超次元時空戰國艦隊

斉藤美琴【♂】

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第2章

第壱五話  時に越えた再会

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突如から出現した。日本陸軍の船舶。
緊張から走る山本たち。そして1隻の装甲艇が戦艦大和に向かって接近して来て…接舷をした。


ーー日本陸軍 装甲艇ーー

鈴木宗作「では…時の流れの再会に行くか…。」

装甲艇の艇長「では、待機をします!。」

鈴木宗作「頼む。」

艇長「はっ!。」

鈴木宗作は、装甲艇から下船…大和へ乗船をした。

ーーー日本海軍 超大型戦艦 大和ーーー

山本五十六「…。」

宇垣纏「まさか…あの男が大和に乗船するとは!。」

山本五十六「ああ、まさかっと思うよ。」

宇垣纏「はい。」

黒島亀人「行方不明になった。鈴木閣下でしょうか?。」

松田「まさか!、あの陸軍船舶司令官…鈴木閣下が!!。」

宇垣纏「恐らくな…身長…顔及び体型も完全と我々知る鈴木閣下だ間違えない。」

松田「ああ…。」

黒島亀人「服装は、陸軍の軍服?、艦橋から見えませんが。」

山本五十六「わざわざ、西洋と和洋の服装を融合して作っただろう。」

黒島たち「!!。」

宇垣纏「つまり、作り直した事でしょうか?。」

山本五十六「恐らくな。」

宇垣纏「はぁ。」

兵士「山本長官!、鈴木宗作っとらしきの男が…いえ…鈴木閣下が。」

山本五十六「分かった。」

黒島・松田・宇垣たち「!。」

山本五十六「君たちは、艦橋で待機をしてくれ。」

宇垣たち「!!……はっ!!。」

宇垣たちは、艦橋内部で待機をした。


山本五十六「…さて会ってみるか。」

兵士「護衛をしましょうか?。」

山本五十六「ああ…頼む。」

兵士たち「了解。」

護衛兵士が山本を護衛開始をした。

山本と護衛兵士は、甲板の艦橋付近へ待機した。

そして鈴木宗作は、第2主砲塔の所でゆっくりと歩いて居た。

鈴木宗作「大和…この時代に来ても美しい。」

山本五十六「お久しぶりございます。鈴木閣下…。」

鈴木宗作「山本長官…。」

鈴木は、山本と目と入りそして…敬礼をした。

鈴木宗作「ミッドウェー攻略以来ですな!。山本長官…。」

山本五十六「久しぶりですな…鈴木閣下。」

鈴木宗作「はい。」

山本五十六「では…私しか入らない部屋でご案内しましょう…どうぞ。」

鈴木宗作「はっ。」

山本と鈴木と護衛兵士と共に山本専用部屋へ移動した。

ーー山本専用のとあるの部屋ーー

山本と鈴木は、部屋で護衛兵士は、部屋外にボディガード任務をした



山本五十六「所で、鈴木閣下は…何故、戦国時代に?。」

鈴木宗作「山本長官…以前の事を覚えていますか?。」

山本五十六「ん?。…………あっ!!。思い出した!。」

鈴木宗作「そうです。我々の陸軍の試作魚雷攻撃艇の特殊試作魚雷を使いニューギニア島及びガダルカナル島に向けて発射をした。
そして……我々は、山本長官含む海軍に向けて連絡をしたのです。」

山本五十六「あれは…あの時は、すまんかった。我が海軍は……トラック島沖の付近~ミッドウェー島沖~マリアナ諸島の沖そして東シナ海で演習と大演習の模擬艦隊戦を開始をしていた。その理由で無線閉鎖していたのだ…申し訳ない…。」

鈴木宗作「…。」

山本五十六「我が海軍は、艦隊がトラック島に到着後…貴官の連絡が途切れた。な…何が起きたのだ?。」

鈴木宗作「我々のを陸軍は…陸軍の船舶は、海軍の連絡するまで待った。しかし…海軍の艦隊からの入電は一つも無く来なかった…。
2日後待った・・・だが、結局…貴官の連絡が来れず我々の陸軍の船団を無断で出撃をしたのだ。」

山本五十六「そ…そうか。そうだったんですか…。本当にすまない。」

鈴木宗作「山本長官…タイムスリップした原因を教えましょうか?。」

山本五十六「む!。」

鈴木宗作「何故この戦国時代にタイムスリップした原因…我々の陸軍が発射した特殊試作魚雷の事です。」

山本五十六「特殊試作魚雷…発射した事………!?…まさか!!。」

鈴木宗作「左様…発射した特殊試作魚雷の内部は、特殊サンプルが入れておりその原因です。」

山本五十六「うむ~ま…まさかそれって…。」

鈴木宗作「特殊サンプルが魚雷の爆発より特殊サンプルは、特殊な透明な液体が発生…海に投入します。

そのあとから海面と海中に濁るように吸い込みます。そして海の海域の絶大に広がります。その特殊サンプルの期限は、一年の数ヶ月…もしくは、最低長くても2年弱数ヶ月以上の程度だけでしょう。」

