エクソシストの呪い

翌朝

「起きて、キリア！」
僕の体を揺さぶられる。
「あと少し～」
僕は毛布に包まる。
「キリア起きて！でないと、キリアを食べちゃうよ～」
耳の近くささやく。背中がゾクゾクっとする。
「わかった、わかった。起きるから！だから、僕の上に座るな。その、色んな意味でやばいから。」
僕の体の上にまたがって天羅さんが乗っかっている。
「わかったよ。ご飯出来てるから。下来てね」
「はいよ」
天羅さんは僕の上から降りて部屋から出た。
僕は着替えて後を追った。
テーブルには、鮭と味噌汁、白米があった。
「食べるか」
「うん」
「はい」
「「「いただきます」」」
僕らは朝飯に手を付けた。
「あ、そうだ。カイン。天羅さんここに住むことになった。」
「ブフッ！ま、マジですか？」
「マジです！」
天羅さんが答える。
「まぁ、良いけどさ。親御さんはそれ了承してんの？」
「そこは、大丈夫。あそこに私なんかいないほうが「それ以上言うな」
「キリア。今日の夜も頼める？」
「どうした？」
「ちょっと「裏」で用があるから」
「わかった。」
「さ、重っ苦しい話は終わり。さっさと飯食べて学校行って来い！」
「「はい！」」
僕らは朝飯を食べ終えて支度を始めた。
すこし、肩が痛むな。昨日かすったか？
まぁいいや。僕はYシャツ等を着こなしていく。
着替えてる場所は風呂場。
僕の部屋を使っているの天羅さんだからだ。
はい、準備OK。
「おまたせ～」
「行くか」
「はい！」
「行ってくる！」
「気をつけてこいよ」
「うっす」
僕らは家を出た。
「行ったか。」