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大精霊の代替わりとルークの秘密
1、サラマンダーと魔力譲渡※
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「なあ、ルーク。魔力を少し分けてくれ」
ルークは書斎の椅子に座って父親から任された仕事の書類を清書していた。不意にかけられた声に驚いて顔を上げると、燃えるような赤い髪をした巨躯の男がソファにふんぞり返って座っていた。薄い衣を纏っているため、芸術品のように均整が取れた筋肉が衣から透けて見えている。
この男性の姿形をとっている赤髪こそ火を司る精霊たちの王、サラマンダーだ。精霊神殿にある火の精霊像に驚くほど似通っているのはサラマンダーが人型をとるにあたり、それを模したためだ。
ルークは書類を最後まで書き終えると揃えてデスクの上に置き、羽根ペンの先をペン立てに置く。
「おかえりサラマンダー。いつエヴァーグリーン領から?」
「ついさっきだ。そんなことよりも早く魔力をよこせ」
書類の清書が終わるまで待たせたからか機嫌が悪そうだった。ルークはサラマンダーを宥めるためわざと穏やかに話しかける。
「はいはい。待ってくれてありがとうね。でもよかった、もうちょっと帰ってくるのが遅かったらサラマンダーは居残りになっていたところだったよ」
もう間もなく雪が溶け、王都への道も安全に通れるようになる。四月の入学式に間に合うように、最低でもあと一週間ほどしたら王都へ向かわなければならなかった。
ルークが立ち上がって部屋の隅に目線を送ると、音もなくヴォルフがデスクの上から書類を取り、一礼して部屋から出て行った。ルークがソファに座ると、サラマンダーはルークの腰を引き寄せて後頭部を掴み、まるで捕食するかのように性急に唇を合わせた。いつものようにルークが少しだけ口を開けるとぬるりと熱い舌が侵入してくる。
「………ン、……はっ、ぅ、」
舌を追い、絡め合わせ、お互いの魔力を混ぜて貪り合う。くちゅり、と水音が鳴るのを遠くで聞きながら、ルークは目を閉じてその奔流に溺れた。
これがいつものサラマンダーへの魔力譲渡。別にキスをする必要はないのだが、普通に魔力を手渡そうとするとサラマンダーの機嫌が悪くなる。さすがにこんなことをするのは四大精霊の中ではサラマンダー限定で、シルフたちにはちゃんと通常の方法ーー手を繋いで魔力を注ぎ込むーーをしている。
魔法を使うには、自分の魔力を対価に精霊と契約、加護を受ける必要がある。加護を受けてからは精霊の求めに応じて魔力を与える。この世界の魔法はほとんどが精霊から力を借りる精霊魔法で、『魔法』といえば精霊魔法を指す。
「んん………、はぁ………、ちゅ、むちゅっ、……ン、」
深いディープキスをしながらサラマンダーはルークをソファに優しく押し倒し、手をシャツの裾から侵入させ胸の突起を摘んだ。僅かに身体を震わすルークの両足の間に膝を入れ、動けないようにして上に乗しかかる。
「………ん、あっ!」
ルークが切なそうな声をあげる。サラマンダーにとってルークの魔力はまるで甘露のようだった。特に恍惚としている時の魔力が一番美味しい。だからサラマンダーはルークが快感以外を感じないように細心の注意を払う。ある時期が来るまでルークの心と身体を健康に保ち、穢れなく純潔に保つことが四大精霊たちの使命であるため、ルークと触れ合えるのは魔力譲渡のキスと軽く身体を弄る程度までとなっている。サラマンダーくらいしかルークに手を出さないのだが。
そしていずれはーーー
口いっぱいに溜まったルークの魔力を唾液と共に飲み込み、お互いの口から伸びている銀の橋を舐めたサラマンダーは、ルークと己の未来を想像してうっそりと笑った。
精霊はこの世界の森羅万象全てのものに宿っています。
精霊には格があり、精霊たちの中で一番高位なものは、全ての精霊たちを統べる王の中の王、大精霊であり、その存在はこの世界そのもの、神と同等だとも言われています。大精霊はこの世界が滅ばない限り存在し続け、数千年ごとの代替わりはありますが、死という概念はありません。
大精霊の下には光、闇、火、風、水、土といった自然界の法則、世界の構成要素である精霊王がおり、各々の精霊王が自分たちの眷属である下位精霊たちの取りまとめをしています。
この下位精霊は、『全』なる高位精霊とは違い、物質や場所などの『個』に宿ります。例えば、同じ種類の花でも根が違えば別々の精霊が宿ります。そしてその花が枯れてしまうと精霊も死んでしまいます。下位精霊には決まった名前がなく契約者が名付けますが、特別な存在である六大精霊の王には名が与えられています。それを『ネームド』と言います。名前は次の通りです。
