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2ー1(R18)
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「ん…。今何時?」
目を覚ますと、そこは見覚えのない部屋の、大きなベットの上だった。
部屋の中は暗く、よく見れない。
窓を見ると、外は闇に覆われていた。
「あれ?俺、寝ちゃったんだっけ?」
結構酔っ払っていたからか、よく思い出せない。
今は、深夜の2時くらいだろうか。
そんなことを思っていると、左足首に違和感を感じた。
何故だか、重い。
なんだ!?
と思い、布団を捲ると
鉄製の足枷がつけられていた。
俺は、それを見てギョッとした。
なんだこの足枷!?
しかも、驚いたことに俺は今、裸だった。
え……なんで裸?!
もしかして、酔った勢いで自分で脱いでしまったのだろうか…。
俺が、今自分が置かれている状況について色々と考えていると、パチッという音と共に電気がついた。
そして
「あっ。シーくん起きた?」
と正面にあった扉から、夏来が顔を出した。
「結構起きるのが早かったね。」
と続いて、秋影が部屋へ入ってきた。
「お…おう。なぁ。この足枷って何か知らないか?
ていうか俺なんで裸なんだ?」
と疑問に思った事を次々に質問した。
すると夏来が、
「えーと。足枷は、ここから逃げられないようにするためで、裸なのは今から俺がシーくんを犯すからだよ。」
そう、淡々と続けた。
うん。意味がわからない。
「はぁ?何言ってんだ。冗談だよな?」
俺は、混乱しすぎて何も考えられなくなっていた。
「冗談じゃないよ。大丈夫、兄さん。優しくするから。」
と次に秋影が俺に向かって言った。
え…何、優しくするって。
本気で言ってんのか!?
俺の脳内では、たった今避難警報が発令された。
やばい。ここから逃げなくては。
ていうか、さっきまでみんな普通だったのに何故いきなりこんなことを……。
今はそんなことを、考えている暇はない。
俺はバレないように、左足首にはまっている足枷に触れた。
足枷は、しっかり鍵がかけられているらしく外れる雰囲気は無い。
ならば、足首を抜かすことはできないかと足枷を押し、足を引き上げる。
ダメだ。足も抜けない。
俺が、どうにか足枷を外せないかと格闘していると、
「ん?シーくん何やってるの。」
夏来の、その声と同時に、俺の肩が押されて、視界が回った。
これは、夏来にベットへ押し倒されたのだ。
「足枷は外せないよシーくん。このために作った特注品なんだから。」
この言葉を聞き、最初からこうするつもりだったのか。と、確信した。
それでも、逃げようと力を入れているのだが、夏来の力が強く、俺の上に乗っている手を退けることが出来ない。
「僕ら。兄さんが寝てる最中にヤらなかったんだよ。すごいと思わない?」
次に、秋影がそんなことを言ってきた。
いや、すごくねーよ。ていうか、夏来を退けろ!!
俺がそう言おうとした途端、夏来に口を塞がれた。
『 !!!』
あぁ。俺のファーストキス。
そう思った時にはもう遅かった。
夏来のキスは深く、舌を俺の口内に入れてきた。
歯並びをなぞられ、舌をめいっぱい絡めてくる。
溢れ出た唾液が、俺の口元をつたう。
それと同時に、夏来は俺の下半身の方へ手を伸ばし、俺の性器を自身の大きな手で包み込んできた。
そして先端を、親指で擦る。
俺は、自身でもあまり触らないそれを、他人に触られて反応してしまった。
いや、男なのだから感じない方がおかしいと思う。
ていうか、キスもそうだが夏来が上手すぎる。
気持ちのいい所をピンポイントで攻めてくる。
「ヒィ…ッ…。で…でる。」
「シーくん。いいよ出して。」
俺は耐えられず夏来の手の中で、射精してしまった。
そうして一度、夏来がキスをやめ、性器から手を離す。
俺が一旦、気持ちよさと、恥ずかしさに仰向けの状態でふやけていると、今度は秋影が俺の右の乳頭へ、口をつけてきた。
左の乳頭へは、つねったり、押し潰したりと手でコリコリといじってきた。
正直、俺も男なのであまり乳首は感じると言うよりくすぐったかった。
「ふっ……う…。」
俺がそう声を漏らすと、
「兄さん何笑ってんの。くすぐったい?大丈夫だよ。すぐに感じるようになるから。」
と秋影が俺の乳頭をしゃぶりながら言ってきた。
「ちょっ……しゃぶりながら言うな!!」
俺と秋影がそんなやり取りをしていると
