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05、もうお嫁に行けない*
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もしかして俺は今、貞操の危機なのだろうか。
でもちょっと待て。クラウスはまだ九歳だぞ。このままだとこのゲーム、児童ポルノ禁止法とかいうのに抵触するんじゃねえの?あれって漫画やアニメは対象外だっけ?
そんなことをつらつら考えていたら、カーヴに声を掛けられた。
「今からクラウス様の身体の中にある魔力を魔法として外に出せるようにします。クラウス様は今九歳でしたよね……。でしたら多分汚れると思うので、せめて下は脱いだ方が宜しいかと」
をーい。上ならまだしも下かよ。
何する気だ!?
おまわりさーん、犯人はコイツです、コイツ!逮捕して下さいっ!!
冷たい眼を向けているテオドールと困惑している俺に気付いてカーヴが慌てて声をかけた。
「ああああ!違います!!いえ、もちろん見えないように布で隠していいですからっ!」
両手を前に出して振って、あわあわしてる美形魔術師団長様。
こんなのが団長でいいのかこの国は。
「えー、コホン。ではさっそく始めますのでクラウス様は寝台に寝てください。テオドール様は部屋から出て行って下さいね」
汗を拭き拭きしたあと、カーヴはキリッとした顔を作った。
今さら格好付けても遅いです。
「そんな訳にはいきません!私はクラウス様の執事であり護衛です。護衛はお側を離れることは出来ません」
カーヴと二人っきりになると何をされるか分からなくて怖いので、俺はテオドールにこのまま部屋にいてくれと頼んだ。しかしこの判断は間違いだったのだ……!!
現実はゲームとは違ってやり直しが出来ないんだ。
俺はけっきょく全部脱いで、シーツで身体をくるんで薄いマットだけ敷いた寝台に寝っ転がった。だって、男が下だけ脱いでたら、変態さんみたいじゃないか。
カーヴが手を伸ばしてきて布ごしに俺の臍の下あたりに手を置いた。多分丹田と呼ばれる所に、手を置いた、つもり、なん、だろう、けど…………。
触ってる!魔術師団長様、触ってるって少し!!俺の息子さんの付け根に少し触ってるって!!
これはそう、きっとシーツのせいで目測を誤っているんだ。うんうん、きっとそう。もう少し上を触るつもりだったんだ。
お願い、そーーうーーだーーとーー言ってーー!!
「ではクラウス様、今から少しだけ私の魔力を流します。感じられたら教えて下さい」
感じられたらって魔力をだよね?別の意味で感じてるよ。今は無理だ。だって俺の息子、少し触られてるんだもん!
「あの、カーヴ様。差し出がましいようですが、もう少し上なのでは?」
テオドールが僕の様子に気がついてカーヴに声を掛けた。
テオドール、グッジョブ!
一瞬で魔術師団長様の白い顔に朱が差した。
コイツってもしかして天然?天然なの??天才とバカは紙一重ってやつなの??
「ももももも申し訳ありません!!」
再びあわあわポーズを取る魔術師団長様。もう謝らなくてもいいからさー。早くやろうよ。この部屋に来てから全然魔法の発現の練習してないじゃん。
「カーヴ様、気にしてないですから早く始めましょう?」
俺は魔術師団長様に続きを促した。
再び。
寝っ転がった俺の丹田の辺りに今度はちゃんと場所を違えずにカーヴが手を置いた。
あれ?何か腹が温かくなってきた。
「先生!先生が手を置いている辺りが温かくなってきました!!」
この温かいものがカーヴの魔力か。温泉に入っているみたいに気持ちいい。
俺って今から本当に魔法が使えるようになるんだなぁ。
ーーこの時は気楽に考えていた。
「私の魔力を使って、クラウス様の魔力を外に放出するためのお手伝いをします。今、私の魔力とクラウス様の魔力を繋げました。私が手を置いている場所に何か塊のようなものがあるのが分かりますか?」
確かに身体の中に何か丸いものがあるような気がする。これが魔力なのか?
「はい。これがクラウス様の魔力の塊です。この塊を外に出すことで魔法が使えるようになります。では魔力を感じられたところでこれを液体のように広げて少しずつ動かして全身へ行き渡らせていきましょう。まず私が動かしますので、次からはご自分でできるように感覚を覚えておいて下さいね」
「ぅ、ひゃぁあ!」
マズっ、何か変な声出た。
だって俺の身体の内側を虫が這うような感覚があるんだもん。ぞわぞわしたその感覚は、最初はカーヴが手を置いていた部分だけだったのが、少しずつ他の場所に広がっていき身体を侵食していく。
「あうう……、ひぃん!」
これはあれだ。自慰行為の時の気持ちよさだ。その気持ちよさが全身に回っていって声が抑えきれない。何してくれてるんだよ、こいつ。
テオドール、何でさっきからずっと俺をガン見してるんだよ!!
「え……、ん、ちょっ、ダメ…………」
「いま、身体の中を魔力が巡っているのが分かりますか?」
カーヴの声がする。
俺は全身を侵されながら涙目でうんうんとうなずく。
「この魔力を外に出すことで魔法が発動します。男の子の場合、一番簡単なのが魔力をを精液と一緒に射精することです。一度出してしまえば後はいつでも、どこからでも魔法を出せるようになりますよ」
うええええ、現実でもBL展開はお約束で入るのかよ!
