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1章 始まりの街
5話 再会
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「アヤネ? 待ったか?」
「ふへぇ?」
見た目と裏腹に可愛らしい声を上げると、アヤネとネームを付けたパンツスーツ姿のプレイヤーが、スケッチブックから顔を上げる。暫く見つめると、
「理沙ちゃん?」
「そうだ。久しぶりだね綾」
3週間ぶりに会った。LINEでやり取りはしていたが、ゲーム内とはいえこうして会うのは凄く嬉しい。
「理沙ちゃん!」
アヤネはスケッチブックを丁寧にインベントリへ仕舞うと、リサに抱き着いてきた。
「ごふっ…むぐうっ…」
リアルと違い、身長を低くしたリサが、アヤネの胸に顔を埋もれさせる。アヤネの身長は、綾の実際の身長より高く175㎝程あった。胸は…リアルのリサより大きくDカップ程ある。
「理沙ちゃん…会いたかったよ~」
アヤネの胸に顔を埋もれさせているリサは、傍から見ればどんな風に見えるか? 少し息苦しくなってきたので、ウッドゴーレムに威嚇を命じる。
「あいた!」
アヤネの頭を叩いてもらい、解放してもらう。ウッドゴーレムは叩いた時に地面に落ちたが、無事に着地していた。頭を撫でて見下ろしたアヤネを、ウッドゴーレムが手を挙げて威嚇していた。
「理沙ちゃん、この木の人形は何?」
「私が作ったゴーレムだ。後、理沙じゃなく、リサな」
「うん、リサちゃん」
同じ言い方なのだが…。再会を喜ぶアヤネはリサを見下ろす。
「リサちゃん、身長が低いね? どうして? リアルをモデルにしなかったの?」
「あ~、知り合いに会うのが嫌だからな。そういう、アヤネも見た目が違うだろ?」
今のアヤネは紺色のパンツスーツに身を包み、大人の女性というイメージだ。胸も大きく、髪型も黒髪セミロングにしている。装備アイテムなのか眼鏡をかけて、出来る女性というイメージだが、中身は綾そのままで子供っぽい。
「うん、リサちゃんに憧れていたから、大人の女性をイメージしてキャラを作ったの。……変かな?」
不安そうに見つめてくるが、リサは笑顔を見せて答える。
「話し方とのギャップはあるが、良いと思うぞ」
「そう、良かった!」
嬉しそうにするとリサの腕を掴む。その行動にウッドゴーレムが反応したが、
「スキンシップだ。手を出すな。肩に戻れ」
命じるとウッドゴーレムがジャンプして、リサの右肩へと戻る。
「凄い、俊敏に動くゴーレムだね?」
「ステータスが高いから? かな? 良く分からないけど」
リサは、ウッドゴーレムを右肩に乗せながら歩きだす。その後を、アヤネが手を繋いで歩く。ゲーム内なのに、本物の手と同じでアヤネの温もりを感じる。良く、リアルでも彼女の手を引いて歩いていた。
リアルでは、リサは保護者の様な感じで、綾は可愛らしい娘の様に思えた。今は逆で、アヤネが保護者で、リサが娘の立場に見える。
(いや、娘より姉妹の方がいいか?)
