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ワガママ王子はゴーケツ大王なんか絶対に好きになってやらないんだからね!【アーテル編】
【4】お花とケーキと売り言葉に買い言葉
しおりを挟むはっきりきっぱりお断りしたはずなのに。
次の日から大公邸にルース大王からアーテルに花と菓子が届くようになった。
花にも菓子にも罪はないから、捨てる気にはならない。花は花瓶に、菓子はお茶の時間にみんなで食べる。
「うまいですよね」
家族が集う居間。ジョーヌの言葉は本日届いたケーキに対してのものかと、アーテルははじめ思った。
鳥のミルクなんて、なんとも可愛らしい名前のケーキ。ビスケットの生地に分厚いバニラのスフレが二段にショコラが掛かっている。このケーキを見たとたんに母のスノゥが「懐かしいな」なんて目を細めた。母の母であるエーデルと離宮にてよく食べたという。そう母の故郷はルースだ。
離宮でのことを母はあまり話さない。「辛いことはなかったさ」という。「隔離されていたからな」とも。「母さんに教えてもらった歌と踊りをお前達に伝えることが出来た」と。
そう贈られてくる菓子はすべてルース国の王都の名店からのもの。あの大王様さっそく転送装置を使いこなしているようだ。
三歳の双子のチビたち、ダスクとザリアも気に入ったようで、口許をクリームだらけにして食べている。お付きのナーサリーメイド達が、その口許をぬぐってやってる。
「たしかにこのケーキは美味しいけどね」とアーテルが返せば「味もそうですが、やり方も“うまい”といっているのです」とジョーヌ。
「どういう意味?」
「これが高価過ぎるものならばもらえないとお断りする口実になるでしょう? だけど花と菓子となれば、お返しするのも角がたちます」
「そこらへんの選び方が憎たらしいんだよね。花だって屋敷中が花だらけにならないように一輪ずつ。それも薔薇の花なんてありきたりなものではなく、毎回違う種類だしさ」
「王宮どころか王都中の噂らしいですよ。北の大王様は朝一番に王都にお散歩に出られるのが日課で、立ち寄った花屋で愛しい方に贈る花を一本お選びになるとか」
現在あの筋肉王は王宮の離宮に滞在している。そこで気楽ほいほいと王都に出ては、花屋だけでなく、いくつかすっかりなじみの店も出来たと聞いている。酒場で王都民と肩を組んで酒を飲み歌ったという話はらしいと思ったが、王都一番の本屋もあるという話なのが、ちょっと意外だった。頭まで筋肉と思ったら読書家なんて気取ってる。
「その噂もさ迷惑なんだよね。毎回添えられているカードの意匠も文句も違うし」
その文字も意外と達筆。昨日のリンゴのケーキに添えられていたのは「リンゴの様な瞳の君へ。切ると中身はまっ白なのはこれいかに?」なんてキザなのか、なぞなぞなのか笑っちゃうけど。
「それにお菓子もです。この王都で評判のケーキや菓子ならば、私達は口にしたことがありますし、転送陣の発達で、各国からも日持ちするような焼き菓子だけでなく、自慢のケーキなどもやりとりするようになりました。
だけど、さすがにルースの菓子はまだ知りませんしね」
「それもあの王様が“心を込めて”しっかり選びましたって感じなんだよね」
花屋に足を運んで選ぶ花の一輪一輪に、母のスノゥにも懐かしいルースの菓子に手書きのカード。
「だけど、いくら“誠意”をみせてくれてもこちらとしては“お断り”だけど」
アーテルはケーキを大きく切って一口で食べる。うーんバニラのムースにさくさくのビスケットにショコラは美味しい。やはりケーキに罪はない。
「しかし、もらうばかりではっきりした態度を見せないのもよくないと思うぞ」
母のスノゥの言葉にアーテルはむうっと唇を尖らせる。
「だから、毎回“お断り”してるっていってるじゃない。あちらのほうが『一度や二度振られたぐらいでへこたれるか』って、しつこいの」
それから「気紛れなお姫様のいうことを、はいはい何でも聞いていたら、進む話も進まねぇだろう?」ともいわれた。また姫っていったし、さらに気紛れってなんだよ。
「あまりしつこいようならば、私から断り入れるが?」
眉間にしわを寄せた父ノクトに、アーテルは「父様が出る必要はないよ」とブンブン首をふる。
「僕がしっかりお断りするからいいの」
「そうですね。宰相であるお父様がお出になると、国同士の問題になってしまいます」
