無実の罪で婚約破棄された公爵令嬢の私は、義弟と婚約することになりました。

アネス・フォルドラは、オルバルト王国に暮らす公爵家の令嬢である。
彼女は、王国の第三王子デルケル・オルバルトと婚約関係にあった。
ある日、デルケルに呼び出されたアネスは、彼から婚約破棄を言い渡される。それは、アネスが彼の使用人を刺したからだという。
当然、アネスにそのような覚えはない。しかし、デルケルは目撃者まで連れてきており、アネスは窮地に立たされることになってしまった。

そんな彼女を救ってくれたのは、義弟であるアルスだった。
アルスは、デルケルに対して堂々と証言し、その場はなんとか収まった。

その後、屋敷に戻ったアネスに、アルスは衝撃的なことを言ってくる。

「姉さんは今を持って、僕の婚約者になる」
「は?」

衝撃的なことを告げられたアネスだったが、そこからアルスの真意を知ることになる。

無実の罪で婚約破棄されたアネス。彼女と婚約を結んだアルス。義理の姉弟は、事件を解決していく。
24h.ポイント 71pt
529
小説 13,696 位 / 192,125件 恋愛 6,483 位 / 57,212件

あなたにおすすめの小説

アリシアの恋は終わったのです【完結】

ことりちゃん
恋愛
昼休みの廊下で、アリシアはずっとずっと大好きだったマークから、いきなり頬を引っ叩かれた。 その瞬間、アリシアの恋は終わりを迎えた。 そこから長年の虚しい片想いに別れを告げ、新しい道へと歩き出すアリシア。 反対に、後になってアリシアの想いに触れ、遅すぎる行動に出るマーク。 案外吹っ切れて楽しく過ごす女子と、どうしようもなく後悔する残念な男子のお話です。 ーーーーー 12話で完結します。 よろしくお願いします(´∀`)

私がいなくなっても構わないと言ったのは、あなたの方ですよ?

新野乃花(大舟)
恋愛
ミーナとレイノーは婚約関係にあった。しかし、ミーナよりも他の女性に目移りしてしまったレイノーは、ためらうこともなくミーナの事を婚約破棄の上で追放してしまう。お前などいてもいなくても構わないと別れの言葉を告げたレイノーであったものの、後に全く同じ言葉をミーナから返されることとなることを、彼は知らないままであった…。

私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?

新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。 ※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!

第一王子様は婚約者を捨ててまで幼馴染の事を愛したかったようです

新野乃花(大舟)
恋愛
貴族令嬢であるエリッサとの婚約関係をすでに結んでいたガラル第一王子。しかしそんな彼の心を誘惑したのは、隣国の王族令嬢であるレベッカだった。二人の関係は幼馴染であり、互いにその点に運命を感じる中でその距離は次第に近くなっていき、ついにガラルはエリッサとの関係を捨ててレベッカとの婚約を選ぶ決断を下した。半ば駆け落ちのような形で結ばれることとなった二人だったものの、その後すぐにガラルはレベッカの本性を知り、エリッサとの関係を切り捨てたことを後悔することになり…。

王太子から愛することはないと言われた侯爵令嬢は、そんなことないわと強気で答える

綾森れん
恋愛
「オリヴィア、君を愛することはない」 結婚初夜、聖女の力を持つオリヴィア・デュレー侯爵令嬢は、カミーユ王太子からそう告げられた。 だがオリヴィアは、 「そんなことないわ」 と強気で答え、カミーユが愛さないと言った原因を調べることにした。 その結果、オリヴィアは思いもかけない事実と、カミーユの深い愛を知るのだった。

〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。

藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった…… 結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。 ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。 愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。 *設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。 *全16話で完結になります。 *番外編、追加しました。

第一王子様は、妹だけいれば婚約者の事なんてどうでもいいそうです

新野乃花(大舟)
恋愛
エディン第一王子はエミリアとの婚約関係を有していながら、何をするにも自身の妹であるユリアの事ばかりを優先していた。ある日の事、ユリアによってそそのかされたエディンはユリアの頼みを聞くがままにエミリアの事を婚約破棄、追放してしまう。しかし実はユリアはエディンの事は何とも思っておらず、王宮騎士であるノドレーの事が好きで、彼に近づくために婚約破棄を演出したに過ぎなかった。しかし当のノドレーが好きなのはユリアではなくエミリアの方であり…。

婚約者が実は私を嫌っていたので、全て忘れる事にしました

Kouei
恋愛
私セイシェル・メルハーフェンは、 あこがれていたルパート・プレトリア伯爵令息と婚約できて幸せだった。 ルパート様も私に歩み寄ろうとして下さっている。 けれど私は聞いてしまった。ルパート様の本音を。 『我慢するしかない』 『彼女といると疲れる』 私はルパート様に嫌われていたの? 本当は厭わしく思っていたの? だから私は決めました。 あなたを忘れようと… ※この作品は、他投稿サイトにも公開しています。

処理中です...