キャラ作成時に年齢の記入は無かった。実際に、年齢制限もなく、すんなりとゲームを起動できた。
「アヤネ、実年齢より大人びて見えるけど」
「うん、実年齢より、年齢は高い設定だよ」
そう言いながら、カードのような物を見せてくれた。
「これは、ギルドカードって言って、実際に見るステータスには表示されない設定を記す事が出来るんだよ」
アヤネが見せてくれたギルドカードは、ステータスポイントや、スキルポイントを操作するステータス画面の、レベル、能力値、スキル以外の事が書かれていた。追加で年齢と所属クラン、裏面にはクエストの達成数、モンスター討伐数、チャージギルが記されていた。
アヤネ
種族:人間
職業:イラストクリエイター
年齢:23
所属クラン:なし
クエスト達成数:2回
モンスター討伐数:127体
チャージギル:500000ギル
ギルドカードを見せてもらったリサは、改めてアヤネを見つめる。
「23歳?」
「うん、ギルドカードの発行の時に年齢を書かないといけないから、23歳って書いたの。実年齢を偽っているけど、キャラクターとしての年齢だからね」
「あ~実年齢を偽っても大丈夫なのか?」
「うん、年齢制限のあるフィールドや、タワーがあるみたいだけど、入る時は設定した実年齢が反映されるから、入れないみたい。だから、キャラとしての年齢でプレイしても、実年齢の影響は受けて、制限はかかるよ。実際、未成年にアルコールは提供できないらしい。この姿で購入しようとしたけど、無理だった」
そんな話を聞きながら、リサは歩みを止める。
「ギルドカード、便利そうだな」
「うん、インベントリからお金を出さなくても、ギルドカードにチャージしたら支払いが出来るよ」
その為のチャージギルらしい。そうなると、アヤネは50万ギルも所持している事になる。
「儲けてるんだな」
「うん、でも、私の職業って、出費が多いから…」
イラストクリエイターと言う名前からして、ゴーレムクリエイターみたいなMPを消費する仕様の職業だと想像できた。漫画を描いているアヤネに適性の職業だと思う。
「何となく想像出来るけど、紙に書いた絵を具現化させる? スキルを持つのか?」
「え? うん。良く分かったね」
言い当てられて驚いた様子だった。
「私もクリエイターの職業だから、安易に想像できた」
「そうなんだ。ゴーレムクリエイターって、凄いんだね。その肩のウッドゴーレムも、MPを消費して作ったんでしょ?」
リサは話していない自分の職業や、ウッドゴーレムがMPを消費して作られたと知られて驚愕な表情を見せる。
「なんで分かったんだ?」
「ええと…この眼鏡で見ると、見たい対象の情報が分かるの。ごめんね…黙ってて…」
申し訳なさそうに俯くアヤネにリサは溜息を吐く。
「別に良いさ、アヤネに見られても気にしない。でも、どうしたんだその眼鏡、それにその衣服も、普通じゃないだろ?」
「うん、専属になった編集者の人から貰ったの。ガチャで出て余っているからあげるって! その編集者は、TDO発売当時からの課金プレイヤーなんだよ」
それを聞きリサは、課金プレイヤーに嫉妬の感情を抱いてしまった。
「TDOを題材に漫画を描くのなら、プレイヤーの事を知らないといけない。だから、この眼鏡で、描きたい相手を見つけたら、こっそりと見て情報を得なさいって…」
「見るのは良いけど、気づかれない様にしろよ」
「うん、気を付ける。それにしても、リサちゃん、LV1なのに、ステータス値髙いね。スキルも豊富だし、羨ましいよ」
羨ましそうに見つめられる。
「アヤネの職業は、誰か就いていたのか?」
「え? うん。専属の編集者が同じ職業に就いてるよ。他にも、イラスト業界、漫画家業界のプレイヤーが就いているって聞くよ」
「そうか…初めてじゃないんだな。初めて就いた職業だとボーナスで、ステータスポイントとスキルポイントが500ずつ貰える」
それを聞き、アヤネは酷く悔しがった。
「うぅ…私も初めての職業に就きたかったよ…」
そう言いながら、2人は歩き出す。
「そういえば、ギルドカードはどこで発行するんだ?」
「ええと、初めてログインした時にいた建物があるでしょ? あの建物がギルドの裏側で、表に入り口があるんだよ」
言われて右上のマップを確認すると、スタート地点の場所が、冒険者ギルドと書かれていた。リサは、アヤネを連れて冒険者ギルドへと向かう。その道中、アヤネにギルドカード発行の流れを聞いた。
ギルドカードを持つのに相応しいプレイヤーか、面接があるらしい。いろいろ便利なギルドカードは、ギルドでのクエストを受ける時に使用する。アヤネ曰く、レベルアップ以外に、クエストの報酬で、ステータスポイントとスキルポイントが報酬で貰える。
