30 / 55
第30話−京一の雅男
しおりを挟む
宿舎の簡素な庭の景色の中に末枯れも見え、朝晩だけではなく日中にも肌寒さを感じてきた頃。
そろそろ秋の終わりかと実感する。
雅峰たちと会うことがなくなってから、半年ばかりが経った。あとふた月もすれば新年を迎えることになる。
変化したことといえば、左大臣の件が落ち着いてすぐに忠栄は陰陽博士となるべく試験を突破するために部屋に引きこもるようになり、俺も陰陽師となるべく勉強を続けていた。
当初は、忠栄が陰陽博士の代わりに座学を教えてくれることだったが、俺には座学よりも実践的な学びが必要だと分かり、依頼があったら忠栄と出仕することにしていた。
呪術について忠栄に質問をしにいくと、部屋中が陰陽・天文・暦の書が散らばって、邪魔にならない程度に片付けをするのがしだいに、日課になっていた。
その後、陰陽頭、陰陽博士と共に帝の末の妹にあたる内親王の元へと出仕した。内親王は赤子が産まれ、幼名をと陰陽頭と博士に任せられたところ、共にいた忠栄は赤子の相から未来の難を導きだした。
それは陰陽頭も陰陽博士も忠栄が言ったことで初めて気がついたのだった。
忠栄のその功績から陰陽博士を賜る事が決まったのである。
そして今日、忠栄はこれまでの間忙しかっただろうに、そんなことを感じさせないほど、涼しい顔をして俺を実家に招いてくれたのだ。
忠栄が出世するのだから家の者も大変だろう。
官位を得て屋敷を持つことになったため、宿舎からも出る事になっているのだ。
「これから忙しくなりますね」
「ええ、私もこれからは父上を補佐出来るほどの人間にならないといけません」
陰陽寮を統括する陰陽頭やその補佐である陰陽助、彼らが政治的側面を担っているのであれば、博士たちは学生の学びや公家の依頼、貴族の年間行事や時には陰陽頭、助に同伴し皇族のために出仕することが増えるだろう。
たった一年しか一緒にいられなかったのに寂しくなるなあ。まあ、皇家の目に留まってしまったのなら、陰陽博士の立場でも学生の授業を見ている暇などないだろう。
「兄様は俺がいなくても寂しくないのですか?」
つい、言葉にしてしまった。
忠栄は豆鉄砲を食らったかのような表情をしている。
「み、満成、寂しがっているのですか?」
「は? え、あ、いや」
その、と声が掠れる。
顔に熱が集まり、扇でさらに顔を隠す。
「フフ、寂しがってくれるなんて嬉しいですねえ」
「そ、そうではなくて、その、俺が兄様の身支度を手伝っていたので、これからは大丈夫かなって心配してるんですよ」
「そうですね、それは、まあ頑張ります」
忠栄は、そっか~もう毎朝顔を見れないのか、いや顔を見たのも片手で数えるくらいだったけど、とブツブツ言っている。
「す、少しだけ寂しいな、とは思ってます」
だから、とそう言って扇を少し下げる。
「たまには、弟と会ってくださいね」
恥ずかしくて、忠栄の方を見ることは出来ないが顔を隠しながら言うのは少し女々しいかもしれないと思ったからだ。
「はい! 兄様はいつまでも満成の兄様ですよ」
そう言って幼い子供にするように優しく抱きしめられた。
「それにね、あなたが寂しがらないように猫又に乗って宿舎に遊びに行きますよ」
「猫又とですか!」
「フフ、私より猫又と会いたいようですね」
「そ、そんなことはありませんよ」
すると、尻尾が二尾に割れた白毛に黒毛の靴下をはいたような模様のある猫が、いつのまにか部屋の中に入ってきたようだった。
ニャアオ、と泣き声をあげて忠栄の膝の上に乗る姿は普通の猫のようだ。
俺がその猫を見つめていると、猫の顔は仕方ないといった風に忠栄の膝から俺の膝の上に乗り換えた。
「ひさしいわね、播磨の小僧」
女の様な透き通る声が猫の方から聞こえた。
そう、この猫こそ賀茂 忠栄の式神、猫又である。
陰陽寮の宿舎では、陰陽生の立場で式神を召喚して行動することは良しとされておらず、例外なく得業生の忠栄も宿舎では猫又を召喚していなかった。
しかし、貴族の依頼に出かけた際や、切迫していない状況の時は車の中で猫又を召喚し見せてくれた。
忠栄が使役している猫又は温厚な性格で主人に危害を加えないのであれば大人しくしており、主人に近づく人間をただ静かに見定めているだけの式神である。忠栄曰くこの猫又は気に入った人間には自ら近づいて撫でさせてくれるらしい。
だから、俺にはわりと好感度高いのかも!