キス以降何もしずに、俺と秋影を見ていた夏来が、俺の肩に左手を置いてきた。
そして、俺の股の方へ右手を忍ばせようとしているのが目に入った。
一気に酔いが覚め
「そこだけはダメ!!!」
俺は咄嗟にそう叫んだ。
そこは…。 そこだけは見られる訳にはいかない。
もし、触れられでもしたらすぐにバレてしまう。
結構大きな声を出したのにも関わらず、夏来はビックリする様子もなく
「んー。もしかしてシーくん。なんか隠し事でもあるの~?もしかしてココとか。」
夏来はそう言って、俺の足の間を指で指す。
ん?何だこの口調。
も…もしかして知ってるわけじゃないよな。
「どうゆうつもりだ?」
俺がそう返すと、
「僕ら兄弟全員知ってるよ。兄さんが両性だってこと。」
そう秋影が体勢を持ち直して、答えた。
その瞬間。俺の頭の中は真っ白になった。
は…なんで。なんで知っているんだ。こいつらは。
「秋影。言うのはやすぎだよ。もっと遊んであげたかったのに。ま、いっか。」
夏来は、そう言い俺の股を一気に割ってきた。
しまった!!。そう思った時にはもう遅く、俺の太ももには体重をかけられ、完全に開脚状態だ。
足を閉じようにも、閉じれない。
手も、秋影にいつの間にか拘束されている。
「わ~。母さんの言ってた通りだ。まんこついてんじゃん。ほんとに両性なんだ、すごーい。」
夏来は俺の股を凝視した後、どこから出したのか。
ローションを手のひらに垂らした。
「や…やめ………。」
俺の願いも乏しく、俺の腟内に指を一本いれてきた。
夏来の手は大きく、以外にもゴツゴツしていて指も長い。
しかも何か入れること自体初めてなので、一本でもかなり痛かった。
痛がっている俺を、秋影は手を拘束しながら膝枕してきた。
「大丈夫だよ。兄さん。すぐ気持ちよくなるからね。まぁ。夏来兄さんの上手さ次第だけど。」
そう言って、俺の頭を撫でる。
上手さ次第って…。最初に優しくするって言ったのに。そう思い、秋影を睨みつける。
すると、秋影はニヤッとし俺の口にそれは甘いキスをする。
全く。こういう所も顔がいい。
そう思っていると、夏来がいきなり指を二本に増やした。そして俺の中をほぐす。
「…ヒ…ッッ……。」
突然のことに、身体がビクリとした。
いきなり本数を増やすなよ!!!!!
「シーくんの中って、すんごい熱くてトロトロなんだけど。」
夏来は、そう言って今度は三本に増やした。
そして、俺の中を広げる。
この頃から、痛いのが快感に変わってきた。
相変わらず、手は解放されず逃げることができない。
「さて。そろそろかな。」
夏来は、そう呟いて俺から指を引き抜く。
そして自身の性器を俺の膣に押し当てる。
見ると、それは俺のものよりも何倍もでかかった。
どんだけでかいんだよ!!
「む…無理。そんなの入らない。」
俺はそう言って、必死に抵抗する。
「シーくん。そんな悲しいこと言わないで。大丈夫。すぐ気持ちよくしてあげるから。」
そうして、俺の抵抗も虚しく夏来のものが俺の中へゆっくり入ってくる。
「じゃあ。シーくんの処女いただきマース。」
「はッ…。ハゥ…ふッ………あ。」
そして、快楽とともに、ズプンと全部俺の中へ収まった。
「はァ…。はァ…。全部入ったよ…。やっぱり…初めてだと…きついね…。」
そう、吐息を漏らしながら夏来が言った。
せっかくの王子様フェイスも、だいぶ火照っている。
「じゃあ。動かすね。」
「いやッ…まっ…。」
そう言って、夏来は一度自身のそれを俺の中から引いて、さっきよりも深く突き立てた。
「ヒィ…ッ…ン…。」
奥を突かれ、俺が情けない声をあげる。
そしてそれを何度も繰り返す。
「やばっ……。俺もう…イきそう…。中に出すね。」
「へ…。ちょっ…。まっ………ッッ!!」
そうして夏来の精液が俺の中へ、ドクドクと注がれた。
俺は押し押せてくる快楽に勝てず遠のいて行く意識の中
「ハァ!!ちょっと、お前ふざけん……」
と言う秋影の怒声と、
「両性なんだから、妊娠しにくいって。多分大丈夫……」
という夏来の会話が聞こえてきた。
目を覚ますと、そこは見覚えのない部屋の、大きなベットの上だった。
部屋の中は暗く、よく見れない。
窓を見ると、外は闇に覆われていた。
「あれ?俺、寝ちゃったんだっけ?」
結構酔っ払っていたからか、よく思い出せない。
今は、深夜の2時くらいだろうか。
そんなことを思っていると、左足首に違和感を感じた。
何故だか、重い。
なんだ!?
