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入学式
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「これより第63回、風峰学園入学式を開始いたします」
はーい!こんにちわー!
腐男子鷹宮 疾風でっす☆
てなわけで、現在入学式でーす。
今俺がいるのは講堂。
え?副会長の案内?
ああ、王道によくあるアレね。
んとね、案内はしてもらったんだけど、副会長じゃなくて理事長の秘書?って言ってたかな。忙しかったらしくここに連れてきてもらっただけだったよ。
だから寮の場所とかどうしよっかなーと思って。
まあ、クラスの人に聞いたらわかるか。
てか、流石お金持ち校。
マジでかいわ~……
門もでかかったけど、ここ講堂?え?コンサートホール的な何かじゃないの?って感じ。
うんまあそれは置いといて。
なんか周りみんなソワソワしてるんだよねー。
ん?入学式だからじゃないかって?
……ナイナイ。ここ外部入学した人が圧倒的に内部生より少ないらしいから。
ここにいる人ほとんど内部生なんだってよー。
だから緊張とかあんまりしないんじゃないかと思うよ?
じゃあ原因何かってー?
それはね……
俺にもわからん!!
えー。しょうがないじゃん。俺今日ここ来たばっかだし。
俺の知識が合ってればある程度はわかるけどね。
あくまでここが王道学園だった場合だけだけどねー。うん。
「次に、新入生代表挨拶。新入生代表、月見 光」
「はい!」
お、新入生代表かー。
あぁ、俺が辞退して次席の人になったっていうアレね。
ふーん、名前の通りの可愛い系の子だねぇ。
……うん。あの子は受け子だね!どう見ても!滾るわー。
ん、おおう。周りがざわついてるなー。
ん……?っ!な、なんだ、と……
ちょ、今誰か「抱きてぇ」とか言わなかった!?
俺の萌えセンサーが反応したぜ!!
ま、それは置いといて。未だ興奮がおさまらないのだが。置いとけるかなー……
くりくりした大きな茶色の目に色素の薄い目と同じ色のミディアムヘア。
うん。思いっきり受け要素の強い可愛い系の子だ。
「ーーーー、新入生代表、月見 光」
パチパチ……
「続いて、生徒会長のお話です」
お、生徒会長か。
うむ。どんな人かねー?
攻め様かなー、攻め様だよね、うん。それでこそ王道学園生徒会長だよね!
きゃああああぁぁぁぁああ!!!
「っ、うぉ!?」
おおう、びびって声出ちゃったよ。
でも周りの声にかき消されたっぽい。良かった。
で、この声はもしや……
「……うるせぇ黙れ」
生徒会長が低い声でそう言ったが、さっきよりは小さな歓声が上がっただけだった。
親衛隊っぽいのは可愛いけどさすがにリアルでアレはちょっと引いた。ま、叫ばれるよりはマシかな。
「とりあえず、俺の邪魔はすんな。それから、新入生。学園生活を楽しめ。以上」
おお。俺様生徒会長だ。王道っぽい。
でも一人称俺様じゃないのかー。ちょっと残念。
でもまあ、これはこれでいいのか。
現実に自分のこと俺様とかいう人いたら頭おかしいの?って思うよね。
腐男子的にはアリですが。関わらなければ。
「では、これで入学式を終わります。続いて、生徒会役員紹介です」
そこで、司会が変わったようで、凛とした声が講堂全体に響き渡る。
入学式の司会は先生がやっていたが、この後は生徒がするみたいだ。
「この後からの司会を務めさせていただきます。私は生徒会副会長の鷹野 泉です」
おお副会長。って、あれ?鷹野って確か……
うん。俺の記憶が合ってれば、鷹宮の分家だったはず。
ってことは、俺の従兄弟にあたるんだろーか?よくわからん。泉に会ったことないと思うし。
ちなみに俺の家、鷹宮家はお金持ちだ。
なのになんで高等部からかと言うと、まあ、うちの親、駆け落ちなんだー。
で、父さんが鷹宮なんだけど、勘当されたっぽくて。
今は家族みんなで母親の篠崎を名乗ってる。
俺も学園では篠崎 疾風ってなってるはずだ。
考えてるうちに、ステージ上には6人が出ていた。
思考は、叫ぶ一般生徒の声により現実に引き戻された。キーンてなった。耳痛ぇ。
「では、これから生徒会役員の紹介を始めます。まず、さっきも出ましたが、生徒会長の紫賀 庵」
会長にライトが当たる。……スポットライトて。なんでだ(苦笑)
その瞬間また叫ぶ可愛い系の生徒達。……もうチワワでいいや。
会長は涼しい顔。何考えてんだろーなー。
「会計、高原 瑠依。……面倒なので手短に言います。書記、間中 紅、蒼」
無口書記いないのね。残念。でも他の人たち王道っぽい。間中兄弟って双子かなー?
