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第25話−橘家滅亡の真実
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忠栄は重たい口を開く。
「満成は、橘家の全ての関係者が襲われ、橘氏が消えた事を知っていますか?」
「はい」
その時の俺は白狐の結界に閉じ込められていたせいで、後から友成に聞いただけで真実は知らなかった。
だが、白狐が妖狐だと噂されている以上、左大臣の前でこれは言わないほうがいいだろう。
「橘氏が滅ぼされる数年前、安倍陰陽助殿の屋敷が襲われたのだ。しかも、間が悪いことに本人が外出の時だった」
左大臣が目を軽く伏せ、気の毒そうに話し続ける。
「そうだな、今から七年前か、内親王様をご存知だろうか?」
「はい、お噂は耳にしております」
これは、数日前に都を散策している時に町の役人や商人から聞いたのだが、眠られている内親王はたいそう美しい女だったが元来気性が激しく、女御の出入りが多かったらしい。七年前、齢十五にして眠りから一度も目覚めていない
「そうか、内親王様は今も眠られておられる、目が醒められないと事実を確かめることが出来ない、また多くの者が姫宮様の行いだと影で言っているが、皇女というお立場、皆表では口にしないのだ」
「なぜ、内親王様がそのような噂の的になったのですか?」
俺の質問に答えづらそうにしている左大臣は、忠栄の方に目配せする。
忠栄が頷いて答える。
「……内親王様は、安部陰陽助様に恋情を抱いていたそうです」
わお、さすが攻略対象 安倍善晴の父。
皇族にも権力よりもひとりの人を愛し、さらに美しい女を生霊にするとは、罪な男だな。
「しかし、内親王様には嫁ぎ先が決まっており、陰陽助様には正室に白雪の君がおられ正室を退けることも側室を取られることもしないため、嫉妬に駆られた内親王様は生霊となり安部陰陽助が家を空けている間を見計らい、襲ったと噂されています」
あ? それだと疑問点がありすぎる。
なぜ、襲ったのが内親王の生霊だと分かったんだ?
白狐が妖狐だと気づかれないようにするために屋敷に人を置くわけがない。
そうすると、逃げた白狐は生霊を見たとしても、記憶が欠けていた彼女がそれを人に伝える手段は無かったはずだ。
それに、安部陰陽助の邸宅であれば普通警戒のため、結界が張られているだろう、内親王の想いが強すぎたとしても彼の結界をそうやすやすと破れるわけがない。
「それについて安部陰陽助様はどのように?」
「何も、おっしゃられていません」
ふーん、安部陰陽助が無言を貫いているのも気になるな。
もしかしたら、内親王の生霊のせいではないのかもしれない。
あとで、本人に聞いてみるしかないな。
ここで俺は、一年目の浅学な陰陽"学生"らしく彼らの安否でも気にしているようにしておこう。
下手に突っ込んで貴族のもめごとに関わるのはごめんだ。
「安部陰陽助様の正室のお方はご無事だったのですか?」
「それが、白雪の君もその子も数か月ほど行方知れずになっていたのですが、陰陽助様が捜しに都から出られた後すぐに連れて戻ってこられました」
「そう、だったんですか」
村の人に聞いた通りすぐに戻ってきたのか、良かった。
「その後ですね、内親王様の状況が貴族の間で噂となり、その噂は派閥を作っている貴族の権力争いの火種となってしまわれたのです」
「それじゃあ橘氏の消滅は、」
俺の言葉に忠栄は静かにうなずく。
「はい、橘氏の消滅は、都の貴族たちの権力争いの末に起こってしまった悲しい出来事なのです」
「なぜ、そんなことを」
俺がこの世界に転生して悪役としてシナリオ通り進まなかったとしても、貴族同士の権力争いは変わらない、か。
蘆屋満成の本質が悪なのか、絶対的権力を持とうとすることが悪なのか、結果満成という人間がいてもいなくても悪役は邪道の歯車に組み込まれるだけのただの一部でしかなかったのだ。本筋の満成が貴族への復讐に成功していたら、彼が悪役として生きる意味はあったのかも知れない。
……ただ、いま自分が立たされている現実から、本筋の彼の憎悪の影が空気の抜けた風船が歪みながら萎んでいるように思えた。
「満成? 大丈夫ですか?」
「……は、はい」
「確か、満成殿の父君は、あの播磨守蘆屋殿だね」
