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第二章
集落
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一晩、次の街に泊まった俺達は徒歩でクリム火山に向かっている。
火山なだけあって、既に熱い。まだ植物は生えているのでいい方なのだろう。溶岩のすぐ近くまで行くと本当に死にかねない。
「なんで、徒歩なのさ……はぁ……はぁ……」
その辺に落ちていた『いい感じの木の棒』を杖にして歩くリュートがそう言った。
全員暑そうにしているが、それでもリュートは暑がりすぎだ。
「さっき言ってたろ、御者がここから先へは馬だと無理だって」
「それにしたって、あづい……あづいよ……」
「なんでここの一族なのに熱いのダメなんだよ」
「いやここで生活してないからね!? そんなの遺伝しないでしょ!」
「魔族は遺伝するんだがなぁ……単純な種族差か」
捕まえた魔族、もとい竜人族は寒さや暑さに耐性がある。人間でもそれを取得することはできるのだが、そういうスキルも消えちまったのかな。
魔族は生まれつきのスキルが多い。が、その生まれつきのスキルに頼る者が多いためスキルの開発はされていなかった。そこが人間が力を得た理由なのだが、魔法でも勝てるのだろうか。確かあっちには魔法文化がそれなりにあったはずだ。
「あーあ、お腹空いた。フォトちゃんクッキーある?」
「あ、すみません。もうこっちで食べちゃいました……」
「それなりに好きな味だったわ」
「ありがとうございますっ!」
「くそぅ!!」
リーナも女性陣に馴染めたようで、別の馬車でのお茶会に参加したらしい。ちなみに俺は小分けにしたクッキーをベストーハの街から出発するときに渡されていた。それをリュートが寝ている間に一人で食べた。
そう。俺が、一人で。
「おおっ、木の実がある! ちょっと食っていこうぜ!」
リュートが突然駆け出した先にあったのは、低い植物に実っている赤い実だった。
緑色の実も混じっていて、赤と緑が混ざっている実もある。赤が熟した実だな。
しかし見たことのない植物だ。毒があったらどうするつもりなんだこいつは。
「赤いのが熟した奴か。それよりさっさと集落に行って飯食った方がいいんじゃねぇの」
「いいのいいの。お腹空いてるんだし甘いの食べたいの。お前もどう?」
「いらん、先行くぞ」
既に女性陣は先に進んでいる。追いつけなくなる、ということはないだろうが遅れると余計に熱に苦しまされることになる。
「なんだよ。じゃあこれは全部僕のものだからね」
「知るかよ」
さっさと女性陣の元へ急ぐ。そこまで離れてなくてよかった。
食い意地が張ってるとあんなことになるんだなぁ。普段から食事は多めにとっておこうかな。
「リュートくんどったの?」
リュートを置いて戻ってきたためヴァリサさんからそう聞かれた。
フォトとリーナは暑そうにしているがヴァリサさんは全く動じていない。むしろ汗が出て艶めかしいから服着てくれないかな。
「なんか赤い実があってな。腹減ったから食うんだってさ」
簡潔に説明する。俺自身そこまで興味がないので詳しいことは言わない。
「赤い実? ああ、トウガラシだねそれは。毒はないけど」
「けど?」
「とてつもなく辛い」
背後から叫び声が聞こえた。
* * *
クリム火山の麓は溶岩の熱はあるものの、普通の山と同じ景色だ。
山頂を見れば溶岩がチラッと見えるので、もう少し登ったらまた景色も変わってくるんだろうな。
「遂に来ちゃったな……すぅーーーーーーーひぃ……」
「そんなに緊張するなよ」
「口が痛いだけですけど!?」
唇が真っ赤になったリュート。トウガラシという香辛料を直接食べてしまったことで腫れてしまったのだ。よく確認せずに一気食いするからだ馬鹿め。
村の入口までついた。簡単に中に入ることができたが、村人は全員よそ者である俺たちを避けているようだ。
「さーてどうするか。観光でもする?」
「いいわね。せっかくだし溶岩を近くで見てみたいわ」
それは危険だぞ……一応全員に熱から身を守るスキルを使っているのでしばらくは大丈夫だが。
「おっ、いいね観光」
「いやお前は挨拶に行って来いよ。俺たちだけで先に観光して来るから」
「なんでだよ!!! 一緒に来てよ!」
「元々お前一人の予定だっただろ……」
「よし決めた! すいませーん族長ってどこにいるんすか!」
相変わらず考えなしに突っ込むリュートは通りかかった村人に話しかけた。勇気あるな。
「何者だ貴様ら」
「族長にこれを渡しに来たんですよ」
リュートが荷物を見せた瞬間、村人の目が変わった。
荷物を見ただけであの反応……? 何に反応したんだ? 周囲を確認してみる、村中に同じ模様の旗が立っていた。なるほど、ここの民族の模様か。
「っ! ……ついてきな」
「はい。ほら行こうぜー」
流れで巻き込まれてしまった。またか、またなのか。
巻き込まれることには慣れているが、なんとも納得がいかない。しかしリュートの態度で俺達まで追い出されるのは困る。やれやれ、行ってやるか。
「一応俺はついていく。三人は買い物でもしててくれ」
「あたしも行こう。あたしの家もそれなりに名のある家系だからな、挨拶くらいはしておきたい」
「そうか。じゃあ二人はそこで待っててな。フォト、頼むな」
「はいっ! わたしがちゃんと守ります!」
「ふんっ」
何か危険があれば一般人よりもはるかに強いフォトが何とかしてくれるだろう。それに、魔獣が襲ってきた、なんてことになったら俺たちが向かうことだってできる。この村にいる限り安全なのだ。
「おーい早く来いって!」
