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第2章 マコ巫女になる
チートにしてもらいました
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子供達を寝かしつけ自分の部屋に入ると、私は女神にコンタクトを取る事にした。
「女神様?いらっしゃいます?」
思念みたいなので女神様に呼びかけてみる。
そんな簡単に呼び出せるの?とか自分自身で半信半疑な状態でやってみたのに、女神様はすんなりと現れてくれた。と言っても、光の塊みたいな状態なんだけどね。
『いるわよ、マコ。どうしたの?』
と聞かれ、
「ねぇ、女神様。私、魔法が使えるのよね?」
『そうよ。しかも魔法って言っても【聖魔法】が使えるわ。』
「聖魔法っていったらアレでしょう?怪我や病気を治す治癒魔法、体力回復の回復魔法、癒し魔法がそれよね?あ!あとは結界張るとか、失ったものを再生するとかの魔法よね?」
『そうね。主にはそれになるわね。』
「そか。ところで、この正魔法って、人間だけじゃなくて動植物にも使えるの?」
『勿論よ。生きとし生けるものであれば大丈夫よ。』
「そか、分かった。んで、それを発動するにはどうしたらいいわけ?呪文とかあるの?」
『あるわよ。』
そう言って女神は【聖女の為の魔法入門】という巫山戯たタイトルの本を3冊出してきた。
まぁ何も無い空間からいきなりにゅっと本が出てきたからびっくりしたけど…。
『呪文じゃなくて詠唱って言うのよ。これ読んでやってみてね。魔法を展開する魔法陣の為の詠唱が全て載ってるから。あ!あと、単純な生活魔法も使える様にしとくわね。これは詠唱が無くても、念じただけで使えるから試してみてね。』
「生活魔法て何?」
『生活に必要な火とか水とか風とか使えるのよ。』
「そうなんだ。分かった。ありがと、女神様。」
『あ。それから例のあの子の事なんだけど。あの子…転生希望者だったらしくてね。其れを知った別の女神が勝手に召喚しちゃったんだって。一応聖女になってこの世界に来たかったらしいから、少しだけど聖魔法をあの子に与えたらしいのよ。』
「ふぅん、そうなんだ。まぁいいよ。私には関係ないしね。あのンコ王子と魔獣討伐とかして、勝手に仲良くやってくれたらいいし?」
『貴女、結構毒吐くわね。』
「当たり前じゃない。あんな仕打ちされて、頭来ない人いると思う?全く!ゲームじゃすっごい好青年キャラだったのに、実は残念キャラとかマジで無いから。」
『う~ん。貴女達にとっては此処はゲームの生活なのかもしれないわね。でもね?この世界はちゃんとあって、人々はここで生まれて、ここで生活をしているの。だからマコには、それを忘れないで欲しいわ。』
「そうなんだね。了解。取り敢えず、今の私はここの修道院の子供達を守る事にするって決めたの。その為に必要な力が私にあるのかを、女神様に確認とっておきたかったんだ。魔獣がどうのっていうのは、また別に考える事にするね。」
『そうなのね。分かったわ。』
女神様はそう言いながら、ポンッと綺麗な瑠璃色に輝くブローチを出し、私の胸元に付けてくれた。
(手指が見えない所を見ると、どうやら魔法で付けたのね。)
『貴女は私の愛し子。困った時は何時でもコレで呼んでね。』
と言うと、それに反応してブローチが輝く。
「ありがと女神様。そん時は宜しくね。」
そう私が言うと、女神様(光の塊)は一瞬輝きを大きくしてからフッと居なく(消えてなく)なりました。
さてと。明日から魔法の練習して、Lv上げでもやってこかな。
で、この街の人達ともコミュニケーションとって、この修道院てか孤児院の子供達の生活向上を目指すのよ。
「よ~し!!頑張るぞ~。」
私はそう言ってかったいベッドに潜り込んだのだった。
「女神様?いらっしゃいます?」