と思い、布団を捲ると
鉄製の足枷がつけられていた。
俺は、それを見てギョッとした。
なんだこの足枷!?
しかも、驚いたことに俺は今、裸だった。
え……なんで裸?!
もしかして、酔った勢いで自分で脱いでしまったのだろうか…。
俺が、今自分が置かれている状況について色々と考えていると、パチッという音と共に電気がついた。
そして
「あっ。シーくん起きた?」
と正面にあった扉から、夏来が顔を出した。
「結構起きるのが早かったね。」
と続いて、秋影が部屋へ入ってきた。
「お…おう。なぁ。この足枷って何か知らないか?
ていうか俺なんで裸なんだ?」
と疑問に思った事を次々に質問した。
すると夏来が、
「えーと。足枷は、ここから逃げられないようにするためで、裸なのは今から俺がシーくんを犯すからだよ。」
そう、淡々と続けた。
うん。意味がわからない。
「はぁ?何言ってんだ。冗談だよな?」
俺は、混乱しすぎて何も考えられなくなっていた。
「冗談じゃないよ。大丈夫、兄さん。優しくするから。」
と次に秋影が俺に向かって言った。
え…何、優しくするって。
本気で言ってんのか!?
俺の脳内では、たった今避難警報が発令された。
やばい。ここから逃げなくては。
ていうか、さっきまでみんな普通だったのに何故いきなりこんなことを……。
今はそんなことを、考えている暇はない。
俺はバレないように、左足首にはまっている足枷に触れた。
足枷は、しっかり鍵がかけられているらしく外れる雰囲気は無い。
ならば、足首を抜かすことはできないかと足枷を押し、足を引き上げる。
ダメだ。足も抜けない。
俺が、どうにか足枷を外せないかと格闘していると、
「ん?シーくん何やってるの。」
夏来の、その声と同時に、俺の肩が押されて、視界が回った。
これは、夏来にベットへ押し倒されたのだ。
「足枷は外せないよシーくん。このために作った特注品なんだから。」
この言葉を聞き、最初からこうするつもりだったのか。と、確信した。
それでも、逃げようと力を入れているのだが、夏来の力が強く、俺の上に乗っている手を退けることが出来ない。
「僕ら。兄さんが寝てる最中にヤらなかったんだよ。すごいと思わない?」
次に、秋影がそんなことを言ってきた。
いや、すごくねーよ。ていうか、夏来を退けろ!!
俺がそう言おうとした途端、夏来に口を塞がれた。
『 !!!』
あぁ。俺のファーストキス。
そう思った時にはもう遅かった。
夏来のキスは深く、舌を俺の口内に入れてきた。
歯並びをなぞられ、舌をめいっぱい絡めてくる。
溢れ出た唾液が、俺の口元をつたう。
それと同時に、夏来は俺の下半身の方へ手を伸ばし、俺の性器を自身の大きな手で包み込んできた。
そして先端を、親指で擦る。
俺は、自身でもあまり触らないそれを、他人に触られて反応してしまった。
いや、男なのだから感じない方がおかしいと思う。
ていうか、キスもそうだが夏来が上手すぎる。
気持ちのいい所をピンポイントで攻めてくる。
「ヒィ…ッ…。で…でる。」
「シーくん。いいよ出して。」
俺は耐えられず夏来の手の中で、射精してしまった。
そうして一度、夏来がキスをやめ、性器から手を離す。
俺が一旦、気持ちよさと、恥ずかしさに仰向けの状態でふやけていると、今度は秋影が俺の右の乳頭へ、口をつけてきた。
左の乳頭へは、つねったり、押し潰したりと手でコリコリといじってきた。
正直、俺も男なのであまり乳首は感じると言うよりくすぐったかった。
「ふっ……う…。」
俺がそう声を漏らすと、
「兄さん何笑ってんの。くすぐったい?大丈夫だよ。すぐに感じるようになるから。」
と秋影が俺の乳頭をしゃぶりながら言ってきた。
「ちょっ……しゃぶりながら言うな!!」
俺と秋影がそんなやり取りをしていると
キス以降何もしずに、俺と秋影を見ていた夏来が、俺の肩に左手を置いてきた。
そして、俺の股の方へ右手を忍ばせようとしているのが目に入った。
