散々虐げてきた私が初恋の子だったからと今更手の平を返した所で、許せる訳がないではありませんか。
没落寸前の男爵家の令嬢ミルティアは、侯爵令息と婚約することになった。
当初は相手の一目惚れか何かでもたらされた婚約だと思われていたが、実情はそうではなかった。
侯爵令息の性格は捻じ曲がっており、自分に絶対に逆らえない立場のミルティアを、虐げるために婚約を結んでいたのだ。
そんな彼によって厳しい生活を送っていたミルティアだったが、彼女はある時騎士のラーバスと出会う。
特別な出自の彼は事情を聞き憤り、そんな彼の提案によりミルティアは婚約者を告発することを決めたのだった。
しかしそんな折、婚約者の侯爵令息の態度が一変した。
どうやらミルティアは彼がずっと思っていた初恋の相手だったらしいのだ。
それ故に、婚約者はミルティアに今までのことを謝罪してきた。
だが、今更謝罪された所で遅かった。
不満が積もりに積もっていたミルティアは、婚約者を告発して追い詰めるのだった。
当初は相手の一目惚れか何かでもたらされた婚約だと思われていたが、実情はそうではなかった。
侯爵令息の性格は捻じ曲がっており、自分に絶対に逆らえない立場のミルティアを、虐げるために婚約を結んでいたのだ。
そんな彼によって厳しい生活を送っていたミルティアだったが、彼女はある時騎士のラーバスと出会う。
特別な出自の彼は事情を聞き憤り、そんな彼の提案によりミルティアは婚約者を告発することを決めたのだった。
しかしそんな折、婚約者の侯爵令息の態度が一変した。
どうやらミルティアは彼がずっと思っていた初恋の相手だったらしいのだ。
それ故に、婚約者はミルティアに今までのことを謝罪してきた。
だが、今更謝罪された所で遅かった。
不満が積もりに積もっていたミルティアは、婚約者を告発して追い詰めるのだった。
あなたにおすすめの小説
そんなに幼馴染の事が好きなら、婚約者なんていなくてもいいのですね?
新野乃花(大舟)
恋愛
レベック第一王子と婚約関係にあった、貴族令嬢シノン。その関係を手配したのはレベックの父であるユーゲント国王であり、二人の関係を心から嬉しく思っていた。しかしある日、レベックは幼馴染であるユミリアに浮気をし、シノンの事を婚約破棄の上で追放してしまう。事後報告する形であれば国王も怒りはしないだろうと甘く考えていたレベックであったものの、婚約破棄の事を知った国王は激しく憤りを見せ始め…。
結局、私の言っていたことが正しかったようですね、元旦那様
新野乃花(大舟)
恋愛
ノレッジ伯爵は自身の妹セレスの事を溺愛するあまり、自身の婚約者であるマリアとの関係をおろそかにしてしまう。セレスもまたマリアに対する嫌がらせを繰り返し、その罪をすべてマリアに着せて楽しんでいた。そんなある日の事、マリアとの関係にしびれを切らしたノレッジはついにマリアとの婚約を破棄してしまう。その時、マリアからある言葉をかけられるのだが、負け惜しみに過ぎないと言ってその言葉を切り捨てる。それが後々、自分に跳ね返ってくるものとも知らず…。
私がいなくなっても構わないと言ったのは、あなたの方ですよ?
新野乃花(大舟)
恋愛
ミーナとレイノーは婚約関係にあった。しかし、ミーナよりも他の女性に目移りしてしまったレイノーは、ためらうこともなくミーナの事を婚約破棄の上で追放してしまう。お前などいてもいなくても構わないと別れの言葉を告げたレイノーであったものの、後に全く同じ言葉をミーナから返されることとなることを、彼は知らないままであった…。
アリシアの恋は終わったのです。
ことりちゃん
恋愛
昼休みの廊下で、アリシアはずっとずっと大好きだったマークから、いきなり頬を引っ叩かれた。
その瞬間、アリシアの恋は終わりを迎えた。
そこから長年の虚しい片想いに別れを告げ、新しい道へと歩き出すアリシア。
反対に、後になってアリシアの想いに触れ、遅すぎる行動に出るマーク。
案外吹っ切れて楽しく過ごす女子と、どうしようもなく後悔する残念な男子のお話です。
ーーーーー
12話で完結します。
よろしくお願いします(´∀`)
出て行けと言って、本当に私が出ていくなんて思ってもいなかった??
