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冒険者編
宴は続く
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一日目、飲め飲め歌え歌えの大騒ぎ、ソウルは一日目で体力を使い果たしたようだ。
温泉ではないが、お風呂にも入れさせてもらった。
なかなかにいい風呂だった、檜風呂て、金持ちかよ。
そして二日目、今だ雨は止まず。
今日も朝からワイワイガヤガヤだ。
酒の影響で兵士さんたちとも仲良くなった。
「おう、ボウズ! 飲んでるか!」
「飲んでるよ……」
むしろお前らが飲みすぎな。
俺はアルコールにめっぽう強いから酔いつぶれることなんてないだろう。
これで淫魔法に耐性が付けば完璧なのになぁ。
「ふ、二日目はさすがにきついな」
「耐えろ、明日で終わりだ」
ソウルも昨日は酔いつぶれてたっけか。
ミントはお酒飲んじゃダメだ、マジで。
「気分が良くなってきたぞ! 酒だ! もっと酒を持ってこい!」
「しかし……」
「歯向かうな愚か者ぉ!! 今は楽しむのだ!」
おうおう、いいのかよそんなんで。
兵士さんもピース王の歓迎癖には困っているようで、みなやめてほしいと言っている。
が、噂が広まり、城まで入ってくる人がいなくなっていたようだ。
そこに俺たちが来たと、そりゃ歓迎するわ。
「久々の長い宴だ! ユウトよ、飲むがいい!」
「そういえば王様」
「む、なんだ?」
紫色のお酒を飲みながらピース王は首を傾げた。
こぼれるこぼれる。
「近々魔大陸で何かが起こるとマールボロ王が言っていましたよ」
「そうか……まぁ私たちが被害受けるなら潰すし、何も影響がないのならこちらからは手出しはせん」
「そうですか」
「どうしたおいおい~、女かぁ! 女が足りんのか!!」
「うっざ」
そんなことありませんよー。
おっと、本音と建前が逆になってしまった。
「そういえば数日前にイアが来たと思うんですけど」
「あぁ、そういえば兵士がそんな名前のやつについて話していたぞ。なんでも、大食い店で料理を食いあさっていったらしい。あと、男を勘違いさせて回っていたとかなんとか」
「何やってんだあいつ」
俺から見たらちんちくりんかもしれないが、普通の男から見たら魅力的なオーラが出ているのだろう。
何もしてなくても男は寄ってくる。
だがあいつの場合は遊んで終わる、ただ淫乱なだけである。
「ミント、大丈夫か?」
「うん、大丈夫大丈夫。雨、止まないね」
「……だな」
外を見ると、ポツポツと雨が降り続いていた。
昨日に比べれば弱まっているな、もうすぐ止みそうだ。
「雨が止んだら温泉入ろうね!」
「温泉ねぇ……どのくらい広いんだろ」
露天風呂というからには景色もいいのだろうか。
「む、お前たちは温泉目的に来たのか?」
「そうなりますね」
「明日には雨が止むだろう、夜に好きなだけ入るがいいさ」
「そうさせてもらいます」
入れるとしたら明日の夜か。
そこで入って、一泊して帰宅かな。
「ユウトー! こっちきて!」
「はいはいなんですか」
アイアスに呼ばれたのでそこまで小走りで移動する。
さぁて、何をして……アイアスが樽を使って腕相撲してらぁ。
え、なにやってんの、お前女だろ、勝てるわけないじゃん。
「この人強いんだけど」
指さす先には筋肉質で灰色の髪の毛の男。
ああ、リーダーっぽい人ね。
確か隊長だったはず。
「隊長さんじゃん、体格差って知ってるか?」
「この人が強すぎるだけだから!」
「おう、ボウズもやるのか」
「俺はボウズじゃねぇ」
言いながら樽に肘を乗せる。
強い、ねぇ。俺にその強さが通じるとでも?
手を絡めてお互いに握る、握力はまあまああるな。
「ミント、コール頼む」
「わ、わかった。すりーつーわん」
意識を腕に集中、強すぎず、かと言って弱すぎずだ。
ちょうど良く勝つくらいにすればお姫様を連れてきた人ってのに相応しくなれる、はず。
「GO!」
ギチギチと筋肉が締まる。
俺は余裕そうな顔をして手を真ん中あたりで停止させている。
隊長さんはひたすら倒そうと力を入れているようだ。
「なかなか強えじゃねぇか……」
「なになに、なにしてんの?」
ソウルが騒ぎを見て駆けつけてきたな。
こいつが腕相撲やってもまともに勝てないだろうよ。
「本気出していいですよ」
「へっ、ぬかせ!」
パァンと音が鳴ったかのように感じさせる筋肉のハリ、細かく汗が散る。
分度器で例えるなら30度のところで静止している。
負けるわけにもいかないので、反撃といこう。
「ぬぉ!?」
「耐えないと付いちゃいますよ」
これまた分度器で言うところの170度、あと少しで付くという場所を保っている。
これで周りには接戦に見えるだろう。
「まだだぁ!」
力が急に強く……腕が薄く光っている?
