エクソシストの呪い

二次被害出すなって

「ただいまー」
カインが天羅さんとの話を終えたみたいだ。
何話していたんだろう？そんなこと俺には関係ない。
「なぁ、カイン。呪術師って日本にいるか？」
俺は今回の件についてのことで調べる必要があると思った。
「どうだろう？少し調べてみるよ。」
「ありがとう。」
俺は、また少し部屋に籠もった。
（あの子のこと心配しているのか？）
ハスターか。ああ、心配してるよ。
（一応あの子も身を守る術を持ったのに？）
ああ、持ったのにな。でもな、なんか引っかかるんだよ。頭のどっかに。
（まぁ、頑張り給え。一応君半分神様だからね。そのくらい気にすんな。）
わかった。ありがとう、ハスター
（どういたしまして。あ、っちょっと、痛い痛い痛い。焼くなぁ！てんめぇら！喧嘩してんじゃねぇ！いつも言ってるよね、二次被害出すなって。）
なにしてんの？
（え？ニャルとクトゥグアがまーた喧嘩している。）
クトゥグアって？
（そういや、説明してなかったな。俺等旧支配者の一人。はい。邪神です。）
話してみたい。
（分かった。少し待ってな。）
それから二秒ほど待ったら
（初めまして。我が主。クトゥグアです。よろしくお願いします。）
よろしく。
（ハ：え？俺らの前で敬語使うの初めてじゃね？）
（グ：うるさいよ。ハスター。あ、後ろにシュブニグラスが。）
（ハ：あ、あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”）
南無阿弥陀仏。
（グ：ご愁傷様です。我が主、私からもなにか力を渡させていただきます。それは私の下僕を召喚することができます。その名をヤマンソ。地上では約５秒間顕現することができます。相手に向かって行きますので名付けるならば

［ファイヴセコンドメテオライト］ってところかな？顕現呪文はとっても簡単いあ！やまんそ！でOK）
簡単すぎるだろ！
（私からは以上でございます。）
ありがとね。ついでにニャルに伝言。お前仕事は？って
（わかりました。失礼します。）
終わったと同時に扉にノックされた。
「入るぞー」
カインだった。
「今から出かける準備しておけ～エクソシスト協会に少し行くぞ」
「分かった。」
俺は出かける準備をした。