「久しぶりじゃないか! モフモフさせてくれ!」
「ふん、しかたのない小僧だね」
扇を閉じ、猫又の腹に顔を埋め、匂いを吸いながら毛並みに指を滑らせる。
「フフ、満成は本当に猫又が好きですねえ」
大好きですと言おうとしたが、猫又の腹の中に顔を埋めていたままだったために、それは言葉になっていなかっただろう。
猫又はそれが擽ったらしく、俺の額に前足を押し付けた。
猫又を堪能していると、今日は俺以外にも来客がある事を告げた。
「私の幼いころからの友人でね、フフ、京一の雅男と呼ばれている人なんですよ」
京一の雅男? あれ、どこかで……
あ! そ、それって『恋歌物語』の攻略対象 在原静春のことか!?
俺は今から『恋歌物語』に登場する攻略対象の最後の一人、在原静春と対面できることに緊張しそわそわし始めた。
しかし、膝でくつろいでいる猫又を驚かせないように気を付けていたことで、忠栄に俺の反応が気付かれることなかった。
忠栄の友人であることは知っていたから、いつか会う機会はあるだろうなと思ってはいたが、……まさか今日だったとはな。
忠栄は彼のことを、面白い人ですよ~、そう言って友人に会えることを楽しみにしている様子だった。
「兄様が楽しそうでとても嬉しいです」
「た、楽しそうですか?」
どうしたんだ?
俺の言葉を聞いてから忠栄の様子が少しだけ、ぎこちなくなった気がした。
昼が過ぎ、忠栄がおやつにしようと言って下人に取りに行かせたが、何か問題があったようで、少し待っててくださいと俺に行って部屋から出て行った。
気付いたら猫又も膝の上からいつの間にか消えていた。
俺は、暇になって部屋の中を物色する。
と言っても、物に触れるとすぐにバレてしまいそうで、見て回るだけにした。
それにしても、部屋の片付けが苦手な人なのにこの部屋はよく片付けられていて綺麗だ。
机の上に置かれた陰陽寮で使われている学生向けの書に触れた直後、部屋の中に人が入ってきた。忠栄かと思い、声を掛けようと書を持ったまま顔をあげる。
しかし、そこにいたのは忠栄ではなかった。
白菊が霜焼けし紫色に変化するように、移ろい菊と呼ばれる重ね色目の狩衣姿のいで立ちで、京の女が好きそうな眉目秀麗な男が立っていた。
俺は男の顔を見てすぐに気づいた。
在原静春だ。
そろそろ秋の終わりかと実感する。
雅峰たちと会うことがなくなってから、半年ばかりが経った。あとふた月もすれば新年を迎えることになる。
変化したことといえば、左大臣の件が落ち着いてすぐに忠栄は陰陽博士となるべく試験を突破するために部屋に引きこもるようになり、俺も陰陽師となるべく勉強を続けていた。
当初は、忠栄が陰陽博士の代わりに座学を教えてくれることだったが、俺には座学よりも実践的な学びが必要だと分かり、依頼があったら忠栄と出仕することにしていた。
呪術について忠栄に質問をしにいくと、部屋中が陰陽・天文・暦の書が散らばって、邪魔にならない程度に片付けをするのがしだいに、日課になっていた。
その後、陰陽頭、陰陽博士と共に帝の末の妹にあたる内親王の元へと出仕した。内親王は赤子が産まれ、幼名をと陰陽頭と博士に任せられたところ、共にいた忠栄は赤子の相から未来の難を導きだした。
それは陰陽頭も陰陽博士も忠栄が言ったことで初めて気がついたのだった。
忠栄のその功績から陰陽博士を賜る事が決まったのである。
そして今日、忠栄はこれまでの間忙しかっただろうに、そんなことを感じさせないほど、涼しい顔をして俺を実家に招いてくれたのだ。
忠栄が出世するのだから家の者も大変だろう。
官位を得て屋敷を持つことになったため、宿舎からも出る事になっているのだ。
「これから忙しくなりますね」
「ええ、私もこれからは父上を補佐出来るほどの人間にならないといけません」
陰陽寮を統括する陰陽頭やその補佐である陰陽助、彼らが政治的側面を担っているのであれば、博士たちは学生の学びや公家の依頼、貴族の年間行事や時には陰陽頭、助に同伴し皇族のために出仕することが増えるだろう。