オーラか、このおっさんオーラ使えるのかよ。
一箇所に魔力を集中させることで己の限界を超える技だ。
いうなればリミッター解除だな、腕相撲でリミッター解除すんな。
「隊長がオーラを!」
「そんなに強いのか!?」
兵士たちがざわざわしてる、この人そんなに強いひとだったの?
「久々に腕相撲で本気になれそうだ」
「そうか、もう決着付けていいか?」
「なんだと?」
仕方ないので格の違いを見せつけることにした。
まずその灰色のオーラだけどな、腕だけって時点で普通のオーラなんだよ。
俺のオーラは違う、全身にオーラを纏う。
魔力消費が多いため、普段は使わないのだが、宴により魔力が溜まりに溜まっているため、ここらで放出するという作戦だ。
強いところを見せられてなおかつ魔力を消費できる、一石二鳥だな。
「はぁ……!」
血を巡らせろ、その流れに魔力を注げ……
第一段階……クリア
「なにぃ!?」
「そぉい!」
俺が樽に腕を思いっきり倒すと、隊長さんの身体が回転しながら宙に浮いた。
同時に樽を破壊、金具が外れ、ガチャンガチャンと音を立てて崩壊していった。
久々にオーラ使ったな、まぁここまでいくと魔力解放なんだが。
「隊長を倒したぞ!」
「今、全身が光ってなかったか?」
「見間違いじゃねぇの?」
見間違いじゃねぇです。
この技は使い方が難しいのだ、本当に強い敵を相手にした時に使う切り札なのだが、まずそんな相手に会わない。
今回使ったのは魔力消費が目的だ。
「ピース軍一の戦力を持つガウスを倒すとは、驚いたぞ」
「そんな強いひとでしたか」
「これは祝福せんとな! 飲むぞ!」
「あんた騒ぎたいだけだろ」
その後は、一晩中腕相撲の相手をさせられたのだった。
もちろん一瞬で倒して交代、倒して交代の繰り返しだ、全員分やるのは大変だったぞ。
途中にソウルも混じってたから端にある金具に向かって倒してやった。
明日はやっと温泉か、今日は酒を飲みすぎた、起きれるかな。
温泉ではないが、お風呂にも入れさせてもらった。
なかなかにいい風呂だった、檜風呂て、金持ちかよ。
そして二日目、今だ雨は止まず。
今日も朝からワイワイガヤガヤだ。
酒の影響で兵士さんたちとも仲良くなった。
「おう、ボウズ! 飲んでるか!」
「飲んでるよ……」
むしろお前らが飲みすぎな。
俺はアルコールにめっぽう強いから酔いつぶれることなんてないだろう。
これで淫魔法に耐性が付けば完璧なのになぁ。
「ふ、二日目はさすがにきついな」
「耐えろ、明日で終わりだ」
ソウルも昨日は酔いつぶれてたっけか。
ミントはお酒飲んじゃダメだ、マジで。
「気分が良くなってきたぞ! 酒だ! もっと酒を持ってこい!」
「しかし……」
「歯向かうな愚か者ぉ!! 今は楽しむのだ!」
おうおう、いいのかよそんなんで。
兵士さんもピース王の歓迎癖には困っているようで、みなやめてほしいと言っている。
が、噂が広まり、城まで入ってくる人がいなくなっていたようだ。
そこに俺たちが来たと、そりゃ歓迎するわ。
「久々の長い宴だ! ユウトよ、飲むがいい!」
「そういえば王様」
「む、なんだ?」
紫色のお酒を飲みながらピース王は首を傾げた。
こぼれるこぼれる。
「近々魔大陸で何かが起こるとマールボロ王が言っていましたよ」
「そうか……まぁ私たちが被害受けるなら潰すし、何も影響がないのならこちらからは手出しはせん」
「そうですか」
「どうしたおいおい~、女かぁ! 女が足りんのか!!」
「うっざ」
そんなことありませんよー。
おっと、本音と建前が逆になってしまった。
「そういえば数日前にイアが来たと思うんですけど」
「あぁ、そういえば兵士がそんな名前のやつについて話していたぞ。なんでも、大食い店で料理を食いあさっていったらしい。あと、男を勘違いさせて回っていたとかなんとか」
「何やってんだあいつ」
俺から見たらちんちくりんかもしれないが、普通の男から見たら魅力的なオーラが出ているのだろう。
何もしてなくても男は寄ってくる。
だがあいつの場合は遊んで終わる、ただ淫乱なだけである。
「ミント、大丈夫か?」
「うん、大丈夫大丈夫。雨、止まないね」
「……だな」
外を見ると、ポツポツと雨が降り続いていた。
昨日に比べれば弱まっているな、もうすぐ止みそうだ。
「雨が止んだら温泉入ろうね!」
「温泉ねぇ……どのくらい広いんだろ」
露天風呂というからには景色もいいのだろうか。
「む、お前たちは温泉目的に来たのか?」
「そうなりますね」
「明日には雨が止むだろう、夜に好きなだけ入るがいいさ」
「そうさせてもらいます」
入れるとしたら明日の夜か。
そこで入って、一泊して帰宅かな。
「ユウトー! こっちきて!」
「はいはいなんですか」
アイアスに呼ばれたのでそこまで小走りで移動する。
さぁて、何をして……アイアスが樽を使って腕相撲してらぁ。
え、なにやってんの、お前女だろ、勝てるわけないじゃん。
「この人強いんだけど」
指さす先には筋肉質で灰色の髪の毛の男。
ああ、リーダーっぽい人ね。
確か隊長だったはず。
「隊長さんじゃん、体格差って知ってるか?」
「この人が強すぎるだけだから!」
「おう、ボウズもやるのか」
「俺はボウズじゃねぇ」
言いながら樽に肘を乗せる。
強い、ねぇ。俺にその強さが通じるとでも?
