聖女の代わりがいくらでもいるなら、私がやめても構いませんよね?
聖女であるアルメアは、無能な上司である第三王子に困っていた。
彼は、自分の評判を上げるために、部下に苛烈な業務を強いていたのである。
それを抗議しても、王子は「嫌ならやめてもらっていい。お前の代わりなどいくらでもいる」と言って、取り合ってくれない。
それなら、やめてしまおう。そう思ったアルメアは、王城を後にして、故郷に帰ることにした。
故郷に帰って来たアルメアに届いたのは、聖女の業務が崩壊したという知らせだった。
どうやら、後任の聖女は王子の要求に耐え切れず、そこから様々な業務に支障をきたしているらしい。
王子は、理解していなかったのだ。その無理な業務は、アルメアがいたからこなせていたということに。
彼は、自分の評判を上げるために、部下に苛烈な業務を強いていたのである。
それを抗議しても、王子は「嫌ならやめてもらっていい。お前の代わりなどいくらでもいる」と言って、取り合ってくれない。
それなら、やめてしまおう。そう思ったアルメアは、王城を後にして、故郷に帰ることにした。
故郷に帰って来たアルメアに届いたのは、聖女の業務が崩壊したという知らせだった。
どうやら、後任の聖女は王子の要求に耐え切れず、そこから様々な業務に支障をきたしているらしい。
王子は、理解していなかったのだ。その無理な業務は、アルメアがいたからこなせていたということに。
あなたにおすすめの小説
【完結】この運命を受け入れましょうか
なか
恋愛
「君のようは妃は必要ない。ここで廃妃を宣言する」
自らの夫であるルーク陛下の言葉。
それに対して、ヴィオラ・カトレアは余裕に満ちた微笑みで答える。
「承知しました。受け入れましょう」
ヴィオラにはもう、ルークへの愛など残ってすらいない。
彼女が王妃として支えてきた献身の中で、平民生まれのリアという女性に入れ込んだルーク。
みっともなく、情けない彼に対して恋情など抱く事すら不快だ。
だが聖女の素養を持つリアを、ルークは寵愛する。
そして貴族達も、莫大な益を生み出す聖女を妃に仕立てるため……ヴィオラへと無実の罪を被せた。
あっけなく信じるルークに呆れつつも、ヴィオラに不安はなかった。
これからの顛末も、打開策も全て知っているからだ。
前世の記憶を持ち、ここが物語の世界だと知るヴィオラは……悲運な運命を受け入れて彼らに意趣返す。
ふりかかる不幸を全て覆して、幸せな人生を歩むため。
◇◇◇◇◇
設定は甘め。
不安のない、さっくり読める物語を目指してます。
良ければ読んでくだされば、嬉しいです。
玉の輿を狙う妹から「邪魔しないで!」と言われているので学業に没頭していたら、王子から求婚されました
歌龍吟伶
恋愛
王立学園四年生のリーリャには、一学年下の妹アーシャがいる。
昔から王子様との結婚を夢見ていたアーシャは自分磨きに余念がない可愛いらしい娘で、六年生である第一王子リュカリウスを狙っているらしい。
入学当時から、「私が王子と結婚するんだからね!お姉ちゃんは邪魔しないで!」と言われていたリーリャは学業に専念していた。
その甲斐あってか学年首位となったある日。
「君のことが好きだから」…まさかの告白!
出て行けと言って、本当に私が出ていくなんて思ってもいなかった??
新野乃花(大舟)
恋愛
ガランとセシリアは婚約関係にあったものの、ガランはセシリアに対して最初から冷遇的な態度をとり続けていた。ある日の事、ガランは自身の機嫌を損ねたからか、セシリアに対していなくなっても困らないといった言葉を発する。…それをきっかけにしてセシリアはガランの前から失踪してしまうこととなるのだが、ガランはその事をあまり気にしてはいなかった。しかし後に貴族会はセシリアの味方をすると表明、じわじわとガランの立場は苦しいものとなっていくこととなり…。
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
愛人を切れないのなら離婚してくださいと言ったら子供のように駄々をこねられて困っています
永江寧々
恋愛
結婚生活ニ十周年を迎える今年、アステリア王国の王であるトリスタンが妻であるユーフェミアから告げられたのは『離婚してください」という衝撃の告白。
愛を囁くのを忘れた日もない。セックスレスになった事もない。それなのに何故だと焦るトリスタンが聞かされたのは『愛人が四人もいるから』ということ。
愛している夫に四人も愛人がいる事が嫌で、愛人を減らしてほしいと何度も頼んできたユーフェミアだが、
減るどころか増えたことで離婚を決めた。
幼子のように離婚はしたくない、嫌だと駄々をこねる夫とそれでも離婚を考える妻。
愛しているが、愛しているからこそ、このままではいられない。
夫からの愛は絶えず感じているのにお願いを聞いてくれないのは何故なのかわからないユーフェミアはどうすればいいのかわからず困っていた。
だが、夫には夫の事情があって……
夫に問題ありなのでご注意ください。
誤字脱字報告ありがとうございます!