思念みたいなので女神様に呼びかけてみる。
そんな簡単に呼び出せるの?とか自分自身で半信半疑な状態でやってみたのに、女神様はすんなりと現れてくれた。と言っても、光の塊みたいな状態なんだけどね。
『いるわよ、マコ。どうしたの?』
と聞かれ、
「ねぇ、女神様。私、魔法が使えるのよね?」
『そうよ。しかも魔法って言っても【聖魔法】が使えるわ。』
「聖魔法っていったらアレでしょう?怪我や病気を治す治癒魔法、体力回復の回復魔法、癒し魔法がそれよね?あ!あとは結界張るとか、失ったものを再生するとかの魔法よね?」
『そうね。主にはそれになるわね。』
「そか。ところで、この正魔法って、人間だけじゃなくて動植物にも使えるの?」
『勿論よ。生きとし生けるものであれば大丈夫よ。』
「そか、分かった。んで、それを発動するにはどうしたらいいわけ?呪文とかあるの?」
『あるわよ。』
そう言って女神は【聖女の為の魔法入門】という巫山戯たタイトルの本を3冊出してきた。
まぁ何も無い空間からいきなりにゅっと本が出てきたからびっくりしたけど…。
『呪文じゃなくて詠唱って言うのよ。これ読んでやってみてね。魔法を展開する魔法陣の為の詠唱が全て載ってるから。あ!あと、単純な生活魔法も使える様にしとくわね。これは詠唱が無くても、念じただけで使えるから試してみてね。』
「生活魔法て何?」
『生活に必要な火とか水とか風とか使えるのよ。』
「そうなんだ。分かった。ありがと、女神様。」
『あ。それから例のあの子の事なんだけど。あの子…転生希望者だったらしくてね。其れを知った別の女神が勝手に召喚しちゃったんだって。一応聖女になってこの世界に来たかったらしいから、少しだけど聖魔法をあの子に与えたらしいのよ。』
「ふぅん、そうなんだ。まぁいいよ。私には関係ないしね。あのンコ王子と魔獣討伐とかして、勝手に仲良くやってくれたらいいし?」
『貴女、結構毒吐くわね。』
「当たり前じゃない。あんな仕打ちされて、頭来ない人いると思う?全く!ゲームじゃすっごい好青年キャラだったのに、実は残念キャラとかマジで無いから。」
『う~ん。貴女達にとっては此処はゲームの生活なのかもしれないわね。でもね?この世界はちゃんとあって、人々はここで生まれて、ここで生活をしているの。だからマコには、それを忘れないで欲しいわ。』
「そうなんだね。了解。取り敢えず、今の私はここの修道院の子供達を守る事にするって決めたの。その為に必要な力が私にあるのかを、女神様に確認とっておきたかったんだ。魔獣がどうのっていうのは、また別に考える事にするね。」
『そうなのね。分かったわ。』
女神様はそう言いながら、ポンッと綺麗な瑠璃色に輝くブローチを出し、私の胸元に付けてくれた。
(手指が見えない所を見ると、どうやら魔法で付けたのね。)
『貴女は私の愛し子。困った時は何時でもコレで呼んでね。』
と言うと、それに反応してブローチが輝く。
「ありがと女神様。そん時は宜しくね。」
そう私が言うと、女神様(光の塊)は一瞬輝きを大きくしてからフッと居なく(消えてなく)なりました。
さてと。明日から魔法の練習して、Lv上げでもやってこかな。
で、この街の人達ともコミュニケーションとって、この修道院てか孤児院の子供達の生活向上を目指すのよ。
「よ~し!!頑張るぞ~。」
私はそう言ってかったいベッドに潜り込んだのだった。
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※箱入り娘な主人公と娘溺愛過保護な父親コンビのとある日のお話。
追記(2021/10/7)
お茶会の後を追加します。
更に追記(2022/3/9)
連載として再開します。
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