殿下、わたくしのパンツ返してください

大好きな婚約者である王太子イルンと、近頃噂がたっていた男爵令嬢が草むらで顔を近づける姿を目撃してしまったルティは、次の日にイルンの元へと乗り込んで、愛し合っているのならば婚約解消も仕方ないと告げようと思い至る。感情が抑えられず泣いてしまうルティにイルンは優しくハンカチを取り出…ハンカチと一緒にルティが探していたそれがパサリと床に落ちた。「殿下、わたくしのパンツ返してください」とある国の変態王子と婚約者の一日。あなたは萌えるのか、突っ込むのか。頭を空っぽにしてご覧ください。
※この作品は2013年に個人サイトで掲載していたものを小説家になろうに掲載、アルファポリスに持ってきた作品です。
24h.ポイント 0pt
1
小説 192,207 位 / 192,207件 恋愛 57,271 位 / 57,271件

あなたにおすすめの小説

私立鳳凰学園 ~お兄ちゃんの秘密の溺愛~

藤 慶
恋愛
鳳 華南(おおとり かなん)15歳。 ずっと、1つ年上の義理のおにいちゃんに片思い中。 ママの再婚で、隣同士の子供部屋で暮らし始めて2年。 一目惚れだったおにいちゃんと同じ高校に入学する事になりました。 「あぁ、華南は僕の世界一だ。僕の妹になってくれてありがとう」 最初はお世辞かと思ったけど、おにいちゃんは本当にわたしの事を大事にしてくれる。 いつも、私に『好き』をくれる。 時々、『大好き』もくれる。 誕生日とか、クリスマスとかに。 でも、それはあくまでい・も・う・ととしてだけの事。 そんなのやだよ……。 私はおにいちゃんが好き。 一人の男の人として。 頭が良くて、背が高くて、優しくて。 女性みたいに綺麗な顔だけど、真剣な時にだけ見せる男らしい表情かツボにハマって、おにいちゃんにわたしはいつもドキドキしてしまう。 「華南は可愛いですね」 ありがとう。 大好き。 おにいちゃんは格好良くて、素敵だよ。 ワタシ史上一番だよ。 でも……。 「僕、華南の事が好き過ぎて……」 ごめん、意味わからない。 私が好き過ぎて、する行動じゃないよ。 私が寝ている隙に服を脱がせないで。 肩にキスマーク付けたりしないで。 いきなり、ファーストキスを奪わないで。 …………何より、お願い。 これだけは、言わせて。 「私のうさぎのぱんつの事は忘れて……ください」 ( ゚Д゚) マッタク、アンタ…ソリャネェヨ おにいちゃんは変態なの? どうしてだよ? 「お嫁に行けないなんて嘆く事はありません。華南は僕と結婚すれば。いいえ、いっそ僕としましょう、結こ……」 「暴走しないで、おにいちゃんっ!! 」

運命の相手が変態すぎてどうすればいいですか?

日之影ソラ
恋愛
この国で生まれた貴族の娘は、十八歳になると運命の相手を見つける儀式を受ける。大聖堂に集まり、透明な水晶に映し出される人物こそ、その人が生涯を共にする相手。 一度見てしまえば運命には抗えない。強制的に一緒にいることを義務付けられる。 「せめて普通の人でありますように……」 レイネシアも十八歳になり儀式を受けることになった。そして浮かび上がった人物を見て、周囲の人々はクスクスと笑う。 「あなたの相手は、アレクト殿下です」 「え……」 なんと運命の相手に選ばれたのは王子様だった。 でも、ただの王子様じゃない。 人間に一切興味がなく、動物しか愛せない変わり者――世間を騒がす『変態王子』。

〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。

藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった…… 結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。 ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。 愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。 *設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。 *全16話で完結になります。 *番外編、追加しました。

人魚姫は不幸にならない!〜私は泡になんてならないのよ!〜

ミクリ21
恋愛
人魚姫が幸せになる話。

ようこそお嫁様

えみ
恋愛
その世界は、女がほとんど生まれない。 過去に女をぞんざいに扱い続けた歴史があり、怒った神によって女が生まれにくくなったという。 人々は、数少ないを女を大切にすることで、種の存続を図ってきた。 そんな現状を憂いた魔道を究めし者は、ある時、自らの残りの命と引き換えに、異世界との間に穴を空けた。 それ以来、異世界との間に空いた穴は時々開き、女がこの世界にやってくるようになった。 あちらに行くことはできず、一方通行のその穴を通ってくる女。 女たちは決まって「孤独」に苦しんでいるという特徴を持っていた。 剣も魔法もある世界。 異世界からやってくる女性が、幸せになる短編集です。

旦那様、離縁の申し出承りますわ

ブラウン
恋愛
「すまない、私はクララと生涯を共に生きていきたい。離縁してくれ」 大富豪 伯爵令嬢のケイトリン。 領地が災害に遭い、若くして侯爵当主なったロイドを幼少の頃より思いを寄せていたケイトリン。ロイド様を助けるため、性急な結婚を敢行。その為、旦那様は平民の女性に癒しを求めてしまった。この国はルメニエール信仰。一夫一妻。婚姻前の男女の行為禁止、婚姻中の不貞行為禁止の厳しい規律がある。旦那様は平民の女性と結婚したいがため、ケイトリンンに離縁を申し出てきた。 旦那様を愛しているがため、旦那様の領地のために、身を粉にして働いてきたケイトリン。 その後、階段から足を踏み外し、前世の記憶を思い出した私。 離縁に応じましょう!未練なし!どうぞ愛する方と結婚し末永くお幸せに! *女性軽視の言葉が一部あります(すみません)

私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜

月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。 だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。 「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。 私は心を捨てたのに。 あなたはいきなり許しを乞うてきた。 そして優しくしてくるようになった。 ーー私が想いを捨てた後で。 どうして今更なのですかーー。 *この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

処理中です...