エクソシストの呪い

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テスト前日。

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学校終わった~
明日確かテストだっけ。頑張ろ。
その前に、今日の朝に作った歌詞をベースに曲を作って投稿しよ。
投稿する方法は覚えたけど、MVの背景というかそれどうしよう。
(異空間使う?)
ハスター?良いの?
(別にええで、出来上がったら門出すよ)
サンキュー。
「キリア、一緒に帰ろー」
天羅さんだ。
「良いよー」
「朝っぱらからすごかったね~」
「危うくバレるとこだった」
「セーフ」
天羅さんが横に手を広げる。
なんだかその姿が無性に可愛くって。
彼女の髪を撫でた。
「ひゃ!な、何すんの!」
「あ、ごめん!」
「びっくりしただけ、触りたいなら触れ。」
「なんで?」
「キリアだから許しているの!」
ほっぺをプクーと膨らませている姿は可愛いものだった。
「それより、今日投稿するの?」
「ああ、朝歌詞思いついて。」
「すごいな。あ、私ここで、」
「また明日。」
「また明日ね~」
さて、俺は急いで家に帰った。
(ハスター心の中:こいつ、絶対恋したな!いやー楽しみだな~)
家に着いた
「ただいま~」
「おかえり~」
さて、やるか。
俺はPCに画面を見つめて約40分後~
か、完成した。
あとは、MVの背景か。
ハスターお願い!
(あいよ~)
俺の隣に黒い鳥居が出てきた。
俺はその中に入った。
中は暗く照明はそんなになかった。
「さて、どんな感じにする?」
「あ、ハスター。足元に煙とか出せる?」
「できるよ~」
すると足元に白い煙が出てきた。
あとはそうだな。
「バックライトとかできる?」
「全然できるよー」
俺の顔が出されないように光を調整してくれた。
「サンキュー」
「どういたしまして。じゃ、撮るわ」
「がんばえー」
俺はいろんなものを駆使して、撮影した。
俺の顔が映らない程度にして、アップにしたり何もいないところを撮ってみたり。
そんなことをして、終わった。
「サンキュー」
「良いよ良いよ、門開通させたよ」
「ありがとね~」
「じゃ、あとはこいつを音声と絡めるだけだな。」
「がんばえー」
「ああ、」
俺は黒い鳥居をくぐった。
さて、さっさと終わらせてテストの対策しないと。
俺はさっき撮った映像と音源を照らし合わせながら完成させていく。
出来上がったファイルをアップロードし、登校ボタンをクリックした。
「終わった~さて、テスト勉強するか。」
俺はそこから2、3時間ぶっ続けでやった。
「キリア~夕飯できたよ~」
「分かった」
俺は自分の部屋から出てリビングに行く。
扉から溢れ出る、仄かなツンとした香りが包む。
「きたな。飯にするか。今日はクッパだ」
某アクションゲームのラスボスかな?
「某アクションゲームのラスボスじゃねえぞ。韓国料理に挑戦してみたんだ。」
「なるほど、頂きます。」
俺は移されてあるレンゲを啜った。
すごく美味かった。
「それより、また投稿したのか?」
「ああ。なんだか楽しくって」
「それは良かった。」
「おかわり」
「はいよ」
今日は二杯で終わり。
また食べたいな。
俺は部屋に籠もってまたテストの準備をした。
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