9月24日、本日が最終話のアップとなりました。
4ヶ月、お付き合いくださいました皆様、本当にありがとうございました!
※番外編は番外編とも言えないものではありますが、小話程度にお読みいただければと思います。
誤字脱字報告ありがとうございます!
確認しているつもりなのですが、もし発見されましたらお手数ですが教えていただけると助かります。
聖女は寿命を削って王子を救ったのに、もう用なしと追い出されて幸せを掴む!
naturalsoft
恋愛
読者の方からの要望で、こんな小説が読みたいと言われて書きました。
サラッと読める短編小説です。
人々に癒しの奇跡を与える事のできる者を聖女と呼んだ。
しかし、聖女の力は諸刃の剣だった。
それは、自分の寿命を削って他者を癒す力だったのだ。
故に、聖女は力を使うのを拒み続けたが、国の王子が難病に掛かった事によって事態は急変するのだった。
【完結】次期聖女として育てられてきましたが、異父妹の出現で全てが終わりました。史上最高の聖女を追放した代償は高くつきます!
林 真帆
恋愛
マリアは聖女の血を受け継ぐ家系に生まれ、次期聖女として大切に育てられてきた。
マリア自身も、自分が聖女になり、全てを国と民に捧げるものと信じて疑わなかった。
そんなマリアの前に、異父妹のカタリナが突然現れる。
そして、カタリナが現れたことで、マリアの生活は一変する。
どうやら現聖女である母親のエリザベートが、マリアを追い出し、カタリナを次期聖女にしようと企んでいるようで……。
2022.6.22 第一章完結しました。
2022.7.5 第二章完結しました。
第一章は、主人公が理不尽な目に遭い、追放されるまでのお話です。
第二章は、主人公が国を追放された後の生活。まだまだ不幸は続きます。
第三章から徐々に主人公が報われる展開となる予定です。
私が消えたその後で(完結)
毛蟹葵葉
恋愛
シビルは、代々聖女を輩出しているヘンウッド家の娘だ。
シビルは生まれながらに不吉な外見をしていたために、幼少期は辺境で生活することになる。
皇太子との婚約のために家族から呼び戻されることになる。
シビルの王都での生活は地獄そのものだった。
なぜなら、ヘンウッド家の血縁そのものの外見をした異母妹のルシンダが、家族としてそこに溶け込んでいたから。
家族はルシンダ可愛さに、シビルを身代わりにしたのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
レイグスさん、あなたが頼りだ(〃゚д゚〃)
感想ありがとうございます。
確かに、彼が頼りかもしれません。
デモ行進とストライキの仕方を主人公は知らないようですね。
基本は団体交渉ですよ…オルグられないように注意が必要ですが。
感想ありがとうございます。
確かに、そうだと思います。
つい読ませて貰って思った事が、たかが第三なのに
その上が把握してないのか、知っててやらせてるのか
どの道 そいつを起用してる上もその程度だと思ってしまう。
感想ありがとうございます。
確かに、その通りかもしれません。
辞めて戻って......主人公は辞めずに最初から今の行動を取っていれば良かったのでは。
王が無理なら、その王と直接話せてる立場の人と接触すればいいだけの話だと思うけど、監禁レベルの邪魔だったのかな?と思う。
感想ありがとうございます。
どのように邪魔されていたかは、今後明かしていければと思っています。
とんぼ返りより、今の状況を周りに宣伝しながら王都へ向かうのが1番良いような?(。>ω<。)ノ
感想ありがとうございます。
確かに、そうかもしれません。
ビクトンのマジキチぶりに、友人の元職場を思い出しました。
王子は自分以外の人間にも感情がある事や、無条件の献身がない事。
我慢や忍耐、健康や正気に限界がある事。
絶対に実らない努力に、労力を割きたがる人がいない事、他人が自分の外付けの願望製造機じゃない事とか知らないんだろうか?
