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入学しました
ほぼ説明。入学の経緯みたいな?その他いろいろ。
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「おぉ……門でっか。てか何メートルあるんだコレ……って、うわやべつい王道転入生みたいなセリフ言っちゃった」
はい!みなさんいきなりですが初めまして!
今日は高校の入学式ってことで、全寮制のこの高校に入学した俺は校門の前に来ています!
門が開いてないなんてことはなくて、ちゃんと入れますよー。
薄い本の王道学園モノの転校生のごとく高~い門を超えるなんてことはしませんよ?
それ以前に超える必要ないしね。
あ、俺は鷹宮 疾風といいます。
最初のセリフでわかる人はわかったかと思いますが、腐男子です☆
腐男子になったきっかけ、っていうと……ぶっちゃけうちの家族みんな腐ってるんですよね。
父は腐男子、母は腐女子。
そんな親に育てられた俺と姉貴は当たり前のように腐りました☆
小さな頃から絵本がわりに薄い本見せられてたら自然とそうなりますよね?ね?
……え?ならない?そもそも絵本がわりに薄い本ってとこからおかしいって?
うーん、まあそこは両親の策略だったと言っておきましょうかね。
そのおかげで腐った方向に英才教育させられたようですが。
そして今では立派に腐男子やってます。
話を戻すと今日は入学式。
ここ、風峰学園は全寮制の男子校。
幼稚部から初等部、中等部、高等部、果ては大学部まである。
実を言うと俺も高等部より前から入りたかったんだけど、幼稚部、初等部、中等部は基本お金持ちしか入れないんだよね~。
じゃあどうやってここに入学したのかというと、それは特待生制度で、です。
この学園の高等部には、特待生制度というものがあって、外部入学した生徒の中でも最も成績の良かった計5名がその制度で入ることができる。
ここの高等部の外部試験って相当難しいらしいから、それに受かるだけでもすごいって言われてる。
よくわかんないけど。
まあ、その制度のおかげでで授業費、食費、入寮費がタダになるから入れたんだよねー。
合格した時は家族みんなで歓喜した。
姉貴にはずるいって言われたし。
俺と姉貴の頭は大体同じ。
だから女で男子校に入れないから羨ましがられた。
まあそん時にドヤ顔してやったら殴られたけど。……あれは痛かった。本当に。ガチで。
ちなみに姉貴は共学校に行ってます。
なんでも風峰の姉妹校らしいですけども。
風峰との交流会とかあるみたいで、その話をした姉貴は大変興奮してました。
うん、まあ気持ちはわかるけども。
そんでみんなには王道転校生のごとくもじゃもじゃしたマリモみたいなカツラと牛乳瓶みたいな眼鏡渡された。
大した容姿でもない俺が変装したって意味ないだろって言ったら、呆れられた。なんでだ?
あと、渡されたものは全力で拒否させていただいた。王道転入生になりたくないし。
拒否したら煩かったので、いたって普通の黒縁メガネはかけてるけど。
もともと視力そんな言い訳じゃないし。
かけなくても見えるけどね。
あともともと俺の髪、長いからなー。前髪も。カツラかぶんなくても顔隠れるんだよね。
後ろは背中くらいまでのびてるし。
切らないのはただ面倒くさかっただけだけどねー。
高校入学するんだし、切ろっかなーって言ったらみんなに全力で止められた。
あんなに必死に止められたら切ろうにも切れなくなったからそのままだ。
入学式なのにこんなカッコでいいのかなーって思ったし言ったんだけど……
まあ、言い切られた。
姉貴に至ってはなんか「無自覚受け……美味しいわ」とかなんとか。
俺顔いいわけじゃないし無自覚じゃないからそんなんならないとおもうけどなぁ。
第一こんな平凡顔に誰が欲情するんだっての。
しかもなんか俺、新入生代表で、挨拶しないとみたいだった。
辞退できないのか聞いたら出来るらしいから、辞退した。
だって目立つのやだしー。てかめんどい。
挨拶は次席の人になったらしい。良かった良かった。ふぅ。
まあ、そんなわけで俺は待ちに待った王道学園(希望)に入学した!!
