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第55話-半妖陰陽師との二度目の再会
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「迷惑をかけてすまない」
「何かの縁だ。こうして前世の記憶を話せる友を見捨てるわけにはいかない」
「友、か……ありがとう満成」
前世と今を唯一繋がる人が目の前に現れたのだ、俺はこの機会を、香澄を何としてでもこの世に繋ぎ止めて置きたい。俺が芦屋光弘と蘆屋満成であることを忘れない為にも。蘆屋の魂があの夢の中で消えたとしても、それでも自分の本質が変わってしまわないかと不安になる。満成のキャラクターに飲み込まれないようにするには、前世での家族と過ごした幸せな日々を忘れないことが大事だと思うんだ。だから、俺はこの世界で前世の妹によくに似た菫と出逢ったのだろう。
俺はそれから、香澄と他愛無い話を少しして、香澄の傍から離れることにした。
「忠栄に話したいことがあるんだ。少し離れるな」
「わかった」
香澄を残し部屋から出て、頭にふと浮かんだことに頭を痛めた。
善晴に香澄を会わせなくてはならない。忠栄兄様に呼んでもらえば善晴は屋敷に来てくれるはずだ。
ただ……気まずい。
いつかは善晴と会わねばならないと思ってはいたが、こうも急に口実が出来てしまうとは。
会いたくないわけではない。善晴を傷つけてしまったことに申し訳なさを感じている。俺の中ではあれは演技だったが、善晴は知らない。どう顔を合わせればいいんだ。
「兄様?」
「え?」
忠栄兄様の所に行くつもりではあったが、ただぶらぶらと時間稼ぎに廊下を歩いて頭を悩ませていた。だから、いつのまにか自分が屋敷の玄関の方に向かっていて、そこに誰かいたなんて気づかなかった。
もう少し早く気づいていれば回避できたかもしれない。今自分の頭を悩ませている張本人の善晴と再会するのを。
どうして、ここにいるんだ? まだ俺が京に戻ったことを兄様以外には伝えていないはずなのに……もしかして、兄様が呼んだのか?
「なぜ、こんなところにいるのだ」
「あ、いや。その」
俺は擦りながら足を後ろに引く。
「兄様、何度私からお逃げになるつもりか」
その言葉に足を止めた。善晴の寂しそうな顔を見てハッとした。
また、俺は善晴を傷つけるつもりか。駄目だ、ここで逃げてはいけない。
「久しぶりだな。逃げるつもりはない」
善晴は玄関から上がると俺に抱き着いた。
「兄様、本当に兄様だ」
本当にすまない善晴。
「ああ、お前の兄様だ」
その言葉に善晴の身体を締める腕の力が強まる。寂しがりな善晴め可愛い奴だ。
「忠栄か、アイツの仕業か。兄様をここに閉じ込めていたのか」
善晴の怒っている声が頭上から聞こえたと思ったら、俺は抱きしめられたまま体を持ち上げられた。
そしてそのまま善晴は動き出した。
「違っ! おい、待て! 話を聞け!」
勘違いしてるこいつが忠栄に何するか! 何としてでも話を聞いてもらわないと。
緊急だ、しょうがない。
「善晴!」
俺は善晴の顔を掴み、唇を重ねた。
「あ、兄様」
「俺を見ろ」
善晴の切れ長の目が丸くなっている。可愛い。
「おやおやまあまあ」
「けっ。みてられっか」
「わあ」
「はあ、馬鹿な奴」
さきから忠栄、良佳、菫、和紀の声が背後から聞こえた。
「なッ!」
忠栄兄様目が笑っておりません。お願いです。その恐ろしい笑みをおやめください。
そうそう、良佳のようにみんなこっちを見なくていい。さりげなく菫の目を隠してくれてありがとう! やっぱりお前が一番の男だよ!
それよりも、和紀め。そうだよ、俺は馬鹿だ。だがな、もし勘違いした善晴がお前らと顔を合わせたらお前らなんか身体に穴が開くからな! まだ体験してないけどゲームの満成が受けた呪の恐ろしさをお前らは知らないだろ!
「兄様、もう終わりか?」
「お・わ・り・だ! 離れろ!」
「そうですよ。満成はまだ長旅で身体が疲れているのですから、離しなさい」
俺は兄様の一言のおかげで善晴の腕から離れることが出来た。
「僕は久しぶりに京に戻ったので自分の屋敷に戻りますよ」
そう言って和紀は帰って行った。今度美味しい酒でも奢ってやろう。
良佳と菫には庭で遊んでもらって、善晴と話をするために兄様の部屋を使わせてもらった。
「構いませんが、私も同席しますよ。そこの可愛くない安部が何をしでかすか分かったもんじゃありませんから」
「兄様、鴨の肉でも食べたくはないか?」
「貴様、よほど狐の毛皮になりたいようですね」
たいそう二人のお口が悪い。俺が京を出る前でもここまで仲悪かったか?