搾取するだけの人間に、敬意も忠義も好意もないだろうし、そのうち集団ボイコットくらい起きるのかな?
感想ありがとうございます。
王子は、本当にどうしようもない人だと思います。
そんな職場が実際にあるというのは、とても辛いことだと思います。
なんか第3王子は当然だけど、アメリアさんも行き当たりばったりで、考えなしという意味では同類に思える。
感想ありがとうございます。
そうかもしれません。
まさかのモブ達の革命か!?
成功してくれ!
(´・ω・`)
感想ありがとうございます。
そういうことかもしれません。
過労死しそう: ( ºωº ;))):
感想ありがとうございます。
確かに、そうかもしれません。
う〜ん?第三王子で固執しているけど?第一、第二王子がいるって事だよね?第三王子まで、国の政策(聖女関連)を任されているなら!結界の弱体化など他の王子が気づかないの?そもそも第三王子辺りなど王の継承権も3番目!成人か、継承後は公爵辺りになるのでわ?余り平民を馬鹿にしては、身内から狙われてもおかしくわ無いかな?全体的に疑問も、ありますが、良い作品と思います♪是非完結まで頑張ってください!
感想ありがとうございます
疑問に思ったのなら、申し訳ありません。
今日から読み始めました、面白かった、無能な第三王子は、廃嫡して、鉱山送りになれば良いのに(ФωФ)
感想ありがとうございます。
第三王子は、確かに罰を受けるべきかもしれません。
すみません、入力途中で送信してしまいました。
バカ王子の元でバカ王子の愚行を止められなかったから聖女辞めたのに、バカ王子が痛い目を見ないウチに王都に戻ったら、意味なくないですかね?
平民に被害が出るの黙って居られない姿勢は立派だけど、アルメアのやり方もなんか考えなしっぽい。
周囲の連中もアルメアに理解示すなら、もっと考えて行動するよう言うべきだと思う。
感想ありがとうございます。
平民に被害が出て、改めて決意を固めたのだと思います。
ん〜?
アルメアが今すぐ戻るの?
バカ王子の元ではバカ王子を正せなくて故郷に帰ったのに、バカ王子が痛い目を見ないウチに責任感じて戻るって、
感想ありがとうございます。
確かに、今すぐ戻る必要はないかもしれません。
アルメアさん、クズ王子に捕まらなければ良いですが!
更新お待ちしております♪
感想ありがとうございます。
これからも、更新を楽しみにして頂けると幸いです。
ポンコツ第三王子に聖裁出来るように王都行くまでに大群になっていくと予想(〃゚д゚〃)
感想ありがとうございます。
その予想が当たるかどうか、楽しみにして頂けると幸いです。
どうか、アルメリアが町の人たちに誤解されず受け入れて貰えますように。
町の人たちが、聖女に寄り添える人たちでありますように。
あと、第三王子はどうやって自分の不出来を痛感して苦しむか楽しみにしています!
パワハラダメ絶対!
感想ありがとうございます。
町の人達は、きっと誤解したりしないと思います。
第三王子は、これからきっとひどい目に合うでしょう。
まわりが見えてないポンコツ第三王子……第一と第二王子がまともなのを祈ります。
感想ありがとうございます。
他の王子については、今後明かしていければと思っています。
ここで怪我人をたくさん助けたら聖女がここにいるって知らせることになるような?
たぶん今の聖女駄目だから戻ってきて隠れて力を使えとかなるんじゃ?
人の口に戸はたてられないというし、あっという間に広まるよね?
感想ありがとうございます。
それは、今後の展開にご期待頂けると幸いです。
これから主人公無双でしょうか?(*º艸º*)
感想ありがとうございます。
そうなる予定です。
一気読みさせて頂きました(*¯艸¯)
第三王子最低〜(。>ω<。)ノ
感想ありがとうございます。
確かに、彼は最低だと思います。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。