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 亮君は指輪を私の左手の薬指に付けた。
 そのまま私の指に口付け、手のひらに口付けている。

 涙を舐めとられて、唇にキスされた。
 キスはだんだん深いものに変わっていった。

 しばらくそうして見つめあって、愛してると言って、キスをしてというのを繰り返していた。

 そうしていると亮君がおもむろに服の上から胸にキスし始めた。
 再び唇に口付けられながら太ももをさわられる。

 「これって健全だよね」

 私は息が上がってしまいながらも、亮君に同意を求めた。

 「こんな健全なこと他にない」

 亮君はキスの合間に同意してくれた。
 私たちは見つめ合って、少しだけ笑った。

 「寝室で続きがしたい」

 私がお願いすると、お姫様抱っこでキスをしながら寝室に連れていかれた。
 私も亮君の首に抱き付いて夢中でキスを返した。

 大きなベッドにゆっくりと壊れ物のように寝かされる。
 亮君がYシャツを脱いでいるので、私もワンピースを脱いで下着姿になった。

 亮君は上半身裸になって、私の下着姿を見つめている。
 私は初めて見た大人の亮君の裸にドキドキしてしまった。
 程よく筋肉がついた、高校生とは思えない厚くたくましい体に眩暈がしそうだ。

 亮君はブラジャーの上から胸に口付ける。
 脱がせていいか聞かれたのでうなずくと、亮君はブラジャーのホックを外した。
 空気にさらされて乳首がきゅっと固くなった。

 亮君は後ろから私を抱きしめながら、首筋にキスをして両胸をもみ、私に口付けを繰りかえす。
 背中に口付けを受けながら、私はゆっくりと仰向けに寝かされた。

 亮君は私を見降ろすように覆いかぶさってきて、左胸の乳首を口に含んで転がしながら、右胸をもんだ。
 そうかと思うと唇に口付けながら右胸の乳首をくりくりよじったりする。

 亮君のすることすべてが、私にとっては全部初めてのことだった。
 最初はただただ、されることに驚いていたのに、亮君の指や舌の動きの中に快感を感じてしまい、お腹の奥が何度もきゅんとする。

 徐々に秘処が潤ってくるのが自分でもわかった。
 亮君はショーツを脱がし、潤った蜜を自分の指にからめ、秘玉に塗る。
 私はあまりの刺激に甘ったるい声を出してしまった。

 その声に気をよくしたのか、亮君はそこを絶妙な力加減で執拗にいじった。
 私の反応を見ながら力加減を調節しているようで、薄目を開けると真剣な表情の亮君と目が合う。

 私はこんな顔見られて恥ずかしくて仕方なかったけれど、気持ちよさにただただあえぐことしかできず、胸を舐められながら秘玉をいじられて、あっけなく達してしまった。

 あまりの快感に胸で息をしていると、亮君はズズズっと音をたてて蜜を舐めとった。
 私はまた声をあげてしまった。

 一通り蜜を舐めた亮君は、徐々に下に下がっていってしまい、今度は私の足を舐め始めた。
 私はもっと直接快感が得られる場所を触ってほしくて焦れてしまった。

 しばらく足の指を舐めていた亮君の舌が徐々に上に上がってくる。
 私は待ち切れずに足を開いてしまった。

 亮君は、私の太ももの内側の柔らかい部分をきつく吸ってキスマークをたくさんつけていた。
 私にとっては、これが初めての体験になる。それなのに待ちきれなくて何度も亮君の名前を呼んだ。
 
 「待ちきれないみたいだから指を入れてあげる」

 亮君は指を蜜にからめ1本入れてきた。
 亮君の手はとても大きくて私の手よりずっと長く、指も太い。

 「あったかくて柔らかくてとろとろで締め付けてくる。俺も早く千織ちゃんの中に入りたい」

 亮君は指をゆっくり抜き差しさせる。
 最初は異物感を感じただけだったのに、何度も出し入れされて指の腹でお腹側をこすられると、気持ちよくてまた変な声が出てしまった。

 亮君は指を2本にして、私が声をあげてしまった場所をこすりながら、先ほど執拗にいじり続けた秘玉に硬くした舌をグリグリ押し付け舐めしゃぶってくる。

 亮君は指の動きを徐々に早くしていく。
 私はもう何も考えられず快感を追うだけだった。
 突然腰がガクガク震えて、目の前が真っ白い光で覆われてしまった。
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