その報酬を得るには、ギルドカードが必要で、プレイヤーとしてのモラルも確かめられる。プレイマナーの悪いプレイヤーにはギルドカードは発行されない。そして、ギルドカードを持つプレイヤーがマナー違反をすると、カードが没収される。
カードを没収されると、クエストで得たステータスとスキルのポイントが消されるらしい。誰もが強くなりたいという願望を持つので、ギルドカードを持つプレイヤーは、善人な者が多い。中には、運営に気づかれず悪さをしているプレイヤーもいるが…。
「ギルドカードを持つプレイヤーが、悪行を行えば、証拠をSSで撮って運営に報告すれば、直ぐに手をうってくれるよ」
「なるほど、カードを持ったら悪い事は出来ないな」
「……リサちゃん、悪い事するの?」
「いや、しないから」
心配そうに見つめるので苦笑いを浮かべて答える。話しているうちに、冒険者ギルドの建物へと辿り着いた。リサはアヤネを連れて、中へと入っていく。
「ふへぇ?」
見た目と裏腹に可愛らしい声を上げると、アヤネとネームを付けたパンツスーツ姿のプレイヤーが、スケッチブックから顔を上げる。暫く見つめると、
「理沙ちゃん?」
「そうだ。久しぶりだね綾」
3週間ぶりに会った。LINEでやり取りはしていたが、ゲーム内とはいえこうして会うのは凄く嬉しい。
「理沙ちゃん!」
アヤネはスケッチブックを丁寧にインベントリへ仕舞うと、リサに抱き着いてきた。
「ごふっ…むぐうっ…」
リアルと違い、身長を低くしたリサが、アヤネの胸に顔を埋もれさせる。アヤネの身長は、綾の実際の身長より高く175㎝程あった。胸は…リアルのリサより大きくDカップ程ある。
「理沙ちゃん…会いたかったよ~」
アヤネの胸に顔を埋もれさせているリサは、傍から見ればどんな風に見えるか? 少し息苦しくなってきたので、ウッドゴーレムに威嚇を命じる。
「あいた!」
アヤネの頭を叩いてもらい、解放してもらう。ウッドゴーレムは叩いた時に地面に落ちたが、無事に着地していた。頭を撫でて見下ろしたアヤネを、ウッドゴーレムが手を挙げて威嚇していた。
「理沙ちゃん、この木の人形は何?」
「私が作ったゴーレムだ。後、理沙じゃなく、リサな」
「うん、リサちゃん」
同じ言い方なのだが…。再会を喜ぶアヤネはリサを見下ろす。
「リサちゃん、身長が低いね? どうして? リアルをモデルにしなかったの?」
「あ~、知り合いに会うのが嫌だからな。そういう、アヤネも見た目が違うだろ?」
今のアヤネは紺色のパンツスーツに身を包み、大人の女性というイメージだ。胸も大きく、髪型も黒髪セミロングにしている。装備アイテムなのか眼鏡をかけて、出来る女性というイメージだが、中身は綾そのままで子供っぽい。
「うん、リサちゃんに憧れていたから、大人の女性をイメージしてキャラを作ったの。……変かな?」
不安そうに見つめてくるが、リサは笑顔を見せて答える。
「話し方とのギャップはあるが、良いと思うぞ」
「そう、良かった!」
嬉しそうにするとリサの腕を掴む。その行動にウッドゴーレムが反応したが、
「スキンシップだ。手を出すな。肩に戻れ」
命じるとウッドゴーレムがジャンプして、リサの右肩へと戻る。
「凄い、俊敏に動くゴーレムだね?」
「ステータスが高いから? かな? 良く分からないけど」
リサは、ウッドゴーレムを右肩に乗せながら歩きだす。その後を、アヤネが手を繋いで歩く。ゲーム内なのに、本物の手と同じでアヤネの温もりを感じる。良く、リアルでも彼女の手を引いて歩いていた。
リアルでは、リサは保護者の様な感じで、綾は可愛らしい娘の様に思えた。今は逆で、アヤネが保護者で、リサが娘の立場に見える。
(いや、娘より姉妹の方がいいか?)
キャラ作成時に年齢の記入は無かった。実際に、年齢制限もなく、すんなりとゲームを起動できた。
「アヤネ、実年齢より大人びて見えるけど」
「うん、実年齢より、年齢は高い設定だよ」
そう言いながら、カードのような物を見せてくれた。
「これは、ギルドカードって言って、実際に見るステータスには表示されない設定を記す事が出来るんだよ」
アヤネが見せてくれたギルドカードは、ステータスポイントや、スキルポイントを操作するステータス画面の、レベル、能力値、スキル以外の事が書かれていた。追加で年齢と所属クラン、裏面にはクエストの達成数、モンスター討伐数、チャージギルが記されていた。
アヤネ
種族:人間
職業:イラストクリエイター
年齢:23
所属クラン:なし
クエスト達成数:2回
モンスター討伐数:127体
チャージギル:500000ギル
ギルドカードを見せてもらったリサは、改めてアヤネを見つめる。
「23歳?」
「うん、ギルドカードの発行の時に年齢を書かないといけないから、23歳って書いたの。実年齢を偽っているけど、キャラクターとしての年齢だからね」