手を絡めてお互いに握る、握力はまあまああるな。
「ミント、コール頼む」
「わ、わかった。すりーつーわん」
意識を腕に集中、強すぎず、かと言って弱すぎずだ。
ちょうど良く勝つくらいにすればお姫様を連れてきた人ってのに相応しくなれる、はず。
「GO!」
ギチギチと筋肉が締まる。
俺は余裕そうな顔をして手を真ん中あたりで停止させている。
隊長さんはひたすら倒そうと力を入れているようだ。
「なかなか強えじゃねぇか……」
「なになに、なにしてんの?」
ソウルが騒ぎを見て駆けつけてきたな。
こいつが腕相撲やってもまともに勝てないだろうよ。
「本気出していいですよ」
「へっ、ぬかせ!」
パァンと音が鳴ったかのように感じさせる筋肉のハリ、細かく汗が散る。
分度器で例えるなら30度のところで静止している。
負けるわけにもいかないので、反撃といこう。
「ぬぉ!?」
「耐えないと付いちゃいますよ」
これまた分度器で言うところの170度、あと少しで付くという場所を保っている。
これで周りには接戦に見えるだろう。
「まだだぁ!」
力が急に強く……腕が薄く光っている?
オーラか、このおっさんオーラ使えるのかよ。
一箇所に魔力を集中させることで己の限界を超える技だ。
いうなればリミッター解除だな、腕相撲でリミッター解除すんな。
「隊長がオーラを!」
「そんなに強いのか!?」
兵士たちがざわざわしてる、この人そんなに強いひとだったの?
「久々に腕相撲で本気になれそうだ」
「そうか、もう決着付けていいか?」
「なんだと?」
仕方ないので格の違いを見せつけることにした。
まずその灰色のオーラだけどな、腕だけって時点で普通のオーラなんだよ。
俺のオーラは違う、全身にオーラを纏う。
魔力消費が多いため、普段は使わないのだが、宴により魔力が溜まりに溜まっているため、ここらで放出するという作戦だ。
強いところを見せられてなおかつ魔力を消費できる、一石二鳥だな。
「はぁ……!」
血を巡らせろ、その流れに魔力を注げ……
第一段階……クリア
「なにぃ!?」
「そぉい!」
俺が樽に腕を思いっきり倒すと、隊長さんの身体が回転しながら宙に浮いた。
同時に樽を破壊、金具が外れ、ガチャンガチャンと音を立てて崩壊していった。
久々にオーラ使ったな、まぁここまでいくと魔力解放なんだが。
「隊長を倒したぞ!」
「今、全身が光ってなかったか?」
「見間違いじゃねぇの?」
見間違いじゃねぇです。
この技は使い方が難しいのだ、本当に強い敵を相手にした時に使う切り札なのだが、まずそんな相手に会わない。
今回使ったのは魔力消費が目的だ。
「ピース軍一の戦力を持つガウスを倒すとは、驚いたぞ」
「そんな強いひとでしたか」
「これは祝福せんとな! 飲むぞ!」
「あんた騒ぎたいだけだろ」
その後は、一晩中腕相撲の相手をさせられたのだった。
もちろん一瞬で倒して交代、倒して交代の繰り返しだ、全員分やるのは大変だったぞ。
途中にソウルも混じってたから端にある金具に向かって倒してやった。
明日はやっと温泉か、今日は酒を飲みすぎた、起きれるかな。
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