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兄
加虐嗜好者
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今日はアルバイトが休みの日、つまり男とホテルに行く日だ。
いつも通り電車のホームで待ち合わせしていると、男の横に別の男がいることに気づいた。
髪は金髪に染めており、男とは派手でチャラチャラしている印象だった。
金髪の男は俺に気づくなり、一気に距離を縮めると、俺の顎を右手で軽く持ち上げた。
まさか人目のある場所でこんなことをされるとは思ってもなかったので、俺は息を呑んだ。
「なるほどな。写真で見るよりもなかなか良い面してんな。」
そう言うと金髪の男が、今度は右手で頬に触れていたので、思わず払い除けた。
「何だよ…。つれない奴だな。」
こいつが、前に男が言っていた仲間だろうか。
だが、こんな奴が来るなんて聞いておらず、俺は嫌悪感を露わにした。
「ごめんね。急に彼も来ることになったんだ。」
男は手を合わせて謝ってきたが、どこかニヤついていた。
一体こいつらが何を企んでいるか分からず、不安を抱きながらも、ホームに電車が来たため、そのまま乗り込んだ。
電車に乗ってすぐに、俺はいつものように壁際まで連れていかれた。
すると金髪の男が、いきなり俺の背中を壁に押し付けながら、唇を割ってきた。
舌を絡められて口内を犯され、俺はたまらず両手で金髪の男を押しのけようとした。
だが金髪の男はびくともせず、逆に金髪の男の右手によって、俺は両手を拘束されてしまった。
そして空いている左手が、襟元から中へと侵入してくる。
「んん──ッ!んっ…んんっ……。」
まだ勃っていない乳首を執拗に責められ、俺は羞恥に駆られてた。
だが快楽に慣らされた身体は、すぐに反応し、思わず声が漏れた。
乳首だけではなく、まだ触れられてもいないものまで勃ち始めたところで、不意に金髪の男が行為をやめた。
「やっば。すげーエロいじゃんこいつ。これだけでもう目がトロンとしてんじゃん。」
金髪の男は、男へ目をやると、ニヤリと笑った。
「時間をかけてゆっくりと調教したからね。僕の自信作さ。」
まるで物みたいな言い方に、俺は腹が立ち、目の前にいる金髪の男の足を蹴りつけた。
「───ッ!っ……いってえな、このクソガキが!!」
激怒した金髪の男が、左手で俺の首を絞め出した、
「うっ……あ…っ………ぐ…っ……!」
抵抗しようにも未だに両手を拘束されているので、一方的にされるがままになってしまう。
意識が朦朧とし始めた頃、不意に左手が離された。
「ごほっ……はあ…はあ…はあ……。」
力が抜けてその場に崩れ落ちながら、必死に空気を取り入れた。
呼吸を整えながら顔を上げると、金髪の男の腕を掴んでいる男の姿が見えた。
「もうそのくらいにしておきなよ。これ以上やると警察沙汰になるかもしれないからね。」
男の説得に、金髪の男は不満げだったが、すぐに不気味な笑みを浮かべた。
「……そうだな。お楽しみは後に取っておくとするか。」
お楽しみとは、まさか俺を痛めつけるつもりなのだろうか。
そう思うと、今までとは違う恐怖に襲われ、身体の震えが止まらなかった。
いつも通り電車のホームで待ち合わせしていると、男の横に別の男がいることに気づいた。
髪は金髪に染めており、男とは派手でチャラチャラしている印象だった。
金髪の男は俺に気づくなり、一気に距離を縮めると、俺の顎を右手で軽く持ち上げた。
まさか人目のある場所でこんなことをされるとは思ってもなかったので、俺は息を呑んだ。
「なるほどな。写真で見るよりもなかなか良い面してんな。」
そう言うと金髪の男が、今度は右手で頬に触れていたので、思わず払い除けた。
「何だよ…。つれない奴だな。」
こいつが、前に男が言っていた仲間だろうか。
だが、こんな奴が来るなんて聞いておらず、俺は嫌悪感を露わにした。
「ごめんね。急に彼も来ることになったんだ。」
男は手を合わせて謝ってきたが、どこかニヤついていた。
一体こいつらが何を企んでいるか分からず、不安を抱きながらも、ホームに電車が来たため、そのまま乗り込んだ。
電車に乗ってすぐに、俺はいつものように壁際まで連れていかれた。
すると金髪の男が、いきなり俺の背中を壁に押し付けながら、唇を割ってきた。
舌を絡められて口内を犯され、俺はたまらず両手で金髪の男を押しのけようとした。
だが金髪の男はびくともせず、逆に金髪の男の右手によって、俺は両手を拘束されてしまった。
そして空いている左手が、襟元から中へと侵入してくる。
「んん──ッ!んっ…んんっ……。」
まだ勃っていない乳首を執拗に責められ、俺は羞恥に駆られてた。
だが快楽に慣らされた身体は、すぐに反応し、思わず声が漏れた。
乳首だけではなく、まだ触れられてもいないものまで勃ち始めたところで、不意に金髪の男が行為をやめた。
「やっば。すげーエロいじゃんこいつ。これだけでもう目がトロンとしてんじゃん。」
金髪の男は、男へ目をやると、ニヤリと笑った。
「時間をかけてゆっくりと調教したからね。僕の自信作さ。」
まるで物みたいな言い方に、俺は腹が立ち、目の前にいる金髪の男の足を蹴りつけた。
「───ッ!っ……いってえな、このクソガキが!!」
激怒した金髪の男が、左手で俺の首を絞め出した、
「うっ……あ…っ………ぐ…っ……!」
抵抗しようにも未だに両手を拘束されているので、一方的にされるがままになってしまう。
意識が朦朧とし始めた頃、不意に左手が離された。
「ごほっ……はあ…はあ…はあ……。」
力が抜けてその場に崩れ落ちながら、必死に空気を取り入れた。
呼吸を整えながら顔を上げると、金髪の男の腕を掴んでいる男の姿が見えた。
「もうそのくらいにしておきなよ。これ以上やると警察沙汰になるかもしれないからね。」
男の説得に、金髪の男は不満げだったが、すぐに不気味な笑みを浮かべた。
「……そうだな。お楽しみは後に取っておくとするか。」
お楽しみとは、まさか俺を痛めつけるつもりなのだろうか。
そう思うと、今までとは違う恐怖に襲われ、身体の震えが止まらなかった。
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