一番最初にカーヴの魔力を感じた所が、温かいというよりは熱くなっている。シーツの下ではクラウス君の息子さんが元気に勃起しているので、そこだけシーツがポコンと膨れ上がっている。
あれ……?クラウス君って今まだ九歳だよね。
クラウス君、もしかしてキミって精通ってまだ??
そこで俺はようやくカーヴが最初、クラウスの年齢を聞いて服を脱いだほうがいいと言ったワケを理解した。今からクラウス君は二人が見ている前で初体験させられるんだあぁぁ!!
うわ、ちょ、だからテオドールこっち見んなよ!
テオドールにこの部屋にいて欲しいとお願いしたのは自分だけど、その判断はあやまりだった。
このままじゃクラウス君の貞操がぁぁ。
ごめん、俺、クラウス君を守ってやれないや。
二人の見てる前で精通なんて、ほんっとに恥ずかしくて死にたくなるよな……。ごめんよぉ。でも俺、もう我慢の限界が近いんだよ。
「んっ、んっ、はっぁ、あ、あっ!」
あれ?何で今、テオドールは唾を飲み込んだの!?
カーヴは腹にしか触れてないのに、全身を手で触られてるみたいに感じる。ピリピリと魔力が色々な場所を大きく刺激して、刺激を受けるたびに身体がピクリと何度も痙攣した。むっちゃ気持ちいい。
途切れ途切れに聞こえるカーヴの話によると、広い魔力の通り道には魔力が通ったけど、毛細血管みたいな細い所にはまだ届いてなくて、その細い道を魔力が強引に入り込もうとしていて、その時に身体に刺激が走るんだそう。
身体に魔力が行き渡ったのかようやく痙攣が治まった。しかし今度は全身に行き渡った魔力がカーヴが手を触れている場所に一気に逆流していって、尿意が一気に来たような感覚に襲われる。
身体はカーヴに押さえられているせいなのか、なぜか全く動かせないので、俺は首だけを左右に振ってイヤイヤした。何が起こるのかカーヴは知っているのか、彼は俺に掛かっていたシーツをめくって下半身を露出させる。
ヤバい。出そう。トイレ、早くトイレ行かせて!!
「ああーー!!あっ、あっ、あっ、ああっ!あ、ああっあ!」
俺の身体が大きく後ろに海老反りに反ったあと、ドクドクと白濁した液が流れた。
二人に見守られて、クラウス君の精通は終わった。
「ふえぇぇん、俺、もうお嫁に行けない…………」
ついそんな言葉が口から出た。
クラウス君、ほんっとごめんなー。オジサン、君の貞操守れなかったよ。
でもマジで気持ちよかったです。
でもちょっと待て。クラウスはまだ九歳だぞ。このままだとこのゲーム、児童ポルノ禁止法とかいうのに抵触するんじゃねえの?あれって漫画やアニメは対象外だっけ?
そんなことをつらつら考えていたら、カーヴに声を掛けられた。
「今からクラウス様の身体の中にある魔力を魔法として外に出せるようにします。クラウス様は今九歳でしたよね……。でしたら多分汚れると思うので、せめて下は脱いだ方が宜しいかと」
をーい。上ならまだしも下かよ。
何する気だ!?
おまわりさーん、犯人はコイツです、コイツ!逮捕して下さいっ!!
冷たい眼を向けているテオドールと困惑している俺に気付いてカーヴが慌てて声をかけた。
「ああああ!違います!!いえ、もちろん見えないように布で隠していいですからっ!」
両手を前に出して振って、あわあわしてる美形魔術師団長様。
こんなのが団長でいいのかこの国は。
「えー、コホン。ではさっそく始めますのでクラウス様は寝台に寝てください。テオドール様は部屋から出て行って下さいね」
汗を拭き拭きしたあと、カーヴはキリッとした顔を作った。
今さら格好付けても遅いです。
「そんな訳にはいきません!私はクラウス様の執事であり護衛です。護衛はお側を離れることは出来ません」
カーヴと二人っきりになると何をされるか分からなくて怖いので、俺はテオドールにこのまま部屋にいてくれと頼んだ。しかしこの判断は間違いだったのだ……!!
現実はゲームとは違ってやり直しが出来ないんだ。
俺はけっきょく全部脱いで、シーツで身体をくるんで薄いマットだけ敷いた寝台に寝っ転がった。だって、男が下だけ脱いでたら、変態さんみたいじゃないか。
カーヴが手を伸ばしてきて布ごしに俺の臍の下あたりに手を置いた。多分丹田と呼ばれる所に、手を置いた、つもり、なん、だろう、けど…………。
触ってる!魔術師団長様、触ってるって少し!!俺の息子さんの付け根に少し触ってるって!!
これはそう、きっとシーツのせいで目測を誤っているんだ。うんうん、きっとそう。もう少し上を触るつもりだったんだ。
お願い、そーーうーーだーーとーー言ってーー!!