「はい、左大臣様は父を知っているのですか?」
「ああ、父君と話す機会はあまりなかったが勤勉な性格で誠実な方だ、君は父君にとても似ている」
左大臣は柔和な笑みを浮かべている。
その優しい笑みに戸惑ってしまった。
「えっと、」
「君が先ほどの話を聞いた後に浮かべた表情は、君の父君が初めて貴族の無慈悲な心と実権を握ろうと謀略している姿を見た時と同じだった、どうかこれからの君もいまの父君と同じように変わらぬ気持ちでいてほしい」
「……はい」
左大臣は父をよく知っているようだった、しかし、俺は気分が滅入り彼の話をただ聞いているだけしか出来なかった。彼の父への称賛は、今の俺の心には響かない。ただ、屋敷を出た時に父が、都に出仕する自分を気にしていた事が現実に起こりそうになっていることは理解した。
静かに過ごすことがこんなに大変とはな、いや、この物語を知っている者として、攻略対象の現在の様子を確認しなくては、ゲームをやり込んだ身としては、万が一彼らに不幸なことが起きてもそれを救う橘香澄はもうこの世にいないのだから。
その後、二人は橘家滅亡の件について詳細に教えてくれた。
***
橘恒頼は都随一の歌人として、また雅楽寮のお手本のような雅な貴人だったと噂されていた。
橘家が滅亡するきっかけは、現帝の第一皇子が生まれた時に橘恒頼が詠んだ歌にあった。
その歌が帝の耳に入り、気に入った帝は第一皇子と橘恒頼の子である橘嘉子の二人を正式に婚姻関係を結ぼうとしていた。
そう、橘家滅亡という件がなければ、橘嘉子は攻略対象である第一皇子である源雅峰の正室となる運命だった。
しかし、滅亡前にある事件が起こった。
陰陽助に惚れた内親王が彼の正室を殺害しようと、陰陽助が帝の命で外出していた間に生霊となり白雪の君を呪った、その最中彼女とその子はいつの間にか邸宅から消えてしまったのだ。
賀茂陰陽頭は邸宅が襲われ、二人が消えた後を追っていたその痕跡を帰った安倍陰陽助に託したらしい。
その騒動に乗っかって、左大臣の話によると右大臣軍勢のうち多くの貴族が、こぞって橘家を批判した。
そうなってしまったのは、ある噂が貴族の中だけで噂になったからだった。
【内親王様が生霊となったのはある法師が関わっており、橘恒頼、また多くの橘氏の者がその法師と関わっているところを見た者がいたらしく、おそらく橘氏の者が権力を握ろうと、もしくわ都を滅ぼそうと法師を使って内親王様を嵌めようとしたのではないか】
このような噂が帝の耳にも入り、都を滅ぼそうとすること、すなわち天子である帝に対する反乱であることが帝の怒りを買い多くの貴族の謀略により橘氏に関わる全ての者が殺されてしまったのだ。
***
「左大臣様は、」
「満成殿、君の言いたいことは分かる、しかし私だけでは止められなかったのだ」
左大臣は自責の念に苛まれている苦悶の表情を浮かべた。
「私は橘恒頼殿を殺してしまったのだ」
心臓が大きな手で鷲掴みされた感覚にあった。
俺は橘家滅亡が起きることを知っていたにも関わらず、自分だけ生き残る、自分の大切な者だけを守ろうとして、それ以外の人のことを考えていなかった。
結果、橘家はシナリオ通り滅亡し、主人公さえ助けることも出来なかった。
左大臣のその痛々しい表情を見て、彼と自分は似ていると実感した。
彼に対しての慰めの言葉が何も出なかった。
しかし、忠栄が勢いよく否定した。
「実敏左大臣様! そのようなことはありません!」
左大臣は救いを求めるような目をしていた。
「……橘恒頼様も実敏左大臣様がそのように嘆くことを望んでおりません、誰よりもこの美しき現を愛していたあのお方が、時の流れを否定した事があったでしょうか? 『作庭記』という書にもあるように恒頼様はご自身や大切な方を守ろうとしていたのではないですか? 恒頼様の死は避けられぬ運命だったのです」
左大臣は、俯きそのままゆっくりと立ち上がった。
「すまない、少し席を外す」
「はい」
左大臣は忠栄に支えられながら外に出ていった。
ふう、まさかここで、貴族連中に対する憎悪が芽生えてくるとは。
部屋は誰もいなくなり、シン……としている。
先程までの人の気配がなくなり、緊張が解けていった。
左大臣は帝に寵臣として扱われているはずだ、なのに彼が帝を止められなかった原因はなんだ?
