巡回の兵士かもしれませんよ」


「巡回なら、四人もいねぇよ。大体は二人だし、騎馬に乗っているさ。野盗などの討伐なら、もっと人数がいるはずだ。奴らと合流させると、拙いことになる。今のうちに斃しておいたほうが、いいだろうな。俺たちは、ゴーレムから降りたほうがいい」


「な、なるほど……それは、その通りかもしれません」


 ゴーレムから二人が降りると、タムランは水晶球に命令を送った。
 ゆっくりと向きを変えたゴーレムは、兵士たちのほうへと移動を始めた。それを見ながら、タムランはゆっくりと歩き始めた。


「……どちらへ?」


「なあに、俺も野盗の討伐をしておこうと思ってな。逃げられると厄介だ」


「そうですか。お気を付けて」


 タムランに頷いたジランドは、歩き始めながら冷たい笑みを浮かべた。
 そして、ゴーレムと兵士たちが会敵したあと――ジランドはゆっくりと倒れた兵士たちへと歩み寄った。
 ゴーレムはもう、タムランのほうへと戻らせている。相手を戦闘不能にした以上、もう金属の人形は必要が無い。
 地面に横たわっている三人の兵士を見回しながら、タムランは右手に光の剣を生み出した。


「……悪いな。てめえらには、生きてて貰っちゃ困るんでなぁ。俺はなぁ、ゴーレムを軍に引き渡して、その功績で出世するんだよ。前線へ連れ戻そうったって、そうはいくか」


「き……正気か? 味方を殺す、気か……」


 まだ意識があるのか、兵士の一人が先の発言を咎めた。
 しかし、その言葉を聞いたジランドは、冷笑しただけだ。


「あのなあ……戦場で、何人殺したと思ってるんだ? 今更、てめぇらを殺したところで、誤差でしかねぇだろ」


 苦しげな呼吸を繰り返す兵士に近寄ったジランドは、躊躇無くトドメを刺した。残りの二人も同様に仕留めたあと、土を被せて死体を隠した。
 その途中で、兵士の人数が一人足りないことに気付いた。


(確か全員、ゴーレムの一撃を受けていたはずだ。こいつらと同程度の傷なら……放っておけば、明日には死ぬだろうさ)


 タムランには、山賊どもは追い払ったと言っておけば、問題はないだろう――そう考えたジランドは、ゴーレムの足跡を追うように、タムランの元へと急いだ。
 先ほどまでジランドがいた場所から、数マーロンほど離れた木の陰に、傷付いた兵士が倒れていた。ゴーレムの一撃を受けて、ここまで吹っ飛ばされたものの、なんとか意識は保っていた。
 ジランドに気付かれないよう、兵士は苦痛に苛まれながら、起きあがろうと藻掻き始めていた。

   *

 結局のところ、俺たちはエルフの隠れ家で一夜を明かすこととなった。
 先の戦いで〈竜化〉をした影響か、まだ疲れが残っていた。俺とセラは〈竜化〉の修練も積んでいたが、まだ慣れたとは言い難い。
 今までの自分とは違う身体でいるというのは、それだけで精神の消耗が激しかった。
 エルフたちはいったん、自分たちの隠れ里に戻って行った。明日の朝になったら、俺たちと同調して動く――ということらしい。
 小屋の中は、大きな布で二つの区画に区切られた。片方は男性が寝る場所、もう片方は女性陣が寝るための場所だ。
 ザルード卿とフレッドが就寝の準備をしている中、俺は借りた毛布とシーツを持って、小屋の出入り口へと向かっていた。
 小屋から外に出ようとしたところで、瑠胡が声をかけてきた。


「ランド、どこへいくのです?」


 遅れて出てきたセラを伴って近づいて来た瑠胡に、俺は小さく肩を竦めてみせた。


「昼間の一件もありますからね。お互いに近くだと気まずくて落ち着かないので、俺は馬車で寝ようかと」


 そう答えた途端、瑠胡とセラの目が同時に瞬いた。
 二人とも少し頬を染めながら、見るからに意気揚々といった雰囲気で、俺を見上げてきた。


「そういうことであれば、仕方がありません。わたくしもお付き合いします」


「そうですね。元々は、わたしたちが発端なわけですから」


 そんな言葉とは裏腹に、二人の表情は明るい。そんな雰囲気を察したのか、布を開けてユーキとリリンが顔を出してきた。


「あの、どうしたんですか?」


「ランドが馬車で寝ると言うておるのでな。妾らも、それに付き合うことにした」


「え? 馬車で――?」


 その言葉の途中から、ユーキの顔が真っ赤になっていく。その表情から、なにを想像したのかは明白――過ぎる。
 俺が慌てて訂正をしようとしたとき、苛立たしげな顔のエリザベートが出てきた。