「ではクラウス様、今から少しだけ私の魔力を流します。感じられたら教えて下さい」
感じられたらって魔力をだよね?別の意味で感じてるよ。今は無理だ。だって俺の息子、少し触られてるんだもん!
「あの、カーヴ様。差し出がましいようですが、もう少し上なのでは?」
テオドールが僕の様子に気がついてカーヴに声を掛けた。
テオドール、グッジョブ!
一瞬で魔術師団長様の白い顔に朱が差した。
コイツってもしかして天然?天然なの??天才とバカは紙一重ってやつなの??
「ももももも申し訳ありません!!」
再びあわあわポーズを取る魔術師団長様。もう謝らなくてもいいからさー。早くやろうよ。この部屋に来てから全然魔法の発現の練習してないじゃん。
「カーヴ様、気にしてないですから早く始めましょう?」
俺は魔術師団長様に続きを促した。
再び。
寝っ転がった俺の丹田の辺りに今度はちゃんと場所を違えずにカーヴが手を置いた。
あれ?何か腹が温かくなってきた。
「先生!先生が手を置いている辺りが温かくなってきました!!」
この温かいものがカーヴの魔力か。温泉に入っているみたいに気持ちいい。
俺って今から本当に魔法が使えるようになるんだなぁ。
ーーこの時は気楽に考えていた。
「私の魔力を使って、クラウス様の魔力を外に放出するためのお手伝いをします。今、私の魔力とクラウス様の魔力を繋げました。私が手を置いている場所に何か塊のようなものがあるのが分かりますか?」
確かに身体の中に何か丸いものがあるような気がする。これが魔力なのか?
「はい。これがクラウス様の魔力の塊です。この塊を外に出すことで魔法が使えるようになります。では魔力を感じられたところでこれを液体のように広げて少しずつ動かして全身へ行き渡らせていきましょう。まず私が動かしますので、次からはご自分でできるように感覚を覚えておいて下さいね」
「ぅ、ひゃぁあ!」
マズっ、何か変な声出た。
だって俺の身体の内側を虫が這うような感覚があるんだもん。ぞわぞわしたその感覚は、最初はカーヴが手を置いていた部分だけだったのが、少しずつ他の場所に広がっていき身体を侵食していく。
「あうう……、ひぃん!」
これはあれだ。自慰行為の時の気持ちよさだ。その気持ちよさが全身に回っていって声が抑えきれない。何してくれてるんだよ、こいつ。
テオドール、何でさっきからずっと俺をガン見してるんだよ!!
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うええええ、現実でもBL展開はお約束で入るのかよ!
一番最初にカーヴの魔力を感じた所が、温かいというよりは熱くなっている。シーツの下ではクラウス君の息子さんが元気に勃起しているので、そこだけシーツがポコンと膨れ上がっている。
あれ……?クラウス君って今まだ九歳だよね。
クラウス君、もしかしてキミって精通ってまだ??
そこで俺はようやくカーヴが最初、クラウスの年齢を聞いて服を脱いだほうがいいと言ったワケを理解した。今からクラウス君は二人が見ている前で初体験させられるんだあぁぁ!!
うわ、ちょ、だからテオドールこっち見んなよ!
テオドールにこの部屋にいて欲しいとお願いしたのは自分だけど、その判断はあやまりだった。
このままじゃクラウス君の貞操がぁぁ。
ごめん、俺、クラウス君を守ってやれないや。
二人の見てる前で精通なんて、ほんっとに恥ずかしくて死にたくなるよな……。ごめんよぉ。でも俺、もう我慢の限界が近いんだよ。
「んっ、んっ、はっぁ、あ、あっ!」
あれ?何で今、テオドールは唾を飲み込んだの!?
カーヴは腹にしか触れてないのに、全身を手で触られてるみたいに感じる。ピリピリと魔力が色々な場所を大きく刺激して、刺激を受けるたびに身体がピクリと何度も痙攣した。むっちゃ気持ちいい。
途切れ途切れに聞こえるカーヴの話によると、広い魔力の通り道には魔力が通ったけど、毛細血管みたいな細い所にはまだ届いてなくて、その細い道を魔力が強引に入り込もうとしていて、その時に身体に刺激が走るんだそう。
身体に魔力が行き渡ったのかようやく痙攣が治まった。しかし今度は全身に行き渡った魔力がカーヴが手を触れている場所に一気に逆流していって、尿意が一気に来たような感覚に襲われる。
身体はカーヴに押さえられているせいなのか、なぜか全く動かせないので、俺は首だけを左右に振ってイヤイヤした。何が起こるのかカーヴは知っているのか、彼は俺に掛かっていたシーツをめくって下半身を露出させる。
ヤバい。出そう。トイレ、早くトイレ行かせて!!
「ああーー!!あっ、あっ、あっ、ああっ!あ、ああっあ!」
俺の身体が大きく後ろに海老反りに反ったあと、ドクドクと白濁した液が流れた。
二人に見守られて、クラウス君の精通は終わった。
「ふえぇぇん、俺、もうお嫁に行けない…………」
ついそんな言葉が口から出た。
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