5 / 9
ホストH ⑤ 無愛のクウハ
しおりを挟む
ホストH ⑤
無愛のクウハ
「あっあっ」
「やめるか」
「やめないで」
「旦那と子供は」
A子は硬直した
「帰れよ」
「お願い」
「息子は」
「言わないで」
A子の手のひらはクウハの口を覆った
「幾つだ」
「・・9才」
「旦那は」
「やめて!」
「」
「いいでしょ」
クウハは人妻を抱いた
ヒトヅマはクウハに夢中になった
クウハも真剣に応えた
中途半端な罪悪感は余計な苦しみを生むから
A子は罪を消した
目の前の無愛だけに集中した
・・・
9才とパパはゲームをしていた
・・・
こっちのゲームが終わった
2024/6/21
19:20
「ありがとう」
「あゝ、帰れよ」
「もう少し、同窓会だから早すぎると逆に怪しいから」
「そうか、じゃあ行くわ」
「えっ、なんで」
「店行かねえと」
「もうちょっといてよ」
「・・・ふう、少しな」
「ありがとう」
ソファに腰掛ける無愛のクウハ
ベッドで足を女の子する人妻のA子
「何年だ」
「えっ」
「結婚して」
「9年、できちゃっただから」
「そうか」
「もう終わってるから」
「あ?」
「旦那と」
「そうか」
「全然ないし」
「そうか」
「私だって」
「どれくらいだ」
「もう6年、一度も、ないから」
「なんでだ」
「あの人が嫌がる」
「ふう」
赤ラークに火をつける、クウハ
「一度ね、ありそうだったんだけどね」
「あゝ」
「2年前くらいにね」
「ふう」
煙が応える
「めんどくせぇな、って聞こえて」
「ふう」
「酷くない?面倒くさいって。あの時に完全に終わったの」
「ふー」
「ねぇ、クウハ君」
「ん」
「生きるって何なんだろう」
「生きる、か」
「我慢して、我慢して。
これだって、クウハ君といることバレたら私は終わる。
でも、私だって何年も耐え続けて、あの人だって自分勝手で」
「ふう」
「一度でも、これ、責められるのは、私。ねぇ、クウハ君。おかしな世の中じゃない。結果しか見ないの。浮気とか不倫だって長い長い家庭の過程があって、抱えてる問題とか悩みは本人しか分からないから」
「そうだな」
「6年愛されないで、一度の不貞で終わり」
「6年愛さなかった男の罪の方が、重いか」
「ありがとう」
赤ラークを捻り潰す
「店、行くわ」
「う。うん、クウハ君、また会える?」
「店でな、100万落としてくれ」
「ヒャ、ヒャク」
「したら、またここで」
「う、うん」
「A子次第だ」
無愛のクウハ
35歳
19:40
9才とパパは夕食をスプーンしていた
ママが同窓会前に、震えながら作った
チキンカレー
#クウハ
#A子
#ホストH
無愛のクウハ
「あっあっ」
「やめるか」
「やめないで」
「旦那と子供は」
A子は硬直した
「帰れよ」
「お願い」
「息子は」
「言わないで」
A子の手のひらはクウハの口を覆った
「幾つだ」
「・・9才」
「旦那は」
「やめて!」
「」
「いいでしょ」
クウハは人妻を抱いた
ヒトヅマはクウハに夢中になった
クウハも真剣に応えた
中途半端な罪悪感は余計な苦しみを生むから
A子は罪を消した
目の前の無愛だけに集中した
・・・
9才とパパはゲームをしていた
・・・
こっちのゲームが終わった
2024/6/21
19:20
「ありがとう」
「あゝ、帰れよ」
「もう少し、同窓会だから早すぎると逆に怪しいから」
「そうか、じゃあ行くわ」
「えっ、なんで」
「店行かねえと」
「もうちょっといてよ」
「・・・ふう、少しな」
「ありがとう」
ソファに腰掛ける無愛のクウハ
ベッドで足を女の子する人妻のA子
「何年だ」
「えっ」
「結婚して」
「9年、できちゃっただから」
「そうか」
「もう終わってるから」
「あ?」
「旦那と」
「そうか」
「全然ないし」
「そうか」
「私だって」
「どれくらいだ」
「もう6年、一度も、ないから」
「なんでだ」
「あの人が嫌がる」
「ふう」
赤ラークに火をつける、クウハ
「一度ね、ありそうだったんだけどね」
「あゝ」
「2年前くらいにね」
「ふう」
煙が応える
「めんどくせぇな、って聞こえて」
「ふう」
「酷くない?面倒くさいって。あの時に完全に終わったの」
「ふー」
「ねぇ、クウハ君」
「ん」
「生きるって何なんだろう」
「生きる、か」
「我慢して、我慢して。
これだって、クウハ君といることバレたら私は終わる。
でも、私だって何年も耐え続けて、あの人だって自分勝手で」
「ふう」
「一度でも、これ、責められるのは、私。ねぇ、クウハ君。おかしな世の中じゃない。結果しか見ないの。浮気とか不倫だって長い長い家庭の過程があって、抱えてる問題とか悩みは本人しか分からないから」
「そうだな」
「6年愛されないで、一度の不貞で終わり」
「6年愛さなかった男の罪の方が、重いか」
「ありがとう」
赤ラークを捻り潰す
「店、行くわ」
「う。うん、クウハ君、また会える?」
「店でな、100万落としてくれ」
「ヒャ、ヒャク」
「したら、またここで」
「う、うん」
「A子次第だ」
無愛のクウハ
35歳
19:40
9才とパパは夕食をスプーンしていた
ママが同窓会前に、震えながら作った
チキンカレー
#クウハ
#A子
#ホストH
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
