異端の巫子

(武官×巫子 巫子総受) 
 エヌが巫子として魔導の国の辺境小国に生まれて十数年。巫子でありながらできるのはダウンジングと石の声を聞くことだけ。しかも今まで一度として水脈も鉱脈も見つけられず、出来たことといえば簡単な失せ物探し。役立たず、穀潰しの巫子と蔑まれながらひっそりと生きてきた。エヌの持つ知識を偶然盟主国の王子アルテアに知られてしまい、国に技師を派遣するのと交換に身柄を盟主国へ移されてしまう。巫子の護衛として部族の第二王子ファルカが同道すると言い出して…。
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