山本五十六「!?、待てよ…その特殊試作魚雷の内部に有った特殊サンプルって何の目的で開発をしたんだ?。」

鈴木宗作「特殊試作魚雷は、まだ試作段階為の試験兵器でした……。使う目的は敵艦隊を航行している海域…いや…海軍と協力して敵艦隊に向けて囮をし誘う。そして艦隊を誘導して敵艦隊は、その海域に入るそして特殊サンプルが艦船に触れて時空乱れが発生…悪天候が起き強力な渦巻きが起きる。その後に敵艦隊が渦巻きに入り他の艦艇も渦巻きに入り込み…1隻に残らず全滅する。そうゆう開発をした兵器です。」

山本五十六「!?!?。」

鈴木宗作「お分かりでしょう?。山本長官。」

山本五十六「その渦巻きの嵐…ま…まさか!!。」

鈴木宗作「左様…我れ陸軍の船団も貴官の海軍艦隊も……あの特殊試作魚雷の特殊サンプルからの標的になりその海域に移動して入り込み特殊サンプルが反応してしまい時空乱れが発生して貴官の艦隊そして我々の陸軍の船団は時空の世界に入る渦巻きの嵐に入ってしまいこの戦国時代にタイムスリップしてしまった!。」

山本五十六「あっ…あっ…ああ!!。」

偶然に言葉を失った山本五十六。そしてその言葉を言う鈴木宗作だった。

鈴木宗作「あ!…これはこれは、失礼をしました。」

山本五十六「では、鈴木閣下は、何故?この時代に。」

鈴木宗作「もうこれ以上は、言わない。いずれ分かるでしょう?。」

山本五十六「!?。」

鈴木宗作「では、またいつか機会に会いましょう………もしかしてすると次に会う時は、『敵』でしょうね。」

山本五十六「???!!!、お持ちを!!。」

鈴木宗作「それでは…失礼します…。」 

鈴木は、部屋から出た。それを追う山本。

山本五十六「お待ちをください!鈴木閣下!!。」

鈴木宗作「なんです?、山本長官?。」

山本五十六「いっ…今、誰っと手を組んでいるんです?。」

鈴木宗作「現在、我々は……『村上水軍』及び『毛利水軍』そして『長宗我部』です。」

山本五十六「な!?。」

山本は、鈴木(陸軍)の同盟を組んでいる組織のこと言ったその反応をした山本五十六は、唖然をした。

鈴木宗作「では…私はこれにで。」

鈴木は、甲板から出て階段へ入り装甲艇へ乗船。

ーー日本陸軍 装甲艇ーー

艇長「おかえりなせ!、鈴木閣下!。」

鈴木宗作「ご苦労!!秋津丸へ戻るぞ。」

艇長「了解。」

鈴木宗作「大和から離れるぞ。」

艇長「はっ!。」

陸軍の装甲艇は、接舷を解除して大和から離れた。

ーーー海軍 戦艦大和ーーー

兵士「あ!装甲艇が離脱してきます!。」

宇垣纏「な…何と!?。」

黒島亀人「くそ!、陸軍め!!。」

松田「むむ!戦闘準備!。」

草鹿「よせ!、艦長!!もし下手に攻撃をしたら友軍艦に直撃します!。」

松田「!?……く…くそ!!。」

兵士「装甲艇…陸軍空母秋津丸(あきつ丸)へ接舷開始した模様!。」

宇垣纏「……。」

黒島亀人「装甲艇が秋津丸に接舷をしたか。」

草鹿「陸軍の旗艦でしょうか?。」

宇垣纏「分からん、だとしたら……。」

松田「可能性は、有りでしょうね。」

宇垣纏「多分な。」

松田「……。」

ーーー陸軍空母 秋津丸(あきつ丸)ーーー

鈴木宗作「装甲艇を接舷から離脱・接舷解除!。急げ!!。」

兵士「了解!!。」

兵士B「各船は、戦闘態勢完了です。」

鈴木宗作「うむ、しかし撃つなよ。」

兵士B「了解。」

兵士「装甲艇は、離脱をしました。艦隊任務へ戻ります。」

鈴木宗作「よろしい、全船団へ松山に帰還するぞ。」

兵士たち「了解!!。」

鈴木宗作「船首を松山へ向けよう!。」

操舵手「はっ!。」

陸軍の船団が松山に向けて移動を開始した。

鈴木宗作「また会おう…山本長官。」

陸軍の船団は、松山へ向けて移動して去っていく。


ーー日本海軍 戦艦大和ーー

兵士「陸軍の船団が海域に離れて行きます!!。」



宇垣纏「何?!。」

草鹿「攻撃せず…去っていくだと?。」

兵士「はい。」


黒島亀人「次に遭遇したら『敵』でしょうね?。、」

松田「確かに……。」

大和の艦橋から見つめていた宇垣たち。陸軍の船団は遠く見えなくなるまで見つめるしかなかった。


第壱五話 時に越えた再会  終。







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