新野乃花(大舟)
恋愛
ガランとセシリアは婚約関係にあったものの、ガランはセシリアに対して最初から冷遇的な態度をとり続けていた。ある日の事、ガランは自身の機嫌を損ねたからか、セシリアに対していなくなっても困らないといった言葉を発する。…それをきっかけにしてセシリアはガランの前から失踪してしまうこととなるのだが、ガランはその事をあまり気にしてはいなかった。しかし後に貴族会はセシリアの味方をすると表明、じわじわとガランの立場は苦しいものとなっていくこととなり…。
王太子エンドを迎えたはずのヒロインが今更私の婚約者を攻略しようとしているけどさせません
黒木メイ
恋愛
日本人だった頃の記憶があるクロエ。
でも、この世界が乙女ゲームに似た世界だとは知らなかった。
知ったのはヒロインらしき人物が落とした『攻略ノート』のおかげ。
学園も卒業して、ヒロインは王太子エンドを無事に迎えたはずなんだけど……何故か今になってヒロインが私の婚約者に近づいてきた。
いったい、何を考えているの?!
仕方ない。現実を見せてあげましょう。
と、いうわけでクロエは婚約者であるダニエルに告げた。
「しばらくの間、実家に帰らせていただきます」
突然告げられたクロエ至上主義なダニエルは顔面蒼白。
普段使わない頭を使ってクロエに戻ってきてもらう為に奮闘する。
※わりと見切り発車です。すみません。
※小説家になろう様にも掲載。(7/21異世界転生恋愛日間1位)
玉の輿を狙う妹から「邪魔しないで!」と言われているので学業に没頭していたら、王子から求婚されました
歌龍吟伶
恋愛
王立学園四年生のリーリャには、一学年下の妹アーシャがいる。
昔から王子様との結婚を夢見ていたアーシャは自分磨きに余念がない可愛いらしい娘で、六年生である第一王子リュカリウスを狙っているらしい。
入学当時から、「私が王子と結婚するんだからね!お姉ちゃんは邪魔しないで!」と言われていたリーリャは学業に専念していた。
その甲斐あってか学年首位となったある日。
「君のことが好きだから」…まさかの告白!
【完結】婚約破棄はしたいけれど傍にいてほしいなんて言われましても、私は貴方の母親ではありません
すだもみぢ
恋愛
「彼女は私のことを好きなんだって。だから君とは婚約解消しようと思う」
他の女性に言い寄られて舞い上がり、10年続いた婚約を一方的に解消してきた王太子。
今まで婚約者だと思うからこそ、彼のフォローもアドバイスもしていたけれど、まだそれを当たり前のように求めてくる彼に驚けば。
「君とは結婚しないけれど、ずっと私の側にいて助けてくれるんだろう?」
貴方は私を母親だとでも思っているのでしょうか。正直気持ち悪いんですけれど。
王妃様も「あの子のためを思って我慢して」としか言わないし。
あんな男となんてもう結婚したくないから我慢するのも嫌だし、非難されるのもイヤ。なんとかうまいこと立ち回って幸せになるんだから!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
25話の『自室的』は誤字ですか?仕様ですか?