はい!みなさんいきなりですが初めまして!
今日は高校の入学式ってことで、全寮制のこの高校に入学した俺は校門の前に来ています!
門が開いてないなんてことはなくて、ちゃんと入れますよー。
薄い本の王道学園モノの転校生のごとく高~い門を超えるなんてことはしませんよ?
それ以前に超える必要ないしね。
あ、俺は鷹宮 疾風といいます。
最初のセリフでわかる人はわかったかと思いますが、腐男子です☆
腐男子になったきっかけ、っていうと……ぶっちゃけうちの家族みんな腐ってるんですよね。
父は腐男子、母は腐女子。
そんな親に育てられた俺と姉貴は当たり前のように腐りました☆
小さな頃から絵本がわりに薄い本見せられてたら自然とそうなりますよね?ね?
……え?ならない?そもそも絵本がわりに薄い本ってとこからおかしいって?
うーん、まあそこは両親の策略だったと言っておきましょうかね。
そのおかげで腐った方向に英才教育させられたようですが。
そして今では立派に腐男子やってます。
話を戻すと今日は入学式。
ここ、風峰学園は全寮制の男子校。
幼稚部から初等部、中等部、高等部、果ては大学部まである。
実を言うと俺も高等部より前から入りたかったんだけど、幼稚部、初等部、中等部は基本お金持ちしか入れないんだよね~。
じゃあどうやってここに入学したのかというと、それは特待生制度で、です。
この学園の高等部には、特待生制度というものがあって、外部入学した生徒の中でも最も成績の良かった計5名がその制度で入ることができる。
ここの高等部の外部試験って相当難しいらしいから、それに受かるだけでもすごいって言われてる。
よくわかんないけど。
まあ、その制度のおかげでで授業費、食費、入寮費がタダになるから入れたんだよねー。
合格した時は家族みんなで歓喜した。
姉貴にはずるいって言われたし。
俺と姉貴の頭は大体同じ。
だから女で男子校に入れないから羨ましがられた。
まあそん時にドヤ顔してやったら殴られたけど。……あれは痛かった。本当に。ガチで。
ちなみに姉貴は共学校に行ってます。
なんでも風峰の姉妹校らしいですけども。
風峰との交流会とかあるみたいで、その話をした姉貴は大変興奮してました。
うん、まあ気持ちはわかるけども。
そんでみんなには王道転校生のごとくもじゃもじゃしたマリモみたいなカツラと牛乳瓶みたいな眼鏡渡された。
大した容姿でもない俺が変装したって意味ないだろって言ったら、呆れられた。なんでだ?
あと、渡されたものは全力で拒否させていただいた。王道転入生になりたくないし。
拒否したら煩かったので、いたって普通の黒縁メガネはかけてるけど。
もともと視力そんな言い訳じゃないし。
かけなくても見えるけどね。
あともともと俺の髪、長いからなー。前髪も。カツラかぶんなくても顔隠れるんだよね。
後ろは背中くらいまでのびてるし。
切らないのはただ面倒くさかっただけだけどねー。
高校入学するんだし、切ろっかなーって言ったらみんなに全力で止められた。
あんなに必死に止められたら切ろうにも切れなくなったからそのままだ。
入学式なのにこんなカッコでいいのかなーって思ったし言ったんだけど……
まあ、言い切られた。
姉貴に至ってはなんか「無自覚受け……美味しいわ」とかなんとか。
俺顔いいわけじゃないし無自覚じゃないからそんなんならないとおもうけどなぁ。
第一こんな平凡顔に誰が欲情するんだっての。
しかもなんか俺、新入生代表で、挨拶しないとみたいだった。
辞退できないのか聞いたら出来るらしいから、辞退した。
だって目立つのやだしー。てかめんどい。
挨拶は次席の人になったらしい。良かった良かった。ふぅ。
まあ、そんなわけで俺は待ちに待った王道学園(希望)に入学した!!
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