アカネ・パラドックス
超絶美人なのに男を虫ケラのようにあしらう社長秘書『玲子』。その虫けらよりもひどい扱いを受ける『裕輔』と『田吾』。そんな連中を率いるのはドケチでハゲ散らかした、社長の『芸津』。どこにでもいそうなごく普通の会社員たちが銀河を救う使命を背負わされたのは、一人のアンドロイド少女と出会ったのが始まりでした。
『アカネ・パラドックス』では時系列を複雑に絡めた四次元的ストーリーとなっております。途中まで読み進むと、必ず初めに戻って読み返さざるを得ない状況に陥ります。果たしてエンディングまでたどり着きますでしょうか――。
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感想ありがとうございます。
1ヶ月も貴重なお時間を費やしていただき、こんなややこしい話を最後までお読みくださり大感激です。
時間系の物語はどうしても難解になってしまうものでして、『もうひとりの茜』の回を書くに当たって作成したプロットは時系列の線や矢印の入ったコンピュータープログラミングのフローチャートみたいな物になってしまったのは本当のことです。物語り全体では、自分で書いていて意味不明、書き行く先を見失うのは日常茶飯事でした。
もしこのような時間系の物語がお好きでしたら、懲りずに『ツインズさまにはあらがえない』もぜひどうぞ。こちらもそんなややこしい話です。
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