一気に酔いが覚め
「そこだけはダメ!!!」
俺は咄嗟にそう叫んだ。
そこは…。 そこだけは見られる訳にはいかない。
もし、触れられでもしたらすぐにバレてしまう。
結構大きな声を出したのにも関わらず、夏来はビックリする様子もなく
「んー。もしかしてシーくん。なんか隠し事でもあるの~?もしかしてココとか。」
夏来はそう言って、俺の足の間を指で指す。
ん?何だこの口調。
も…もしかして知ってるわけじゃないよな。
「どうゆうつもりだ?」
俺がそう返すと、
「僕ら兄弟全員知ってるよ。兄さんが両性だってこと。」
そう秋影が体勢を持ち直して、答えた。
その瞬間。俺の頭の中は真っ白になった。
は…なんで。なんで知っているんだ。こいつらは。
「秋影。言うのはやすぎだよ。もっと遊んであげたかったのに。ま、いっか。」
夏来は、そう言い俺の股を一気に割ってきた。
しまった!!。そう思った時にはもう遅く、俺の太ももには体重をかけられ、完全に開脚状態だ。
足を閉じようにも、閉じれない。
手も、秋影にいつの間にか拘束されている。
「わ~。母さんの言ってた通りだ。まんこついてんじゃん。ほんとに両性なんだ、すごーい。」
夏来は俺の股を凝視した後、どこから出したのか。
ローションを手のひらに垂らした。
「や…やめ………。」
俺の願いも乏しく、俺の腟内に指を一本いれてきた。
夏来の手は大きく、以外にもゴツゴツしていて指も長い。
しかも何か入れること自体初めてなので、一本でもかなり痛かった。
痛がっている俺を、秋影は手を拘束しながら膝枕してきた。
「大丈夫だよ。兄さん。すぐ気持ちよくなるからね。まぁ。夏来兄さんの上手さ次第だけど。」
そう言って、俺の頭を撫でる。
上手さ次第って…。最初に優しくするって言ったのに。そう思い、秋影を睨みつける。
すると、秋影はニヤッとし俺の口にそれは甘いキスをする。
全く。こういう所も顔がいい。
そう思っていると、夏来がいきなり指を二本に増やした。そして俺の中をほぐす。
「…ヒ…ッッ……。」
突然のことに、身体がビクリとした。
いきなり本数を増やすなよ!!!!!
「シーくんの中って、すんごい熱くてトロトロなんだけど。」
夏来は、そう言って今度は三本に増やした。
そして、俺の中を広げる。
この頃から、痛いのが快感に変わってきた。
相変わらず、手は解放されず逃げることができない。
「さて。そろそろかな。」
夏来は、そう呟いて俺から指を引き抜く。
そして自身の性器を俺の膣に押し当てる。
見ると、それは俺のものよりも何倍もでかかった。
どんだけでかいんだよ!!
「む…無理。そんなの入らない。」
俺はそう言って、必死に抵抗する。
「シーくん。そんな悲しいこと言わないで。大丈夫。すぐ気持ちよくしてあげるから。」
そうして、俺の抵抗も虚しく夏来のものが俺の中へゆっくり入ってくる。
「じゃあ。シーくんの処女いただきマース。」
「はッ…。ハゥ…ふッ………あ。」
そして、快楽とともに、ズプンと全部俺の中へ収まった。
「はァ…。はァ…。全部入ったよ…。やっぱり…初めてだと…きついね…。」
そう、吐息を漏らしながら夏来が言った。
せっかくの王子様フェイスも、だいぶ火照っている。
「じゃあ。動かすね。」
「いやッ…まっ…。」
そう言って、夏来は一度自身のそれを俺の中から引いて、さっきよりも深く突き立てた。
「ヒィ…ッ…ン…。」
奥を突かれ、俺が情けない声をあげる。
そしてそれを何度も繰り返す。
「やばっ……。俺もう…イきそう…。中に出すね。」
「へ…。ちょっ…。まっ………ッッ!!」
そうして夏来の精液が俺の中へ、ドクドクと注がれた。
俺は押し押せてくる快楽に勝てず遠のいて行く意識の中
「ハァ!!ちょっと、お前ふざけん……」
と言う秋影の怒声と、
「両性なんだから、妊娠しにくいって。多分大丈夫……」
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