副会長の面倒くさがりはなんか親近感わくねー。俺もめんどいの嫌いだし。鷹宮のDNAだろうか。
壇上の会計さんと書記の兄弟の3人は生徒に軽く手を振っている。
「これで、生徒会役員は終わりです。次に、風紀委員の紹介です……ああもう、面倒くさい。風紀のお二人、自分でやってもらっていいですか?」
「泉……君はまたそんなことを……」
「……別にいいが」
「いいんだ狼牙……ぶっ!くっくっく……」
「こんなとこで笑うなよ……てか、笑うところあったか?」
そのおかしな生徒会と風紀のやり取りに、周囲に小さな笑いが起きる。
生徒会と風紀委員会って仲良いのかな?
「あー、副会長が面倒くさがったから自分で言うことになった。風紀委員長の桐谷 狼牙だ」
「ぶっ!ちょ、なんなのそれ……ふっ、くっくっく……」
「おい、お前の番だぞ。笑うのやめろ」
「はー……あー笑った。どうもすみません。俺は風紀委員会副委員長の瀬川 海斗です……けほっ」
副委員長さんは笑い上戸なんだろうか?
すごーく苦しそうだ。大丈夫かな?
……ん?風紀の2人ってなんか見たことあるような気が。
風紀委員長と副委員長が挨拶したら、今度は生徒会の時のチワワと違って、野太い男の叫び声がした。うーん、あれか。アニキー!的な。やっぱり王道なのかなー。
取り敢えず、聞いてみようかな……
「ねえ」
「!?な、なに?」
隣にいた生徒に話しかけたらびびられた……
ま、前髪で顔隠れてるし仕方ない、か?
いや、いきなり話しかけたからか?
「これ、いつもそうなの?」
「これ……ああ、親衛隊のことかな?うん。いつも通りだよ」
「親衛隊……?」
おおう。またも俺の萌えセンサーにひっかかる単語が。
それっぽいとは思っていたがほんとにそうだったのか。
親衛隊……それすなわち、人気のある美形を崇拝し、時に守り。簡単に言えば人気のある人たちが強姦とかに合わないように守るもの。
ま、その目的が果たされているかは神のみぞ知る。訳でもないが。
だってBLだと転入生に制裁とかしちゃってるしねー。
「君、外部生?なら、知らなくて当然かな」
「そうなのかー」
「うん。人気のある人には必ずと言っていいくらいに親衛隊があるよ。壇上に上がってる人たちはみんなあるよ。って言っても、風紀委員は原則親衛隊を作っちゃいけないことになってるから、非公式なファンクラブってとこかなー」
「へぇ~」
なるほどねー。うん。薄い本と設定結構かぶってるわー。
これならすぐに覚えられそうだ。
「教えてくれてありがとう。俺は篠崎 疾風。よろしくねー」
「どういたしましてー。疾風君ね、よろしく。僕は新條 梓だよ。梓って呼んでね」
「うん。わかった、梓」
わーい、早速友達できた!
あ、そういえば梓って何クラスなんだろ?
「ねえねえ、梓って何クラス?」
「Sクラスだよ。ちなみに、この席順ってクラスごとなんだよ?知らなかった?」
「うん、知らなかった。そうなのかー。一緒のクラス、嬉しい!」
満面の笑みで梓にそう言った。
多分顔は隠れて見えないと思うけどね。
そしたら頭撫でられた。
なぜ?
ー
「?なに?」
「いや~……なんか可愛いなぁと思って、つい」
「……なんで?」
「なんか言動がね。なぜだかわからないけど。ところで顔、なんで隠してるの?てか髪伸ばしてるの?」
「ん?伸ばしてるわけじゃないよ。切るのめんどかっただけ。入学式だし切ろうとしたけどみんなが切っちゃダメって言うから切れなかった。それだけ。大したことじゃないよ」
「みんなって?」
「父さんと母さんと姉貴」
「へぇ~……」
ん……なんか寒気がしたような……
嫌な予感がする……気がする。気のせいだよな、うん!そう思っておこう。
「ーーーーでは、これで役員紹介を終わります。新入生はすみやかに自分のクラスの教室へ行ってください」
あ、話ししてたら終わってた。まあいっか。
「梓ー、行こ?」
「うん」
そうして、俺と梓は一緒にSクラスの教室に向かっていった。
はーい!こんにちわー!