さらにはジョーヌの言葉に父は眉間に皺が寄ったまま黙りこむ。母スノゥの白い手が、その眉間に伸びてちょいちょいと二本の指で皺を伸ばしながら「たしかにこれはアーテルとあの大王様が話し合うことだな」という。
「しかし……」
「それに“しつこい”というならな。俺の尻を追いかけていたときのお前を考えれば、人のことなんていえないぞ」
「絶対に諦めない。地の果てまで追いかけるといっていたのは、誰だ?」という母の言葉に父は黙りこむ。うわ~そんなことまでいっていたのか~とアーテルも思った。
一途な狼に想われるのも大変だと。
今の自分はゴーカイ過ぎる虎の王が相手だけど。
「そんな訳だから、アーテル。あの大王様としっかり話し合うように」
とのスノゥの言葉に「え~」と叫ぶ。
「だから、いくら断ってもさ、諦めないっていうんだよ」
「そこで話を終わらせるからだ。逃げ回ってばかりでは、話はすすまないぞ」
「…………」
それって、母様の経験ですか? と思う。
だけど、白兎の母はいまだむっつり黙りこんでいる隣の狼父にがっつり捕まっているから、参考にならない。眉間の皺をちょいちょいと伸ばしていた指は、いまは父の黒髪の長髪をさらさら梳いちゃっているし。父の手はがっちり母の細腰に回っているし。
さて、どうやってあの虎をこっぴどく振ってやるか。
自分で考えないといけないようだ。
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
「でね、あなたとは結婚出来ませんって僕ははっきりお断りに来たんだけど」
「一度や二度断れたぐらいで、諦められるかと言っただろう?」
王宮のエドゥアルドが滞在している離宮。そこに乗り込んだアーテルはサロンにて、彼と相対していた。
「二度、どころかもう何度も僕は断っているんだけど」
「じゃあ、何度断られようと、俺は諦めん」
「…………」
出されたのはルース風のお茶。
ジャムをなめながらお茶を飲むのが、ルース流なんだそうた。やってみたら、たしかにおいしい。お茶を含んだとたんに薔薇のジャムの香りがふわりと広がる。
「じゃあ、僕も何度求婚を受けようともお断りします! ……と言いたいところだけど」
アーテルはゼフィールと呼ばれる菓子を口に一つ放り込む。まっ白な卵白で出来たそれはふわふわとした食感でたちまち口の中で溶けて、リンゴの爽やかな風味が残る。これもジャムと同じくお茶とよく合った。
「延々こんなことやり合ってるのも不毛だよね?」
「そうだな」
「じゃあ、あなたが男らしく諦めて」
「それは断る」
「…………」
アーテルはむうっと口を尖らせた。「そういう顔もかわいいぜ」と憎い虎男は軽く口を叩く。
「あなたのそういうところが嫌い」
「それだ」
「なに?」
「だからだ。お前は俺を嫌いというが。なんで嫌いなんだ?」
「だから、嫌いは嫌いでしょ?」
「本当に? 顔も見たくないほど?」
「…………」
そう言われると自信がなくなってくる。
だってこうして会いに来てるし。
「そもそも、俺のことをよく知りもしないのに、嫌いだと決めつけるのは酷いぞ」
「それをいうなら、あなただって僕のことを知らないクセに、よく求婚する気になったね」
「だから、それだ」
「だからなに?」
「ここはだな。お互いよく知り合うために、こうやって会うだけじゃなくて、色々なところに一緒に出かけるというのはどうだ?」
「お断り……」
アーテルがすかさず口にしようとすれば「それじゃ話が進まないっていってるだろう」とエドゥアルドはれいの唇の片端をつりあげた、皮肉な笑みを見せる。
「とって食う訳じゃない。俺は紳士だ。あんたが嫌がりゃ指一本触れない。それともこれだけ誓っても俺が怖いのか?」
「あなたなんか怖いわけないじゃない! いいよ! 一緒にお出かけでもなんでもしてやろうじゃない! 」
しまった! と思ったが、目の前の男はしってやったりとばかり、ニイッと口の両端をあげて、皮肉なそれから満面の笑みとなって「決まりだな」といった。
くやしい。完全にハメられた。
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
翌日、二人は早速王都へと出た。
王都を歩き回ってすでになじみの店が出来ている大王様に案内なんか必要ないだろう? といったら。
「お姫様が好きなところ、よく行くところに連れていけ」
そういわれた。