たった一年しか一緒にいられなかったのに寂しくなるなあ。まあ、皇家の目に留まってしまったのなら、陰陽博士の立場でも学生の授業を見ている暇などないだろう。
「兄様は俺がいなくても寂しくないのですか?」
つい、言葉にしてしまった。
忠栄は豆鉄砲を食らったかのような表情をしている。
「み、満成、寂しがっているのですか?」
「は? え、あ、いや」
その、と声が掠れる。
顔に熱が集まり、扇でさらに顔を隠す。
「フフ、寂しがってくれるなんて嬉しいですねえ」
「そ、そうではなくて、その、俺が兄様の身支度を手伝っていたので、これからは大丈夫かなって心配してるんですよ」
「そうですね、それは、まあ頑張ります」
忠栄は、そっか~もう毎朝顔を見れないのか、いや顔を見たのも片手で数えるくらいだったけど、とブツブツ言っている。
「す、少しだけ寂しいな、とは思ってます」
だから、とそう言って扇を少し下げる。
「たまには、弟と会ってくださいね」
恥ずかしくて、忠栄の方を見ることは出来ないが顔を隠しながら言うのは少し女々しいかもしれないと思ったからだ。
「はい! 兄様はいつまでも満成の兄様ですよ」
そう言って幼い子供にするように優しく抱きしめられた。
「それにね、あなたが寂しがらないように猫又に乗って宿舎に遊びに行きますよ」
「猫又とですか!」
「フフ、私より猫又と会いたいようですね」
「そ、そんなことはありませんよ」
すると、尻尾が二尾に割れた白毛に黒毛の靴下をはいたような模様のある猫が、いつのまにか部屋の中に入ってきたようだった。
ニャアオ、と泣き声をあげて忠栄の膝の上に乗る姿は普通の猫のようだ。
俺がその猫を見つめていると、猫の顔は仕方ないといった風に忠栄の膝から俺の膝の上に乗り換えた。
「ひさしいわね、播磨の小僧」
女の様な透き通る声が猫の方から聞こえた。
そう、この猫こそ賀茂 忠栄の式神、猫又である。
陰陽寮の宿舎では、陰陽生の立場で式神を召喚して行動することは良しとされておらず、例外なく得業生の忠栄も宿舎では猫又を召喚していなかった。
しかし、貴族の依頼に出かけた際や、切迫していない状況の時は車の中で猫又を召喚し見せてくれた。
忠栄が使役している猫又は温厚な性格で主人に危害を加えないのであれば大人しくしており、主人に近づく人間をただ静かに見定めているだけの式神である。忠栄曰くこの猫又は気に入った人間には自ら近づいて撫でさせてくれるらしい。
だから、俺にはわりと好感度高いのかも!
「久しぶりじゃないか! モフモフさせてくれ!」
「ふん、しかたのない小僧だね」
扇を閉じ、猫又の腹に顔を埋め、匂いを吸いながら毛並みに指を滑らせる。
「フフ、満成は本当に猫又が好きですねえ」
大好きですと言おうとしたが、猫又の腹の中に顔を埋めていたままだったために、それは言葉になっていなかっただろう。
猫又はそれが擽ったらしく、俺の額に前足を押し付けた。
猫又を堪能していると、今日は俺以外にも来客がある事を告げた。
「私の幼いころからの友人でね、フフ、京一の雅男と呼ばれている人なんですよ」
京一の雅男? あれ、どこかで……
あ! そ、それって『恋歌物語』の攻略対象 在原静春のことか!?
俺は今から『恋歌物語』に登場する攻略対象の最後の一人、在原静春と対面できることに緊張しそわそわし始めた。
しかし、膝でくつろいでいる猫又を驚かせないように気を付けていたことで、忠栄に俺の反応が気付かれることなかった。
忠栄の友人であることは知っていたから、いつか会う機会はあるだろうなと思ってはいたが、……まさか今日だったとはな。
忠栄は彼のことを、面白い人ですよ~、そう言って友人に会えることを楽しみにしている様子だった。
「兄様が楽しそうでとても嬉しいです」
「た、楽しそうですか?」
どうしたんだ?