腐男子鷹宮 疾風でっす☆
てなわけで、現在入学式でーす。
今俺がいるのは講堂。
え?副会長の案内?
ああ、王道によくあるアレね。
んとね、案内はしてもらったんだけど、副会長じゃなくて理事長の秘書?って言ってたかな。忙しかったらしくここに連れてきてもらっただけだったよ。
だから寮の場所とかどうしよっかなーと思って。
まあ、クラスの人に聞いたらわかるか。
てか、流石お金持ち校。
マジでかいわ~……
門もでかかったけど、ここ講堂?え?コンサートホール的な何かじゃないの?って感じ。
うんまあそれは置いといて。
なんか周りみんなソワソワしてるんだよねー。
ん?入学式だからじゃないかって?
……ナイナイ。ここ外部入学した人が圧倒的に内部生より少ないらしいから。
ここにいる人ほとんど内部生なんだってよー。
だから緊張とかあんまりしないんじゃないかと思うよ?
じゃあ原因何かってー?
それはね……
俺にもわからん!!
えー。しょうがないじゃん。俺今日ここ来たばっかだし。
俺の知識が合ってればある程度はわかるけどね。
あくまでここが王道学園だった場合だけだけどねー。うん。
「次に、新入生代表挨拶。新入生代表、月見 光」
「はい!」
お、新入生代表かー。
あぁ、俺が辞退して次席の人になったっていうアレね。
ふーん、名前の通りの可愛い系の子だねぇ。
……うん。あの子は受け子だね!どう見ても!滾るわー。
ん、おおう。周りがざわついてるなー。
ん……?っ!な、なんだ、と……
ちょ、今誰か「抱きてぇ」とか言わなかった!?
俺の萌えセンサーが反応したぜ!!
ま、それは置いといて。未だ興奮がおさまらないのだが。置いとけるかなー……
くりくりした大きな茶色の目に色素の薄い目と同じ色のミディアムヘア。
うん。思いっきり受け要素の強い可愛い系の子だ。
「ーーーー、新入生代表、月見 光」
パチパチ……
「続いて、生徒会長のお話です」
お、生徒会長か。
うむ。どんな人かねー?
攻め様かなー、攻め様だよね、うん。それでこそ王道学園生徒会長だよね!
きゃああああぁぁぁぁああ!!!
「っ、うぉ!?」
おおう、びびって声出ちゃったよ。
でも周りの声にかき消されたっぽい。良かった。
で、この声はもしや……
「……うるせぇ黙れ」
生徒会長が低い声でそう言ったが、さっきよりは小さな歓声が上がっただけだった。
親衛隊っぽいのは可愛いけどさすがにリアルでアレはちょっと引いた。ま、叫ばれるよりはマシかな。
「とりあえず、俺の邪魔はすんな。それから、新入生。学園生活を楽しめ。以上」
おお。俺様生徒会長だ。王道っぽい。
でも一人称俺様じゃないのかー。ちょっと残念。
でもまあ、これはこれでいいのか。
現実に自分のこと俺様とかいう人いたら頭おかしいの?って思うよね。
腐男子的にはアリですが。関わらなければ。
「では、これで入学式を終わります。続いて、生徒会役員紹介です」
そこで、司会が変わったようで、凛とした声が講堂全体に響き渡る。
入学式の司会は先生がやっていたが、この後は生徒がするみたいだ。
「この後からの司会を務めさせていただきます。私は生徒会副会長の鷹野 泉です」
おお副会長。って、あれ?鷹野って確か……
うん。俺の記憶が合ってれば、鷹宮の分家だったはず。
ってことは、俺の従兄弟にあたるんだろーか?よくわからん。泉に会ったことないと思うし。
ちなみに俺の家、鷹宮家はお金持ちだ。
なのになんで高等部からかと言うと、まあ、うちの親、駆け落ちなんだー。
で、父さんが鷹宮なんだけど、勘当されたっぽくて。
今は家族みんなで母親の篠崎を名乗ってる。
俺も学園では篠崎 疾風ってなってるはずだ。
考えてるうちに、ステージ上には6人が出ていた。
思考は、叫ぶ一般生徒の声により現実に引き戻された。キーンてなった。耳痛ぇ。
「では、これから生徒会役員の紹介を始めます。まず、さっきも出ましたが、生徒会長の紫賀 庵」
会長にライトが当たる。……スポットライトて。なんでだ(苦笑)
その瞬間また叫ぶ可愛い系の生徒達。……もうチワワでいいや。
会長は涼しい顔。何考えてんだろーなー。
「会計、高原 瑠依。……面倒なので手短に言います。書記、間中 紅、蒼」
無口書記いないのね。残念。でも他の人たち王道っぽい。間中兄弟って双子かなー?