好きなところでよく行くところ。
そこでアーテルは思いついた場所に、意地悪く微笑を浮かべたのだった。
「まあまあまあ、大王様のお話はかねがね。噂に違わぬご立派な美丈夫ね」
連れていったマダム・ヴァイオレットの店。野太い声で出迎えたあいかわらず豪奢なドレスに身を包んだ大山猫のマダムは、黒虎の大王にさっそく興味津々だ。
これにはさすがの筋肉虎も面食らうかと思ったら。
「あなたが噂のマダム・ヴァイオレットか。お目にかかれて光栄だ。あなたの店の名はルース国にも聞こえている。これを機会に我が正装も一つ作ってもらえるかな?」
なんてにっかりと侠気あふれる笑みを見せて、胸に手をあてて淑女に対する礼をみせた。マダムは乙女のように頬を染めちゃって。
「リース国の大王様、わたくしすっかりあなたを気に入りましたわ。ええ、もちろんあなた様のご立派なお身体に合う正装を、精一杯作らせていただきますわ」
挨拶交わす短い時間にすっかり意気投合してしま った。アーテルは内心、気に入らないと思いながらマダムに話しかける。
「そういえば、次のお爺さまのお誕生日での僕の盛装だけど……」
そう、もうじきカール王の誕生日が迫っているのだ。王宮のバルコニーでの挨拶もあるが、夜は舞踏会でまた別の盛装に着替えることになる。
昼間の服のままでいいだろうと、母のスノゥはいまだぼやいているけれど。
「そうそう、それね。前々から提案してるけど、昼間のバルコニーでのご挨拶のお衣装は白が決まりでいいと思うけど、夜会ではそろそろ冒険して別の色がいいんじゃない?」
「またそれ? 僕は白を着たいからいいの! 」
「そいつは、お姫様らしくない冒険心のなさだな。昼間の儀式はともかく、夜会ならば多少は崩したほうが、洒落者って奴だろう?」
横から口を出してきたエドゥアルドにアーテルは「じゃあ、どんな色がいいの?」と訊いたのは意地悪だ。あなたにドレスじゃない……僕の盛装がわかるの? と。
「薔薇色といいたいところだが、それじゃありきたりだとお姫様に言われそうだな」
「当然」
「では、紫はどうだ?」
「いきなり濃すぎない? そりゃ、こちらのマダムにはお似合いだけど」
アーテルはマダム・ヴァイオレットをチラリと見る。今日も頭も紫なら、ドレスも濃い紫。尻尾につけたリボンまで紫だ。
そのマダムもまた「そうねぇ、アーテルちゃんにはちょっと大人っぽすぎるかもね」という。
「そうじゃない。確かに濃い紫はこのマダムにお似合いだが、俺がいってるのは淡い菫の色だ。北の地に春を一番に告げる花だ。
凍土を突き破って咲く力強くも可憐な……な。白から淡い紫の花を咲かせる」
「まあ、ずいぶんと詩的な表現ね。そうね、白からがらりと変えすぎるのもよくないから、淡い紫の差し色なんて、いいんじゃないかしら?」
「うん、たしかに」
それはとても素敵な提案でアーテルも思わずちょっと着てみたいなと思ってしまった。マダムは「さっそく仮の衣装図を描くわね」なんていっている。
それに……。
アーテルはエドゥアルドの横顔を見つめた。その瞳には菫の花について語った追憶の余韻があった。金色の瞳に浮かぶ穏やかなそれに見覚えがあった。
これは母のスノゥがあまり語らない、離宮時代のことを話すときの瞳だ。
そこには懐かしさと愛おしさと切なさがあった。
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作者の新作情報はtwitterにてご確認ください
https://twitter.com/sima_yuki
次回作→『落ちこぼれが王子様の運命のガイドになりました~おとぎの国のセンチネルバース~』
【同一作者の作品】
『チンチラおじさん転生~ゲージと回し車は持参してきた!~』
ハズレ勇者のモップ頭王子×チンチラに異世界転生しちゃった英国紳士風おじさま。
『みにくい凶王は帝王の鳥籠【ハレム】で溺愛される』
銀獅子と呼ばれる美しい帝王×ハレムに閉じこめられた醜いあひるの子の凶王
【完結】婚約破棄の慰謝料は36回払いでどうだろうか?~悪役令息に幸せを~
【完結】どうも魔法少女(おじさん)です。
【完結】断罪エンドを回避したら王の参謀で恋人になっていました
https://twitter.com/sima_yuki
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