確かに今の情勢だけ見れば、右大臣は身内の多くを高位官職にしているため、力勢は右大臣側に偏っていた。
今、左大臣が変に出しゃばってしまっても右大臣側に掌の上で転がされるだけだ。
「……どうすれば皆が幸せになれるのだろうか」
その問いに、答える人は誰もいない。
部屋でジッと考え事をするのは性に合わず、左大臣が戻ってくるまで近くを歩くことにした。
「満成は、橘家の全ての関係者が襲われ、橘氏が消えた事を知っていますか?」
「はい」
その時の俺は白狐の結界に閉じ込められていたせいで、後から友成に聞いただけで真実は知らなかった。
だが、白狐が妖狐だと噂されている以上、左大臣の前でこれは言わないほうがいいだろう。
「橘氏が滅ぼされる数年前、安倍陰陽助殿の屋敷が襲われたのだ。しかも、間が悪いことに本人が外出の時だった」
左大臣が目を軽く伏せ、気の毒そうに話し続ける。
「そうだな、今から七年前か、内親王様をご存知だろうか?」
「はい、お噂は耳にしております」
これは、数日前に都を散策している時に町の役人や商人から聞いたのだが、眠られている内親王はたいそう美しい女だったが元来気性が激しく、女御の出入りが多かったらしい。七年前、齢十五にして眠りから一度も目覚めていない
「そうか、内親王様は今も眠られておられる、目が醒められないと事実を確かめることが出来ない、また多くの者が姫宮様の行いだと影で言っているが、皇女というお立場、皆表では口にしないのだ」
「なぜ、内親王様がそのような噂の的になったのですか?」
俺の質問に答えづらそうにしている左大臣は、忠栄の方に目配せする。
忠栄が頷いて答える。
「……内親王様は、安部陰陽助様に恋情を抱いていたそうです」
わお、さすが攻略対象 安倍善晴の父。
皇族にも権力よりもひとりの人を愛し、さらに美しい女を生霊にするとは、罪な男だな。
「しかし、内親王様には嫁ぎ先が決まっており、陰陽助様には正室に白雪の君がおられ正室を退けることも側室を取られることもしないため、嫉妬に駆られた内親王様は生霊となり安部陰陽助が家を空けている間を見計らい、襲ったと噂されています」
あ? それだと疑問点がありすぎる。
なぜ、襲ったのが内親王の生霊だと分かったんだ?
白狐が妖狐だと気づかれないようにするために屋敷に人を置くわけがない。
そうすると、逃げた白狐は生霊を見たとしても、記憶が欠けていた彼女がそれを人に伝える手段は無かったはずだ。
それに、安部陰陽助の邸宅であれば普通警戒のため、結界が張られているだろう、内親王の想いが強すぎたとしても彼の結界をそうやすやすと破れるわけがない。
「それについて安部陰陽助様はどのように?」
「何も、おっしゃられていません」
ふーん、安部陰陽助が無言を貫いているのも気になるな。
もしかしたら、内親王の生霊のせいではないのかもしれない。
あとで、本人に聞いてみるしかないな。
ここで俺は、一年目の浅学な陰陽"学生"らしく彼らの安否でも気にしているようにしておこう。
下手に突っ込んで貴族のもめごとに関わるのはごめんだ。
「安部陰陽助様の正室のお方はご無事だったのですか?」
「それが、白雪の君もその子も数か月ほど行方知れずになっていたのですが、陰陽助様が捜しに都から出られた後すぐに連れて戻ってこられました」
「そう、だったんですか」
村の人に聞いた通りすぐに戻ってきたのか、良かった。
「その後ですね、内親王様の状況が貴族の間で噂となり、その噂は派閥を作っている貴族の権力争いの火種となってしまわれたのです」
「それじゃあ橘氏の消滅は、」
俺の言葉に忠栄は静かにうなずく。
「はい、橘氏の消滅は、都の貴族たちの権力争いの末に起こってしまった悲しい出来事なのです」
「なぜ、そんなことを」
俺がこの世界に転生して悪役としてシナリオ通り進まなかったとしても、貴族同士の権力争いは変わらない、か。
蘆屋満成の本質が悪なのか、絶対的権力を持とうとすることが悪なのか、結果満成という人間がいてもいなくても悪役は邪道の歯車に組み込まれるだけのただの一部でしかなかったのだ。本筋の満成が貴族への復讐に成功していたら、彼が悪役として生きる意味はあったのかも知れない。
……ただ、いま自分が立たされている現実から、本筋の彼の憎悪の影が空気の抜けた風船が歪みながら萎んでいるように思えた。
「満成? 大丈夫ですか?」
「……は、はい」
「確か、満成殿の父君は、あの播磨守蘆屋殿だね」
「はい、左大臣様は父を知っているのですか?」
「ああ、父君と話す機会はあまりなかったが勤勉な性格で誠実な方だ、君は父君にとても似ている」
左大臣は柔和な笑みを浮かべている。