二人の口喧嘩を仲裁してこれまでのことを善晴に話した。
「ということなんだ。お前を騙すようなことをして申し訳ない」
俺は善晴の前で床に額を突いた。
「兄様! 良いのだ。兄様と再び会えたのだから」
「善晴」
「だが、兄様を毎夜夢に見ることもかなわず、知識があるのだから風邪や怪我など自身で治すだろうと信じていたが、とても心配だった」
善晴は懐中から扇を取り出した。
「今後はいついかなる時も、扇を捨てずに手元に置いてくれ」
それは羅城門前で善晴の前に投げた白い扇だった。
善晴は俺の手を取り扇を握らせた。
「いつでもお傍に」
そう言って美しい顔に笑みを浮かべた。
「お、おう」
隣に座っている忠栄が咳ばらいをした。
「それで、あの青年の意識は戻ったのですか?」
「はい、戻りました。全てではなく断片的にだけです。それで善晴に頼みたいことがあるんだが」
「なんなりと。兄様のお役に立てるのなら私はこの命も捧げるつもりです」
言葉が大事過ぎる。
「彼の傍で話し相手になってやってくれ」
「そ、それは私ではなく忠栄のほうが適任では?」
「そうだ。私のほうが口下手な善晴より話しやすいだろう」
「いえ、忠栄兄様は勤めで大変でしょう。善晴であれば年も近いし、勤めも他の者に頼める。俺も傍にいるから、どうだ? 頼まれてくれるか?」
しぶしぶ納得した兄様の横で善晴も頷いてくれた。
「兄様が傍にいるなら構わない」
「ありがとう善晴」
話はまとまり香澄に善晴を紹介すると言って部屋に向かった。
「彼は香澄、こっちは善晴だ。しばらく君の話し相手になってくれる。記憶を戻すためには、まず楽しく会話しないとだからな」
挨拶をして、と善晴に目配りをする。
「善晴だ」
それだけ? 無口にもほどがあるだろ! 香澄も見た目は同じでも想像と違った善晴の態度に戸惑っているようだ。
「香澄です。あの、よろしくお願いします」
「はは、まあ初日はこんなもんか。体調が悪くなかったらこのまま善晴と二人でもいいか」
この空間に俺がいる意味はないし、なんなら重い空気のなかで二人の仲人なんかやってられるか!
相手は敵じゃないんだ、香澄も自力でなんとかするだろう。
「はい。大丈夫です」
なら、出るか。
「傍にいてくれるはずでは?」
善晴の言葉に扇で肩を叩く。
「屋敷のなかにはいるんだ。傍にいるのと同じだろう」
いつまでも、ここにいたら香澄も話すのに躊躇するだろう。俺ばかり見てることに香澄も気付いているぞ。
「やはり、お前に香澄の面倒を頼むのは荷が重かったか。分かった。お前はもう部屋から出て行ってくれて構わない」
「あ、兄様……そうではない。私は兄様の傍に居たいだけなのだ」
真顔でそう言った善晴の顔と俺の顔を見比べる香澄は何事かと驚いている。
し、しまった! 純粋な乙女ゲームなのに俺のせいで善晴のBLルートを開拓してしまったのがバレたかもしれない!
「あ、あの。香澄違うんだ。こいつは俺の弟弟子で、一緒に過ごしてたら甘えん坊に育ったんだ」
「え、あ、そうんな裏設定があったんですね!」
「裏セッテイ?」
善晴が香澄の言葉に反応する。
あ、と口を押える香澄。その仕草可愛い! ってそうじゃない!