「あ~実年齢を偽っても大丈夫なのか?」
「うん、年齢制限のあるフィールドや、タワーがあるみたいだけど、入る時は設定した実年齢が反映されるから、入れないみたい。だから、キャラとしての年齢でプレイしても、実年齢の影響は受けて、制限はかかるよ。実際、未成年にアルコールは提供できないらしい。この姿で購入しようとしたけど、無理だった」
そんな話を聞きながら、リサは歩みを止める。
「ギルドカード、便利そうだな」
「うん、インベントリからお金を出さなくても、ギルドカードにチャージしたら支払いが出来るよ」
その為のチャージギルらしい。そうなると、アヤネは50万ギルも所持している事になる。
「儲けてるんだな」
「うん、でも、私の職業って、出費が多いから…」
イラストクリエイターと言う名前からして、ゴーレムクリエイターみたいなMPを消費する仕様の職業だと想像できた。漫画を描いているアヤネに適性の職業だと思う。
「何となく想像出来るけど、紙に書いた絵を具現化させる? スキルを持つのか?」
「え? うん。良く分かったね」
言い当てられて驚いた様子だった。
「私もクリエイターの職業だから、安易に想像できた」
「そうなんだ。ゴーレムクリエイターって、凄いんだね。その肩のウッドゴーレムも、MPを消費して作ったんでしょ?」
リサは話していない自分の職業や、ウッドゴーレムがMPを消費して作られたと知られて驚愕な表情を見せる。
「なんで分かったんだ?」
「ええと…この眼鏡で見ると、見たい対象の情報が分かるの。ごめんね…黙ってて…」
申し訳なさそうに俯くアヤネにリサは溜息を吐く。
「別に良いさ、アヤネに見られても気にしない。でも、どうしたんだその眼鏡、それにその衣服も、普通じゃないだろ?」
「うん、専属になった編集者の人から貰ったの。ガチャで出て余っているからあげるって! その編集者は、TDO発売当時からの課金プレイヤーなんだよ」
それを聞きリサは、課金プレイヤーに嫉妬の感情を抱いてしまった。
「TDOを題材に漫画を描くのなら、プレイヤーの事を知らないといけない。だから、この眼鏡で、描きたい相手を見つけたら、こっそりと見て情報を得なさいって…」
「見るのは良いけど、気づかれない様にしろよ」
「うん、気を付ける。それにしても、リサちゃん、LV1なのに、ステータス値髙いね。スキルも豊富だし、羨ましいよ」
羨ましそうに見つめられる。
「アヤネの職業は、誰か就いていたのか?」
「え? うん。専属の編集者が同じ職業に就いてるよ。他にも、イラスト業界、漫画家業界のプレイヤーが就いているって聞くよ」
「そうか…初めてじゃないんだな。初めて就いた職業だとボーナスで、ステータスポイントとスキルポイントが500ずつ貰える」
それを聞き、アヤネは酷く悔しがった。
「うぅ…私も初めての職業に就きたかったよ…」
そう言いながら、2人は歩き出す。
「そういえば、ギルドカードはどこで発行するんだ?」
「ええと、初めてログインした時にいた建物があるでしょ? あの建物がギルドの裏側で、表に入り口があるんだよ」
言われて右上のマップを確認すると、スタート地点の場所が、冒険者ギルドと書かれていた。リサは、アヤネを連れて冒険者ギルドへと向かう。その道中、アヤネにギルドカード発行の流れを聞いた。
ギルドカードを持つのに相応しいプレイヤーか、面接があるらしい。いろいろ便利なギルドカードは、ギルドでのクエストを受ける時に使用する。アヤネ曰く、レベルアップ以外に、クエストの報酬で、ステータスポイントとスキルポイントが報酬で貰える。
その報酬を得るには、ギルドカードが必要で、プレイヤーとしてのモラルも確かめられる。プレイマナーの悪いプレイヤーにはギルドカードは発行されない。そして、ギルドカードを持つプレイヤーがマナー違反をすると、カードが没収される。
カードを没収されると、クエストで得たステータスとスキルのポイントが消されるらしい。誰もが強くなりたいという願望を持つので、ギルドカードを持つプレイヤーは、善人な者が多い。中には、運営に気づかれず悪さをしているプレイヤーもいるが…。
「ギルドカードを持つプレイヤーが、悪行を行えば、証拠をSSで撮って運営に報告すれば、直ぐに手をうってくれるよ」
「なるほど、カードを持ったら悪い事は出来ないな」
「……リサちゃん、悪い事するの?」
「いや、しないから」
心配そうに見つめるので苦笑いを浮かべて答える。話しているうちに、冒険者ギルドの建物へと辿り着いた。リサはアヤネを連れて、中へと入っていく。
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