「ちょっと、煩いわよ! 集中できないじゃないっ!!」


「すいません。でも、先ほどから本を読んで、なにをしているんですか?」


 リリンが謝罪のあとに問うと、エリザベートは不機嫌なままで答えた。


「明日の準備に決まってるじゃない。その……魔術準備プレキャストをしてるのよ」


 ローブの袖から覗いた腕には、紋様が描かれていた。
 その紋様をマジマジと眺めながら、リリンは目を僅かに細めた。


「〈灯火〉に〈火球〉、〈石壁〉に……〈泥土〉に〈束縛〉?」


 怪訝な顔をしたリリンに、エリザベートはたじろぎながらも険しい表情を崩さなかった。


「なんで、魔術準備をした内容を、全部把握してるわけ?」


「聞こえた範囲で、唱えた呪文は理解してましたから。ただ、〈泥土〉は紋様からの推測です。ただ疑問なのは、ゴーレムの囮をするのに〈泥土〉や〈束縛〉は必要ないのでは?」


 リリンに問われ、エリザベートは狼狽えたように見えた。忙しく視線を彷徨わせてから、深呼吸をするように大きく肩を上下させた。


「それは――急に、なにが必要になるかわからないからよ。色々な状況に対応できるよう、準備するのは当然じゃない? 〈束縛〉だって、木や岩なんかに使うことで、相手を足止めできるかもしれないでしょ」


「なるほど……でも、〈泥土〉は使い物にならないと思いますけど」


「なんでよ! なにかに使えるかもしれないじゃない!!」


 エリザベートが言い返したとき、「静かにしないか!」というザルード卿の怒鳴り声が聞こえてきた。
 少し怯えたユーキを除いて、俺たちはそれぞれに、様々な想いを浮かべた目を、声のした布の奥へと向けた。
 エリザベートは、意味ありげな目をユーキに向けた。


「ねえ。あなたの父上が、あなたをどこの騎士団に入れようとしているか知ってる?」


「ええっと……多分、ザイケン領だと……思います。親しくして頂いている騎士様がいるみたいで」


 ユーキの返答に、リリンが顔を上げた。


「確か、クロースさんの故郷だったはずです」


「ふぅん……ザイケン、ね。あそこの長男は、ろくでなしって噂よね。何人もの婚約者に逃げられたとか――女癖が、非常に悪いって噂よ。そこに女騎士を送り込む? 一体、なにを考えているのかしらね」


 エリザベートは、そんな内容を大声で告げた。ザルード卿が自分には強く出られないと知っていて、わざと大声を出したのだ。
 この内容から察すると――なんか、イヤな想像しか浮かばない。
 ザルード卿がなにも言い返さないでいると、「いい気味だわ」と呟いてから、エリザベートは踵を返した。


「ユーキにリリアーンナも、ランドたちが馬車で寝るからって、騒ぐようなこと?」


「あの、その、馬車の中で変なこととか――するかもって」


「変なこと?」


 エリザベートは怪訝そうな顔で、ユーキを振り返った。


「馬車の中では、大道芸とか酒盛りなんかできるわけないし。雑魚寝くらいしかできないんだから、大騒ぎする必要なんかないでしょ」


 エリザベートの意見を聞いて、ユーキだけでなく、俺たちも目が点になっていた。
 そんな雰囲気を察してか、エリザベートは俺たちを見回した。


「なによ」


「いえ。皆さん、少し驚いているだけだと思います。大したことではありませんので、あなたはそのまま、ピュアな心を持ち続けて下さい」


「なによ、リリアーンナ。馬鹿にしてるわけ?」


「いいえ。逆に、少し尊敬しています。同世代でここまでピュアな人を、初めて見た気がしますから」


「やっぱり、馬鹿にしてるでしょ」


「何度も言いますが、尊敬に値すると思っています。この言葉に、嘘はありません」


 無表情で断言するリリンだったが、エリザベートは半信半疑のようだった。
 まあ、リリンの場合……少しはエリザベートを見習ったほうがいいと思うけど。なにせ最初のころ、瑠胡に調教指南書みたいなものを手渡してたし。
 持っている知識が少しえげつないから、自制した方がいいと思う。


「あ、あの……明日のこともありますし、早めに寝ませんか?」


 ユーキの言うことは、もっともだ。
 俺たちはそれぞれ、就寝する場所へと戻り、または移動をした。



 エリザベートが毛布に潜り込んだのは、一番最後になった。
 とのとき、小さな背負い袋や松明を抱えるようにしていたのだが――先に寝ていたリリンはもとより、ユーキもそのことに気付かなかった。

-----------------------------------------------------------------------------------
本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!