個人的には『実質的』と書こうとしたのかな、と邪推しましたが。
ご指摘ありがとうございます。
ご推察の通りです。修正させていただきます。
【妄想劇場】
ラーバス「父上が……国王が義父上を……ローヴァン男爵を宰相補佐に雇いたいと……」
ミルティア「え、なんで?」
ラーバス「ローヴァン男爵家の内情を調べてみたんだが、本当は君が生まれる前に潰れてるはずなんだ。
今日まで保ったのは男爵の手腕によるものだと、陛下と宰相が驚愕していた。
ローヴァン男爵家の負債を王家で受け持つ代わりに、国政でその手腕を奮って欲しいそうだ」
ミルティア「お父様、ナニモノ!?!?」
感想ありがとうございます。
もしかしたら、それくらいすごい人であるかもしれません。
26 父親が自分の娘をミルティア嬢とは呼ばないかと思います。ミルティア呼びで良いかと。
ご指摘ありがとうございます。
修正させていただきます。
【妄想劇場】
ミルティア「確か、教会は悪魔の存在を否定してましたよね?」
ラーバス「あぁ、異端審問官を呼ばなくては」
オルドス「ヒィッ!い、いや、僕に悪魔なんて憑いてないぞ!異端審問官は呼ぼなくていいぞ!!」
ミルティア「そうですか、あの所業はオルドス様自身の行動ですね」
ラーバス「あぁ、処刑は確定だな」
オルドス「いやだあぁぁぁ!!!」
感想ありがとうございます。
確かにそうすれば、彼を効率的に追い詰められるかもしれません。
どの道、詰んでいるということで。
オルドスが「あれは事故だったんだ」なんて言うから、てっきり「暴言や暴力中に
女性が抵抗、たまたま机の角に頭を―」みたいな未必の故意だと思ってました。
誘拐に監禁に拷問…、完全に鬼畜連続殺人鬼やんけ!!!事故要素皆無!!!!
まだまだオルドスの屑度を見誤っていたようです。
もうこれ以上被害者がでないのが、せめてもの救いですかね…
感想ありがとうございます。
本人としては、加減を間違えたという意味で事故だと主張しています。
ただ隠蔽した上で繰り返している訳ですから、仰る通りの屑度であると思います。
昔ファンだった元野球選手がクスリやってたんです……
ミルティア「思い出の男の子が成長したら、人買いで、人攫いで、殺人鬼だったんです……」
感想ありがとうございます。
羅列すると、改めてひどい思い出の汚され方であるような気がします。
オルドス、誰かあの世にやっちゃった後😱?
感想ありがとうございます。
ご推察の通り、そういうことです。
侯爵のメイドですと、貴族の三女あたりが妥当ですからね。 それを害して家には事故だと伝える。 よくある胸糞の悪い隠蔽をしてきた時点で、もう終わっていたのでしょうね。
感想ありがとうございます。
仰る通り、今までの行いからして終わっていたのだと思います。
……まさかまさか、オルドスの令嬢への鬼畜的所業、「初犯」ではないってこと…?!
国王命で聴取にきた騎士への攻撃し、オルドスはサンドバッグドスに進化したwww
ミルティアへの虐待も充分捕縛要素だけど、これで間違いなく牢屋行き…だよね?
感想ありがとうございます。
ご推察の通り、オルドスは初犯ではありません。
彼がどうなるか、今後の展開にご期待ください。
某アイドルが不倫してたとニュースにでたときの僕の気持ち後わかるか!!
ミルティア「わかります!」
そうか、わかってくれるか(泣
感想ありがとうございます。
なんとも言えない気持ちになるニュースだと思います。
そもそも「すまなかった」も何も、【あの時の少女】じゃなくても
一連の所業は令嬢にしていいことじゃない。
恋愛感情があったとしても、オルドスのしてきたことは百年の恋も冷める。
そんなやつに好かれても、この先何かあって心変わりとか、オルドスの
感情ひとつで暴力と被虐性がふたたび自分に向く可能性大ですよね…?
オルドスに因果応報が下りますように
感想ありがとうございます。
仰る通り、相手が誰であっても許されないことでしかありません。
百年の恋でも冷めるのも、その通りとしか言いようがありません。
オルドスがどのような末路を辿るかは、今後の展開にご期待ください。
最悪、最低な人間性の侯爵に立ち直れないくらいザマァが待ち受けてますように……🙏
感想ありがとうございます。
今後の展開にご期待ください。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。