光の精霊王、ルミナス
闇の精霊王、ケイオス
火の精霊王、サラマンダー
風の精霊王、シルフ
水の精霊王、ウンディーネ
土の精霊王、ノーム
過去に水の精霊王ウンディーネと王族の血を引く娘が契約をした、という話がありますが、どの文献にも記載はなく眉唾な話だと言われています。もし精霊王と契約しようとすると膨大な魔力量が必要となり、我々人間の持つ魔力量では到底賄えず、最悪魔力枯渇で死んでしまいます。よってエルフならともかく人間の身で精霊王との契約は不可能に近いのです。
適性に合わない精霊とも契約できますが、魔力の消費量が大きくなり、魔法の威力が弱くなってしまうため、魔法適性外の精霊契約はあまり推奨されません。また、契約できる精霊は通常、人間が持つ魔力量だと一体か二体が限度となっています。
契約する前によく考えて、必ず自分の魔力量と釣り合い、魔力適性に合った精霊と契約をしましょう。
「つまり、自分のみのたけにあった精霊さまとけいやくをしろってことなのね」
教科書を机の上に投げ出して椅子の上で背伸びをしたのはファルシオン辺境伯長女でルークの妹のヘレンだ。まだ六歳だが、兄ルークがある事情によりこの家を継ぐことができないため、ヘレンが将来婿を取ってこの家を継ぐことになっている。そのためこうして勉強に精を出しているといった次第だ。
「ねえねえ、お母さま。このウンディーネさまとけいやくしたって言われている人って……」
「ああ、ファルシオン家のご先祖さまのことね。ファルシオン辺境伯家に降嫁された我が国の第三王女殿下がお産みになられた女児がウンディーネ様と契約をしたって、この家にだけ口伝されているわ。だからファルシオン家の人間は代々、水の精霊様との親和性が高くて、水精霊と契約を繰り返してきたのよ。この話しは身内以外には内緒ね」
ヘレンも水精霊の加護を既に受けている。通常、契約はある程度年齢を重ねてからするけれど、ヘレンには母のお腹の中にいる時から寄り添っていた高位の水精霊がおり、生まれた時には既に精霊契約が結ばれていたという規格外だった。さすがルークの妹だと周りに言われるたびヘレンは鼻高々になる。ヘレンは兄のこと尊敬しているし、兄のことが大好きなのだ。
ルークは書斎の椅子に座って父親から任された仕事の書類を清書していた。不意にかけられた声に驚いて顔を上げると、燃えるような赤い髪をした巨躯の男がソファにふんぞり返って座っていた。薄い衣を纏っているため、芸術品のように均整が取れた筋肉が衣から透けて見えている。
この男性の姿形をとっている赤髪こそ火を司る精霊たちの王、サラマンダーだ。精霊神殿にある火の精霊像に驚くほど似通っているのはサラマンダーが人型をとるにあたり、それを模したためだ。
ルークは書類を最後まで書き終えると揃えてデスクの上に置き、羽根ペンの先をペン立てに置く。
「おかえりサラマンダー。いつエヴァーグリーン領から?」
「ついさっきだ。そんなことよりも早く魔力をよこせ」
書類の清書が終わるまで待たせたからか機嫌が悪そうだった。ルークはサラマンダーを宥めるためわざと穏やかに話しかける。
「はいはい。待ってくれてありがとうね。でもよかった、もうちょっと帰ってくるのが遅かったらサラマンダーは居残りになっていたところだったよ」
もう間もなく雪が溶け、王都への道も安全に通れるようになる。四月の入学式に間に合うように、最低でもあと一週間ほどしたら王都へ向かわなければならなかった。
ルークが立ち上がって部屋の隅に目線を送ると、音もなくヴォルフがデスクの上から書類を取り、一礼して部屋から出て行った。ルークがソファに座ると、サラマンダーはルークの腰を引き寄せて後頭部を掴み、まるで捕食するかのように性急に唇を合わせた。いつものようにルークが少しだけ口を開けるとぬるりと熱い舌が侵入してくる。
「………ン、……はっ、ぅ、」
舌を追い、絡め合わせ、お互いの魔力を混ぜて貪り合う。くちゅり、と水音が鳴るのを遠くで聞きながら、ルークは目を閉じてその奔流に溺れた。
これがいつものサラマンダーへの魔力譲渡。別にキスをする必要はないのだが、普通に魔力を手渡そうとするとサラマンダーの機嫌が悪くなる。さすがにこんなことをするのは四大精霊の中ではサラマンダー限定で、シルフたちにはちゃんと通常の方法ーー手を繋いで魔力を注ぎ込むーーをしている。