その優しい笑みに戸惑ってしまった。
「えっと、」
「君が先ほどの話を聞いた後に浮かべた表情は、君の父君が初めて貴族の無慈悲な心と実権を握ろうと謀略している姿を見た時と同じだった、どうかこれからの君もいまの父君と同じように変わらぬ気持ちでいてほしい」
「……はい」
左大臣は父をよく知っているようだった、しかし、俺は気分が滅入り彼の話をただ聞いているだけしか出来なかった。彼の父への称賛は、今の俺の心には響かない。ただ、屋敷を出た時に父が、都に出仕する自分を気にしていた事が現実に起こりそうになっていることは理解した。
静かに過ごすことがこんなに大変とはな、いや、この物語を知っている者として、攻略対象の現在の様子を確認しなくては、ゲームをやり込んだ身としては、万が一彼らに不幸なことが起きてもそれを救う橘香澄はもうこの世にいないのだから。
その後、二人は橘家滅亡の件について詳細に教えてくれた。
***
橘恒頼は都随一の歌人として、また雅楽寮のお手本のような雅な貴人だったと噂されていた。
橘家が滅亡するきっかけは、現帝の第一皇子が生まれた時に橘恒頼が詠んだ歌にあった。
その歌が帝の耳に入り、気に入った帝は第一皇子と橘恒頼の子である橘嘉子の二人を正式に婚姻関係を結ぼうとしていた。
そう、橘家滅亡という件がなければ、橘嘉子は攻略対象である第一皇子である源雅峰の正室となる運命だった。
しかし、滅亡前にある事件が起こった。
陰陽助に惚れた内親王が彼の正室を殺害しようと、陰陽助が帝の命で外出していた間に生霊となり白雪の君を呪った、その最中彼女とその子はいつの間にか邸宅から消えてしまったのだ。
賀茂陰陽頭は邸宅が襲われ、二人が消えた後を追っていたその痕跡を帰った安倍陰陽助に託したらしい。
その騒動に乗っかって、左大臣の話によると右大臣軍勢のうち多くの貴族が、こぞって橘家を批判した。
そうなってしまったのは、ある噂が貴族の中だけで噂になったからだった。
【内親王様が生霊となったのはある法師が関わっており、橘恒頼、また多くの橘氏の者がその法師と関わっているところを見た者がいたらしく、おそらく橘氏の者が権力を握ろうと、もしくわ都を滅ぼそうと法師を使って内親王様を嵌めようとしたのではないか】
このような噂が帝の耳にも入り、都を滅ぼそうとすること、すなわち天子である帝に対する反乱であることが帝の怒りを買い多くの貴族の謀略により橘氏に関わる全ての者が殺されてしまったのだ。
***
「左大臣様は、」
「満成殿、君の言いたいことは分かる、しかし私だけでは止められなかったのだ」
左大臣は自責の念に苛まれている苦悶の表情を浮かべた。
「私は橘恒頼殿を殺してしまったのだ」
心臓が大きな手で鷲掴みされた感覚にあった。
俺は橘家滅亡が起きることを知っていたにも関わらず、自分だけ生き残る、自分の大切な者だけを守ろうとして、それ以外の人のことを考えていなかった。
結果、橘家はシナリオ通り滅亡し、主人公さえ助けることも出来なかった。
左大臣のその痛々しい表情を見て、彼と自分は似ていると実感した。
彼に対しての慰めの言葉が何も出なかった。
しかし、忠栄が勢いよく否定した。
「実敏左大臣様! そのようなことはありません!」
左大臣は救いを求めるような目をしていた。
「……橘恒頼様も実敏左大臣様がそのように嘆くことを望んでおりません、誰よりもこの美しき現を愛していたあのお方が、時の流れを否定した事があったでしょうか? 『作庭記』という書にもあるように恒頼様はご自身や大切な方を守ろうとしていたのではないですか? 恒頼様の死は避けられぬ運命だったのです」
左大臣は、俯きそのままゆっくりと立ち上がった。
「すまない、少し席を外す」
「はい」
左大臣は忠栄に支えられながら外に出ていった。
ふう、まさかここで、貴族連中に対する憎悪が芽生えてくるとは。
部屋は誰もいなくなり、シン……としている。
先程までの人の気配がなくなり、緊張が解けていった。
左大臣は帝に寵臣として扱われているはずだ、なのに彼が帝を止められなかった原因はなんだ?
確かに今の情勢だけ見れば、右大臣は身内の多くを高位官職にしているため、力勢は右大臣側に偏っていた。
今、左大臣が変に出しゃばってしまっても右大臣側に掌の上で転がされるだけだ。
「……どうすれば皆が幸せになれるのだろうか」
その問いに、答える人は誰もいない。
部屋でジッと考え事をするのは性に合わず、左大臣が戻ってくるまで近くを歩くことにした。
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