わたなべ ゆたか です。

長くなりました……最後に鉄板ネタで、お遊びを入れるからこうなるんです(滝汗

ちょい反省をしています。とはいえ、またやると思いますが。

少しでも楽しんで頂ければ幸いです。

次回もよろしくお願いします!
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

最凶と呼ばれる音声使いに転生したけど、戦いとか面倒だから厨房馬車(キッチンカー)で生計をたてます

わたなべ ゆたか
ファンタジー
高校一年の音無厚使は、夏休みに叔父の手伝いでキッチンカーのバイトをしていた。バイトで隠岐へと渡る途中、同級生の板林精香と出会う。隠岐まで同じ船に乗り合わせた二人だったが、突然に船が沈没し、暗い海の底へと沈んでしまう。 一七年後。異世界への転生を果たした厚使は、クラネス・カーターという名の青年として生きていた。《音声使い》の《力》を得ていたが、危険な仕事から遠ざかるように、ラオンという国で隊商を率いていた。自身も厨房馬車(キッチンカー)で屋台染みた商売をしていたが、とある村でアリオナという少女と出会う。クラネスは家族から蔑まれていたアリオナが、妙に気になってしまい――。異世界転生チート物、ボーイミーツガール風味でお届けします。よろしくお願い致します! 大賞が終わるまでは、後書きなしでアップします。

転生前のチュートリアルで異世界最強になりました。 準備し過ぎて第二の人生はイージーモードです!

小川悟
ファンタジー
いじめやパワハラなどの理不尽な人生から、現実逃避するように寝る間を惜しんでゲーム三昧に明け暮れた33歳の男がある日死んでしまう。 しかし異世界転生の候補に選ばれたが、チートはくれないと転生の案内女性に言われる。 チートの代わりに異世界転生の為の研修施設で3ヶ月の研修が受けられるという。 研修施設はスキルの取得が比較的簡単に取得できると言われるが、3ヶ月という短期間で何が出来るのか……。 ボーナススキルで鑑定とアイテムボックスを貰い、適性の設定を始めると時間がないと、研修施設に放り込まれてしまう。 新たな人生を生き残るため、3ヶ月必死に研修施設で訓練に明け暮れる。 しかし3ヶ月を過ぎても、1年が過ぎても、10年過ぎても転生されない。 もしかしてゲームやりすぎで死んだ為の無間地獄かもと不安になりながらも、必死に訓練に励んでいた。 実は案内女性の手違いで、転生手続きがされていないとは思いもしなかった。 結局、研修が15年過ぎた頃、不意に転生の案内が来る。 すでにエンシェントドラゴンを倒すほどのチート野郎になっていた男は、異世界を普通に楽しむことに全力を尽くす。 主人公は優柔不断で出て来るキャラは問題児が多いです。

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~

みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。 彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。 最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。 一種の童話感覚で物語は語られます。 童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

変人奇人喜んで!!貴族転生〜面倒な貴族にはなりたくない!〜

赤井水
ファンタジー
 クロス伯爵家に生まれたケビン・クロス。  神に会った記憶も無く、前世で何故死んだのかもよく分からないが転生した事はわかっていた。  洗礼式で初めて神と話よく分からないが転生させて貰ったのは理解することに。  彼は喜んだ。  この世界で魔法を扱える事に。  同い歳の腹違いの兄を持ち、必死に嫡男から逃れ貴族にならない為なら努力を惜しまない。  理由は簡単だ、魔法が研究出来ないから。  その為には彼は変人と言われようが奇人と言われようが構わない。  ケビンは優秀というレッテルや女性という地雷を踏まぬ様に必死に生活して行くのであった。  ダンス?腹芸?んなもん勉強する位なら魔法を勉強するわ!!と。 「絶対に貴族にはならない!うぉぉぉぉ」  今日も魔法を使います。 ※作者嬉し泣きの情報 3/21 11:00 ファンタジー・SFでランキング5位(24hptランキング) 有名作品のすぐ下に自分の作品の名前があるのは不思議な感覚です。 3/21 HOT男性向けランキングで2位に入れました。 TOP10入り!! 4/7 お気に入り登録者様の人数が3000人行きました。 応援ありがとうございます。 皆様のおかげです。 これからも上がる様に頑張ります。 ※お気に入り登録者数減り続けてる……がむばるOrz 〜第15回ファンタジー大賞〜 67位でした!! 皆様のおかげですこう言った結果になりました。 5万Ptも貰えたことに感謝します! 改稿中……( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )☁︎︎⋆。

異世界キャンパー~無敵テントで気ままなキャンプ飯スローライフ?

夢・風魔
ファンタジー
仕事の疲れを癒すためにソロキャンを始めた神楽拓海。 気づけばキャンプグッズ一式と一緒に、見知らぬ森の中へ。 落ち着くためにキャンプ飯を作っていると、そこへ四人の老人が現れた。 彼らはこの世界の神。 キャンプ飯と、見知らぬ老人にも親切にするタクミを気に入った神々は、彼に加護を授ける。 ここに──伝説のドラゴンをもぶん殴れるテントを手に、伝説のドラゴンの牙すら通さない最強の肉体を得たキャンパーが誕生する。 「せっかく異世界に来たんなら、仕事のことも忘れて世界中をキャンプしまくろう!」

加護とスキルでチートな異世界生活

どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!? 目を覚ますと真っ白い世界にいた! そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する! そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる 初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです ノベルバ様にも公開しております。 ※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない

一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。 クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。 さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。 両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。 ……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。 それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。 皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。 ※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

処理中です...