「はあ」
またも巻き込まれたことにため息をつきながら、ヴァリサさんと共に族長の元へ向かった。
火山なだけあって、既に熱い。まだ植物は生えているのでいい方なのだろう。溶岩のすぐ近くまで行くと本当に死にかねない。
「なんで、徒歩なのさ……はぁ……はぁ……」
その辺に落ちていた『いい感じの木の棒』を杖にして歩くリュートがそう言った。
全員暑そうにしているが、それでもリュートは暑がりすぎだ。
「さっき言ってたろ、御者がここから先へは馬だと無理だって」
「それにしたって、あづい……あづいよ……」
「なんでここの一族なのに熱いのダメなんだよ」
「いやここで生活してないからね!? そんなの遺伝しないでしょ!」
「魔族は遺伝するんだがなぁ……単純な種族差か」
捕まえた魔族、もとい竜人族は寒さや暑さに耐性がある。人間でもそれを取得することはできるのだが、そういうスキルも消えちまったのかな。
魔族は生まれつきのスキルが多い。が、その生まれつきのスキルに頼る者が多いためスキルの開発はされていなかった。そこが人間が力を得た理由なのだが、魔法でも勝てるのだろうか。確かあっちには魔法文化がそれなりにあったはずだ。
「あーあ、お腹空いた。フォトちゃんクッキーある?」
「あ、すみません。もうこっちで食べちゃいました……」
「それなりに好きな味だったわ」
「ありがとうございますっ!」
「くそぅ!!」
リーナも女性陣に馴染めたようで、別の馬車でのお茶会に参加したらしい。ちなみに俺は小分けにしたクッキーをベストーハの街から出発するときに渡されていた。それをリュートが寝ている間に一人で食べた。
そう。俺が、一人で。
「おおっ、木の実がある! ちょっと食っていこうぜ!」
リュートが突然駆け出した先にあったのは、低い植物に実っている赤い実だった。
緑色の実も混じっていて、赤と緑が混ざっている実もある。赤が熟した実だな。
しかし見たことのない植物だ。毒があったらどうするつもりなんだこいつは。
「赤いのが熟した奴か。それよりさっさと集落に行って飯食った方がいいんじゃねぇの」
「いいのいいの。お腹空いてるんだし甘いの食べたいの。お前もどう?」
「いらん、先行くぞ」
既に女性陣は先に進んでいる。追いつけなくなる、ということはないだろうが遅れると余計に熱に苦しまされることになる。
「なんだよ。じゃあこれは全部僕のものだからね」
「知るかよ」
さっさと女性陣の元へ急ぐ。そこまで離れてなくてよかった。
食い意地が張ってるとあんなことになるんだなぁ。普段から食事は多めにとっておこうかな。
「リュートくんどったの?」
リュートを置いて戻ってきたためヴァリサさんからそう聞かれた。
フォトとリーナは暑そうにしているがヴァリサさんは全く動じていない。むしろ汗が出て艶めかしいから服着てくれないかな。
「なんか赤い実があってな。腹減ったから食うんだってさ」
簡潔に説明する。俺自身そこまで興味がないので詳しいことは言わない。
「赤い実? ああ、トウガラシだねそれは。毒はないけど」
「けど?」
「とてつもなく辛い」
背後から叫び声が聞こえた。
* * *
クリム火山の麓は溶岩の熱はあるものの、普通の山と同じ景色だ。
山頂を見れば溶岩がチラッと見えるので、もう少し登ったらまた景色も変わってくるんだろうな。
「遂に来ちゃったな……すぅーーーーーーーひぃ……」
「そんなに緊張するなよ」
「口が痛いだけですけど!?」
唇が真っ赤になったリュート。トウガラシという香辛料を直接食べてしまったことで腫れてしまったのだ。よく確認せずに一気食いするからだ馬鹿め。
村の入口までついた。簡単に中に入ることができたが、村人は全員よそ者である俺たちを避けているようだ。
「さーてどうするか。観光でもする?」
「いいわね。せっかくだし溶岩を近くで見てみたいわ」
それは危険だぞ……一応全員に熱から身を守るスキルを使っているのでしばらくは大丈夫だが。
「おっ、いいね観光」
「いやお前は挨拶に行って来いよ。俺たちだけで先に観光して来るから」
「なんでだよ!!! 一緒に来てよ!」
「元々お前一人の予定だっただろ……」
「よし決めた! すいませーん族長ってどこにいるんすか!」
相変わらず考えなしに突っ込むリュートは通りかかった村人に話しかけた。勇気あるな。
「何者だ貴様ら」
「族長にこれを渡しに来たんですよ」
リュートが荷物を見せた瞬間、村人の目が変わった。
荷物を見ただけであの反応……? 何に反応したんだ? 周囲を確認してみる、村中に同じ模様の旗が立っていた。なるほど、ここの民族の模様か。
「っ! ……ついてきな」
「はい。ほら行こうぜー」
流れで巻き込まれてしまった。またか、またなのか。
巻き込まれることには慣れているが、なんとも納得がいかない。しかしリュートの態度で俺達まで追い出されるのは困る。やれやれ、行ってやるか。
「一応俺はついていく。三人は買い物でもしててくれ」
「あたしも行こう。あたしの家もそれなりに名のある家系だからな、挨拶くらいはしておきたい」
「そうか。じゃあ二人はそこで待っててな。フォト、頼むな」
「はいっ! わたしがちゃんと守ります!」
「ふんっ」
何か危険があれば一般人よりもはるかに強いフォトが何とかしてくれるだろう。それに、魔獣が襲ってきた、なんてことになったら俺たちが向かうことだってできる。この村にいる限り安全なのだ。
「おーい早く来いって!」
「はあ」
またも巻き込まれたことにため息をつきながら、ヴァリサさんと共に族長の元へ向かった。
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