俺の言葉を聞いてから忠栄の様子が少しだけ、ぎこちなくなった気がした。
昼が過ぎ、忠栄がおやつにしようと言って下人に取りに行かせたが、何か問題があったようで、少し待っててくださいと俺に行って部屋から出て行った。
気付いたら猫又も膝の上からいつの間にか消えていた。
俺は、暇になって部屋の中を物色する。
と言っても、物に触れるとすぐにバレてしまいそうで、見て回るだけにした。
それにしても、部屋の片付けが苦手な人なのにこの部屋はよく片付けられていて綺麗だ。
机の上に置かれた陰陽寮で使われている学生向けの書に触れた直後、部屋の中に人が入ってきた。忠栄かと思い、声を掛けようと書を持ったまま顔をあげる。
しかし、そこにいたのは忠栄ではなかった。
白菊が霜焼けし紫色に変化するように、移ろい菊と呼ばれる重ね色目の狩衣姿のいで立ちで、京の女が好きそうな眉目秀麗な男が立っていた。
俺は男の顔を見てすぐに気づいた。
在原静春だ。
1
お気に入りに追加
304
あなたにおすすめの小説
異世界転移して美形になったら危険な男とハジメテしちゃいました
ノルジャン
BL
俺はおっさん神に異世界に転移させてもらった。異世界で「イケメンでモテて勝ち組の人生」が送りたい!という願いを叶えてもらったはずなのだけれど……。これってちゃんと叶えて貰えてるのか?美形になったけど男にしかモテないし、勝ち組人生って結局どんなん?めちゃくちゃ危険な香りのする男にバーでナンパされて、ついていっちゃってころっと惚れちゃう俺の話。危険な男×美形(元平凡)※ムーンライトノベルズにも掲載
乙女ゲーの悪役に転生したらハーレム作り上げてしまった
かえで
BL
二十歳のある日、俺は交通事故に遭い命を終わらせた…
と思ったら何故か知らない世界で美少年として産まれていた!?
ていうかこれ妹がやってた乙女ゲーの世界じゃない!?
おいお前らヒロインあっち、俺じゃないってば!ヒロインさん何で涎垂らしてるのぉ!?
主人公総受けのハーレムエンドになる予定です。シリアスはどこかに飛んで行きました
初投稿です
語彙力皆無なのでお気をつけください
誤字脱字訂正の方は感想でおっしゃって頂けると助かります
豆腐メンタルの為、内容等に関する批判は控えて頂けると嬉しいです
転生したら同性から性的な目で見られている俺の冒険紀行
蛍
BL
ある日突然トラックに跳ねられ死んだと思ったら知らない森の中にいた神崎満(かんざきみちる)。異世界への暮らしに心踊らされるも同性から言い寄られるばかりで・・・
主人公チートの総受けストリーです。
突然異世界転移させられたと思ったら騎士に拾われて執事にされて愛されています
ブラフ
BL
学校からの帰宅中、突然マンホールが光って知らない場所にいた神田伊織は森の中を彷徨っていた
魔獣に襲われ通りかかった騎士に助けてもらったところ、なぜだか騎士にいたく気に入られて屋敷に連れて帰られて執事となった。
そこまではよかったがなぜだか騎士に別の意味で気に入られていたのだった。
だがその騎士にも秘密があった―――。
その秘密を知り、伊織はどう決断していくのか。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
転生悪役令息、雌落ち回避で溺愛地獄!?義兄がラスボスです!
めがねあざらし
BL
人気BLゲーム『ノエル』の悪役令息リアムに転生した俺。
ゲームの中では「雌落ちエンド」しか用意されていない絶望的な未来が待っている。
兄の過剰な溺愛をかわしながらフラグを回避しようと奮闘する俺だが、いつしか兄の目に奇妙な影が──。
義兄の溺愛が執着へと変わり、ついには「ラスボス化」!?
このままじゃゲームオーバー確定!?俺は義兄を救い、ハッピーエンドを迎えられるのか……。
※タイトル変更(2024/11/27)
悪役令嬢のペットは殿下に囲われ溺愛される
白霧雪。
BL
旧題:悪役令嬢のポチは第一王子に囲われて溺愛されてます!?
愛される喜びを知ってしまった――
公爵令嬢ベアトリーチェの幼馴染兼従者として生まれ育ったヴィンセント。ベアトリーチェの婚約者が他の女に現を抜かすため、彼女が不幸な結婚をする前に何とか婚約を解消できないかと考えていると、彼女の婚約者の兄であり第一王子であるエドワードが現れる。「自分がベアトリーチェの婚約について、『ベアトリーチェにとって不幸な結末』にならないよう取り計らう」「その代わり、ヴィンセントが欲しい」と取引を持ち掛けられ、不審に思いつつも受け入れることに。警戒を解かないヴィンセントに対し、エドワードは甘く溺愛してきて……
❁❀花籠の泥人形編 更新中✿ 残4話予定✾
❀小話を番外編にまとめました❀
✿背後注意話✿
✾Twitter → @yuki_cat8 (作業過程や裏話など)
❀書籍化記念IFSSを番外編に追加しました!(23.1.11)❀
俺以外美形なバンドメンバー、なぜか全員俺のことが好き
toki
BL
美形揃いのバンドメンバーの中で唯一平凡な主人公・神崎。しかし突然メンバー全員から告白されてしまった!
※美形×平凡、総受けものです。激重美形バンドマン3人に平凡くんが愛されまくるお話。
pixiv/ムーンライトノベルズでも同タイトルで投稿しています。
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!
https://www.pixiv.net/artworks/100148872
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる