白石華、猫アカウントへの道

白石華

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仔猫、久々にリア友と遊んで貰う

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 久々にリア友と遊んだ帰りにソーシャルディスタンスお茶会をしました。明るい内に窓を網戸にして換気も十分にして。
 この日のために仕込んでおいたゼラチンで固めて市販の砕いたパイクラムをクランブルみたいに敷くアップルパイを食べたり、粉コーヒーのフレーバーを試してみたり、ほうじ茶のそういうのをミルクで割ってみたりと、おうちカフェも簡単ではあるんですが、満足度は結構ありました。市販の粉のフレーバーでも、カフェラテで数の少ないちょっといいのだと、ナッツのラテとか、ハチミツ入りのとか、凝ったのが作る気力はないけど、そういうのを楽して飲みたいという、ズボラなうまい飲み物飲みたい人間にはとてもありがたいという……美味しい粉コーヒーがスーパーとかに行くと有りまして。
 それでまあ、それを飲んで美味しいねーってやりながら飲み食いもして、二人で抱えている作業の消費をする日にしようと思ったら、猫様の猫圧もありました。リア友も猫の下僕を自任するところであり、猫様第一のため、あんまり作業は進まなかったなー。代わりにお水を蛇口で飲む姿とか、垂れる水を前足でぺしぺしするところを見て、おお、リアルウチの子天才! とかやっていました。

 振りが長くなりましたが、自分もリア友も猫好きです、白石華です。

 今日はリア友も遊んでくれたからか、猫様も大ハッスルしたのか、リア友にわしゃわしゃして貰ってサバトラ猫の仔猫がよくやる、口をあけっぱなしにして前足をわちゃわちゃし続けたり、リア友にも抱っこされてもフニャンとして行儀よく抱かれていたり、突然、にゃーにゃー鳴きながらウロウロしたり、一通りそうしたらスヤア……と眠ったりと、猫様の中でも仔猫様あるあるを遺憾なく発揮していました。

 身体は3キロ弱と既に大人の体重なんですが体つきも遊び方もまだまだ生後半年の仔猫ちゃんのため、遊び方が可愛いらしいです、リア友談によると。まあ、こんなに遊んでくれるのもかまちょするのも仔猫の内だけですからね。多分。その内、前の子みたいに孤高の甘えん坊になるのだろうか。前の子は甘えるのがあんまり上手じゃなかったから、放っておいちゃった時もあったけど、なるべくそうならないようにしたいし、猫様からそう来るのは万々歳だから、作業を止められるのは困るけど、甘えたいときは甘えていいんだぞと、なるべくそうしてあげようと思ったのでした。甘えん坊どんとこいの余裕を持った飼い主になりたい。
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