聲は琵琶の音の如く〜川路利良仄聞手記〜
日本警察の父・川路利良が描き夢見た黎明とは。
下級武士から身を立てた川路利良の半生を、側で見つめた親友が残した手記をなぞり描く、時代小説(フィクションです)。
薩摩の志士達、そして現代に受け継がれる〝生魂(いっだましい)〟に触れてみられませんか?
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(主な登場人物・登場順)
□印は、要チェックです(´∀`*)
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□奥平信昌(おくだいらのぶまさ)︰亀の夫。
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□芦名小太郎(あしなこたろう)︰謎の居候。
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