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親友の初恋セカンドストーリー
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10月になり、11月1日の体育祭に向けて、私たちは盛り上がっていた。私の3組と、次郎丸ちゃんの2組は同じ赤組だ。体操着姿の次郎丸ちゃんに、少しキュンとしながらも、8月のみっちゃんとの約束通り、みっちゃんと次郎丸ちゃんの恋を応援し続けていた。最初は、ぎこちなかった2人だが、次郎丸ちゃんの部活が無い日に私の家で勉強会などをして、仲を深めていた。
私、みっちゃん、次郎丸ちゃんと2組の山田太郎くんの4人は、体育祭実行委員として選出されていたので、放課後は一緒に体育祭準備をしている。
「花田。多恵子! そろそろ行くぞ」
放課後、次郎丸ちゃんと太郎くんが私たちの教室に迎えに来てくれ、一緒に準備教室である3年1組の教室へと向かう。
ちなみに、今回の体育祭のクラス分けとして赤組は、1年2組と3組、2年1組、3年1組の計4クラス。対する白組は、1年1組、2年2組、3年2組と3組の4クラスである。
「多恵子、今日の数学のノート見せてくれない?」
「次郎丸ちゃん、また授業きいてなかったの?! もう見せないわよ。今月何回目よ」
「ちぇ。じゃあ、花田見せて」
「オレも。オレも」
「いいy……。」
みっちゃんが了承する前に私は、みっちゃんの口を手でふさぎこう言った。
「こんな奴に見せてやることないよ」
「なんだよ。良いじゃんかよ。な。な?」
みっちゃんが、少しもがき始めたので私はみっちゃんの口から手を放した。
結局、みっちゃんは次郎丸ちゃんと太郎くんに教科書を見せてあげた。それにしても、みっちゃん次郎丸ちゃんのどこが良いのかしら。そりゃ、大人になって結婚したころの次郎丸ちゃんはカッコよかったけど、今はガキにしか見えない。
その2週間後体育祭は無事終わり、私たちの赤組が勝利をおさめた。
私、みっちゃん、次郎丸ちゃんと2組の山田太郎くんの4人は、体育祭実行委員として選出されていたので、放課後は一緒に体育祭準備をしている。
「花田。多恵子! そろそろ行くぞ」
放課後、次郎丸ちゃんと太郎くんが私たちの教室に迎えに来てくれ、一緒に準備教室である3年1組の教室へと向かう。
ちなみに、今回の体育祭のクラス分けとして赤組は、1年2組と3組、2年1組、3年1組の計4クラス。対する白組は、1年1組、2年2組、3年2組と3組の4クラスである。
「多恵子、今日の数学のノート見せてくれない?」
「次郎丸ちゃん、また授業きいてなかったの?! もう見せないわよ。今月何回目よ」
「ちぇ。じゃあ、花田見せて」
「オレも。オレも」
「いいy……。」
みっちゃんが了承する前に私は、みっちゃんの口を手でふさぎこう言った。
「こんな奴に見せてやることないよ」
「なんだよ。良いじゃんかよ。な。な?」
みっちゃんが、少しもがき始めたので私はみっちゃんの口から手を放した。
結局、みっちゃんは次郎丸ちゃんと太郎くんに教科書を見せてあげた。それにしても、みっちゃん次郎丸ちゃんのどこが良いのかしら。そりゃ、大人になって結婚したころの次郎丸ちゃんはカッコよかったけど、今はガキにしか見えない。
その2週間後体育祭は無事終わり、私たちの赤組が勝利をおさめた。
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