副会長の面倒くさがりはなんか親近感わくねー。俺もめんどいの嫌いだし。鷹宮のDNAだろうか。
壇上の会計さんと書記の兄弟の3人は生徒に軽く手を振っている。
「これで、生徒会役員は終わりです。次に、風紀委員の紹介です……ああもう、面倒くさい。風紀のお二人、自分でやってもらっていいですか?」
「泉……君はまたそんなことを……」
「……別にいいが」
「いいんだ狼牙……ぶっ!くっくっく……」
「こんなとこで笑うなよ……てか、笑うところあったか?」
そのおかしな生徒会と風紀のやり取りに、周囲に小さな笑いが起きる。
生徒会と風紀委員会って仲良いのかな?
「あー、副会長が面倒くさがったから自分で言うことになった。風紀委員長の桐谷 狼牙だ」
「ぶっ!ちょ、なんなのそれ……ふっ、くっくっく……」
「おい、お前の番だぞ。笑うのやめろ」
「はー……あー笑った。どうもすみません。俺は風紀委員会副委員長の瀬川 海斗です……けほっ」
副委員長さんは笑い上戸なんだろうか?
すごーく苦しそうだ。大丈夫かな?
……ん?風紀の2人ってなんか見たことあるような気が。
風紀委員長と副委員長が挨拶したら、今度は生徒会の時のチワワと違って、野太い男の叫び声がした。うーん、あれか。アニキー!的な。やっぱり王道なのかなー。
取り敢えず、聞いてみようかな……
「ねえ」
「!?な、なに?」
隣にいた生徒に話しかけたらびびられた……
ま、前髪で顔隠れてるし仕方ない、か?
いや、いきなり話しかけたからか?
「これ、いつもそうなの?」
「これ……ああ、親衛隊のことかな?うん。いつも通りだよ」
「親衛隊……?」
おおう。またも俺の萌えセンサーにひっかかる単語が。
それっぽいとは思っていたがほんとにそうだったのか。
親衛隊……それすなわち、人気のある美形を崇拝し、時に守り。簡単に言えば人気のある人たちが強姦とかに合わないように守るもの。
ま、その目的が果たされているかは神のみぞ知る。訳でもないが。
だってBLだと転入生に制裁とかしちゃってるしねー。
「君、外部生?なら、知らなくて当然かな」
「そうなのかー」
「うん。人気のある人には必ずと言っていいくらいに親衛隊があるよ。壇上に上がってる人たちはみんなあるよ。って言っても、風紀委員は原則親衛隊を作っちゃいけないことになってるから、非公式なファンクラブってとこかなー」
「へぇ~」
なるほどねー。うん。薄い本と設定結構かぶってるわー。
これならすぐに覚えられそうだ。
「教えてくれてありがとう。俺は篠崎 疾風。よろしくねー」
「どういたしましてー。疾風君ね、よろしく。僕は新條 梓だよ。梓って呼んでね」
「うん。わかった、梓」
わーい、早速友達できた!
あ、そういえば梓って何クラスなんだろ?
「ねえねえ、梓って何クラス?」
「Sクラスだよ。ちなみに、この席順ってクラスごとなんだよ?知らなかった?」
「うん、知らなかった。そうなのかー。一緒のクラス、嬉しい!」
満面の笑みで梓にそう言った。
多分顔は隠れて見えないと思うけどね。
そしたら頭撫でられた。
なぜ?
ー
「?なに?」
「いや~……なんか可愛いなぁと思って、つい」
「……なんで?」
「なんか言動がね。なぜだかわからないけど。ところで顔、なんで隠してるの?てか髪伸ばしてるの?」
「ん?伸ばしてるわけじゃないよ。切るのめんどかっただけ。入学式だし切ろうとしたけどみんなが切っちゃダメって言うから切れなかった。それだけ。大したことじゃないよ」
「みんなって?」
「父さんと母さんと姉貴」
「へぇ~……」
ん……なんか寒気がしたような……
嫌な予感がする……気がする。気のせいだよな、うん!そう思っておこう。
「ーーーーでは、これで役員紹介を終わります。新入生はすみやかに自分のクラスの教室へ行ってください」
あ、話ししてたら終わってた。まあいっか。
「梓ー、行こ?」
「うん」
そうして、俺と梓は一緒にSクラスの教室に向かっていった。
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