「あー、そうそうある呪だよ。ある人の人格を変えてしまうんだ。それを俺がお前にかけたんじゃないかって、洛中で噂になっているのを香澄が聞いたらしいんだ。それでただ口が滑ったんだろう?」
「え! ええ、そうです。ですがそれが本質だったようで噂も本気に出来ませんね、へへ」
「ああ、私は兄様がいればそれでいいのだから」
「はは、本当にお前は甘えん坊だなあ!」
くそお、善晴め、嬉しそうな顔で俺の方見やがって‼ もっと自尊心を高くもて! 皮肉のつもりなのに、甘えん坊と言われて喜んでいるんじゃない! ……香澄には後で事情を説明しよう。
「何かの縁だ。こうして前世の記憶を話せる友を見捨てるわけにはいかない」
「友、か……ありがとう満成」
前世と今を唯一繋がる人が目の前に現れたのだ、俺はこの機会を、香澄を何としてでもこの世に繋ぎ止めて置きたい。俺が芦屋光弘と蘆屋満成であることを忘れない為にも。蘆屋の魂があの夢の中で消えたとしても、それでも自分の本質が変わってしまわないかと不安になる。満成のキャラクターに飲み込まれないようにするには、前世での家族と過ごした幸せな日々を忘れないことが大事だと思うんだ。だから、俺はこの世界で前世の妹によくに似た菫と出逢ったのだろう。
俺はそれから、香澄と他愛無い話を少しして、香澄の傍から離れることにした。
「忠栄に話したいことがあるんだ。少し離れるな」
「わかった」
香澄を残し部屋から出て、頭にふと浮かんだことに頭を痛めた。
善晴に香澄を会わせなくてはならない。忠栄兄様に呼んでもらえば善晴は屋敷に来てくれるはずだ。
ただ……気まずい。
いつかは善晴と会わねばならないと思ってはいたが、こうも急に口実が出来てしまうとは。
会いたくないわけではない。善晴を傷つけてしまったことに申し訳なさを感じている。俺の中ではあれは演技だったが、善晴は知らない。どう顔を合わせればいいんだ。
「兄様?」
「え?」
忠栄兄様の所に行くつもりではあったが、ただぶらぶらと時間稼ぎに廊下を歩いて頭を悩ませていた。だから、いつのまにか自分が屋敷の玄関の方に向かっていて、そこに誰かいたなんて気づかなかった。
もう少し早く気づいていれば回避できたかもしれない。今自分の頭を悩ませている張本人の善晴と再会するのを。
どうして、ここにいるんだ? まだ俺が京に戻ったことを兄様以外には伝えていないはずなのに……もしかして、兄様が呼んだのか?
「なぜ、こんなところにいるのだ」
「あ、いや。その」
俺は擦りながら足を後ろに引く。
「兄様、何度私からお逃げになるつもりか」
その言葉に足を止めた。善晴の寂しそうな顔を見てハッとした。
また、俺は善晴を傷つけるつもりか。駄目だ、ここで逃げてはいけない。
「久しぶりだな。逃げるつもりはない」
善晴は玄関から上がると俺に抱き着いた。
「兄様、本当に兄様だ」
本当にすまない善晴。
「ああ、お前の兄様だ」
その言葉に善晴の身体を締める腕の力が強まる。寂しがりな善晴め可愛い奴だ。
「忠栄か、アイツの仕業か。兄様をここに閉じ込めていたのか」
善晴の怒っている声が頭上から聞こえたと思ったら、俺は抱きしめられたまま体を持ち上げられた。
そしてそのまま善晴は動き出した。
「違っ! おい、待て! 話を聞け!」
勘違いしてるこいつが忠栄に何するか! 何としてでも話を聞いてもらわないと。
緊急だ、しょうがない。
「善晴!」
俺は善晴の顔を掴み、唇を重ねた。
「あ、兄様」
「俺を見ろ」
善晴の切れ長の目が丸くなっている。可愛い。
「おやおやまあまあ」
「けっ。みてられっか」
「わあ」
「はあ、馬鹿な奴」
さきから忠栄、良佳、菫、和紀の声が背後から聞こえた。
「なッ!」
忠栄兄様目が笑っておりません。お願いです。その恐ろしい笑みをおやめください。
そうそう、良佳のようにみんなこっちを見なくていい。さりげなく菫の目を隠してくれてありがとう! やっぱりお前が一番の男だよ!
それよりも、和紀め。そうだよ、俺は馬鹿だ。だがな、もし勘違いした善晴がお前らと顔を合わせたらお前らなんか身体に穴が開くからな! まだ体験してないけどゲームの満成が受けた呪の恐ろしさをお前らは知らないだろ!
「兄様、もう終わりか?」
「お・わ・り・だ! 離れろ!」
「そうですよ。満成はまだ長旅で身体が疲れているのですから、離しなさい」
俺は兄様の一言のおかげで善晴の腕から離れることが出来た。
「僕は久しぶりに京に戻ったので自分の屋敷に戻りますよ」
そう言って和紀は帰って行った。今度美味しい酒でも奢ってやろう。
良佳と菫には庭で遊んでもらって、善晴と話をするために兄様の部屋を使わせてもらった。
「構いませんが、私も同席しますよ。そこの可愛くない安部が何をしでかすか分かったもんじゃありませんから」
「兄様、鴨の肉でも食べたくはないか?」
「貴様、よほど狐の毛皮になりたいようですね」
たいそう二人のお口が悪い。俺が京を出る前でもここまで仲悪かったか?