魔法を使うには、自分の魔力を対価に精霊と契約、加護を受ける必要がある。加護を受けてからは精霊の求めに応じて魔力を与える。この世界の魔法はほとんどが精霊から力を借りる精霊魔法で、『魔法』といえば精霊魔法を指す。
「んん………、はぁ………、ちゅ、むちゅっ、……ン、」
深いディープキスをしながらサラマンダーはルークをソファに優しく押し倒し、手をシャツの裾から侵入させ胸の突起を摘んだ。僅かに身体を震わすルークの両足の間に膝を入れ、動けないようにして上に乗しかかる。
「………ん、あっ!」
ルークが切なそうな声をあげる。サラマンダーにとってルークの魔力はまるで甘露のようだった。特に恍惚としている時の魔力が一番美味しい。だからサラマンダーはルークが快感以外を感じないように細心の注意を払う。ある時期が来るまでルークの心と身体を健康に保ち、穢れなく純潔に保つことが四大精霊たちの使命であるため、ルークと触れ合えるのは魔力譲渡のキスと軽く身体を弄る程度までとなっている。サラマンダーくらいしかルークに手を出さないのだが。
そしていずれはーーー
口いっぱいに溜まったルークの魔力を唾液と共に飲み込み、お互いの口から伸びている銀の橋を舐めたサラマンダーは、ルークと己の未来を想像してうっそりと笑った。
精霊はこの世界の森羅万象全てのものに宿っています。
精霊には格があり、精霊たちの中で一番高位なものは、全ての精霊たちを統べる王の中の王、大精霊であり、その存在はこの世界そのもの、神と同等だとも言われています。大精霊はこの世界が滅ばない限り存在し続け、数千年ごとの代替わりはありますが、死という概念はありません。
大精霊の下には光、闇、火、風、水、土といった自然界の法則、世界の構成要素である精霊王がおり、各々の精霊王が自分たちの眷属である下位精霊たちの取りまとめをしています。
この下位精霊は、『全』なる高位精霊とは違い、物質や場所などの『個』に宿ります。例えば、同じ種類の花でも根が違えば別々の精霊が宿ります。そしてその花が枯れてしまうと精霊も死んでしまいます。下位精霊には決まった名前がなく契約者が名付けますが、特別な存在である六大精霊の王には名が与えられています。それを『ネームド』と言います。名前は次の通りです。
光の精霊王、ルミナス
闇の精霊王、ケイオス
火の精霊王、サラマンダー
風の精霊王、シルフ
水の精霊王、ウンディーネ
土の精霊王、ノーム
過去に水の精霊王ウンディーネと王族の血を引く娘が契約をした、という話がありますが、どの文献にも記載はなく眉唾な話だと言われています。もし精霊王と契約しようとすると膨大な魔力量が必要となり、我々人間の持つ魔力量では到底賄えず、最悪魔力枯渇で死んでしまいます。よってエルフならともかく人間の身で精霊王との契約は不可能に近いのです。
適性に合わない精霊とも契約できますが、魔力の消費量が大きくなり、魔法の威力が弱くなってしまうため、魔法適性外の精霊契約はあまり推奨されません。また、契約できる精霊は通常、人間が持つ魔力量だと一体か二体が限度となっています。
契約する前によく考えて、必ず自分の魔力量と釣り合い、魔力適性に合った精霊と契約をしましょう。
「つまり、自分のみのたけにあった精霊さまとけいやくをしろってことなのね」
教科書を机の上に投げ出して椅子の上で背伸びをしたのはファルシオン辺境伯長女でルークの妹のヘレンだ。まだ六歳だが、兄ルークがある事情によりこの家を継ぐことができないため、ヘレンが将来婿を取ってこの家を継ぐことになっている。そのためこうして勉強に精を出しているといった次第だ。
「ねえねえ、お母さま。このウンディーネさまとけいやくしたって言われている人って……」
「ああ、ファルシオン家のご先祖さまのことね。ファルシオン辺境伯家に降嫁された我が国の第三王女殿下がお産みになられた女児がウンディーネ様と契約をしたって、この家にだけ口伝されているわ。だからファルシオン家の人間は代々、水の精霊様との親和性が高くて、水精霊と契約を繰り返してきたのよ。この話しは身内以外には内緒ね」
ヘレンも水精霊の加護を既に受けている。通常、契約はある程度年齢を重ねてからするけれど、ヘレンには母のお腹の中にいる時から寄り添っていた高位の水精霊がおり、生まれた時には既に精霊契約が結ばれていたという規格外だった。さすがルークの妹だと周りに言われるたびヘレンは鼻高々になる。ヘレンは兄のこと尊敬しているし、兄のことが大好きなのだ。
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