二人の口喧嘩を仲裁してこれまでのことを善晴に話した。
「ということなんだ。お前を騙すようなことをして申し訳ない」
俺は善晴の前で床に額を突いた。
「兄様! 良いのだ。兄様と再び会えたのだから」
「善晴」
「だが、兄様を毎夜夢に見ることもかなわず、知識があるのだから風邪や怪我など自身で治すだろうと信じていたが、とても心配だった」
善晴は懐中から扇を取り出した。
「今後はいついかなる時も、扇を捨てずに手元に置いてくれ」
それは羅城門前で善晴の前に投げた白い扇だった。
善晴は俺の手を取り扇を握らせた。
「いつでもお傍に」
そう言って美しい顔に笑みを浮かべた。
「お、おう」
隣に座っている忠栄が咳ばらいをした。
「それで、あの青年の意識は戻ったのですか?」
「はい、戻りました。全てではなく断片的にだけです。それで善晴に頼みたいことがあるんだが」
「なんなりと。兄様のお役に立てるのなら私はこの命も捧げるつもりです」
言葉が大事過ぎる。
「彼の傍で話し相手になってやってくれ」
「そ、それは私ではなく忠栄のほうが適任では?」
「そうだ。私のほうが口下手な善晴より話しやすいだろう」
「いえ、忠栄兄様は勤めで大変でしょう。善晴であれば年も近いし、勤めも他の者に頼める。俺も傍にいるから、どうだ? 頼まれてくれるか?」
しぶしぶ納得した兄様の横で善晴も頷いてくれた。
「兄様が傍にいるなら構わない」
「ありがとう善晴」
話はまとまり香澄に善晴を紹介すると言って部屋に向かった。
「彼は香澄、こっちは善晴だ。しばらく君の話し相手になってくれる。記憶を戻すためには、まず楽しく会話しないとだからな」
挨拶をして、と善晴に目配りをする。
「善晴だ」
それだけ? 無口にもほどがあるだろ! 香澄も見た目は同じでも想像と違った善晴の態度に戸惑っているようだ。
「香澄です。あの、よろしくお願いします」
「はは、まあ初日はこんなもんか。体調が悪くなかったらこのまま善晴と二人でもいいか」
この空間に俺がいる意味はないし、なんなら重い空気のなかで二人の仲人なんかやってられるか!
相手は敵じゃないんだ、香澄も自力でなんとかするだろう。
「はい。大丈夫です」
なら、出るか。
「傍にいてくれるはずでは?」
善晴の言葉に扇で肩を叩く。
「屋敷のなかにはいるんだ。傍にいるのと同じだろう」
いつまでも、ここにいたら香澄も話すのに躊躇するだろう。俺ばかり見てることに香澄も気付いているぞ。
「やはり、お前に香澄の面倒を頼むのは荷が重かったか。分かった。お前はもう部屋から出て行ってくれて構わない」
「あ、兄様……そうではない。私は兄様の傍に居たいだけなのだ」
真顔でそう言った善晴の顔と俺の顔を見比べる香澄は何事かと驚いている。
し、しまった! 純粋な乙女ゲームなのに俺のせいで善晴のBLルートを開拓してしまったのがバレたかもしれない!
「あ、あの。香澄違うんだ。こいつは俺の弟弟子で、一緒に過ごしてたら甘えん坊に育ったんだ」
「え、あ、そうんな裏設定があったんですね!」
「裏セッテイ?」
善晴が香澄の言葉に反応する。
あ、と口を押える香澄。その仕草可愛い! ってそうじゃない!
「あー、そうそうある呪だよ。ある人の人格を変えてしまうんだ。それを俺がお前にかけたんじゃないかって、洛中で噂になっているのを香澄が聞いたらしいんだ。それでただ口が滑ったんだろう?」
「え! ええ、そうです。ですがそれが本質だったようで噂も本気に出来ませんね、へへ」
「ああ、私は兄様がいればそれでいいのだから」
「はは、本当にお前は甘えん坊だなあ!」
くそお、善晴め、嬉しそうな顔で俺の方見やがって‼ もっと自尊心を高くもて! 皮肉のつもりなのに、甘えん坊と言われて喜んでいるんじゃない! ……香澄には後で事情を説明しよう。
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☆ぽんかん様 コメントありがとうございます!
大変長い間更新しないままでいたため、ぽんかん様のような思いをされている方がいらっしゃると思うと、申し訳ない思いでいっぱいです。
こちらに、多くの読者様が感じておられるような想いを書いてくださりありがとうございます。
これからは出来るかぎり、お話の続きが途切れすぎないように気を付けてまいります。
本作品の更新に気付いて頂きありがとうございます!
更新して下さりありがとうございました✨ずっと楽しみにお待ちしてきたので嬉しいです。これからも楽しみにしております。
☆海様 コメントありがとうございます!
頂いたお言葉を胸に、書き続けていきたい思います! 楽しみにお待ち頂き本当にありがとうございます!
更新長らくお待たせいたしました(´;ω;`)